- 彼に嫌われたくない
- 彼に傷付けられたくない
- 彼に浮気されるんじゃないか
- またうまくいかないんじゃないか
- 彼の愛情が冷めたらどうしよう
それが、現実になってしまうんだよ。
こんにちは。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
真中美和ってどんな人？
まずはお知らせを。
こちら、1月開講の講座は、
個人レッスンも満席となりました。
2月開講分は1月に募集予定です。
ぜひ楽しみにお待ちくださいね。
さて先日は、
可愛い方のフォローセッションでした。
彼女は、
旦那さんの不倫→別居を経て、
関係再構築の真っ只中。
つい数週間前に、
やっとの思いで
同居にこぎつけたばかり。
だけどまだ、
旦那さんの心は固く閉ざしたまま。
（不倫をした）自分が悪かった、
それは十分にわかっていて、
罪悪感を感じていながらも、
そこに至るまでになっていた
彼の中の寂しかった気持ち、
辛かった気持ちも
まだくすぶっているのだろうと思う。
同居することで、
妻である彼女に
また責められるんじゃないか
また問い詰められるんじゃないか
また疑われるんじゃないか
また詮索されるんじゃないか
ずっと見張られるんじゃないか
それが怖い、
それが苦しい、
だから同居したくない、
同居できないと
ずっと拒まれていたんだよね。
だけど、
彼女からの懸命の希望（説得）を聞いて、
「わかった。同居しよう。」
彼がそう受け入れてくれて、今、がある。
だけど、
なかなか彼は
話をしてくれない。
質問すれば、
答えは返ってくるし、
子供がいると和やかな空気にはなるけど、
彼との間に、
あたたかい会話はない。
それが苦しくて、
早くなんとかしたくて、
彼女は必死でもがいていたの。
でね、彼女の話を聞いていると、
何度も何度も、
「どうしたらいいんだろう」
「何をしたらいいんだろう」
って言葉が出てくるの。
そう。
彼女は、いつも正解を探してるんだよ。
自分の中にある不安や恐れを押し込め、
彼の中にある不安や恐れを押し込め、
「円満で幸せな家庭」という
どこの誰が決めたかもわからないような
架空の正解に向かって、
必死で頑張っている。
彼女が探している正解は、
お母さんに認めてもらえそうな、
保育園や世間に怒られないような、
そんな「ちゃんとした」家庭。
ねぇ、あなたが欲しいのは、
誰かが言う「正解の家庭」なの？
いつになく
鬼軍曹で彼女に問いただしたんだけど
（ほんとごめんｗ
そうじゃないよね。
私たちが欲しいのは、
周りからどう見えるか？じゃなくて、
何ができてるか？じゃなくて、
私たちの心の中に感じる
あったかい気持ち。
相手を想う愛しい気持ち。
一緒にいられることを喜ぶ幸せな気持ち。
そっちが欲しいんだよね？
それを、
旦那さんとお子さんと3人で
味わうことのできる、
そんな家庭を作りたいんだよね？
だったら、
そっちに意識を向けなきゃいけない。
彼が喋ってくれるか？
彼が何をしてくれるか？
それを見張って、
ちゃんと正しい家庭に向かっているか？
ちゃんと関係が修復されてそうか？
それを血眼になって確認して、
目指してる場合じゃない。
そんな家庭に、
安心も、幸せも、
感じられるわけないじゃない？
頑張り屋さんが
陥りやすい罠。
彼女はボロボロ泣いて、
彼女が本当に大切にしたいことに
気づいてくださいました。
- 彼に嫌われたくない
- 彼に傷付けられたくない
- 彼に浮気されるんじゃないか
- またうまくいかないんじゃないか
- 彼の愛情が冷めたらどうしよう
そんな風に
いつも不安を感じている人は
きっと多いんじゃないかなと思うんだけどね、
あなたが心の中で
不安に思っていること
恐れていること
それが、、、
現実になる。
怖いことを言って
脅すつもりはないんだよ。
だけど、
私たちの脳は、
そういう仕組みになってるの。
だってね、
○○したらどうしよう
○○にならないようにしたい
そう思っているということは、
それが起こると思っているということ。
それが起こる前提でいるということ。
脳は、
常に考えていることを
実現させようとする仕組みがあるの。
