40代の元男子中学生の松戸市教委への調査依頼の報道から | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

文春オンラインによると2019年9月の時点で43歳の男性は千葉県松戸市の公立中学で、担任であり部活動の顧問だった男性教師から口腔性交などを強要され、周囲の大人も助けてくれなかったことを取り上げています。

記事によると男性は中学1年夏から、加害教師に取ってつけたような難癖で夜遅くまで学校に残されるようになり、秋には性器を触られるようになったといいます。

 

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2020/12/01 source : 文藝春秋 2019年9月号   引用

学校は、加害教師のスクールセクハラを把握

 

こうした男子の被害は女子以上に表に出にくいが、SSHPへの相談でもおよそ20件に1件が男子のものだといい、決して特殊なケースではない。

学年主任にも訴えたが、「あの先生がそんなことをするわけがない」と取り合ってもらえなかった。

行動もエスカレートしていき、2年になる前には、キスや口腔性交を強要されるようになった。

島さん(※仮名)は加害教師から「お前が悪いことをしたんだ」と執拗に刷り込まれ、3年の2学期最終日に「これからは自由にしてやる」と一方的な宣言をされるまで、学校内外で被害を受け続けた。

記事画面
 

島さん(※仮名)は2年前、松戸市教育委員会に加害教師のわいせつ行為について調査を依頼した。以前地元で塾講師をしていた際、男子中学生から加害教師について「男子は全員股間を触られていて、他の先生たちも見ているのに何もしてくれません」と言われたことがあり、被害者は他にも数多いると感じていた。

しかしその教師は数年前に退職し、呼出しに応じなかったとして、教委は書留を本人に送っただけで調査を打ち切ったという。(教委は「元教諭は退職し私人のため、調査権限がない」と回答)

島さん(※仮名)は納得していない。

「加害教師だけでなく、犯行を把握しながら保身のために子どもを犠牲にして、何もしなかった人間が教育に関わっていることが許せないんです」

 

そのトラウマが時間を経て、後遺症のような形で障害を引き起こす。その典型がPTSDであり、そうなってようやく被害が認識されるのです」

記事画面2

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事実なら悪習は年をとっても治らないの典型といったところでしょうか。

男子生徒の全員の股間を触るというのはおそらくは局部触手の対象は目当ての少年(ら)だけのところ、男子生徒全員へのスキンシップとカモフラージュとして行っているのでしょう。

こんな芝居がこの時代に通用すると思っていたのでしょうか。

 

この元男子中学生(43)の松戸市教委への調査依頼に対して「何をその歳になって今さら・・」との訝りはおそらくは同市教委や加害教諭の本音でしょう。しかし記事ではその後段にて性被害のトラウマ治療に長く携わってきた精神科医で臨床心理士精神科医の先生がトラウマ(心的外傷)は時系列を超えても発生する趣意も述べられていますが、まさにその通りだと思います。

 

私に関していえば中学2年の時初めて成人男性(非教職の公務員)からセクハラ被害を受けることがなかったら、長じてこの種の事件を特集するような当ブログは作成していなかったと思います、もしかしたらこの机上行動も何らかの心的外傷がもたらしたものかもしれません。

後段参照

 

なお文春オンライン記事で最初に引用した「SSHPへの相談でもおよそ20件に1件が男子のものだといい、」については一言言わせてもらいます。

そうした相談をしない男児・少年を含めたら、その種の被害は加害者の性別を問わず、件数も各事案もさらに深刻なのではないでしょうか。

むろん同性からの被害が圧倒的に多い事は推して知れましょう。

また被害時の時系列では被害を被害と感じない事もあり、被害は後から出るほうが深刻であることも忘れてはならないと思います。

 

 

追記

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