土曜日の日本経済新聞に
糖化のことが大きく書かれていました。
お読みになりましたか?MJ版11ページ目です。
シワ・たるみ「糖化」が一因
というタイトルです。
「実年齢より若く見える人と
老けて見える人がいる。
老化の原因の1つに糖化という生命反応があり
その進行度合いが”見た目年齢”を左右する
可能性があると最近の研究で分かってきた。」
ブルークレールでは糖化を何年も前から意識してきました。
老化現象の要因は、加齢、環境(乾燥や空気、水の状態)
食事や睡眠などの生活習慣、ストレスそして紫外線などの日光
などがあり、糖化はその中で食事に大きく関わりますが
ブルークレールでは紫外線や乾燥、睡眠や腸内環境も
この糖化にアクセルをかけてしまう関係性があるとみています。
つまり、糖化は食事だけでなく、生活習慣全体で防いでいくものです。
そして同じく老化現象である酸化と糖化は深く関係していると実感しています。
糖化とは何でしょう。
簡単に言うと、糖とたんぱく質が結びついて熱が加わった時に
焦げ付く現象のことを言います。
人間の体内に限らず起きる現象です。
たとえば、パンケーキは小麦粉や砂糖(糖)と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜて
熱を加えて出来ます。こんがり表面がキツネ色になるのが糖化現象の一例です。
パンケーキのキツネ色はきれいでおいしそうですが
人ではそうはいきません。
人の体内では食事で過剰摂取した糖質が血中で余り
体内のたんぱく質にベタベタとくっつき
これが体温で温められ糖化が起きます。
やがて体内のたんぱく質は糖により劣化しAGEs(終末糖化産物)
という悪玉物質に変わります。
AGEsは茶褐色の物質で体内にこれが蓄積すると
老化を早め体内機能を低下させると指摘されています。
たとえば、お肌のコラーゲンはたんぱく質そのものですが
これが糖化してAGEsが増えると
茶色いシミやシワ、たるみの原因になります。
ここで、糖化を予防する食事の摂り方を日経新聞からご紹介しますと
◆糖とたんぱく質に熱を加えた加工食品に気を付ける。例えば
パンケーキなどの焼き菓子や肉の加工品など。
◆食後血糖値の上昇を緩やかにする。具体的には
炭水化物やお菓子、甘い清涼飲料水などの糖質の取りすぎに注意。
◆サラダや野菜料理を食事の最初に取るのを習慣に。
◆生、蒸す・茹でる、煮る、いためる、焼く、揚げる の順でおすすめ。
◆焼いたり揚げたりする前に、レモン汁やワインビネガーでお肉を
1時間ほどマリネする。酸化の強い液体に浸すと糖化が6割程度
抑えられるという研究結果有り。
◆ブロッコリースプラウトにはAGEsの生成を抑える成分
スルフォラファンが豊富に含まれる。
カモミールのカマメロサイドというポリフェノールも良い。
個人的には、糖化の認識が広まるのはとても良いことだと思います。
一方で、部分的な知識が食生活を極端に偏ったものにしなければよいな
と懸念します。
たとえば、上の情報を読むと、食事はできるだけ生で熱を加えないで
摂ったほうが良いと受け取られてしまうかもしれません。
また、炭水化物は糖だから避けたほうが良いという考えがより広まるかもしれません。
ローフードダイエット志向が一層高まりそうです。
ですが、食材に熱を加えることもとても大切です。
私たちは昔からじっくり煮込んだお料理を多くいただいてきていますし
熱をしっかり加えたお料理には身体を芯から温めて
代謝や循環を良くしていく力もあります。熱を加えるということは殺菌にもなります。
体質や季節によっての調理法の選択も大切です。
炭水化物も単糖や二糖はできるだけ避けたほうが良い場合が多いでしょうが
多糖類は血圧を穏やかに向上させますから、たとえば玄米や全粒粉などの
全粒の精製していない穀物をいただくことは
むしろバランスのとれた栄養素を自然な形で摂ることができます。
片面からの美容・健康情報や食事法で価値観を固めず
それを違う角度から考え、自分に当てはめて
どんな形で取り入れて行けるのか
それが自分にためになっているのか
観察していくことが大切になります。
情報を広くキャッチしていくこと
そしてその真意を見て
必要で正しい情報を選択していくこと
そのための直感力を養っていくためには
やはりより良い生活習慣と気持ちの持ち方が大切
都内は台風の名残の強風が吹いています。
良い一週間をお過ごしください。
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肌成分、天然植物成分、天然湧水、そして無添加であること
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お肌を大切にすることは、
自分を優しくいたわるということ
そして自分の人生を
大切に積み重ねていくということ
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