前回の続き。
先に進んで…。
ここでは、『絶滅危惧種』の日本の淡水魚を保護しているらしい。(約40種類)
すでに、生息地では絶滅してしまっている魚もいるみたい。
ここは貴重な場所なんだな。
『古代湖(こだいこ)の世界』
『アムールイトウ』(サケ科)
尾びれにいくほど、綺麗なサーモンピンクになっている。
サーモンなだけに。
シベリアやモンゴルの河川に生息しているらしい。
『タイメン』とも呼ばれている巨大魚で、2メートルを超えるものが釣れた記録もあるのだとか。
北海道のイトウとは違って、海へ行く事はないのだそう。
そして、プレーリードッグなども食べる事から『川の怪物』なんて異名も持っているみたい。(すごいな)
『サーモンピンク綺麗だなー』
と、何気に水槽を見ていたけれど、サケ科マニア?の間では人気がある有名な魚みたい。
もしかすると、アムールイトウが見られる水族館って少ない(あまりない)のかもしれない。
貴重だな。
『バイカルアザラシ』(ロシアのバイカル湖に生息)
この写真しか撮れなかった(汗)
ちょっと見えにくいけれど、バイカルアザラシは『目』がすごく大きいのが特徴。
検索すると分かるのだけれど、目が大き過ぎてグレイにしか見えない時もある(笑)(宇宙人の)
それくらい他のアザラシよりも目が大きい。
なぜ目が大きいのかというと…。
氷が張って暗くなった冬の湖の中で、『少しの光』だけでも水中が見えやすいようにする為だと言われている。(餌を探す為に)
海にいるアザラシは、目よりも『耳(聴覚)』に頼って餌を探す。
でも、世界屈指の『透明度』を誇るバイカル湖に住むこのアザラシは、『目(視覚)』に頼って餌を探す。
だから、目が『進化』して大きくなったっぽい。
それと、水槽の水が『緑色』に見えるのは、琵琶湖の水を使用しているからみたい。
『植物プランクトン』によるものなんだって。
へー。
『オレオクロミス・タンガニカエ』(アフリカ、タンガニーカ湖に生息)
この魚、元の色はグレー。
じゃあ、なんで青色になっているのかというと…。
以前、他の記事で書いた『婚姻色』になる魚だから。
繁殖期になると、メスにアピールする為に体の色が変色する。
綺麗で鮮やかなブルーだった。
いつも見られるというわけではないから、貴重だな。
うじゃうじゃ。
黄色と青色の魚がいっぱい。
『ゴールデンゼブラシクリッド』(アフリカ、マラウイ湖に生息)
これは、オスみたい。メスは、紫色〜青色っぽいらしい。
でも、オスも子供の頃は『淡い青色』をしているのだとか。
へー。
『スキアエノクロミス・フライエリー』(アフリカ、マラウイ湖に生息)
『アーリー』と呼ばれて流通しているらしい。
『金属』のような青色が特徴。
本当に、メタリックブルーという感じ。
この青色はオスで、メスは青ではないらしい。(薄いシルバー)
へー。
うじゃうじゃ。
こんなに大きい。(右下の子はソラマメじゃない。知らない子、笑。たぶん高学年くらいの子)
この写真のより、もっと大きい魚もいた。
これは、『チョウザメ』。(キャビアで有名な)
『ロシアチョウザメ』や『アムールチョウザメ』など、海外から来たチョウザメたちだ。
チョウザメも大きいけれど、水槽もかなり大きくて見応えがある。(長い水槽)
そういえば。
2022年5月に、琵琶湖でチョウザメが見つかったのを知っているだろうか?(全国ニュースになっていたかな?)
本来、琵琶湖にチョウザメは生息しておらず、日本では『絶滅』していると言われている。
じゃあ、なんで琵琶湖に外来種のチョウザメがいたのかというと…。
たぶん、ペットとして飼っていたものが大きくなり、放流したのではないかと推測されている。
今や、あちこちで見かけるアカミミガメも、最初はそうだったのかな?
