写真が溜まっている。
食べ物の写真とか、夏休みのお出かけの写真とか、いろいろ。
でも、それを載せるのは今度にして。
前回マジメな話をしたついでに、今回は『解離』について、もう少し詳しく話そうと思う。(長いよ、笑)
前もどこかで言った気がするけれど、『あたし』の声が聞こえ始めたのは、たぶん21歳か22歳の時。
最初になんて聞こえたかは、なぜだか覚えていない。
初めの頃は、ハッキリした声ではなかった。
小さく、ボヤボヤっとした声。
空耳かと思っていた。
でも、段々とハッキリした声が聞こえるようになってきて。
耳を塞いでも消えなくて。
怖くて怖くてたまらなかった。
自分の頭がおかしいのだと思っていた。
自分の内側からの声。
当然なんなのか解らないし、わけが分からなくて何度も気が狂いそうになった。
たぶん。
本当だったら、そこで病院へ行ったり、誰かに助けを求めたりするのかもしれない。
でも、私にはそれができなくて。
自分の頭がおかしいと思いながらも、普通に仕事をして普通に生活をしていた。
これも以前話したけれど、気が付いたら、知らない人とホテルのベットにいる事もあって。
でも、それを全く覚えていない訳ではなく。
連絡を取り合う記憶、待ち合わせをした記憶、知らない人の車に乗り込む記憶、ホテルへ入る記憶が『断片的』にボンヤリと脳に残っていて。
だから、『あぁ、そういえばそうだった。自分でしたんだった』って、そんな感じで『私』がした事だと思っていた。
今のように、しっかりとあたしと意識が繋がっていなかったのだと思う。
当時は、しょっちゅう声が聞こえていた訳ではなく、時々という感じだった。
それでも、本当にすごく怖くて。
この声はなんなの?私はなんなの?って思っていた。
それが、そのうち、自分は『何者』なのだろう?って考えるようになった。
体が勝手に動いて、勝手に思ってもいない事を喋る。
私は、それを『客観的』に眺めていて。
見て覚えているから、自然と自分でした事だと思う。
でも、自分でした事なのに、なぜだか『自分』じゃない気もして。
今のこの状態はなんなのか?私はなんなのか?病気なのか?
それを調べようと思った事もあるけれど、結局調べる事ができなかった。
できないというか、しちゃいけないと思ったというか、知らなくていいと思ったというか…。その時の気持ちは、ちょっと言い表せないかも(笑)
難しい。
だから、この歳になるまで『解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)』について調べた事がなかった。
そもそも、病院へ行って診断された訳ではないから、それを名乗っていいのかも解らない。
でも、自分なりにたくさん調べて、たぶんコレなんだろうなって思ったのが、解離性同一性障害。
他にも疑った病気は、あるけれど。
でも、たぶんコレなんだろう。
解離性同一性障害は、『解離性障害(かいりせいしょうがい)』という病名の中の一種。
解離性障害は、他にも『解離性遁走(かいりせいとんそう)』や『解離性健忘(かいりせいけんぼう)』など、いろんな症状がある。
その辺の事や、私がなぜ周りの人から二重人格だと気付かれないのかなどは、自分なりに調べた事を小説の中に書いている。(二面性があるとは思われているかもしれない)
解離について。
※小説を初めから読んで下さっている方、途中まで読んで下さっている方は入らない方が良いです。小説の途中へ飛びます。
まぁ、結局、調べた所で自分が『何者』かなんて解らないのだけれど(笑)
あと、解離性同一性障害の方のブログを読んだりもした。
『仕事』がうまくいかなかったり、『働く』ということ自体ができなかったり、『人間関係』で悩んでいる方が多い印象かな。
