前置詞 + 関係代名詞 と言う形の文。

 

This is a mistake for which I am responsible.

 

be responsible for ~ ~に対して責任がある。

This is a mistake.

I am responsible for it.

だから

This is a mistake which I am responsible for.

となるべきところが、for を引っ張って for  which となっている。

これは間違いだ、その間違いに私が責任がある。

→これは私に責任がある間違いだ。

 

Excitment is like a drug, of which more and more will come to be required.

Prople can surprise us by some action of which we never thought them capable.

 

excitment 興奮  drug  麻薬  come to ~ ~するようになる require  を必要とする capable of  できる

 

Excitment is like a drug, and of it more and more will come to be required.

ということだが、of it はどこの位置にあったのかと考えると、more and more of it

とそこしかない。それのより多くが必要とされるようになってくるだろう。

→ 興奮は麻薬のようなもので、段々と多くの量が必要とされるよっになってくるものだ。

Prople can surprise us by some action 人々はある行為によって私達を驚かせる。

we never thought them capable of it.

themとはpeopleのこと、it はsome action.

私たちは人々がそんな行動ができるとは決して思わなかった。

→人々は私達が人々がそんな行動ができるとは決して思わなかったような行動をして私達を驚かせることがある。

 

関係詞がその前に前置詞を引っ張ってくる事があるが、もっと何かひっぱってくる事がある。次のような文がそれだ。

 

He wrote many delightful books, some of which you will read when you are old.

some of whichを元の位置に戻してみると、you will read some of themである。themがwhichになって、some of which という塊のまま前に出た形になっている。

→彼はたくさんの楽しい本を書いたが、あなたも年をとったらそれらのいくつかは読むことだろう。

 

Here's a machine, some parts of which have been manufactured in Japan.

He saw a tall tree, some of the branches of which were broken.

 

ここに一台の機械があるが、そのいくつかの部分は日本で作られたものだ。

彼は高い木を見たが、その木の枝の何本かはおられていた。

 

She followed him down the corridor, at the end of which was the surgery.

 

follow ついていく  corridor  廊下  surgery  手術室

 

at the end of which(the corridor) を一つの塊と考える。

彼女は彼にあとをついて廊下を歩いていくと、その廊下の突き当りは手術室だった。

 

This is one of the few things in regard to which a good resolution would be absurd.

He set out on a dangerous adventure in the course of which he had to feel his way with the utmost care.

 

in regard to に関して resolution 決心  absurd  馬鹿げた set out on に出発した feel one's way  手探りで進む with utmost care  最大の注意を払って

 

in regard to themがどこにあったのかを考えると

a good resolution in regard to them would be absurd.

それら(few things)に関して良い決心がばかげたものになるだろう。  

This is  one of few things  これは数少ない物事のうちの一つだ。

→ これは、それに関して良い決心をしたところでばかげたものになるだろうところの数少ない物事の一つだ。

彼は危険な冒険に出発した。どんな冒険家というとその間中最大の注意を払って手探りで進まなければならないような。

→ 彼はその間ずっと最大の注意を払って手探りで進まなければならないような危険な冒険に出発した。

 

結局関係代名詞が一群の塊をなしていて、その塊のまま前に出ているということだ。

意味が取りにくかったら、その塊をもとの位置に戻して意味を考えてみたら良い。

しかし、訳すことが本来ではなく、意味がわかればいいだけなら、直線的に読んであとに戻ったりせずに意味を取っていけばいい。もともと米国人たちはそういう意味の取り方でやっている。いちいち日本語の語順で意味を構成し直さなくてもそのまま真っすぐに意味をとっていけば、わかるはずだ。ただ、分かりづらかったら、分析してみる、もとの位置に戻して意味を考える、ということができるようにしておいた方がいい。

 

さて、英語のちょっと難しいところをやっている。しっかりと理屈がわからないとでたらめな解釈になってしまうところだ。関係代名詞節は何かが欠けているが、文の構成要素である主語、目的語、ばかりではない。その他に不定詞や動名詞の目的語、前置詞の目的語、の場合もある。

 

I went to the door, which I was surprised to find open.

He knew everyone whom to know was an honor.

 

whichは先行詞のthe doorの関係代名詞で、カンマがついているので非制限用法、後ろの文のどこが欠けているのか、と言うことだ。すると欠けているところはfindの後ろしかない。つまり、不定詞の目的語が欠けている。to find the door open と言うことだ。the door = open であることを見つけて、という意味であることをしっかりと捕まえないとならない。この不定詞は~して驚いた、だから驚いたを修飾する副詞用法の不定詞だ。文の主要素ではなく不定詞の中の目的語の部分が欠けている。

私はドアのところへ行った、するとドアが開いているのを発見して驚いた。というのが正確な訳になる。ここらへんを絶対曖昧にやってはいけない。欠けている部分を意識して正確に意味をとるということを意識してもらいたい。

次の文はeveryoneが先行詞、目的格の関係代名詞whomであるから後ろの文は目的語の部分がかけているはずである。そういう目で見ていくといきなり不定詞がありwas an honorとなっている。欠けている部分はと考えるとknowの後ろしかない。すると不定詞の名詞用法が後ろの文の主語として来ているということになる。元の位置に戻してみると、to know everyone was an honorという文だ。すべての人々を知ることは名誉だった。だから、彼はその人々を知ることが名誉であるようなすべての人々を知っていた。→彼は、知っていれば名誉であるような人は誰でも知っていた。

 

There is no deram of man which atomic power does not promise a chance to attain.

 

attain 達成する atomic power 原子力  promise 約束する

whichの後ろの文、欠けている部分はattainの後ろしかない。先行詞はmanだと意味が合わないのでdreamの方だ。

atomic power does not promise a chance to attain the dream

この不定詞はchanceという名詞を修飾する形容詞用法の不定詞、その目的語が欠けている。原子力は夢を達成すべき機会を約束しない、 そんな人の夢は全く無い、という意味だから否定の否定は全肯定、原子力こそが人間の夢の達成を約束してくれるんだ、という意味だから、

人間の夢で、それを達成する見込みを原子力が約束してくれないようなものはない。

 

China tea is the only good drink in the world which it is easy to take in moderation.

There was a letter from Mary, which he insisted upon opening.

 

in moderation 適度に cf. in excess 過度に  insist on(upon) ~ing  ~するのを主張する、言い張る

 

it is easy to take the tea in moderation  適度にそのお茶を飲むことは簡単である。

中国茶は唯一の良いお茶だ。 この2つの文の合成だから、

中国のお茶は、適度に飲むのが容易な世界で唯一のお茶だ。

次の文は欠けているところは動名詞の後ろだ。復元してみると

and he insisted upon opening the letter. だから、

メアリーからの手紙があるが、彼はそれを開けるように言い張った。

 

Well do I remember the scene,which I stood with Jane at the window to admire.

admire  賞賛する

 

Well doではじまっているが、これは何かというと強調したいという意図を表しているので、私はその光景を実によくと覚えている。という意味。その光景と言うのは何かというと、ジェーンと一緒に賞賛するために窓のところに立っていた、という光景だから、訳すと

ジェーンと一緒に窓のところに立って賞賛した光景を私は今でも実によく覚えている。

 

We cannot know everybody whom it would be to our benefit to know, because there are too many of them.

