淑女からヒーローを奪い取った魔法使い!
第4回目は、
超人バロム・1の番外編です。

昭和47年(1972年)4月~11月まで、35話、日本テレビでの放映でした。
原作は、ゴルゴ13の、さいとう・たかを先生 です。
車両名称は”マッハロッド” その12話以降に登場した後期型の検証視していきます。
ズバリ!その答えは!
それは、ダットサン サニー 1000 2ドアセダン B10後期型 が、マッハロッド後期型です。
生産販売期間は、1967年7月から1970年1月まで。 B10を”ビートー”と呼ぶのがツウ。

さて、マッハロッド後期型は、どんな車かといいますと

この写真では、ウインカーレンズが横長であることしかわかりません。
次の写真では、運転席周りが良く確認できます。

特徴的な点として、ハンドル、メーター周り、シート背もたれのレバーが確認できました。
まずメーター周りですが、

この写真と同じですね。シートのレバーも確認できます。
また、このレバーは、2ドアにのみ装備されています。

2ドア車の場合、フロントシートの背もたれを前に倒してその隙間からリヤシートに乗り込むために装備されているものです。
それで、2ドアなら、クーペの可能性もありますので、検証します。ちなみに、トラックはシートは固定式のためレバーはありません。
まず、クーペではない理由はメーター周りがクーペ専用の丸型になっているので違うといえます。

それと、マッハロッドに装着されているハンドルは、標準装備品ではなくてオプション部品だったようです。
右上の写真に小さく写っています。

大きい写真です。
マッハロッドではこのハンドルに革を巻いて太くしたものを使っているみたいです。

次に、リヤ周りからの検証をします。

黄色い矢印で示した部分は、リヤバンパーの取り付けラインと思われます。
赤い矢印で示した部分は、スペアタイヤのトランク側のふくらみと思われます。
バンとトラックでは、スペアタイヤは吊り下げ式となっているためタイヤがむき出しで見えるはずですし、その為のフレームも露出しているので、この写真からはセダンがベース車両と思われます。
しかし、そっけなさ過ぎて格好が良いとはいえないリア周りデザインですね。
ただ、ポルシェ906カレラ6をオマージュしていますと言われれば、そう見えなくもありませんが、どうでしょうね。

ついでに、ラインナップを並べてみました。

さて、ベース車両がわかったところで、なぜ淑女から乗換になったのでしょうか?
聞くところによりますと、公道を移動する際にヘッドライトを装着していたようですが、その固定に問題があったようで揺れてしまい道交法上問題があったためとされています。ヘッドライトが有ってもこの状態で公道の移動をしていたことはおかしいようにも感じますが、当時は結構緩かったのでしょうね。
さて、そのヘッドライトつきの淑女の資料が手に入りました。

視界を妨げるようにエンジン上面に取り付けられたヘッドライトと、ボロボロのナンバープレートが装着されていますので、この状態で陸送していたようです。運転席シートはガムテープで補修されています。
ナンバープレートの痛み具合などから、もしかしたらフロント事故車を車検つきのまま改造して使用していたんじゃないかとなんて考えてしまいました。
新旧のフロント部分の比較をして見ます。

後期型は、ヘッドライトを固定式としていますので問題は解決されたようです。
しかし、ウインドスクリーンのカッコ悪いこと!
こんなところで、マッハロッドの番外編を終わろうと思いますが、魔法使いに奪われたってどういうこと?

こういうことです。
あれ?サリーちゃんじゃないんだ!
余り意味はありませんが、ネタとして書いてみたかったのです。
商標登録の関係でサリーちゃんに変更されたそうです。
ちなみに、原作でのお母さんの名前は”シーマ”です!
なんとも、日産ですね~
トリビア~~~