94.「(統一教会内に)ヨセフの一家をつくらなければなりません」 | 御言 missing link

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 先回は、イエス様の時代、
「神様がユダヤ教を中心として役事された内容」「ヨセフ家庭を中心として役事された内容」は異なるものであり、それと同様に、再臨時代の
「キリスト教を中心とした役事」「韓国で成された新しい神霊役事」
も異なるものであるということを確認し、さらには、そのために準備された「神霊団体」をして、「ヨセフ家庭と同じ使命」を果たすことができるようにさせたということを確認しました。そして、そのことは、
「それが実現さえすれば、キリスト教が信じようが信じまいがそれは問題になりません」
 と言うぐらい重要だったとのことでした。
 したがって、それらの使命を引き継いでいるはずの統一教会においても、キリスト教の使命だけではなく、「ヨセフ家庭と同じ使命」を引き継いだ部分があったはずでは、しかも、その使命がなされていないとしたら、それは次の世代に引き継がれ、もしかすると、いま私たちの目の前に、その摂理が展開されようとしているかもしれない、ということも申し上げました。
 この、「ヨセフ家庭と同じ使命」は食口全員がもっていたというわけではないでしょうから、それが私たちの知らないところで全うされていたという可能性も否定できません。ですが、もしそうであれば、上で再確認したように、「それが実現さえすれば、キリスト教が信じようが信じまいがそれは問題になりません」
 というぐらい重要だったわけですから、文先生は、何らかの形で、その勝利を記念されたのではないでしょうか。たとえば、名節や記念日として。それが見当たりません。ということはその使命はいまだ残されたままなのではないでしょうか。
 そこで、今回の内容です。以下、いつものように、太字「」は文先生の御言です。それ以外は私の説明です。
 
「サタン世界において、女一人で国家を中心として戦ってはなりません。必ず男と二人で、一つとなって共同作戦をすることによって、一つの基盤を成さなければならないのです。白南柱氏が聖主教の登録をしてくれました。ところで、ここで金聖道氏と完全に一つになるべきであったのに、そうできませんでした。この白南柱という人も、霊界の啓示を通して、今後、韓国が神様の特別な摂理の役事を奉ずることができる国になるということは知っていたのですが、その具体的な内容は知りませんでした。鉄山を訪ねていき、鉄山の側と死のうが生きようが一つになって、相談しながら行くべきであったのに、そうした使命を果たすことができずに分かれてしまいました。
 それゆえ、復帰摂理の第一代的な基盤に問題が起きました。それで、この使命は他に移されます。鉄山の金聖道女史を代表して、開拓者の基盤を中心として基盤を築こうとした神様のみ旨が成されないことにより、一代においてはみ旨を解決することができず、二代に移っていくようになりました。
 完全に二つに分かれてどちら側にも立てなかったのです。神霊役事側にも、真理側にも、それが絶対的に神様のみ旨だということを確定できなくなったのです。」
 (真の御父母様の生涯路程② 金聖道女史と白南柱牧師の決裂)

 白南柱氏と金聖道氏が一つになることができずに分かれてしまったことにより、
「復帰摂理の第一代的な基盤に問題が起きました。それで、この使命は他に移されます。」
 とあります。この時点で、すでに、
「神様は、み旨を立てるべき様々な神霊団体をして、ヨセフ家庭と同じ使命を果たすことができるようにさせました」
 という内容が危うくなっていたようです。
 この時代、まだ少年期におられた文先生にとって、「ヨセフ家庭と同じ使命」をもつ人々との接点が持てないまま、彼らが失敗してしまったとしたら、イエス様の少年期と同様、文先生の少年期を保護する基台が崩れたということを表すことになるのではないでしょうか。完全な相似形とは言えませんので、さらに検討が必要ですが。
 以前、「ヨセフ家庭の失敗がイエス様の十字架の原因だった」という御言を確認しました(下に提示)。同じように、韓国における心霊団体の失敗が文先生の苦難のご生涯の原因だったといえるのかもしれません。

「(神様の恨を解くためには)その次に、ヨセフの一家をつくらなければなりません。そこには遠い親戚の人など全ての人々がいなければなりません。これを成すために数十年精誠を尽くして築き上げたのが統一教団です。このようにつくっておいたのは何をするためでしょうか? それはイエス様を愛することができる出発の起源をつくるためのものでした。ヨセフの家庭で母親と父親を中心とした家族が恨を結ばせたのがイエス様の死のきっかけだったので、‥‥‥ですから、イエス様の立場、またイエス様の兄弟、お姉さん、おばさん、おじさん、おじいさん、おばあさん、甥などの親戚圏を代身することができる、この地上で糾合している群れが私たち統一教会の食口なのです。」 (御言葉選集第40巻「統一食口の使命」1971年1月16日 釜山教会 2012年1月16日午前5時 天正宮博物館 「天地人真の父母国民支持世界大会」で訓読)

 そこで、次に登場するのが、許孝彬氏と李龍道牧師です。
 長くなりますので、続きは次回とします。

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