 

to one's benefit ~の利益になる

whomだからどこかの目的語が欠けている。見ると、knowがあり目的語がない。

私たちはすべての人々を知ることは出来ない。

その人々を知ることが我々の役にたつであろうような。 

知り合えば私達の役にたつであろうと思われる人は、あまりにも多いので、そのすべての人達と知り合いになるわけにはいかない。

 

I believe there are a number of questions that it is no use our asking, because they can never answered.

 

動名詞askingの目的語が欠けている。asking the questions

決して答えることが出来ないので、いくら問うてみても無駄な質問がたくさんあると私は信じている。

 

Beauty is a letter of recommendation which it is almost impossible to ignore.

 

recommendation 推薦 ignore を無視する

it is almost impossible to ignore a letter だから、

美しさとは、それを無視することはほとんど不可能である推薦状だ

→美とは、推薦状であり、それを無視することはほとんどできない。

 

次回、前置詞の目的語が欠けている関係詞の考え方をやってみる。

何度か読んで僕の意識をなぞると関係節の考え方がわかるようになると思う。

たいしてむずかしいことはやっていない。理屈がわかれば簡単なことなので、理屈を体と頭になじませるようにやっときましょう。まずはざっと読む。二度目はゆっくり読む。三度目は一緒に考えながら読む。

初めて見る単語は、ちょっとつらいものだけど、それは少し我慢して下さい。別に覚えろとは言っていません。そんな意味なのか、で流してください。

あらゆる参考書が続かない原因は見慣れぬ単語が多くてつらい、それで三日坊主で続きません。その壁を超えるには、しきい値を下げる、ということです。つまり、覚えなくて良いんだ、とりあえずは、と自分に言い聞かせることです。ストップしてしまうよりは継続したほうがはるかにいいに決まっていますから、継続するためにはどうしたら良いのか、考えて、乗り越える壁をぐっと下げてください。

 

 

関係代名詞節の文は名詞がどこか欠けている文になる。どこが欠けているかによって使う関係代名詞が異なる。ただ所有格の関係代名詞の場合は所有格が欠けているので正確には欠けた文にはならない。

主語や補語が欠けている場合は主格の関係代名詞、who,which,that

目的語が欠けていたら、目的格の関係代名詞、whom, which, that

所有格なら、whose になる。どこが欠けているのか曖昧にすると意味を取り違える事がある。欠けているところをしっかり認識出来ないとならない。

例えばI went to the door, which I found open.ならどこが欠けているのか。

I went to the door, and I found it open.なのでSVOCのOの部分である。SVOCがはつきりわかるように訳さないとならない。つまり、the door=open であることがわかった、という意味になる。ここを曖昧に訳してはならない。ドアのところに行って、開けてみた、なんて訳したらだめだと言うことだ。こういういい加減な訳にならないようにしっかりと理屈は覚えないといけない。先行詞はどこの位置からやってきたのか、ということだ。

 

There is a man below (who) wants to speak to you.

I think I have seen now all (that) there is to see,Mr.Wilkins.

 

There is a man. He wants to speak to you.

下にあなたと話したい人がいますよ。

 

I have seen now all. there is all to see.

私は見るべきものはすべて見てしまったと思いますよ、ウィルキンズさん。

 

I am not the man that I was when you first knew me.

He is not the gay,impulsive lad that he used to be.

 

I am not the man. I was the man when you first knew me.

補語が関係代名詞になっている。私はあなたが初めて私と知り合った頃の私ではない。

He is not the gay,impulsive lad. he used to be the gay,impulsive lad.

これも補語が関係代名詞になっている。impulsive 衝動的な lad 少年 gay 陽気な

彼はもとそうであったような陽気で衝動的な少年ではない。

 

That's the man whose brother came to see us the other day.

At last the police came to the house whose windows had been smashed by the infuriated mob.

That's the man whose garden we were playing in yesterday.

 

所有格の関係代名詞は2つの文にしてみると。

That's the man. His brother came to see me the other day.

このHisを関係代名詞の所有格whoseに置き換えthe man に接続している。

あれは男だ。その人の兄が先日私達に会いに来た。

あれは(その人の)兄が先日私達に会いに来た人です。

 

smash 打ち壊す infuriated 激怒した mob 群衆

ついに警察はその家にやってきた。その家の窓が激怒した群衆によって打ち壊された。 激怒した群衆にマヂを破壊された家に、とうとう警察がやってきた。

 

あれは男です。その男の庭で私達が昨日遊んでいた。

あれは昨日私達がその人の庭で遊んでいた(ところの)人です。

 

目的格の関係代名詞をみてみよう。

 

It is a fine opportunity, which I would seize if I were not engaged.

If there is anything I can lend you, I shall be very glad.

 

opportunity 機会 seize つかまえる be engaged 従事している、忙しい

それは素晴らしい機会でもし私が忙しくないならきっと機会をつかまえるのだが。

There is anything. I can lend you anything.

あなたにお貸しできるものがあればといもうれしいのですが。

 

This is all the scientists can do.

Jhon died,and Bill was the only son that she had to love.

 

can do allのallが先行詞として前に出ている。必ずどこが欠けているのか、もとの位置はどこか、その結果正確な意味はどうなるのか、この辺を曖昧にしてはならない。

これが科学者たちができるすべてのことだ。

Bill was the only son. she had the only son to love

had to love the only sonでは意味がおかしい。

ジョンが死んで彼女が可愛がる息子はビルだけになった。

 

This is the point that I find hard to inderstand.

He saw a figure before him whom he took to be Emily.

Say nothing which you would not wish put in the daily paper.

 

figure 人形、姿 take ・・to be ~ ・・を~だと考える。daily paper 日刊新聞

findの動詞が来ている。まず何を考えねばならないかというとfindは第五文型を取りうる動詞だということだ。find O C を予測する。the pointをもとの位置に戻してみるとI find the point hard to understand  そのポイント=理解するのに困難  とわかるということだから、

これは私が理解するのが困難だと思った点だ。

彼は彼の前方に人形を見た。彼はその人形をエミリーだと思った。

→彼は彼の前方にエミリーだと思う人形をみた。

wishとputが並んでいる。こんな語順はありえない。wish nothing put in

VOCでnothingとputの関係はのせるではなく載せられるという関係なのでこのputは過去分詞のputだ。put in はのせるだから、日刊新聞に何も載せられたくない,

日刊新聞に載せられたくないようなことは何も言ってはならない。

 

目的格の関係代名詞の後ろの文はSVO,SVOO,SVOCがありうる。特にSVOCをはっきり認識して正確に意味を取らないといけない。このへんは曖昧にしてはならない。

 

 

 

関係代名詞節の考え方は、先行詞があって後ろからその名詞を修飾している形容詞の働きをしている、と言うことだ。だから先行詞は何か、関係代名詞節はどこまでか、見分けることが必要だ。また関係代名詞節は欠けた文が来る。もとの完全な文から名詞が先行詞として前に出ているので、関係代名詞節は欠けた文になる。名詞がかけるわけだから主語か、目的語か、補語か、前置詞の目的語だ。前置詞の目的語の場合は前置詞を引っ張って前に出ることもある。訳すときは制限用法か非制限用法かをしっかり区別しないといけない。わかりやすい例文を上げると、

He had two daughters who became nurse.

