記憶が消えていなければ。
いつか書こうと思っていた。
今の所、消える感じはしないかな。
なので、覚えているうちに残しておこうと思う。
入院中になんとなく思った。
書くなら『今』このタイミングかなと。
『解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい)』
それを信じていない人は多いと思う。
多いというか大半の人はそうなのだろう。
だけれど実際、私はずっと『もう一人の自分』と会話をしたり入れ替わりながら生きてきた。
『ずっと』と言っても、会話をしていない期間もあるのだけれど…。
私と『あたし』は、過去に何度か『人格統合』しかけている。
その統合しかけている間は、だんだんと『あたし』の声が聞こえなくなり、自分の中が静かになる。
そして私は、もう一人の自分の存在を少しずつ忘れていく…。
でも、いつも『何か』をキッカケに昔のコトを思い出して、そこからいろんな記憶や感情を取り戻す。
そして…。
『あたし』が甦る。
甦るというか…現れる?
この今のブログを最初の方から読んでくれている人は知っていると思うけれど、最初の頃『あたし』はいなかった。
でも、あるコトをキッカケに私の人格はまた二つに分かれた。
小説(自叙伝)の中には書いているけれど。
そのキッカケは、たぶん『ハルの存在』…。
こんなに月日が経ってから、どうしてまたハルと連絡がとれるようになったのか?
なんでまたあたしが現れるようになったのか?
いろいろずっと考えていたのだけれど…。
たぶん、それには『意味』があるんだと思う。
ある時、そう思うようになった。
きっと『そういうコト』なんだろうって…。
気が付いている人もいると思うけれど、少し前から『あたし』と統合しかかっている。
でも…。
『消える』感じはないかな。
入れ替わりは少なくなっているけれど、会話する事もあるし、存在は感じる。
まぁ。
またそのうち脳内が騒がしくなる事もあるかな?と思っている。
そして。
『いつか書こうと思っていた事』
『それ』を思い出したのは、ちょうど一年くらい前。
他の解離性同一性障害の方(以前『夢の話』で載せた方)のブログを読んで思い出した。
『今思えば解離のサインだったと思うこと』
そのタイトルのブログを読んだ後に、『私の解離のキッカケは?サインはあったのか?…』と少し考えた。
その時、記憶が『断片的』に動いた。
『断片的に動く』って表現で合っているのか分からないけれど、途切れ途切れのいろいろな記憶がバラバラにいろんな方向に動きズレていく。
ちょっと説明が難しいのだけれど…。
そういえば。
『あたし』がどこかで言っていたと思う。
『記憶のピースが埋まる』って。
その表現は合っているかも。
本当にそんな感じで、動いた記憶同士がピタッと合わさると記憶が少し蘇る。
そうやって、空白というか『空洞』が一つ一つ埋まっていくと、やがて大きな記憶が甦る。
まるでパズルみたいに。
私のその記憶は、『小学生』の頃まで遡った。
それから、中学、高校…と忘れていた事を思い出した。
いろいろ思い出し、『あたし』とも話して共有した。
そして、一つの結論に至った。
結論というか…私の『推測』だけれど。
たぶん…。
私は、基本人格ではないのかもしれない。
『基本人格』というべきか、『主人格』というべきか…。
分かりやすく言うと、この体は元々は『私』のモノではなかったかもしれない。
私は『あたし』と同じなのかもしれない…。
そして、さっきの続きは長くなりそうだから『後編』で書こうと思う。
本日のモッピーはお休み。
そしてそして。
昨日無事に退院した。
ソラマメの食欲も戻ってきたし、『もう病院でやれる事はないかな』という事で退院になった。
口内炎も少しずつ良くなっていて、ソラマメはうるさいくらい元気(笑)
でわ、どろん!
* 空 *
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『去年のこの時にあたしが言っていた「蘇った記憶」は、今回私が書きたかった事のコト』↓
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