一生懸命考えている（信じている）ことを
叶えようとしてくれるもの、なんだよ。
だけど、
残念ながら、
「○○にならないように」という望みの
「○○」だけが叶うの。
つまり、
恐れていること、
不安に思っていること、
それ自体が叶ってしまうということ。
だって、
- 彼に嫌われたくない
- 彼に傷付けられたくない
- 彼に浮気されるんじゃないか
- またうまくいかないんじゃないか
- 彼の愛情が冷めたらどうしよう
そう考えているとき、
あなたが感じているのは、
- 彼に浮気されたときのショックな気持ち、
- うまくいかなかったときの悲しい気持ち、
- 彼に嫌われたときの辛い気持ち、
- 彼に傷付けられたときの泣きたい気持ち、
- 彼の愛情が冷めたときの自分を否定するような気持ち
こっちなんだもん
あなたは、その感情ばかりを
あなたが感じていること、
あなたが感じている感情が
増えるように脳は動くんだよ。
彼が同居前に、
彼女に責められるんじゃないか
また問い詰められるんじゃないか
また疑われるんじゃないか
また詮索されるんじゃないか
ずっと見張られるんじゃないか
そう恐れていたように、
彼女は無意識に、
彼が期待通りの言動をしてくれるかを
いつも見張ってしまう
自分から話してくれるか？
自分に愛を示してくれてるか？
自分と仲良くしたいと思ってくれてるか？
家事や育児に協力してくれるか？
一緒に話し合おうとしてくれるか？
それをいちいち確認して、
安心したり不安になったりして、
不安が爆発すると、
彼にそれをぶつけてしまう。
それは、
彼女が望んでいることの真逆だし、
彼が恐れていた関係そのもの、だよね。
だからね、逆に、
この脳の仕組みを利用すればいい。
「起きて欲しいこと」を常に考える
「ありたい自分」に意識を向ける
「増やしたい気持ち」をたくさん感じる
それだけ、だよ。
きっと日常にいっぱい散りばめられている
「起きて欲しいこと」
「ありたい自分」
「増やしたい気持ち」
その気配を感じるようなカケラに
敏感になればいい。
1日のうち、
あなたの頭の中にあるのが、
何なのか？
ずっと
あなたが感じ続けていることを
嬉しいなぁ
幸せだなぁ
ありがたいなぁ
そっちにすればいい。
そうしていたら、
きっと、
彼を見張る必要もない。
怖い気持ち、辛い気持ち、
それを飲み込んで、
あなたの願いを叶えるために
同居を決めてくれた、
必死で家族としてやり直そうとしてくれている
これは、
今の彼にとっては、
身を削るような思いで差し出してくれた
150％の愛だよ、って彼女にお伝えしたの。
150％を差し出してくれているのに、
そんな彼にあなたは
「もっと愛情くれ」「まだまだ足りない」
そうやって要求し続けてるんだよって。
今は彼に
それ以上のことを望むのはやめてあげて
ってお伝えしました。
これは彼女にとってはとても酷なことだと
十分にわかっているのだけどね、
（鬼軍曹でごめん
だけど、
これからもその彼とやっていきたいなら、
今彼女がやるべきは、
理想の家庭を目指して、
彼の言動を見張ることじゃない。
彼に一緒に理想の家庭を目指してもらうことじゃない。
彼が精一杯の愛で作ってくれた
今この目の前にある
- 一緒にいられる幸せ
- 同じ空気を家族三人で吸える幸せ
- 彼が毎日家に帰ってきてくれる幸せ
- 一緒にご飯が食べられる幸せ
- 「おはよう」が言える幸せ
こっちに目を向けること、
なんだよ。
そうやって、
彼女が幸せそうに、
リラックスして家庭の中で
生活している姿を見て、
ようやくきっと、
彼の不安や恐れが緩んでくる。
そこでやっと、
彼女と会話したい、
関係を築きなおしたい、
もう一度やっていこう、
そういう前向きな気持ちが湧いてくる。
それまで、
焦らないで。
あなたの不安を
彼に埋めてもらおうとするんじゃなくて、
あなたがあなたを
ちゃんと安心させてあげること。
目の前にある
幸せにちゃんと目を向けて、
いっぱい味わうこと。
そこから始めよう。
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