He had two daughters, who became  nurse.

 

この文で彼は何人娘がいるのか、ということだ。違いがわかるだろうか。

制限用法は前の先行詞を修飾している。だから上の文は、看護婦になった二人の娘がいる、と言っている。では娘何人? 答えはわからない、と言うことだ。看護婦になった娘は二人いるということを言っている。ということは看護婦にならなかった娘だっている可能性がある、と言うことだ。これが制限用法だ。それに対して、したの文は、先行詞の後ろにカンマがついている。彼は二人娘がいるんだよね、んで彼女らは看護婦になったんだよ。という意味になる。そうすると彼は娘何人いるのか、といえば二人というのが正解だ。カンマのところを別の言い方に直すと、

He had two daughters, and they  became  nurse.という意味になる。つまり、カンマが着いた非制限用法の関係代名詞節は先行詞を補足的に説明している。

 

He ate the fish which he had caught.

He is fond of fish, which he often eats.

 

これも意味の違いがわかるだろうか。制限用法は字のとおり、強力に限定している。

だから、彼が捕まえた魚を彼は食べた。という意味になる。それ以外のことは何も言っていない。これが非制限用法になると、彼は魚が好きなんだけど、しばしば食べてるんだよ。って感じで、彼は魚が好きで、よく魚を食べている。という訳になる。

これは別に強力に魚を限定しているわけではない。補足的な説明にとどまっている。

 

Children who learn quickly should start school as early as possible.

Children, who learn quickly, should start school as early as possible.

 

覚えが早い子はできるだけ早くに学校教育を始めるべきだ。 覚えが早い子は、と限定している。ということは覚えが早くない子もいるわけで、それについては何も言っていない。それに対して、下の文は、子供、と言うのは覚えが早いものだから、できるだけはやく学校教育を始めるべきだ、と言っている。子供というものは覚えが早いと、すべての子供に対して言っている。だから早く学校教育を始めるべきだ。と言っている。

 

制限用法と非制限用法の感覚が掴めただろうか。まだわからない人は繰り返し読んでその感覚をつかんでもらいたい。

 

では次に先行詞が変わったものについて見ていく。先行詞になるものは必ずしも名詞とは限らないのだ。

 

All that I want to say is this.

There wasn't much that I really wanted to know.

Who that has read "Romeo and Juliet" can forget its story?

 

注意すべき先行詞として、all, much, little, few,something ,whoなどがありうる。

これらは本当は名詞ではない。all thingsのthingsが省略されたものと考えていい。それが先行詞として使われるということだ。

私が言いたい全てはこれだ→私が言いたいのはこれだけだ。

私が知りたかったことはあまり多くはなかった。

ロミオとジュリエットを読んだ誰がその物語を忘れるだろうか。

 

There was something in his face that curiously attracted most people.

The stomach is the part of the body that receives and begins the digest food.

 

これは先行詞の後ろに何か修飾語が着いていて、その後に関係代名詞節が来ている文だ。文の内容を考えて先行詞は何か考えることが必要だ。彼の顔には何かある、どういうなにかかというと、ほとんどの人々を不思議に引き付ける。だから、先行詞はsomethingだ。人々を不思議に引き付ける顔に何かあるではおかしい。

胃とは体の一部分だ。食べ物を受け入れて消化する。だから一部を修飾している。

食べ物を受け入れて消化する体の一部では、意味がおかしい。それでは体が胃のおばけのようなものになってしまう。

 

このように先行詞のすぐ後ろに関係代名詞節が来るとは限らないということを知っておくことが必要だ。先行詞+[副詞句] とか、先行詞+[形容詞句]、その後に関係代名詞節が来ることがある。文意を考えないと意味が通らなくなってしまうので注意が必要だと言うことだ。

 

また代名詞のthatやthoseもしばしば先行詞になりうる。

That which we despise is often more important in our life than that which seems to us great and important.

 

私達の軽蔑するものが、私達に極めて極めて重大に思えるものよりも、返って私達の成果地で重要なことがしばしばある。

 

that thing whichのthingが取れた形と考えてもいい。よくthose whoと言う使い方もよくある。これは、those people whoの略と考えられる。

 

Of those of us who are human, most enjoy being with the opposite sex.

  those of us whoとthoseの後ろにof usが付いているが先行詞はthoseだ。しかし一番はじめにOfが来ている。Of は前置詞だから前置詞句は主語にならない。では主語何かというと、mostがある。ほとんどの人という意味でこれが主語。私達のうち人間的な人々の大部分は異性といるのが楽しいものだ。

 

Those rich man are great who do not think themselves great because they are rich.

 

whoの後ろの文は主語がないので関係代名詞だが、先行詞がない。どこにあるかというと主語those rich man whoと言うことだ。だから自分たち自身を金持ちだからといって偉大だと考えない金持ちな人々は偉大である。

 

つまり主語にかかる関係代名詞節が切り離されて後ろに置かれる事がある。これは英語は頭でっかちな文を嫌う傾向があるからだ。ということも知っていないとかなり厳しい。

No man is really able to read a book who is not able to express an original opinion regarding the contents of a book.

 

a book whoということはない。だから先行詞は別にあると考える。主語にNo manと人が来ているのでNo man whoと続くのだとわかる。

本の内容に関して独自な意見を発表できない人は本当に本を読むことは出来ない。

 

That was a very jolly story which Tom told the other day in one of his messages from Petrograd.

