人間は悩みが尽きない。
たぶん、誰でも。
どんなに幸せそうに見える人でも。
人は皆、他人と自分を比べ『嫉妬』をする。
人間関係、恋愛、仕事など。
人と比べて『なんで自分はうまくできないんだろう』『なんで自分だけ…』と悩む。
例えばだけれど、『結婚』を目標としている人。
『早く結婚しなさい』
と親から言われたり、周りがどんどん結婚していくのを見ていたり。
そうすると、少し焦りながら結婚を『目標』とする。
結婚ができたら、周りと同じように『幸せ』になれる気がするから。
漫画なんかでもよくある。
結婚までのストーリー。
でも、現実はそうじゃない。
結婚して目標を達成しても、そこで終わりではない。
結婚をしたら、今度は『子供問題』がある。
子供ができるできない。
そうすると、今度は『妊娠』を目標とする。
で、妊娠したら次は出産が待っていて。
無事に産んだとしても、まだ終わりじゃない。
今度は『二人目問題』が出てくる。
『二人目は作らないの？』
『兄弟がいた方がいいよ』
一人っ子の親なら、誰しもが言われた事があるだろう。
なんだか、子供が二人以上いる方が『偉い』みたいな。
たぶん、感じた事はあるだろう。
実際、私も言われた事がある。
『一人っ子は可哀想』
『一人っ子は楽でいいよね』
でも、子育てに一人も二人も関係ないと思う。
大変なのは、皆同じだ。
ソラマメに兄弟がいたら良いな、と思う事はあるけれど。
でも、ソラマメ一人でも大変なのと、私の年齢もあるから、うちは先の事を考えると一人っ子で十分。(あとは、ダンナとしたくない、笑)
で、話は戻って。
二人目が産まれたとして。
そこで終わりかと思うと。
今度は『子供の発達問題』『子供のお受験問題』と続く。
子供の発達を他の子や兄弟、姉妹と比べる。子供の進路を比べる。
『頭の良い◯◯高校へ進む』『◯◯大学へ進む』『◯◯に就職した』
そして、そのうち『子供の結婚問題』が出てくる。
自分の子供が結婚したとか、しないとか。
『うちの子、結婚したのよ』
で、さらに『孫問題』がやってくる。
『孫が産まれたの』
これは、うちの母親を見ていてそう思った。
私も妹も『晩婚』『高齢出産』だったから、母親は友達同士の孫の話題に、ずっと入れなかったそう。(孫がいなかったから)
でも、ここで終わりかと思いきや、今度は『老後生活問題』が出てくるのかな。
『年金だけで暮らしている』
年金以外に貯蓄があるかないか。持家があるかないか。親の介護があるかないか。同居するとかしないとか。
『◯◯の高級老人ホームに入った』『お墓を買った』
そう思うと、人って『一生』他人と自分を比べ続けるんだろうなと思う。
他にも、仕事で出世したとかしないとか。
給料が高いとか低いとか。
比べる事は、尽きる事がない。
まさに『隣の芝は青い』ってやつ。(隣の花は赤いとも言うらしい)
もしかしたら。
私の事を『羨ましい』とか『幸せそう』って思っている人もいるかもしれない。
結婚して、子供もいて、いつも美味しいもの食べてていいなとか。
よく、結婚や出産が『女の幸せ』という人がいるけれど、私はそうは思わない。
今幸せか？と聞かれたら、『まぁまぁ幸せ』とか『そこそこ幸せ』としか答えられないから。
金銭面では、昔からは想像できないくらい幸せだと思うけれど。
ちなみに、いろんな好きなモノを買っている『お金』は、ダンナの給料から貰っている訳ではない。自分のお金だ。(ダンナのお金で好きなモノ買っていいな〜と思っている人もいるかなと、笑)
でも、幸せ半分、不幸半分だ。
耳を塞いでも聞こえる声。
聞きたくない時に聞こえる声。
自分の『内側』から響く声。
勝手に動く体。
したくない事をする自分。
その様子を『眺める』自分。
いっそ記憶がない方が楽なんじゃないかと考える。
でも、記憶がなかったらなかったで、目覚めた時に『不安』になる。
何か『してはいけない事』をしたのではないだろうか？という不安。何をしていたのだろう？という不安。
時々、頭が割れそうに痛くなる。
時々、吐きそうになる。
解離する瞬間。
目の前が白っぽくなり、モヤに包まれていき、何かに引っ張られる感覚が起きる。(私の場合)
自分が『表』から消える瞬間。
目の前の景色が薄れる中…このまま意識を失って、私は本当に消えるんじゃないかと感じる。
引っ張られた後、もうここから出られないんじゃないかと感じる。
それが、ソラマメと二人で部屋にいる時に起こると。
私が居なくなったら、ソラマメは一人になってしまう…という『恐怖心』に駆られる。
ソラマメの発達(注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム)の事は、たまにブログに載せるけれど、心臓病の事は少ししか話した事がない。
ソラマメは産まれた時から、心臓に病気がある。
『僧帽弁閉鎖不全症(ぞうぼうべんへいさふぜんしょう)』
『三尖弁閉鎖不全症(さんせんべんへいさふぜんしょう)』
どちらも弁が上手に機能せず、閉じにくくなり血液が逆流してしまう病気だ。
もう一つ、心臓に穴が空いている『心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)』もあったのだけれど。
でも、それは自然と塞がって今は治った。
この二つの弁の病気を、先天性(産まれながら)に持っているのは、珍しいらしい。
