先日、プログラムの打ち合わせで

客先へ行った時の事です。

 

打ち合わせを始めて数分したところで担当者から

「もれさん・・・今日、物凄くタバコ臭いですね。」

と言われました@@;

 

もれは21歳の頃から喫煙していて

この日も客先へ向かう車中で

2本ほどのタバコを吸いました。

 

もれ「ここに着く5分くらい前に吸ったからですかね・・・。」

 

そのまま打ち合わせが完了して

プログラムの納期などを話していると

ドン!!と壁の外で大きな音がしました。

 

隣の部屋にいた人たちが駆け込んできて

「何の音!?」

「もれさんが転んだのかと思った!」

などと言うので

「多分、この壁の裏側(屋外)ですね。」と

様子を見に行きました。

 

そこは喫煙所になっていて

吸殻を捨てる容器が地面に転がり

壁に茶色い飛沫が飛び散っていました。

 

もれ「・・・爆発した・・・?」

担当者「タバコだけだと爆発しないですよね。」

 

確かに吸殻がちゃんと消火できていなくても

爆発するなんて事は稀有です。

 

すると吸殻を捨てる容器が置いてあった場所に

肉球のついた動物の足跡が^^;

 

どうやらねこさまが

ここから倉庫の屋根にジャンプしようとして

誤って吸殻捨てにぶつかってしまったようですw

 

爆発か!?と思うような大きな音でしたから

かなりの勢いでぶつかったのでしょうね・・・

 

原因がわかったので室内に戻ると

先に戻っていた担当者が

「もれさんが入ってきたらすぐわかりますね!」

と言いました。

 

『どういうことだろう?』

 

担当者「尋常じゃない臭いですから。」

 

もれ「え!?まだ臭ってます!?」

 

打ち合わせ開始から1時間近く経っているのに

まだタバコ臭いというのです。


担当者「今までも多少、

 タバコの臭いがすることはあったけど

 今日は特別臭いますよ。

 もれさんが歩いたコースがわかるほどに。」

 

『どうしてだろう・・・?』

 

打ち合わせで家を出る前にシャワーを浴びて

洗濯あがりの服を来て、車に乗った・・・
つまり車に原因がありそうです。
 
だけど取り立てて特別なことはしてない気がするし
タバコも2本しか吸っていません。
 
これまでの打ち合わせも
同じ車で同じ様にタバコを吸いながら運転していたのに
なぜ今日だけ・・・?
 
この日は小雨だったとはいえ
タバコを吸うときは窓を数cm開けています。
 
湿気が多くて臭いをたくさん吸着したのでしょうか?
 
考えても原因はわからず
打ち合わせを終えて帰路に着きました。

 

走り始めて数分後

折からの雨のせいかフロントガラスが曇りました。

 

この日は暑くも寒くもなかったので

エアコンを切っていたのですが

曇りを取る為にエアコンのスイッチを入れました。

 

瞬間、「ぐはっ!」となるような異臭が飛んできました。

 

そうです。

フロントガラス下のエアコン通風孔から出てくる風こそ

この日の悪臭の原因だったんです。

 

そういえば、往路でもガラスが曇って

曇り取りをしましたが

その時はタバコを吸いながらだったので

悪臭に気づかなかったんですね>_<;

 

帰宅後、打ち合わせ結果についてメールを担当者に送り

追伸として悪臭の原因について伝えました。

 

ここの臭いってどうやったら取れるんでしょうね???

 

 

 

<つづき>

 

新PCの環境を整えるために

いくつかのフリーソフトをダウンロードしていると

どこからか

カッツン・・・カッツン・・・という音がしてきました。

 

『・・・嫌な音だな・・・。』

 

音は間違いなく新PC(Win10)の本体から聞こえるのです。

 

そしてもれの経験上

カッツン・・・カッツン・・・という音は

ハードディスクの障害の予兆なのです。

 

すぐにWin10のイベントログを確認しましたが

Diskエラーや警告はありません。

 

ハードディスクのチェックツールを動かしても

異常なしでした。

 

『とりあえず、今はまだ大丈夫そうだけど・・・。』

 

いくつかのフリーソフトのインストールが終わって

画面をWinXPに切り替えました。

 