あとは、夫とのコミュニケーションの問題や『夫婦仲』に悩んでいる方とか。
だいたい皆、入れ替わっている時の『記憶』がなく、人格が『複数』いる人が多い。
精神科へ通院している人も多い。
それが解離性同一性障害の『一般的な症状』なのだとしたら、やっぱり私はそこでも仲間に入れない気がする。
本当になんなのだろう私って?(笑)と思うけれど。
そんな中、ブログのコメント欄で、何度かやり取りしている方が一人だけいる。
通院されていて、主治医とこんな話をしたとか書かれていたり、解離性同一性障害の知識も多い方。(人格の中に、そういう方がいるよう)
『私の場合はこうだけれど』
と自分の様子を書かれていたり。
『解離性同一性障害の症状は人によって違う』
と書かれていて、なんだか勝手に安心感を抱いた。
『人と違っていいんだ』と思ったし。
一般的に言われている解離性同一性障害の『症状』と、私は少し違うけれど。
でも、やっぱり私はその病名で良いのかなと思ったり。
最近その方が、『夢』の事について書かれている事があって驚いた。
『気持ち悪い夢』をよく見るのは、どうやら解離と関係しているらしい。
現実感のある夢が多いらしく、部屋に誰かが入ってきて体を触られているとか、地震や飛行機の事故とかいろいろ。
怖くて目を覚ますけれど、それも夢だったとか。
私もそれはよくある。
『これは夢だ』と思っていて、必死に目を開けて起きようとするのだけれど、全然開かなくて。
やっと開いて『良かった』と思ったら、それも夢だったとか。
リアルな事故の夢も見る。
あと、子供の頃からよく見るのは、何かに追われて必死に逃げている夢。捕まると殺される。
その何かが、カタチの無いものの時もあれば、人物の時もある。
顔は全く知らない人。(起きて覚えている事もあれば忘れている事も)
掴まれた腕の感触や、お腹や腕などをナイフで刺される感覚、何度も切りつけられる鋭い痛み、腕から出た血を触った時の感触とか。(トラウマも混ざっているのかもしれない。ちなみに銃で撃たれる事もある、汗)
とにかく『感触』や『感覚』がリアル。
目が覚めて起きても、しばらくその痛みや感覚が残っている。
怖い夢とか気持ち悪い夢って、誰でもよく見るものだと思っていたから、解離が関係しているという事は驚いた。
解離性同一性障害じゃなくても、見る人はいると思うのだけれど、たぶんその回数が違うのかな。
子供の頃から、本当によく見る。
でも、最近は昔より気持ち悪い夢を見る回数が減った気がする。
それと、思った事があるのだけれど。
私が調べた限りでは、解離性同一性障害は『女性』が圧倒的に多い。
なぜなのか気になったのだけれど、その辺について書かれている記述は見つける事ができなかった。
私の勝手な考えだけれど、もしかすると『脳』の構造に関係しているのかなと思った。
男と女では、考え方が違う事も多い。
何か起きた時に、それに対処する方法が違って、使う脳の『部位』というか…それが違って、女性の方が解離しやすいのかな?と。
そういえば、発達障害児は逆に『男の子』が多い。
発達障害児を育てている親の方なら分かると思うけれど、療育園にいるのは、ほぼ男児だ。
女の子もいるけれど、ソラマメが通っていた療育園では『女児の割合は、毎年2割くらい』と先生が言っていた。
確かに、ほとんど男の子だった。
それも脳の構造の問題なのかな?
『脳』って不思議だらけだ。
あと、他にも思った事があって。
『解離性同一性障害の症状』と言われているものの事。
私もそれに当てはまる事は、多々あるのだけれど。
でも…それって、精神科医が診た『患者』の症状や情報な訳だ。
じゃあ、私のように病院へ行っていない人の情報は?