どこの公園の池とかにもいるもんな。(腹立つほど)
この捕獲されたチョウザメは、海外からきたチョウザメとは別に、一時期展示されていたみたい。
『連れてこられた生き物たち』として。
終生飼育(生き物を最後まで飼う)という事を考えさせられたり、学ぶ機会を与える展示になっていたよう。
生き物は、いつか老いて死ぬ。
そんな事も分からずに、ただ『欲しい』『可愛い』『癒やされたい』と、最後まで飼う覚悟や『知識』もないままに、生き物を飼ってしまう人達もいるのだろう。
これは…。
私にも当てはまる事なのだけれど。
私は、昔自分で飼い始めた愛猫を…結婚する時に実家に置いてきてしまった事がある。(小説の中には書いていない)
家が変わる事は、ペットにとってストレスになる。
それに、実家には他の猫達もいたから、環境的にもそのまま実家にいた方がいいんじゃないかと思っていた。
結婚した後、実家へ遊びに行くと、その子は喉をゴロゴロ鳴らして私にいつもすり寄ってきていて、私が帰る時には、いつもどこか寂しそうで…。(私に一番懐いていた)
『やっぱり一緒に連れて行った方が良かったかな?』
何度もそう思っていた。
でも、結婚して一年くらいだったかな?(すでに記憶が曖昧、汗)ダンナが転勤になり、引っ越してしまって…。
こっちに来てからも、たまに実家に帰ってはいたのだけれど。
その子は、なんとなく少しずつ元気がなくなっていった気がする。
そして。
数年経ったある日、母親から『実は、あまりエサを食べなくなってきている』とか『血を吐くようになった』と連絡がきた。
その時、私が妊娠中だった事もあり、母親が私に心配をかけないようにしていて、連絡するのが遅くなったみたい。
結局、その子は私が里帰り出産で帰省している間に亡くなった…。
ソラマメが産まれる3週間くらい前だったと思う。
帰省している間は、毎日エサをあげたり、トイレの掃除をしたり(あちこちに漏らしたりもしていた、汗)、每日布団の中に入ってきて一緒に寝たり、『この感じ懐かしいなぁ』なんて思ったりしていた。
あと、吐血をして、血の混じった泡を毎日吐いていたかな。最後の方はあまり水も飲まなくなっていたから、スポイトで水をあげたりもしていた。
そしてその日…朝起きてリビングへ行ったら、防水シートの上に横たわっていて。(母親が敷いてくれた)
お腹は動いていたのだけれど、口が半開きのような状態で目が虚ろで、なんとなく『もうすぐかも』と思って…。
そうしたら、少ししてガホガホと苦しそうに息をし始めた。
呼吸困難のような状態になって…。
とにかくすごく苦しそうで、見ているのが辛かったのを覚えている。
そして。
そのまま…。
その子は、苦しそうなまま息を引き取った。
よく、『最後は安らかな顔だった』なんて聞くけれど、その子の最後の顔は、そんなもんではなかった。
お腹はまだ温かく柔らかいのに、目に光がなくなっていって、『あぁ…死んじゃった』てそう思った。
もちろん悲しかったけれど、『安堵』の方が大きかったように思う。(毎晩布団で泣いたけれど、笑。人前では泣きたくないから)
日々苦しそうだったから、それが終わって『楽』になれたんじゃないかと思った。『お疲れさま』って。
でも、その後からはずっと『後悔』はしている。
今も。ずっと。
『やっぱり一緒に連れて行くべきだったのかも』
『ずっと淋しかったのかな?』
『なんで傍にいてあげなかったんだろう?』
『もっと大事にしてあげれば良かった』
『もっと可愛がってあげれば良かった』
『あの子は幸せだったのかな?』
思い出すと、ずっとそれの繰り返し。
本当は、『人間』に飼われない方が幸せだったんじゃないだろうか?とか、そんな事も考えた。
まぁ。
人生で後悔している事なんて、他にも山ほどあるし、過去の事なんて悔やんでも仕方がないのもよく分かっている。
それでも…。
後悔してしまう時がある。(だって人間だもの)
だから、病気になったペットを看病している人達や、老衰しているペットに寄り添って生活している人達や、きちんと最後まで看取っている人達はすごいと思う。
尊敬する。
愛情を持って最後まで接せない人や『終生飼育』ができない人は、ペットを飼うべきではない。(どんなペットでも)
だから、もし今後ソラマメがペットが欲しいと言っても、私は飼わないかな。
生き物は、もう飼わない。
飼えないし、飼いたくない。
『ミクロの世界にようこそ』
全体は、こんな感じ。
これはミジンコ。
ただのミジンコではなく、『ノロ』というミジンコで、なんと体長2センチもあるのだそう。
それだけ大きかったら目に見えるはず…と思いきや。
実は、ガラスのように『透明』だから見えないのだとか。
この展示は、国立環境研究所から『飼育技術』を提供してもらって実現したのだそう。
すごいな。
貴重だな。
そして、強そうに見えるけれど…。
透明になる事を『優先』してしまった為、泳ぐ力が弱く、飼育下では水面にぶつかって死んじゃう事もあるのだとか。
貧弱。(スペランカー並み、笑。ファミコンの)
『アオミドロ』
懐かしい響き。
ここの展示室では、こんなふうにプランクトンや微生物など『ミクロの世界』の生き物が見られる。
顕微鏡もあるから、それでいろんなプランクトンが見られたりもする。
小さなシアターもあり、なかなか楽しい。
一階の展示室をすべて回り終え、その後はお土産さんへ。
どこにでもあるこれ。(オリジナルメダル)
ソラマメが好きなやつ(笑)
そして。
ここでガチャガチャをやりたがったり、アレコレ欲しいとちょっとギャーギャーになった(汗)(メダルをやる事で少し落ち着いたけれど)
バイカルアザラシの顔(笑)
なんかムカつく(笑)
『カカ(私)は、バイカルアザラシがいいなぁ。でも、ソラマメが好きな方を選んでいいよ』
A、バイカルアザラシ
B、ビワコオオナマズ
さぁ、ソラマメはどっちを選んだでしょうか?
え…?
マンモス?出た。
『ソラマメ?…どこ押した?』
どうやらココを押したらしい。
たぶん、何も書いていないのにボタンがあるから、気になったっぽい(笑)(発達障害児の六歳。衝動的行動?)
そんなわけで、まだ続く。
次回は二階の展示室へ。
本日のモッピーはお休み。
ソラマメも喜んで飲んでいた。
でわ、どろん!
* 空 *
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