WinXPに有って、Win10に無いフリーソフトを

リストアップしていると夕食の時刻になったので食事へ。

 

部屋に戻って、フリーソフトのリストアップの続きを

と思ってWin10に画面を切り替えると

見慣れぬ画面が・・・@@;

 

『どう見ても・・・BIOS画面だよな・・・。』

 

BIOS画面というのはパソコンの起動設定などをする画面で

Windows起動前のパソコンを制御する画面です。

 

『なんでBIOS画面に・・・?』

 

とりあえず、BIOS画面を抜けると

PCメーカーのロゴが表示されて・・・

再びBIOS画面@@;

 

『えぇ!?』

 

BIOS画面の内容を見てみると

起動デバイスの欄にあるはずの

ハードディスクの名前がありません。

 

DVDドライブの名称だけが表示されています。

 

『こ・・・これは・・・ディスクが認識できなくなってる!』

 

何度かBIOS画面から抜けてWindows10の

起動を試みましたが

一度だけ、起動画面に移ったものの

Windowsの画面にはならず

再びBIOS画面に戻ってしまいました。

 

完全にハードディスク障害です>_<;

 

新PC・・・実稼働時間は仮セットアップをした日を含めて

一週間にも届きません・・・。

 

メーカー保守期間などを確認するために

WinXPのメールソフトを起動しました。

 

購入が2016年4月で・・・保証期間は・・・1年@@;

 

見事に保証切れ・・・;

 

ということで、サポートに連絡して

有償で修理を受けることになりました。

 

まだもれはWindowsXPを卒業できないのですね・・・;

 

とはいえ、CPU切替器

ATEN CS-1742 は

2台PCのマルチディスプレイ(2台)環境を

使いたいというかたにはオススメです!

 

上位機種にCS-1744があり

こちらは4台のPC~2台のディスプレイを使えます。

 

値は張りますが・・・^^;

 

<つづき>

 

新PC(Windows10)と既存PC(WindowsXP)の

ディスプレイケーブルをCPU切替器(ATEN CS-1742)の

入力側に繋ぎ、VGAっぽいケーブルから出ている

USBケーブルをそれぞれのPCのUSBポートに接続しました。

 

既存PCに繋がっていたキーボード、マウスを外して

CPU切替器のキーボード、マウス端子(いずれもUSB)に

差し替えて、いざ!電源投入!

 

サウンド端子はまだ既存PC~スピーカーのままです。

まずは映像が映って、キーボード、マウスで

操作ができなければ意味がありませんからね^^;

 

電源投入するとCPU切替器正面の

2つのボタンが光ります。

ボタン 1 が新PCで

ボタン 2 が既存PCです。

 

まずはボタン 1 の新PC(Windows10)の画像が

2台のディスプレイに表示されました。

 

マウス、キーボードの反応も良好です^^

 

ボタン 2 を押すとピッという音がして

2つのディスプレイの画面が

既存PC(WincowsXP)に切り替わりました。

 

同時にブモッという

XPがUSBデバイスを認識した時の音がしました。

 

キーボード、マウスともに動きました。

 

ただ、もれはマウス速度をかなり速くしているのに

切替直後は遅いです。

 

ワンテンポ遅れて本来の速さになります。

 

もう一度、Win10に切り替えて・・・

WinXPに戻してもブモッという音がして

同様にワンテンポ遅れてから

マウスの速さが戻ります。

 

これはWinXPの仕様なのかもしれませんね。

 

Win10側は全く問題ありません。

やはりサポートの切れたWinXPは

時代に排除される運命なのですね;

 

操作はOKなので次はスピーカーも

CPU切替器経由に変更しなくてはならないのですが

その前にWin10に仕事で使うアプリなどを

整えることにしました。

 

音よりもアプリ環境のほうが

もれ的に優先事項なのです。

 

<つづく>

<つづき>

 

CPU切替器が届いたので開梱すると

切替器本体と

VGAの形のコネクタのケーブルが4本同梱されています。

 

このVGAっぽいケーブルは2種×2本あって

ひとつはVGAの根本からUSBのコネクタが、

もう一種はピンジャック(サウンド)が出ています。

 