それは、医者や解離について研究をしている人達でも知らない訳だ。
そうなると、ネットに溢れていたり、本に書かれている情報だけが『解離性同一性障害』の症状ではないのではないだろうか?と思った。
解離の事をいろいろと調べ続けていたけれど…。
たぶん、それが私が行き着いた答え(笑)
なんだか、ちょっとスッキリした。
この世の中には、私のように病院に行かず、解離しながら普通に生活している人が、他にもいるのだと思う。(自分がそうだから、そう思う)
そういえば、ある解離性同一性障害者のインタビュー記事を読んだ。
haruさんという方。
インタビュー当時は24歳。(現在は26歳みたい)
DID(解離性同一性障害)の他に、ADHD(注意欠陥多動性障害)も持っているらしい。
体と戸籍上の性別は女性。(顔も出されている)
でも、心は男性だそう。
13人の人格がいる。(そのうち一人だけ女性)
エンジニア、放課後等デイサービスの保育士、社会福祉士、心理指導担当職員、と働きながら生活をしているみたい。
いつから自分がそうなったのかなど、インタビューで答えていた。
その中で、私が『あ!』と思ったものがある。
人格の中で、唯一女の子の結衣ちゃん。
本当は『女の子らしい格好』がしたいらしい。
でも主人格のharuさんが、男性として生きているから、それができない。
なら、せめてまともな格好をしてほしいと言うらしい。
その一方で、圭一さんという人格は『着られれば何でもいい』という性格らしく。
見た目よりも、着心地や洗濯のしやすさなどを求めていて、そこでちょっと対立するんだって(笑)
夏は、上下1枚ずつだから楽だけれど、冬の洋服選びは大変だと。
アウターを選ぶにしても、灯真さんという人格は、『しっかりしたブランド』が良くて、結衣ちゃんは、『奇抜でなくていいけど人とかぶるのは嫌』だと。
圭一さんは、『洗えて防水で、色は落ち着いた色で』と。
この3人の意見を満たす服が、ほぼなくて、最終的に決まっても、探すのに何ヶ月もかかったりするらしい。
『結局買ったのは2月くらいで、もう春がきているぞと(笑)』
※『好書好日』インタビュー記事より抜粋。
こんな感じの記事を読んで、笑ってしまった。
わかるわかると。
私とあたしは二人だけれど、意見が違って対立する事が多いから。
まぁ、買い物に関しては相談される事もあるけれど、ほぼ勝手に買われるかな(笑)
解離性同一性障害者で、こういう部分を伝えている人っていないなと思って。(記憶がない方や脳内会議、会話ができない方、毎日生きるだけで精一杯な方は、書けないと思うけれど…)
普通に生活をしている上で、別人格が居れば、当然食の『嗜好』の違いや洋服の『好み』の違いが出てくる。
人格がたくさんいる方は、そういう部分どうしているのかな?と気になっていた。
だから、このインタビュー記事を読んで、なるほどなと納得した。
この方は、これからも自分の事を発信していくのかな?
まだ26歳と若い。
いろいろと迷い悩んでいたあの頃の私と同じくらいの歳。
歳を取るごとに、『仕事』の事や『交代人格達との関係』など、きっと変わってくると思う。
でも、haruさん自身も他の人格さん達も、頭が良いようなので、皆でどんな事も乗り越えていけそうな気もする。
彼が、どんな人生を歩んでいくのかなと、ちょっと気になっている。
私としては『共存』して、いつまでも仲良く助け合っていって欲しいなと思う。
ハイハイちょっと失礼しまーす。
え?
あたしだけど?
乱入(笑)
あたしも話したいなぁと思って。
昔さ、あたし風俗で働いてたでしょ?
昼間の仕事は私がしてて。
でも、あれってお互いどっちの仕事もしてるんだよね。
風俗の仕事の途中で、あたしから私に交代しちゃうコトもあったし。
逆に昼間の仕事の途中で、私からあたしになっちゃうコトもあった。
だから、どっちの仕事もお互いに経験してる。
仕事中に交代したくてもできない時もあるし、替わりたい!て強く思うと替われる時もある。
入れ替わりの『法則』はよく分かんないんだけどさぁ(笑)
その辺のコトは、私が気が向いたらまた書くかもね。
でさぁ。
解離性同一性障害の人って、よく『演技する』って言うでしょ?
