少年への性的虐待告発を握りつぶしたか?前ローマ教皇 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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ドイツでも「被害者のほとんどは少年」

 

新たな報道によると前ローマ教皇ベネディクト16世にも自らが管理する司祭による少年への性的虐待への告発を知りながらも司祭監督者としての不作為疑惑が降りかかっています。

 

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2022年1月21日 BBC 日本語ニュース

独カトリック教会の児童性虐待、「前教皇が対応怠る」 最新報告書

 

少年への虐待行為を告発されたある司祭は、ベネディクト16世の司教区に移された後も、パストラルケア(※地域社会の人々を訪問し、支援する活動)を続けていたとされる。

 

独カトリック教会での虐待をめぐっては、過去の報告書で、1946年から2014年の間に全国で3600人以上が司祭らから虐待を受けたとされている。被害者の多くは非常に幼い、ミサで侍者を務める少年たちだった。

ミュンヘン・フライジング司教区に関する最新の報告書では、1945年から2019年の間に少なくとも497人が被害に遭っていたことが明らかになった。

記事画面

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仲間の神父(司祭)の少年への性的非行を黙認といったところでしょうか。

また、本人自身はどうだったのでしょうか?自らも当該悪事に手を染めたことが一度でもあれば対応は怠りがちにもなりましょうよ。

 

聖職者とは宗教職や教職をさしますが、上記の事と、私はここでも取り上げさせていただいた松戸市の中学校や同市教育委員会の対応をオーバーラップしてしまいました。

 

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学年主任にも訴えたが、「あの先生がそんなことをするわけがない」と取り合ってもらえなかった。

 

こらえきれず、職員室で泣きながら訴えたこともある。だが、教頭やその場にいた教師らは目を丸くしたが黙っていた。

 

「加害教師だけでなく、犯行を把握しながら保身のために子どもを犠牲にして、何もしなかった人間が教育に関わっていることが許せないんです」

40代の元男子中学生の松戸市教委への調査依頼の報道から

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ベネディクト16世も犯行を同業者等の犯行を把握しながら保身のために管理監督者でありながら子どもを犠牲にして、何もすることなく世界最大の宗教団体の教皇まで上りつめた口だったのでしょうか。

 

追記

なぜ隠ぺい疑惑の否定は自らの言葉で言わない?前ローマ教皇