そしてマニュアルは英語@@;

 

英語の苦手なもれが読んでもわからないのは

当然なので、図解のほうを見ましたが

やはりよくわかりません^^;

 

『う~む・・・』と悩んでいると

切替器のVGA(入力)ポートの色と

VGAケーブルの色が対応していることに気づきました。

 

ということで接続の概要図はこんな感じです。

 

 

上図、黒線はVGA(ディスプレイ)ケーブルで

青線はUSBケーブル、赤線はサウンドケーブルです。

 

ただし・・・もれのPC環境は

こんな単純明解な接続ではありません^^;

 

実際には・・・

こんな感じで変換コネクタの嵐ですw

 

①:新PCのグラフィックボードのDVI-Iポートには

切替器付属のVGAケーブルが挿さらないので

DVI-I ~VGA変換コネクタです。

 

②:同様にDVI-D ~VGA変換のコネクタです。

 

ちょっと脱線しますが、ここで注意すべき点は

DVI ケーブルにはDVI-IDVI-Dという

2種類の規格があります。

 

もれがこれまで持っていたDVI~VGA変換コネクタは

全てDVI-I 対応でした。

DVI-I の変換コネクタでは

DVI-D 規格の映像は映りません。

 

そのため、急遽、DVI-D~VGA変換コネクタを

購入するハメに・・・;

 

③、④、⑤については

元々あったWinXPのPC側です。

 

こちらのパソコンはグラフィックボードが使えません。

 

グラフィックボードを挿すマザーボード側のポートが

壊れてしまっているので

拡張のディスプレイポートが無いのです。

 

1台のディスプレイであれば

オンボードのVGAポートがあるので問題ありませんが

拡張ディスプレイポートが無いので

マルチディスプレイにできないのです。

 

そのため、2台目のディスプレイは

アイオーデータ製のUSBマルチディスプレイアダプタで

接続していました。(上図⑤)

 

USBマルチディスプレイアダプタ経由で

CPU切替器に接続して

マルチディスプレイが使えるのか?

 

ここは一か八か・・・といった感じでしたが

流れている信号はDVI-I 規格ですから

USBマルチディスプレイアダプタでも

CPU切替器経由でディスプレイに繋がるはずです。

 

結果的には「使える」が答えですが

そこに至るまでに壁がありました。

 

CPU切替器への入力はVGA規格ですから

USBマルチディスプレイアダプタからの出力規格の

DVI-I をVGAに変換する必要があります。

 

DIV-I とVGAの変換コネクタは持っていたので

繋いでみましたが、ここで驚愕の事実が・・・w

 

コネクタにはオスとメスがあるのは

皆さんご存知だと思いますが

CPU切替器に付属のVGAケーブルはオスです。

 

もれが持っているDVI-I ~VGA変換コネクタの

VGA側もオスなのです。

 

オス同士ではケーブルが挿さりません>_<;

 

ここで登場するのが

④のケーブルと⑤の変換コネクタです。

 

既に繋ぎ替えの作業を開始していました。

 

この時点でネット注文したのでは

届くまでに日数がかかるので

作業を中止しなくてはなりません。

 

ということで、地元の家電ショップK'sデンキへ走りました。

 

店員さんに事情を話すと

店員さんも経験が無いということで

二人で紙に絵を描いて

どのパーツを使えば繋がるかを相談しました。

 

こういうとき、K'sデンキの店員さんは

ちゃんと一緒に悩んでくれるので

もれは大好きです ♡

 

すると店員さんが

「こういうのはどうでしょう?」と

変換ケーブルを持ってきました。

 

これが④のケーブルでDVI-I 規格を

VGA規格に変換してくれるケーブルでした。

 

しかし、これは一方がDVI-I 規格のメスで

反対側がVGA規格のオスでした。

 

もれ「VGAがオスだと

 相手のケーブルもオスなので繋がりません。」

 

店員さん「あ!そうか・・・であれば・・・。」

ともうひとつ、パーツを手に取りました。

 

これが⑤のパーツで

とても小さいのですが

VGAメス~VGAメス変換用のコネクタでした。

 

今までにも目にしたことはありましたが

『こんなの必要になることあるのかな?』って

軽く考えていました^^;

 

まさに必要!w

 

VGAオス同士で繋げられない!って時に

このパーツを使えば接続できるんですね。

 

店員さん「もし繋いでみて映らなければ

 2週間以内にレシートと現品を持って来れば

 返品できますので。」と

使えなかった時の対応も親切です^^

 

ありがとう!K'sデンキさん!

