小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
夏からスタートしたホームモンテッソーリのお手伝い。
いつかは必要な方々のお役に立てるようになりたいと何年も願いながら、なかなかその一歩が踏み出せずにいました。
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折角お声がけいただいたのならと、勇気を振り絞ってお引き受けさせていただき始めた今回の試み。
毎日、驚くほどの学びが続いています。
ブログを書くために教師養成講座のノートやモンテッソーリガイドたちとのやり取りを見返したりすることも多いのですが、自らの記録用記事とは異なるメールによるお手伝い。
成長を続けるお子さんたちの援助のために必要なことを今まで学んできた知識から取捨選択し、もう一度自分の中で消化し、お届けするこの作業は母の学びの次元を高めてくれていると感じています。
時には一つのご質問にお答えするのに半日以上要することもありますが、必要な情報を資料にまとめたり、お子さんの年齢に合わせて声がけについて具体例をご提案したり、我が家が経験してきた多くの失敗が活かされていることに喜びを感じています♡
最近モンテッソーリ教育そのものについて考えることも増えました。
子どもの活動とは単なる好奇心や探求以上のものであることに気付いたモンテッソーリ。
動きと心が一体になるとそれが目的を持ったものになる。
折り紙を床一面にばらまいてみたり…。
トイレットペーパーがどこが終わりかと転がしてみたり…。
ティッシュペーパーが終わるまで一枚ずつ抜いてみたり…。
「紙」一つとっても子どもの活動はとどまることを知りません。
具体物と動きがセットになると、その場で建設的な活動がスタート。
いたずらに見えても、大人には意味のない活動に見えても、子どもにはちゃんと意味がある。
人間の行動を科学的に注意深く観察していた科学者のモンテッソーリは見抜いていたのだと思います。
モンテッソーリ教育というと、幼児期から取り入れられる言語教育や算数教育に目が行きがちですが、モンテッソーリ自身は子どもに読み書きを教えることも計算を教えることも全く興味がなかったといいます。
彼女の興味はただ一点。
「カリキュラム」ではなく「子ども」。
特別な学習計画があったわけでもなく、時間割があったわけでもない。
何歳で何を学ばなければならないというガイドラインも当然ありませんでした。
ただ彼女が知りたかったのは子どもの中で行われる自然な学びのプロセスを知ること。
散歩道、小石を順に並べる子ども。
たまたま家にあったボタンを色分けする子ども。
おままごとのお皿をどこまで積めるか試みる子ども。
誰が教えたわけではなくても、日常には子どもの学びが溢れています。
こんな「自然な学び」を出発点とするモンテッソーリ教育。
これらを大事にし、整理していくことで、子ども達は更なる成長を遂げることが出来るようになります。
すでに娘は10歳となってしまいましたが、日々やり取りをさせていただいている幼児期のお子さん達の持っているチカラに日々大きな感動をいただいている母。
本当に子どもは偉大だと感じずにはいられません。
★★
子どもの動きの重要性を紐解く一冊はこちら。何度読んでも納得させられます。
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