ステンレスの輝くニクイやつ?
今回はサイドモールの話をしてみます。
淑女の型式には、SP310、SP311、SR311の国内型式が基本としてあり、
左ハンドルの輸出用型式は”L”が付され、SPL310、SPL311、SRL311となります。
したがって、サイドモールも三つの形態によって分類することが出来ますが、
実際には、マイナーチェンジ等のタイミングにあわせての変遷になります。
① SP310 (1962~1964)
角モールと呼ばれる断面形状のモールが、車体先端から後端まで伸びやかに施されています。
初期の3人乗り車とマイナーチェンジ後の2人乗り車があります。
モールそのものの差異はありませんが、後者にはサイドウインカーが追加装備されていますので、
ややサイドからのイメージが異なって見えます。
3人乗り車
2人乗り車
② SP311 (1965~1966)
角モールは引き継がれますが、車輪が13インチから14インチに変更となった為、
フェンダーアーチ形状も拡大され、合わせて、モールディングも、短く処理されています。
サイドウインカーの位置も変更されたので、かなり印象が変わりました。
③ SR311、SP311 (1967~1970)
2000ccのSR311がデリバリーされたことで、角モールから、丸モールへと変更になりました。
いわゆるローウインドウ車(67年式)も68年以降のハイウインドウ車も同一部品です。
同時に1600ccのSP311にも適用されています。
SR311には、モールの下側に「2000」のバッジが付されています。
SR311 (1969) フェンダーアーチの張りが更に大きくなりました。
更に、角モールには長さ以外にも末端形状の差異がありますので示します。
① 角モールの末端処理の形状が丸い (SP310)
② 角モールの末端処理の形状が尖っている (SP311)
③ 丸モール (SR311、SP311)
以下は余談です。
小生の淑女には、入手当初、左後ろのモールがSP310用のものがついていました。そこで差異に気づくことができたのですが、そうなった原因は事故による損傷で交換された為でした。ボディもパテ整形の芸術作品でしたので、パテを剥ぎ落とし板金修復しました。スポーツカーは多再生車が多いのでこんなことはよくありますね。モール自体が取り外されて捨てられてしまった個体も多いですね。部品集め大変です。
小生の場合は、某ショップにて小事故によって歪んでいる為、放置されていたものを超格安で譲り受けることが出来たのでラッキーでした。20年以上前の話ですが、なんとか自力で歪み修整して取り付けました。少々傷跡を残してしまいましたが、収まるところに収まりよかったです。