 

ということで、これらを購入しました。

 

タラタラ書いてもわかりづらいので絵にしました。

 

ややこしい変換ですw

 

口の形だけ見れば

左から3番目のDVI-I ~VGA変換ケーブルを

CPU切替器に挿せば繋がるじゃん!って感じですが

右から2番目のCPU切替器付属のVGAケーブルは

USB、もしくはサウンドのケーブルが一体化しているので

これを使うことが必須なんです@@;

 

そして接続完了!

 

いざ、マルチ環境テストです!

 

<つづく>

<つづき>

 

さて、マルチPCのマルチディスプレイ環境を構築するには

CPU切替器が肝になります。

 

ネットで検索すると

ディスプレイ側は複数台対応していても

PC側が複数台対応ってのはなかなかありません。

 

CPU切替器を製造販売しているメーカーの

コールセンターに電話をしてみました。

 

CPU切替器大手の3社に電話しましたが

いずれも回答は

「複数PCに対応しているような切替器はありません。」

でした。

 

さらにネットでキーワードを変えつつ

複数PC対応の切替器を探していると

ATENCS-1742 という切替器がHITしました。

 

製品ページを見てみると・・・

2台のPCで2台のディスプレイを切替する

図解説明があるじゃないですか^^v

 

念のため、サポートデスクに電話すると

2台のPC(いずれもマルチディスプレイ対応が必須)で

2台のディスプレイを共有できることがわかりました。

 

ただし、ディスプレイAはPC1、ディスプレイBはPC2

のように、1台ずつ分けて使うことはできず

PC1でディスプレイA,Bを使用、

PC2でディスプレイA,Bを使用という

切替方式しかないとわかりました。

 

でもキーボード、マウス、ディスプレイを

共有できれば充分です^^

 

サポートデスクの担当者はさらに

「USBデバイスも共有できます」と言いました。

 

『なぬ!?』

 

このCPU切替器は

USB接続しているプリンタも

ディスプレイなどと一緒に切替可能なのです!

 

機種は決まったので金額を

価格ドットコムで確認すると・・・

『高い!!!』

2万ギル以上もするじゃないですかっ@@;

 

でも・・・他に思い当たるメーカーもなく

既に問い合わせたメーカーからは

全てNG回答なので仕方ありません。

 

ネットで注文しました。

 

次回、接続編です。

 

<つづく>

 

 

もれは曲がりなりにも

フリーランスのシステムエンジニアを

名乗っているのですが

使っているパソコンは

未だにWindowsXPという時代遅れエンジニアですw

 

世間ではWindows10が最新OSになっており

知識も遅れてしまっていました。

 

これではいかん!と思い立ったのが

昨年の4月でした。

 

ということで昨年4月に

ネットでパソコンを購入することにました。

 

Windows10で拡張性の高いタワー型PCを選び

CPUやメモリ、HDDなどパーツを選定して

金額の折り合いのつくところで購入しました。

 

やがてPCが届いたので箱から出すと

想像よりかなり大きい筐体に驚きましたが

拡張性を求めたので大きいのは仕方ありません^^;

 

部屋に運んだところで問題発生!w

 

今までのPCはハーフタワー型で

その場所は狭すぎて

今回のPCが置けないのですwww

 

更にはお客様へ納品しているシステムの都合上

今までのPCも残しておかなくてはならないので

スペースがありませんw

 

見事なまでの誤算w


仕方なく、部屋の外の廊下に置いて

仮セットアップだけ済ませました。

 

そして・・・部屋にスペースを作ろう!