 

これもwhichの先行詞が何かを考えないと意味がおかしくなる。先日トムがペトログラードからの通信の中で話していた面白い話では意味が合わない。先日トムがペトログラードからの通信の中で話していたその話はとても面白い話だった、が自然だ。つまり、先行詞はthatでthat storyのstoryが省略されていると考える。

 

ここで言いたいのは先行詞が離れていることがあるということだ。特に主語に長々と関係代名詞節が着くような文では後ろに回されることがある、ということを知っておかないといけないということだ。

 

 

 

動名詞は名詞だから主語、目的語、補語になりうる。その他にも前置詞の目的語にくることもある。変わったところではworthという形容詞の目的語になる。この他に動名詞を含む慣用的な表現は多い。また形としては能動形 V-ing の他に受動態 being P.P. と言う形、また完了動名詞 Having P.P.  というのもある。また動名詞に意味上の主語が前に付く場合もある。

 

まず慣用的な表現として次のものになれておこう。

 

There is no ~ing ・・・  ~することは出来ない。

worth  ~ing ・・・  ~する価値がある。

I t is worth while ~ing ・・・~する価値がある。

It is no use  ~ing ・・・~しても無駄だ。

feel like ~ing ・・・~したい気がする。

prevent ・・[from] ~ing   ・・に~させない。

keep ・・[from] ~ing   ・・に~させない

 

There is no inviting so many people at a time.

You will find that most books worth reading once are worth reading twice.

 

そんなに多くの人達を一度に招くことはできない。

一度読む価値のある本のほとんどは二度読む価値があるとわかるだろう。

最初のworth readin onceはbooksを修飾する形容詞節、二番目のwotrh reading twiceは補語になっている。

 

次は前置詞の目的語になっている動名詞を見ていこう。

 

One shakes hands with a host or hostess on arriving at or leaving a party.

Nero was unpopular with the people of Rome for having built a large palace in the middle of the city.

 

on V-ing  ~  は するとすぐに、するときに、という意味。

パーティに着いたときやさるときは、主人または女主人と握手をする。

ネロはローマの中央に大宮殿を建てたのでローマ市民の不評を買った。

forは理由を表す。完了動名詞になっているのは時制が主節の時制よりも一つ前を表す。だから不評を買った、その時点よりも前に建てた宮殿ということをあら欲している。

前置詞+動名詞で慣用的に用いられるものがいくつかあるので知っておこう。

on ~ing‥  ‥するとすぐに、‥するときに

in ~ing‥       ‥する場合には

never    …without  ~ing    …すれば必ず ~する

cannot  …without  ~ing  …すれば必ず ~する

of one's own  ~ing    自信が~した

 

My uncle never comes to my house without bringing me a nice present.

You ought to reap the harvest of your own sowing.

 

reap  刈り取る harvest 収穫 sow  種をまく

おじは私の家に来るときはいつでも素晴らしいプレゼントを渡しに持ってきてくれる。

自分でまいた種は自分で刈り取らねばならない。

of your own sowingは形容詞句でthe harvestを修飾。

 

次は動名詞の意味上の主語が付く場合。

 

She objects to his joining the club.

She objects to him joining the club.

 

意味上の主語は動名詞の前に置く。代名詞の場合普通は所有格だが、目的格の場合もある。どちらも使われる。口語では目的格が多い。普通の名詞の場合は、そのまま前に置くが、これも所有格でもいい。意味上の主語だからはっきり主語動詞がわかるように訳す。

彼女は彼がクラブに参加することに反対している。

 

I don't like you going out alone at night.

 

youはlikeの目的語ではなく動名詞の意味上の主語としてついている。

私はあなたが夜に一人で外に出るのが好きではない。

 

At first he refused the money on account of my having helped him, but I insisted on his taking it.

 

on account of   のために、の理由で insist on  ~ing  ~するべきだと主張する。

完了不定詞に意味上の主語myがついている。refused断った、よりも前の時制を表している。

最初彼は私が手伝ったということでお金を拒否したが、私は彼がお金を受け取るべきだと言いはった。

 

She was very happy about her son's becoming a doctor.

彼女は息子が医者になることをとても喜んでいた。 her son と目的格の場合もある。

He is convinced of the report being false.

 

be convinced of   を確信している。 false偽の

彼はその報告が嘘であることを確信している。  動名詞の意味上の主語the reportがbeinf falseの前に着いた形。主語動詞がはっきりわかるように訳す。

 

動名詞は名詞なので主語目的語補語、前置詞の目的語となりうる。また慣用的な言い方もあるのでそれらはしっかり覚えておこう。On ~ing なんてよく出る。知らないと戸惑うペリカンになるだろうね。もちろん一回読んですぐ覚えられる人は10万人に一人ぐらいだ。何回も読んで自然に覚えるのが普通だ。

 

ところでworthは叙述的に用いられて形容詞で動名詞を目的語に取ると言ったが、なんで形容詞が目的語取るんだよ、そんな馬鹿な、と思う人もいるだろうが、たしかに英文法のトワイライトゾーンかもしれない。

 

Boston is a city worth visiting.  訪れるのに価値がある都市、a cityを後ろから修飾する形容詞句だが、訪れるのに価値がある、目的語なのかどうかはあまりぴんと来ない。むしろworthを修飾してるのではないかとも感じられるところだ。ここらへんはトワイライトゾーンだ。あまり立ち入らないほうが良い。取れあえず目的語の動名詞や名詞がworthの後ろには来る、でいいだろう。

It is worth visiting Boston. だとこの Itは後ろの動名詞を指している形式主語に見える。ボストンを訪れることは=価値がある。

It is not worth while doing such a thing.

whileと言うのは時間とか間という名詞、これもItはdoing such a thingを指しているように見える。そんなことをするのは幾ばくばくかの時間に値しない。→そんなことをしても価値がない。

It is worth while V-ing  の形でVする価値がある。 普通動名詞や 名詞が来るが、

It is worth your while to visit the old casstle. と、不定詞が着くこともある。

こういうのは文法問題には出せないはずだが、出しちゃっているところもあるかもしれない。

分詞には現在分詞と過去分詞がある。これらの働きはbe動詞の後ろに来て進行形や受動態っを作る他に、形容詞の働きもする。形容詞ということは名詞を修飾したり補語になるということだ。もうひとつは分詞構文を作るのに使われる。分詞構文はすでにやっているので、まだ見てない人は前の記事を読んでおきましょう。

形容詞としての分詞の意味は現在分詞は能動と進行の意味を表す。過去分詞は受動や完了の意味を表す。

a rising sun  であれば動作の進行、今まさに登っている、という意味だし、

a risen sun   だと完了した様を表すので、登ってしまった、の意味になる。

a drowning man  だと、今まさに溺れてもがいている男、だし

a drowned man だと、もうすでに溺れてしまっている男、もう死んでいる、という意味になる。

分詞が単独ではなく句をなしているときは名詞の後ろに回って前の名詞を修飾する。

 A house facing south   南向きの家

the metal dug out of the earth 地球から掘り出される金属

 

能動で進行を表す場合は現在分詞、受動や完了の意味で過去分詞が使われるわけだが、日本語と喰違っている場合もある。英語の考え方なので、日本語とは違うんだなと思って於けばいい。どういうのかというと代表的なものが、excite だ。exciteは~を興奮させる、という他動詞で、自分が興奮したという場合はexcite oneselfとかbe excited という使い方をする。日本語とは違うのでよく狙われるところだ。この場合過去分詞で自分が興奮するという意味になり、現在分詞で他人を興奮させる、という意味になる。 The crowd excited in the game  ゲームに興奮した群衆(群衆が興奮している) an exciting game  (他人を)ハラハラさせる試合 、という意味になる。