haruって人もインタビュー記事で書いてたけど。
周りから演技してるように見られるって言うのもあるけど、そうじゃなくて。
交代人格が『基本人格』のフリをして演技をする。
入れ替わった時に、交代人格は周りにバレないように基本人格のフリをする。
まぁ確かにそれはあるんだけどさ。
あたしと私の場合は、ちょっと違うんだよね。
あたしが私のフリをするだけじゃなくて、私もあたしのフリをする。
でも役者でもないし、実際そんなうまく演技なんてできないんだよね。
だから、あたしと私の場合は『地』が出ちゃってる(笑)
風俗の仕事してる時に、『なんか普通の子っぽいね』とか『こんな所で働いてるのが合ってないとか』言われたコトあってさ。
でもそれってあたしじゃないんだよね(笑)
『それ違うから、あたしじゃないから』って思ってた。
逆に昼の仕事してる時に、あたしが思ったコトをズバズバ言っちゃうから『可愛い顔して毒吐く』ってよく言われてた。
え?
可愛い顔は余計だって?
だってさぁ。
ホントに言われてたからね(笑)
私も言うことは言ってたと思うけど。
でもよく『天然』て言われてたかなぁ。『サバサバしてるけど優しいイメージ』とか、人によっては『ほんわか』してるとか。
だから『二面性があるな』って思ってる人もいたんだろねぇ。
あとアレだわ。
あたしの名前は『モモ』でしょ?
でもそれはアダナで、実際は『ソラ』なんだよね。
それ言っちゃうとややこしくなっちゃいそうだけど(笑)
あたしと私は名前も親も同じ。
その辺が、他の解離性同一性障害の人と違うんだろねぇ。
もしあたしがレアケースなら、病院とか行ったら脳とかめちゃくちゃ調べられそうだよね(笑)
それは私も同じコト言ってたわ。
まぁ今さら行くコトなんてないけどね。
行ったらさ。人体実験みたいなコトされるんだろね。
催眠術とかかけられてさ、体とか触られてさ、あんなコトとかこんなコトとかされちゃうんだろね。
え?
妄想が過ぎる?
もぅ。いちいちうるさいなぁ。
あー。
長くなりそうだから、私がそろそろやめとけって(笑)
ハイハイ。
私とあたしが、ブログを続けようと思った理由。(小説に書いてあるやつ)
あたしが余計な事を言うから、解っている人は解っていると思うけれど。
その『目的』は果たされた。
でも、会ってはいない。
会いたいけれど。
でも、私は会ってはいけないと思っている。
その辺の意見は、あたしと違うから日々対立(笑)
とりあえず、対立は、今は少し落ち着いているかな。
今の目的は、自分たちの『存在』を残す事。
それと、私と『同じタイプ』の解離性同一性障害の人へのメッセージかな。
この世に、今存在しているかもしれないし、これから産まれてくるかもしれない。
自分が『何者』なのか調べた時に、偶然ココや小説を見つけてくれたら嬉しい。
『自分と同じ人間が居たんだ』
『こんなふうに共存しながら生活していたんだ』
そう思って、少しでも生きていく『力』になれれば…。
あとは、ソラマメの病気の事もかな。
前回話した心臓病の事は、調べても情報がなかったから。
何かあれば、ブログに書きたいと思う。
誰かの参考になるかもしれないから。(とか言って、昔みたいに突然ネットから姿を消す事もあるかもだけれど、笑。それは私にも分からない)
アメブロや魔法のiらんどが無くならない限り、私が死んでも『ブログ』や『小説』は残る。
それが、いつか誰かの為になれば良い。
そういえば、小説のあとがきに載せたやつ。
私の顔の写真。
私は『左右』で顔が違うってやつ。
左側の顔が好きではない。(あたしも同じく)
それが、いつもブログに『右側の顔』しか載せない理由なのだけれど。
左側を載せているように見えるものもあるけれど、それは右の顔や目を『反転』させたものだ。
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