幼児期からの種まきが小学生で開花する?《製造プロセスを理解する》 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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5歳の時にプレゼントでいただいてから、娘が今でも大切にしている本があります。
 
それが、こちら。
 
 
原書は1974年なので製造工程も古いのですが、逆にこのシンプルな工程が幼児期の子どもには受け止めやすいのだと思います。
 
『ゴム、紙、本、石炭、電気、ガラス、スチール、石鹸、プラスチック、ペンキ、木綿、洋服、羊毛、果物と野菜、はちみつ、砂糖、チョコレート、塩、パン』等がどのように作られるか。日頃完成品しか目にしていない子ども達にとって、製造工程を探る時間は、日常とはかけ離れたワクワクな時間。
 
一緒に読みながら、たくさんの質問を受け、ヒヤヒヤした時間が思い出されます(笑)。
 
あれから5年。
 
この日のおしごとは、あの日の本の中で見た「パン職人」♡

 

「原材料」「中間財」「最終財」などという言葉と共に、改めてどのような工程でパンが作られるかを確認していきます。

 

市場に出回るまで、出回ってからのビジネスプロセスも確認。生産者と消費者との関係とは。コストとはいったい何か。そんな部分も含めながら、日頃いただいているパンを題材にモンテッソーリの経済地理学に触れた時間でした。

 

鉤の手の原理で、すべてが繋がっているモンテッソーリ教育。知っている知識の上に新たな知識を積み上げていくその手法は、幼児期から児童期においても変わりません。娘が日頃行っているおしごとと呼ばれる活動は、ほとんどが幼児期に種まきされたもの。

 

決して机の上で「知育」として蒔かれた種ではなく、絵本だったり日頃の親子の会話だったり、夕食の席での時間だったり…。この何でもない時間こそが、子どもの知的好奇心を刺激し、将来への学びの時間に繋がるものなのだと感じます。何でも吸収してしまう乳幼児期だからこそ、世の中のたくさんの不思議に触れて、時には大人を困らせるぐらいに質問攻め。

 

でも、こんな質問を一つ一つ大切にされてきた子どもたちは、日々思考を止めず、また新たな質問を考える…。そんなサイクルが自然と身に付いているのだと思います。

 

我が家の10歳は、今まで知らなかった世の中の仕組みを知るにつれ、新たな疑問が生じている様子。

母の学びもストップできそうにありません^^;

 

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