 

このように現在分詞で、他人を~させる、という意味になり、過去分詞で、自分が~する、という意味になる動詞、つまり日本語と重なり合わない動詞についてはどんなのがあるか、いくつか知っておかないとならない。

いくつかあげてみると、

disappoint がっかりさせる

amuse  面白がらせる。

surprise  驚かせる

interest  興味を起こさせる

discourage  落胆させる

これらはいずれも自分が~する、という意味のときはbe P.P.の受動態で表現する。

be interested in  とかのように。これらを分詞で形容詞として使うときは注意が必要だ。

 

disappointing は他人をがっかりさせる

disappointed  は自分ががっかりする 

amusing は他人を面白がらせる 

amused は自分が面白がる

 

という具合だ。

 

rise  自動詞 上がる rise-rose-risen- rising  

raise 他動詞 上げる raise-raised-raised-raising

 

折あるごとに辞書を丁寧に読む習慣をつけておこう。忙しくてそんな暇はないかもしれないけど、日本史とか世界史、古文、漢文、数学、物理、化学、こんなにやってたら時間ないわ。僕は数学が得意で数学ばっかりやっていて他の教科はおろそかになったので総合点では低かった。合格するためには得意なものばかりやらずにむしろ不得意科目に時間をかけたほうがいいだろう。そういう合理的な判断ができるということも大切なことだ。

 

 

不定詞は極めて重要で読解の際の必須の要素であり、正確な知識を持っていないといけない。今日は不定詞の時制ということで完了不定詞というのを話していこうと思う。簡単にいえば完了不定詞というのは主節の時制と1つずれていることを表す。

 

It seems that he was ill in bed.

主節の時制はseemsだから現在、しかしthat節の中はwasで過去、主節の時制とずれている。こういう場合不定詞を使って表現すると、完了不定詞を使う。

He seems to have been ill in bed.   という具合だ。 seemと言うのは変な動詞でHe seemsと言っているけど、彼が思っているわけではない。思っているのはこの文を喋っている人がそう思っている。彼は病気で寝込んでいたらしい。という意味になる。話者が思っているのは今のことで彼が寝込んでいたのは過去のことを言っている。

It seems that he is ill in bed.

It seemed that he was ill in bed.

のように主節とthat節が同じ時制のときは普通の不定詞でよいので、

He seems to be ill in bed.

He seemed to be ill in bed.  となる。

 

It seemed that he had been ill in bed. だと主節が過去でthat節が過去完了で時制がずれているので、 He seemed to have been ill in bed.  と、このように完了不定詞を使わないといけない。

 

このように完了不定詞は時間のズレを表している。ただ注意しないといけないのは、現在と一つずれているものは過去ともう一つ現在完了もありうるということだ。文脈からわかる。

He seems to have been ill last Sunday.をIt seemsになおしてみると

It seems that he was ill last Sunday.  と that節は過去形になる。last Sundayと過去を表す副詞があるからだ。しかし、

He seems to have been ill these ten days.  だと、these ten days ここ10日、という副詞があるので

It seems that he has been ill these ten days.  と、現在完了を用いなければならない。要するに現在とずれている時制は過去と現在完了、両方ともあるということだ。

 

不定詞は主節と同じ時制と言ったが、動詞によっては未来のことを言っている場合もあり、その場合は事情が異なる。それは動詞が, hope, expect, wish, want,intend, mean, promiseのような、未来に~だろう、という意味を持つ動詞たちの場合だ。

 

He hopes to marry her.なら結婚したいと未来に望んでいるのでthat節に直すと

He hopes that he will marry her.  となる。つまり同じ時制ではなくwillと未来形になる。このとき、完了不定詞を使うと、

He hopes to have married her.は

He hopes that he would have married her. と未来完了、未来のある時点までに完了していることを表す。

He hoped to marry her. だと

He hoped that he would marry her. と、主節が過去なのでwillもそれに合わせてwouldを用いる。

 

ところが、

He hoped to have married her. は全く意味が異なってくる。

これを書き直すと、

He hoped to marry her, but he could not.

という意味になる。 ~したいと思ったけど、だめだった という意味を表している。こういう意味になる動詞、さっきだした動詞はすべてこういう意味になる。

hoped to have P.P.

expected to have P.P.

wished to have P.P.

wanted to have P.P.

intended to have P.P.

meant  to have P.P.   meanの過去meant

promised to have P.P.

 

これらは過去形に完了不定詞が着くと、~しようと思ったが出来なかった、

という意味になる。 これは、こういう知識がないとどうしようもないことになる。

 

meanは意味する、という動詞だが~するつもりだ、という意味がある。

I mean to go there tomorrow  私は明日そこに行くつもりです。

また指していうという意味で

I mean it as a hoke.  冗談のつもりで言ったんだ

I mean it.  本気でいってるんだ。

重要な意味を持つという意味で

A happy home means much to a child.  幸福な家庭は子供にとって大いに重要だ。

また、結果を引き起こす、という意味で

That means catching the first train.  それだと始発列車に乗ることになる。

会話などでI mean. と言うと、つまり、いやその、という意味になる。

ややこしいことに形容詞のmeanもあって、それは卑しい、というマイナスイメージを表す He is no mean novelist.  no meanだからプラスイメージ、彼はなかなかの小説家だ。またmeanは中間という意味もあって、in the mean time とかくするうちに、話変わって、という意味になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不定詞は名詞・形容詞・副詞の働きをする。このうち名詞の働きをするものは主語、目的語、補語になれる。形容詞用法と副詞用法は修飾要素Mになるので文型を考える場合は[]にいれる。また不定詞に意味上の主語が付く場合、for ~ to V ~のように不定詞の前に前置詞とともにつく。

 

It is easy for you to read this book.

形式主語のItで後ろに来ている不定詞を指している。その不定詞に意味上の主語がついているので、あなたがこの本を読むのは簡単だ、という意味になる。for youをあなたに取って、とは訳さないこと。意味上の主語だからはっきりと主語+動詞がわかるように訳す。

 

では名詞用法から見ていこう。

 

For him to finish the work in a day or two would be impossible.

The only way to solve the problem is for her to marry him.

 

上の文は主語で下の文は補語になっている不定詞だが意味上の主語がついている。

 

彼がその仕事を一日か2日で終えることは不可能だろう。

その問題を解決するための唯一の方法は彼女が彼と結婚することである。

 

marryはちょっと厄介な動詞で、Tom married Betty、でトムはペティと結婚したSVO、という意味になるがwithは他動詞なのでいらない。ところが、結婚するという目的語を取らない自動詞でも使える。They have just married. 結婚したばかりだ。SV、  They married young. 若くして結婚した。SVC。 注意しないといけないのは、この自動詞が受動態の形で結婚するという意味になってその場合は be (get) married to のようにto という前置詞がでてくる。She got married to a rich man. 彼女は金持ちの男と結婚した。get は動作、be は状態を表す。She is married to a doctor.  彼女は医者と結婚している。

 

次は形容詞用法。

The old man needs somebody to console him.

