どうやって重要文化財のお寺を復興させるのか？

名古屋を拠点に全国で活動する

経営コンサルタントの毛利京申です。

おはようございます

早速ですが、昨日、地元春日井市にある

天台宗の医王山薬師寺蜜蔵院という

1328年創建の田村院主に会いに

行って参りました

このお寺は、重要文化財などを含め29件が

県や市の指定を受けている古刹です。

半年ほど前に大きく中日新聞に上の

写真の多宝塔がオークションに出された

とのニュースを読んで、「これは何事ぞ」

と思い、『かちがわ大学』の場で、

歴史から寺の教えやオークションの流れ、

そして、再建に向けた前向きな話など

田村院主にお話していただきたく、

お願いに行ってきたのです。

https://kachigawa.info/

実際に本堂やらいろいろ境内を見て

参りましたが、檀家が20人ほどしか

いないので、京都のお寺のように

観光地として整備されていないので、

拝観料もないので、正直いつかは

更に荒廃して荒れ寺になってしまうと

虞を抱きました

過去は、僧たちの修行と位を受ける

場として栄え、塔頭36坊、と修行僧

3000人を超えたと言われております

「かちがわ大学」は、「人間力」を

磨くというコンセプトです。

これはまさにお寺が目指すところであり、

「是非、お話させて欲しい」と快諾を

受けたのです

田村院主は、「今のお寺は葬儀だけを

やればいい」と、考えている僧が

蔓延しているけど、そもそもお寺は

学問や文字の読み書きを教えるだけ

ではなく、人の生きる道を教えること

が本来の目的。

ところが、今のお寺の本来の目的が、

形骸化されてしまい、どんどん衰退が

始まったと思います

私が見る限りでは、ここを補修するには

1憶円はかかりそうです

これからかちがわ大学で意見を出し合い

知恵を絞り、再建できるように

頑張りたいと思います

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