と思い立ったのが今年10月上旬でしたw

 

1年半もほったらかしで

友人スヌーピー氏からは「もったいない!」と

何度も言われていました。

 

重々承知しております^^;

 

とはいえ、前のPCを残さないといけないのは

やはり変わらずです。

 

もれは前のPCをマルチディスプレイで使っていました。

 

Accessなどで開発する際に

動作する画面とプログラムコードを

それぞれのディスプレイに表示したほうが

格段に効率が良いからです。

 

新しいPCもマルチディスプレイで使いたいのですが

単純に考えるとディスプレイが4台になってしまいます。

 

もちろん、そんなスペースはありません。

 

かといって、その都度ディスプレイケーブルを

差し替えるのも非効率ですから

PC(2台)×ディスプレイ(2台)の

マルチディスプレイ環境を構築しようと思い立ちました。

 

<つづく>

<つづき>

 

糸を垂らして数分ごとに

餌を付け直して糸を垂らします。

 

練り餌は水溶性なので

時間が経つと溶けて無くなってしまうのですね。

 

数回繰り返したところで

もれが「今日も坊主(釣れなかったら)だったら

 もうお寺に就職しないといけないねぇ~。」などと

冗談を言いつつ、待っていると

ぼ~っとなってきましたw

 

すると友人が「ちょ!引いて!!」と叫びました。

 

『なぬ!?』と水面を見ると

浮きが完全に沈んでいます。

 

「うりゃ!!」と力一杯竿を引くと

今度はうまく針がかかったようで

鯉が暴れました。

 

大きな鯉だと10分近く攻防があるようですが

今回の鯉は2分もしないうちに

疲れたのか、岸に寄せることができました。

 

もれが35年ぶりに釣り上げた鯉は

30cm強といったところで

友人曰く「小型」だそうです。

 

エラに人差し指、口に親指を入れて

記念撮影したらリリースです。

 

残念ながらその後は2回ほど

あわせるのに失敗して逃げられましたが

やはり釣れると楽しいですね^^

 

ですが、すぐ集中力が切れて

トークに夢中になってしまうというもれは

釣りに向いてないのかもしれません^^;

 

帰宅後、夕食時に母から

「なんで釣った鯉を持ち帰らなかったのか!?」と

言われました。

 

捌いて食うつもりだったの!?www

先日、友人からブラックバスよりも鯉の方が

引きが強くてオモシロいから

体験してみないか?と誘われました。

 

もれは竿どころか道具一式を持ってないので

友人の竿を借りて体験って感じです。

 

友人宅からほど近いため池に移動して

道具の用意をしていると

何度もバシャッと鯉が水面を跳ねています。

 

もれ家近くの池に比べると

個体数が多いのか

かなりの頻度で水面を跳ねているのが見えました。

 

練り餌などは友人が練ってくれたので

糸を垂らしてしばらく待っていました。

 

練り餌が水に溶け出すと

その臭い(?)だか味(?)で

鯉が寄ってくるのだそうです。

 

もれが幼い頃、最後に釣りをした時も

撒き餌をしていたのを憶えています。

 

友人「浮きが沈んだら竿を立てて

 グンッて引っ張ってね。」

 

ザックリ理解して10分ほど経った頃

浮きがピクピクッと動きました。

 

友人が「今!!」というので

ヨッという感じに竿を引くと

確かに手応えがあって竿がグンッと曲がりました。

 

でもすぐに手応えが消えて

竿も真っ直ぐに戻ってしまいました。

 

どうやらヨッという程度ではなく

力一杯引かないといけなかったようです。

 

いわゆる「あわせる」という動作だそうで

鯉は餌を食べる時、

人間の呼吸のように吸って吐いてを繰り返すため

吸ったタイミングで竿を引くと

釣り針が鯉の口内部に引っ掛かる

という仕組みなのだそうです。

 

餌を付け直したりしながら

さらに数分待機です。

 

<つづく>

<つづき>

 

鉄工所を手伝い始めてから

早一ヶ月が経過して8月20日になりました。

 

もちろん、その間、もれは学校の用事や

お盆などで数日は休んでいますし

日曜日は鉄工所自体がお休みです。

 

それにしても一ヶ月間

毎日ドリルと梱包だけを延々と繰り返す・・・

当時のもれは我慢強かったのですねぇw

 

そしてこの日は給料日なのです。

もれにとっては鉄工所のアルバイト最終日でもありました。

 

ひとりずつ明細と封筒が渡されました。

 

もれの手取りは

時給400円でおよそ27,000円でした!