The lawyer had so many problems to deal with.

I want something for children to read.

 

その老人は彼を慰めてくれる誰かを必要としている。

その弁護士は処理すべきたくさんの問題を抱えていた。

私は子供が読むものがほしい。

冷たい飲み物だとsomething cold to drinkになるが不定詞の意味上の主語がつくと不定詞の前にfor ~がつく。

 

不定詞の後ろに前置詞が残る場合があるので注意しないといけない。よく文法問題で出されるところだ。読むべき本、なら、 a book to read でいい。readは他動詞でread a bookで問題ない。ところが、座る椅子 a chair to sit だとどうかというと、sitは自動詞なのでsit a chairとはいえない。椅子の上に座るわけだからsit on a chairであり、その椅子を前にだして作るわけだから a chair to sit on  とonという前置詞がつかないといけない。同じようなものに、書く紙ならその上に書くわけだから、a paper to write on になる。その問題について話し合うための友達、ならばtalk  about the matter with a friend だから a friend to talk about the matter with  となる。彼が仕事をするための部屋、work in the roomなので the room for him to work in となる。住む家なら、a house th live in だし、書くためのペンなら、a pen th write with  生きていくための収入なら、a income to live on 、live onは、に頼って生きる、で生きていく という意味。

 

次は形容詞を修飾する不定詞、副詞は形容詞を修飾することができる。

 

That rule is not easy to remember.

The story of her suffering was painful to listen to.

This word is difficult for me to pronounce.

 

思い出すのに簡単でない、同様に、聞くのに苦痛、私が発音するのに困難、とこれらの不定詞は形容詞を修飾している。だから副詞用法の不定詞だ。しかし形式主語で

It is not easy to remember that rule. とすると、この場合の不定詞は主語のItを受ける名詞用法の不定詞だ。副詞用法で形容詞を修飾している場合がある、ということは案外落としがちだ。

 

副詞用法としての不定詞は副詞なので用いられる場面によって様々な意味が出てくる。最初は目的、~するために

 

He opened his mouth to make some remarks.

He stepped aside for her to pass.

 

彼はなにか発言しようとして口を開いた。

彼は彼女が通れるように脇にどいた。

 

目的の意味をはっきりさせるためにin order to、so as to を使うこともある。

その他にも理由・原因・条件などの意味にもなる。前後関係で大体わかるはずだ。不定詞自体にこれは目的ですとかこれは条件ですとかついているわけではないので、前後関係から意味をくみとる。

 

She is strange to sit all by herself for hours without speaking.

I was stunned to see him making a speech before the public.

To look at him, you could hardly help laughing.

 

彼女は不思議だ、なぜ不思議なのかその理由言っている。何も言わないでずっとひとりきりで何時間も座っているなんて。

私はstunned驚いた。~しているのを見て。だから原因、彼が講習の面前で演説をしているのを見て。

彼を見れば、 条件、仮定だね。 笑わざるを得ないだろう。

 

結果を表す不定詞もある。和訳などで出題されやすいところだ。ちゃんと結果とわかるように意味を取る。

 

She awoke to find that all this was only a dream.

He grew up to be a very sociable man.

He lived to be ninety.

 

彼女は目覚めたらこれがすべて夢だったことがわかった。目覚めてその結果~した。

彼は成長してとても社交的な人になった。

彼はいきてその結果90歳になった。→彼は90歳になるまで生きた。

 

He went over to Africa, never to return.

I went all the way to see my doctor, only to find him out.

 

彼はアフリカに渡って二度と帰らなかった。

私はわざわざ医者に見てもらいにでかけたが、あいにく彼は不在であることがわかった。

 

次は独立不定詞、副詞用法で慣用的に用いられる言い方がある。

 

to be frank with you  率直に言って

to be honest  正直に言うと

to tell you the truth  実は

to be sure  なるほど、たしかに

strange to say  不思議なことに

not speak of  A   Aは言うまでもなく

not to say   とは言えないまでも

to begin with まず第一に

to make matters worse 更に悪いことに

so to say いわば

to do him justice 彼を公平に言えば

to say nothing of 言うまでもなく

needless to say 言うまでもないことだが

to sum up 要約すれば

to put it differently 別の言い方をすれば

to say the least of it  控えめに言っても

 

目的を表すin order to、so as to

In order to master the English language, it is necessary to understand the structure of the English sentence.

Come early so as to have plenty of time.

 

英語をマスターするためには英文の構造を理解する必要がある。

ゆっくりできるように早く来なさい。

 

程度を表すenough to、so ~ as to

He is not old enough to drink coffee.

This book is easy enough for a ten-year-old child to read.

She spoke so loudly as to be heared by everyone.

 

彼はコーヒーを飲むのほどの年齢ではない。

この本は10歳の子供が読むくらいにはやさしい。

彼女はみんなに聞こえるくらい大声で話した。

 

このenoughは程度を表し、「~するくらい・・・」とか「~できるくらい・・・」

という意味で十分と訳さない。というのは

He had just enough maney in his poket to buy a ticket.

という文では、チケット一枚買うのに十分な金を持っていた、という意味ではないからだ。justがあることから一枚のチケットを買うくらいの金しか持っていない、という意味になる。enoughは程度であって、十分という意味ではないので、十分は使わない方がいい。これらの不定詞はいずれも形容詞や動詞を修飾する副詞句になっている。

 

最後にtoo - to構文

Life is too short to be interested in everything.

It was too late for us to do anything else.

 

これらの不定詞も前の形容詞を修飾している。すべてのことに関心を持つには短すぎる、 私達が他の何かをするにはおそすぎる、という意味だが、訳すときは前から、

人生はあまりには短くてすべてのことに関心を持てない。

私達が他の何かをするにはおそすぎた。 It was too lateのItは時間を表す漠然とした主語のItで形式主語のItではない。後ろのfor us to do anything elseはlateを修飾している副詞句であり、名詞句ではない。

 

最後にまとめになるが、不定詞には意味上の主語がつくばあいがあること、for ~と言う前置詞が着く。形式主語のIt is 形容詞 前置詞+意味上の主語 + to V ~

という構文では意味上の主語の前に着く前置詞はforかofが来る。形容詞が人の性質や性格を言っている場合はofを使う。人の性質だから、親切とか不注意とか愚かだとか狂ってるとか、無思慮だとか色々ある。それらは例えばHe is kindのように主語に持ってきても成り立つ。しかし、possible などの形容詞は人の性質ではないので、He is possibleとはいえない。そういう形容詞はforを使う。

あと不定詞の後ろに前置詞が残る場合があるということ。書くためのペン、とかいうやつ。too to構文は前から訳していって、あまりにも~なので・・・出来ない、と後ろの不定詞は否定語がないけど、否定として訳すこと。

This river is too broad for children to jump across.をso that構文に直すと、

This river is so broad that children cannot jump across it.