僧帽弁閉鎖不全症は、高齢になると出てくる人もいるみたい。(他の病気の発症と共に出る人も)
あと、犬にも起こるみたい。
『先天性』で、赤ちゃんの時からこの病気を持っている人はほぼいなくて。
ソラマメが産まれた時に、ネットで『情報』を探したけれど、その時は全く見つける事ができなかった。
高齢の方やペットが、その病気になったという情報は見かけたけれど。
子供の情報は、ほぼない。
三尖弁閉鎖不全症を持って産まれてくる赤ちゃんは、10000人に１人だそう。(先天性心疾患の中での発症率は１％)
もし進行して、手術をしたとしても一生治る事がない。
症状をマシにする手術しかできない。
治療方法が確立していない。
だから、『指定難病』に入っている。(三尖弁閉鎖不全症)
※追記※
2024現在、 重症化した場合、手術すれば治るとの記述も見つけた。
進行していった場合は、『大人』になる事が難しいと書かれている情報も目にした。(産後、それでショックを受けた記憶がある。泣いたり取り乱したりはしなかったけれど)
今は、軽度と言われたり中等度と言われたり。
『運動制限』などもないから、このまま普通に大人になれる可能性の方が高いのだと思う。
ついこの間、心臓の定期検診に行ってきた。
『今は、心不全の症状もないから大丈夫』
主治医にそう言われた。
『今は』
その言葉に、ちょっと引っかかった。
いつかは、心不全の症状(息切れ、むくみなど)が出るかのような言い方。
体が大きくなってくると、心臓も大きくなる。
そうなってくると、心臓にかかる負担も変わってくるのかもしれない。
現在は、『大丈夫』という気持ち８割と『もしかしたら』という気持ち２割で、ソラマメを育てている。
病気が進行した時に、動揺しなくて済むように。
いちお『もしかしたら…』という事も、脳の片隅に置くようにしている。
まぁ、無事に大人になれたとしても、ソラマメの場合『発達』の事もあるから、将来ちゃんと『社会人』になれるのかは分からない。
今の様子だと、まず普通の小学校へ行けるかな？という感じ。
今の段階だと『読み書き』ができるようになるとは思えないし、理解力はついたけれど、言葉も同い年の子たちと比べるとまだまだ。(発音できない音も多く、まだまだカタコト)
多動症も強いし。
来月末に、また発達検査を受けるのだけれど、その時には『グレーゾーン』ではなくなるのかなと思っている。
そうなると、この先まだまだ『介助』が必要そうだ。
もしかすると、大人になっても介助が必要なままって事もあるかもしれない。
自分の力で働いて生きていく事は、難しいって事もあるかもしれない。
そんなソラマメを一人残して、私はいつか死ななければならない。
ソラマメの病気の事も、解離の事も『自分』のせいだと解っている。
でも。
自分で望んだ事ではない。
好きでこうなった訳じゃない。
なんて事を言ったら、『幸せそう』に見える？(笑)
他にもいろいろ。
将来、手術をしなければいけない部位が体にある。(命に関わる事ではないけれど。まぁ、それは機会があればまた詳しく)
そうなったら、最低でも一ヶ月は入院しなければいけないみたいで、その時ソラマメの世話はどうしようかなとか考えたり。
その時はいつくるのかなーとか。
内臓系も悪いとこだらけ(笑)
リアルでもネットでも、見ている他人の『姿』なんて、一部分だけだ。
その人の全部ではない。
それでも、人間は…そんな他人の姿を見て『嫉妬』して、妬んで、羨ましがって、自分と他人を『比較』しながら生きていくのだろう。
人間なんてそんなもん。(私の口癖、笑)
私から見たら、子供に『病気』や『障害』がないだけで幸せそうに見える。
結婚をしていなくても、子供がいなくても…好きな『趣味』に没頭していたり、『仕事』を一生懸命していたり。
いろんな事を『充実』させている人が幸せそうに見える。
何もしていなかったとしても、ただ『自分の時間』があるというだけで、その人が幸せそうに見える。
好きな人が傍にいるだけで幸せそうに見える。
傍にいなかったとしても、『声』が聞けるだけで幸せそうに見える。
言い出したらキリがない。
だから、たぶん皆一緒だ。
そういえば、昔すごく好きだった人が、他の女の人と仲良く『話』をしているだけで、ものすごい焼きもちを妬いた事がある。(小説に出てくるやつね、笑)
そんなに、強く誰かに嫉妬をするのが初めての事で。
自分の中に、こんなにも『黒い感情』があったのか…とものすごく驚いた記憶がある。
で、その感情は、その後から『あたし』にも向けるようになった。
彼が、いつも『あたしばかり』を求めている気がして。
あたしにばかり優しくしている気がして。
嫉妬をしていた。
この辺の話を、この間あたしとする機会があって、初めてお互いに思っていた事を話した。
そうしたら、あたしも同じ事を思っていたらしい。
彼が、『私にばかり』優しくしていると思っていたと。
私にばかり、笑いかけていると思って嫉妬していたと。
昔、私がよくイライラしていた原因ってコレだった？と思った(笑)(感情の連動)
解離性同一性障害って、やっかいだなと改めて思った。
私とあたしの場合は、性別も好きな人も同じだから。
人格は二人しかいないけれど、それはそれでややこしい。
まぁ、性別が別な人も複数いる人も、それはそれでややこしそうだけれど(笑)
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