当時の高校生にとっては大金です (¥v¥)。

 

時給400円って安いだろ!?と思うでしょうが

もう30年も前の相場です。

当時、もれ地域の高校生のバイト賃金というと

時給500円前後が良いところでした。

※もれ高校は禁止でしたけどw

 

相場に比べると100円も安いことになりますが

単純作業だったので特に気にしていませんでした。

 

鉄工所のおじさんが

「ちゃんと明細と金額が合ってるか数えてくれよ。」

というので、札と硬貨を数えていると

首筋辺りに人の気配を感じて

ハッと振り返りました。

※当時は給料は手渡しが主流でした。

 

そこには親戚のおばあさんが居ました。

 

そして今にも目玉がこぼれ落ちそうなほど

目をかっ広げて、もれの明細を見ています。

 

「もれ君!あんたの時給400円なの!?」

と大声を挙げました。

 

もれ「ナイショでお手伝いですから。」と

少ない理由を告げると

おばあさんは何も言わずに

鉄工所のおじさんの所へ歩いて行って

大きな声で怒鳴りつけました。

 

「あんた!もれ君の時給が400円ってどういうこと!?」

 

『いやぁ・・・安いことを直談判してくれるのは

 うれしいけど・・・

 元々そういう約束だったからなぁ・・・。』

とちょっと居づらい雰囲気でしたが

次のおばあさんの一言に驚愕しました。

 

「私より時給が100円も高いってどういうことなんよ!?」

 

『えぇぇぇぇっ!?おばあさん・・・時給300円かよ!?@@;』

 

鉄工所のおじさんもタジタジですが

「だって、台車で物運ぶだけでしょ?

 もれ君は機械使ってたでしょ?」

と逃げ腰になりながら言いました。

 

おばあさん「私だって教わればできる!」と

引き下がりません。

 

仕方なく、全員でドリルの前に移動して

おばあさんにドリルの使い方を教えました。

 

もれ達も遠巻きに見ていると

一本目のサッシを持ち上げた途端に

ガラガラガッシャ~ンとサッシの山を崩しました。

 

おじさん「ほら。やっぱりおばあさんには無理でしょ?」

 

おばあさん「手が滑っただけや!」

 

おじさん「でも・・・ほら。」とサッシの傷を指差しました。

 

「この傷は消えない・・・。」

 

もれも横から覗き込むと

ザックリとアルミが削れてしまっています。

 

しかも積んであった翌朝分の10本のほとんどが

消えない傷にやられているだけでなく

角が削れてしまっているものもありました。

 

おばあさんは渋々諦めて

「時給300円で良いわ・・・。」としょんぼりしました。

 

その姿に鉄工所のおじさんも

「わかった。長く勤めてもらってるから

 来月から400円にしよう!」と値上げ宣言です。

 

おばあさんは大喜びです。

 

ところが他のおじさん達から

「わしらは?」という声が挙がると

鉄工所のおじさんは聞こえないフリで

傷ついたサッシを拾っています。

 

おじさん達がもう一度「わしらの・・・」

と言いかけた瞬間、おばあさんが

「あんたらは据え置きでええやろ!?」と

鬼の形相ですw

 

おじさん達は「はい」と肩を落としました。

 

こうしてもれの初バイトは終わりました。

 

最近、その鉄工所が潰れたので

思わず記事にしてしまいました。

 

良い経験だったと思います。

 

ただ、例のオッサンがもれの事を

トモダチと思ったのか

最近までもれをジ~ッと見ながら

スクーターで通過していくのが

やたらと気になりましたけどね^^;

 

<おわり>

<つづき>

 

7月も終盤に差し掛かり、もれもドリル工程に加えて

次の工程の梱包も兼任するようになりました。

 

梱包と言っても重ねたアルミサッシを

梱包台に置いてフットスイッチを踏めば

自動的にプラスチック製のテープが巻きつくため

難しいことはありません。

 

今まではオッサンがやっていた工程でした。

 