このように否定のcannotが出てくるということ、それからthatの中は欠けたところの無い文が来ることに注意。つまり、acrossだけではだめと言うことだ。その川を横切るわけだからacross it とitをつけないとならない。なぜかというとthatは接続詞のthatで関係代名詞のthatではないので、完全な文、欠けたところのない文が来る。もし前置詞の後ろが欠けていたら、代名詞で補うことが必要になる。

 

次回不定詞の時制について話をしていこう。長くなったのでここで一旦終わろう。

代名詞 it を含む構文を含む英文の演習をもう少ししてみよう。結構難しいということをわかってもらいたい。

 

It is remarkble that it is not always those who are most read or respected who have left the greatest number of sayings in the popular memory.

 

remarkable  注目すべき saying 名言

一度読んで見たら、何だこりゃー、とwhoが2個も出できて面食らうかもしれない。remarkableは形容詞なので最初のItはthatを指す形式主語とわかる。要するにthat以下のことは注目すべきである、と言っている。でthatの中を見ていくとまたitが出てくる。このitがなんのitなのかわからないと全く意味がわからない。those whoはthose people whoのpeopleが省略された形で要するに~な人々、と意味を取ればいい。どんな人々かというと、最も読まれて尊敬されている人々、ということになる。その次にまたwhoが来ているが後ろに続く文を見ると主語がかけている。主語は何かと考えるとthose (people)だ。これって何か。強調構文でIt is ~that (かけた文あるいは副詞がかけている文) で~に後ろの文の主語が人で強調されているときにthatはwhoを使える、というのがあったと思う。It is ~whoの強調構文になっている。だからthat以下は、最も読まれて尊敬されている人々が人々の記憶に最も多くの名言を残してきたとは限らない、ということは注目すべきことだ。という意味になる。

 

There is neither good nor bad in any scientific discovery: It is the use to which it is put which makes it beneficial or dangerous.

 

neither A nor B  AでもBでもない discovery  発見 put to use 利用する

この英文もwhichが2回も出てきている。it is the use whichだから後ろの方が強調構文のwhich、to whichの方はthe useを修飾する関係代名詞節と検討がつく。

it is put、makes itのitは何を指しているのか。文脈から科学の発見のことだとわかる。the use to which it is put  科学の発見が利用されるその利用のされ方

 

どんな科学の発見もそれ自体は益でも害でもない。科学の発見を有益にするのか、あるいは危険なものにするのかは、それの利用のされ方次第である。

 

It was my teacher's kind and skillful method of teaching that made the first years of my education so beautiful. It was because she knew the right moment to give me the right knowledge that they were made so pleasant and comfortable to me.

 

It was ~ thatでthatの後ろの文が主語がかけているので、強調構文とわかる。

 

~のところを強調しているので、that以下は~だ。

私の教育の最初の数年を美しいものにしたのは先生の親切で熟練した教え方の方法だった。その次も強調構文、it is   thatを外しても文になるので、

Because she knew the right moment to give me the right knowledge、they were made so plesant and comfortable to me. 

to give me the right knowledgeはmomenを修飾するto不定詞句の形容詞。

彼女が私に正しい知識を与えるのに正しい時を知っていたので、それらが私に取ってそんなに気持ちよく快適であり得た。 それらとは何か。yearsを指してる。

この文のbecauseの副詞節を強調しているので、訳としては、その年月が私に取って気持ちよく快適であったのは、先生が適切な知識を授けてくれる適切な時期を心得ていたおかげであった。

 

It is not to science that we must turn for guidance but to the humanities---to several fields of learning having to do with the social and moral fibres of our people.

 

guidance 指導  humanities 人文科学 field 分野 moral fibres  道義的性質

have to do with  と関係がある

 

ここで一番の難所はturnの動詞の使い方、前にto scienceが出ているがturnの後ろにforが来ている。to scienceのもとの位置はどこなのかということだ。これはturnの動詞、いろんな使い方があるれけど、その中の一つ、turn to A for B   Aに頼ってBを求める、という使い方を知らないとちょっと苦しくなる。しかもnotがあって後ろにbutがある。not A but B  というnot-but構文でAではなくてB という訳になる。このbutはしかしと訳さないこと。そうすると大体意味が掴めてくると思う。

 

私達が指導を求めて頼よらねばならないのは科学ではなく人文科学、つまり、人々の社会的、道義的性質と関係を持っている学問のいくつかの分野、にである。

 

turnは辞書を見ると2ページちょっとある。大変な分量だ。基本は回るという動作を表すが、具体的な動作から抽象的な回るイメージを持つものへと拡大する。だから曲がるとかひっくり返すとか、向ける、方向を変える、変わる、といろいろな意味になりうる。trun to  は to 自体がやじるし、ベクトルを表すので、の方向を向く、とか、へ転じる、へ変わる、ページを開く、参照にする、助力を頼む、など色々と使い道が多い。仕事に取り掛かる、というのもある。

I had to turn to my friend for help. 私は友人を頼って援助を求めなければならなかった。He turned to a dictionary for various meanings of the word. 彼は辞書でその単語の色々な意味を調べた。などある。あと昔なんかの英文で出た問題ではturn inというのが記憶にある。You must turn in your report soon. 報告書をすぐ提出しろ。あとは電気やガスをturn on つける turn off 消す止める turn out これも消す止める、だがよく出るのは、結局  であることがわかる、という意味。The rumor turned out to be true.  その噂はほんとうだった。またよく出る熟語に in turn 順番に、今度は in one's turn 自分の番になって、等がある。一度辞書を丁寧に読んでおくことを勧める。意味が取れない原因はturnを回るという意味だと決めつけているからだ。根本にはその動詞のイメージがあってそれが具体的なものから抽象的なものへと適用されているわけで、5つも10もの意味があるわけではない。米国人だってそんな一つの単語に10個もの意味があるなんて思っていないし覚えられる訳がない。だから根本にあるイメージは何なのかを考えてそれを持っておく、あとは文脈でそのイメージを適用して日本語でいうとどんな意味になるか考えてみたらいい。

ここで言いたいことは辞書は丁寧に読む習慣をつけようということだ。そういう習慣が意外に訳に立つことがある。目にはすぐ見えないけど実力がついているということがわかることがあるだろう。

 

さて、英文解釈ばかりやってるわけにもいかない。今はとにかく英文解釈に必要なすべての完備された一セットの英文法の知識の獲得を目指している。ただ学習した知識を適用できるかその都度英文にあたって見ると言うことも必要なのだ。

 

強調構文のIt is ~ that のthatは関係代名詞に似ているが違うところもある。

that 以下の文の主語、目的語がかけている場合もあれば副詞がかけているだけで完全な文になっている場合もある。だから関係代名詞ではなく強調構文のthatとしか言いようがない。またwhoやwhichもthatの代わりに来ることもある。

今日出ていたto whichなどの関係代名詞が前置詞を引っ張ってくることもあるがそれは関係代名詞のところでやるのでその時にしっかり覚えよう。

 

この英文を読むための英文法の知識の獲得は少なくとも1年はじっくりやることが必要だ。だから高1の一年はこれだけをもっぱらやるべきなのだが、学校教育はそうなっていない。一年生でto不定詞のここまで、二年生で to不定詞のちょっと高いレベルまで、やる、という風になっている。そんなんではいつ英文を読めるようになるのか、受験にだって間に合わないだろう。本当は大幅にカリキュラムを変更して1年は英文法、それも読解のために必要な知識をみっちりすべてやる、ということが必要なのだ。1年で英文法ここまで、2年で英文法ここまで、そんな勉強ではいつまで立っても身につかないということだ。 高1で必要な英文法は全部身につける、そういう勉強でないと行けないと思う。もちろん文章を読める中学生なら中学生のうちに英文法を終わらせることは可能だ。別に難しいことを書いてはいない。ただ単語は難しいと思うけど、誰だって初めて出会った単語は難しいし足を止めてしまうものだ。覚えろとは言っていない。読むだけでいいと言っている。一度出会った単語は二度目に出会うと、難しさが半減しているはずだ。三度目に出会うと旧知の仲のように思われてくる。段々と優しくなってくるのだ。そうなるまで、忍耐強くねばれ、と言っている。自分ができる範囲で一生懸命やったならそれでいいじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代名詞 it を含む構文は大まかに言って3種類あった。漠然とした主語のIt、形式主語・形式目的語のit、強調構文のitである。それぞれどういうものだったか、何度でも読んで頭に叩き込んでもらいたい。実際の英文に当たる時、やはりこういう知識がないと正確に読めない。 代名詞 it を含む構文には何がありますか、と聞かれてちゃんと応えられるだろうか、考えてみたらいい。すらすらと出てくるようでないと役に立たない。そうでなくても実際の英文はいろんな修飾がついたり単語が難しかったりで読むのは困難だ。大学入試レベルになると抽象概念の単語がぼろぼろ出される。いきなり知識が揃っていないのに長文にぶつかって言っても非効率だ。中位の長さの英文をやりながらその中で出てきた単語や文法知識の確認をやっていくとよい。代名詞 it を含む構文は結構難しい。

 

It was long before I realized that the only thing that matter to me in the work of art was what I thought about it.

 

ざっと読んで構文がわかるか意味が取れるか試してみるといい。ItはなんのItなのか。

long という期間や時間を表す形容詞がありその後にbeforeが来ている。

It is     sinceゃIt is     beforeの構文とわかる。するとこのItは漠然とした主語のIt。

 

時間・期間が長いと言っている。beforeだから、~する前に。~するのに長いことかかった、が言いたいことだ。私がthat以下のことを理解するのに。たった1つの事柄、that matter to me は主語がかけているので関係代名詞節、the only thingを修飾。

私に取って重要である、美術の作品で、 wasが来ているのでその前までが主語の部分、what I thought about it. はwhatをもとの位置に戻してみるとI thought what about itだから、それについて何を考えるかということ。

日本語に訳してみると

 

芸術作品で私にとって重要なたった1つのことは、私がその作品についてどう考えるかということだと理解するのに、長い時間を要した。

 

It takes many billions of atoms grouped together to be visible to human eye. But it takes only 15 pounds of concentrated atomic fuel, for example, to produce as much power as 40 million pounds of coal.

 

billion 十億 million 百万、百万長者というと、millionaire。billionaire  億万長者

grouped together 一緒に集められた、過去分詞で前のatoms原子を修飾。

concentrated atomic fuel 凝縮された原子の燃料 produce  生産する

It take ~ to Vの構文なのでVするのに~かかる、要するの意味。

 

原子が人間の目に見えるようになるには何十億もの原子が集まることを要する。

しかし、例えば4000万ポンドの石炭と同じ力を生み出すのにたった15ポンドの凝縮された原子の燃料しかかからない。

 

One can imagine with what excitement he began to use his own telescope, and it was not long before he turned it away from the earth to the heavenly bodies.

 

imagine 想像する、普通はthat節でthat節以下のことを想像する、となるがwith what excitement という疑問詞節が来ている。わかりにくいときはもとの位置に戻して考える。すると、he began to use his own telescope with what excitementだから、どんなに興奮して彼は自分のぼうえんきょうを使い始めた、だからこれを名詞として訳すと、人は彼がどんなに興奮して望遠鏡を使い始めたか想像できる。で、次がIt was not long before~の構文だから、そして、彼が望遠鏡を地球から天体へと向けるのに長くかからなかった。→そしてまもなく、彼は望遠鏡を地球からはるかな天体へと向けた。 turned it awayだから、それ(望遠鏡)を遠くに向けた、の意味。

 

彼がどんなに興奮して望遠鏡を使い始めたかは想像がつく。そして間もなく彼は望遠鏡を地球から遠い天体へと向ける様になった。

 

Probably in a modern city the man who can distinguish between a thrush's and a blackbird's song is the exception. It is not that we have not seen the birds.  It is simply that we have not noticed them. We have been surrounded by birds all our lives, yet so feeble is our observation that many of us fail to distinguish the song of one from that of the other.

 

多分現代の都市では人は、どんな人かというと、trushつぐみとクロドリの歌の区別ができる, is 例外だ。It is not that 状況・事情を表す漠然のIt、that以下ではない

It is simply that  that以下に過ぎない。我々が鳥を見たことがなかったということではなく鳥たちに気づいてこなかったということに過ぎない。我々は生まれてからずっと鳥に囲まれていたが、我々の観察力が大変弱いので、我々の多くは一方の鳥の鳴き声と他方の鳥の鳴き声を区別できない。 

our observation is so feeble thatだが倒置が起きてso feeble(弱い)が先に来ている。  so ~that構文

 

おそらく現代の都会ではつぐみの鳴き声とクロドリの鳴き声を聞き分けられる人は例外と言ってもいいだろう。私達がそれらの鳥を見たことがないというわけではない。ただ気が付いていないにすぎない。わたしたちは生まれてからずっと鳥に囲まれているのに、観察力が極めて弱いために一方の鳴き声と他方の鳴き声を聞き分けられない人が多いのである。

 

今日はここまで。もう一回英文を演習しようかな。Itの見分け方は慎重に判断しないとならない。案外英文でつっかかるのはこういうところなんだよね。丁寧に何度も読んで基本をしっかり定着させてほしい。