もれが梱包をすることでオッサンの担当が

梱包~包装~トラックへの積み込みから

包装~積み込みだけになりました。

 

この積み込みはクレーンを使うため

免許が必要で鉄工所のおじさんか

オッサンしかできない作業なのだそうです。

 

バイクに加えてクレーンの免許も取れるのですから

食べ残しの菓子を食う以外は

ホントに普通の人なんですけどねぇ。

 

オッサンの分担を減らして

もれに割り当てられたのには理由がありました。

 

この数日は朝からひっきりなしにトラックがやってきて

必要な本数のサッシを積み込むとすぐに出て行って

またすぐに別のトラックが来る

というのを繰り返していました。

 

納期が迫ったようで今までは

運送業者がまとめて集荷してから

現場ごとに分けて運んでいたのですが

納期がギリギリなので直接、

それぞれの現場へ運んでいるのだそうです。

 

トラックを待たせるわけにはいかないってことで

オッサンの役割を包装と積み込みだけにして

もれが梱包を兼任するようになったのですね。

 

それでも工程が遅れているようで

鉄工所のおじさんから

「もれ君。明日、終日できんかのぉ?」と

頼まれました。

 

特に予定もなかったのでOKして

翌日は午後からも手伝うことになりました。

 

すると親戚のおばあさんが

「私もええよ~。」と名乗り出ました。

 

鉄工所のおじさん「じゃあ、明日はフルメンバーで

 一気に片付けてしまおう!」と言いました。

 

 

翌日は朝からフルピッチでドリル~梱包を頑張りました。

 

お昼の段階で鉄工所のおじさんも

「この分なら間に合うなぁ~。助かります!」と

作業をしている全員を労いました。

 

お昼休憩になったので

もれは一旦、帰宅して昼食を食べて

12時45分に再び鉄工所を訪れました。

 

鉄工所の前の床机では

他のおじさん達が弁当を食べています。

 

どうやら弁当業者が毎日配達してくれているようで

みんな同じ弁当を食べていました。

 

「もれ君もここに座って麦茶でも飲みな。」と

呼ばれたので、雑談しながら作業再開を待ちました。

 

5分前になるとみんなが立ち上がったので

もれも作業へ向かおうとしましたが

ふと、例のオッサンに目を向けました。

 

オッサンは他のおじさん達が食べ残した弁当を

自分の弁当ケースに移しています。

 

『うわぁぁぁ・・・。』と思っていると一人のおじさんが

「もれ君。見ないでやってくれ。

 あいつはあれが毎日の楽しみなんや。」

と耳打ちしてきました。

 

「あれと独り言さえ無ければ

 仕事は言われた通りにやるから

 どこにでも勤められるのにな。」

とおじさんは付け加えました。

 

独り言はスクーターで走っている時に

よくブツブツ言ってたので

思い当たる節がありましたが

仕事中は無口で、オッサンがサボっているのを

見た記憶がありません。


親戚のおばあさんはよくサボって

一人で麦茶を飲んでましたけどねwww

 

オッサンは全ての食べ残しを

自分の弁当ケースに移し終えると

やはりスクーターのシートの下に

入れていました。

 

『真夏にそんな所に入れてしまったら

 後で食べる頃には腐ってしまってるのではないか?』

と考えているもれ自身にハッとしました。

 

『いやいや!腐ってしまうという以前に

 他人が食べた弁当の残り・・・

 つまり残飯を集めて後で食べるってことに

 違和感を持つべきであって・・・』

と、徐々にオッサンに慣れてしまっているもれ自身に

戸惑っているうちにブ~~~ッとブザーが鳴ったので

もうゆっくりしてられません。

 

今日発送分のサッシを全て出荷する!

という全員の共通目標のために

文字通り汗だくになって頑張りました。

 

15時のブザーが鳴った時には

もれが最後の梱包をしているところで

あとはオッサンがクレーンでトラックに積めば終了でした。

 

なんとか間に合ったので全員で万歳三唱しました。

いや・・・させられましたw

 

翌日からはいつものペースに戻って

もれとおばあさんは午前中だけ

というスケジュールで

ズルズルと一ヶ月が経過しました。

 

<つづく>