淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -34ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

燃え尽きた・・・(人生ではない)

 

この冬は持たせよう・・・なんて悠長なことを言っているうちにその日は訪れました。

 

アラジンブルーフレームヒーターは、そのブルーの炎を維持し性能を保つ為に、芯クリーナーで、芯先の調整清掃を適当な周期でするのですが、もうこれ以上芯が繰り出せないところまでやってきたのでした。

タンク内の油が尽きるまで最期の働きを見守ることにします。

 

刻は流れて・・・

 

では、交換作業に入ります。

取り寄せた純正ウィックです。オリジナルのイングランド製です。

 

早速バラしてしまいます。 

 

古い芯を芯押さえから取り外して新しいものと比べて見ました。古い方は日本製です。

しかし、たったこれだけの焼失で交換しないといけないなんて、不経済な感じがしなくも無いですね~

日本製は完全な筒状であるのに対して、本国製は切込みが入れてありヒラヒラとしています。

何度か取り替えられたのでしょう。今回で何回目なのかな?

アラジンは知っていても教えてくれません。

 

芯押さえに装着して比べてみると、本国製の方が裾が長いようです。ナゼ?

 

組み付けたら本体に挿入するのですが、繰り出しを行うギヤの消耗が気になります。

いつギヤ欠けしてしまうかハラハラドキドキしそうです。

こちらも考えておかなくてはいけませんね~

 

とりあえず棚上げしておいて組み立てていきましょう。

芯は切込みがあるためなのかダブついて入り辛かったのと、裾の長さも引っかかりやすく感じました。

ということは、日本製はその点が改善されているということなのかもしれませんね~

それでも、本国では本国なりの考えがあっての仕様なのでしょうけれど・・・

 

ダブついてます。 手を突っ込んで広げて押入れ・・・

裾が引っかかり入っていかない! マイナスドライバーでダマシダマシ押し込み・・・

何とかはまりました!

 

ついでに磨いてきれいにして・・・

組み付け完了です!

 

さあ、油を入れて暫しの時間待つのだよ!

 

しみこむ しみこむ しみこむ・・・・

 

さて、忘れた頃に点火します。

 

無事きれいなブルーの炎が点りました。

 

今度は、汚くなって透明度の落ちた雲母板も交換したくなってきますね(笑)

 

 

 

 

イヨイヨ本番 緊張の一瞬・・・というほどでもなかったかなぁ

 

テストピースの塗装が程よくできたことに気を許して、そのままグローブボックスの蓋のちりめん塗装を決行しました。

 

テストピースの時と同様に、パラ吹き+3回塗りとしたかったのですが、プレス加工の凹凸面が複雑に介している為、隙間などもあり素直には塗りづらく、一部は極端に厚塗りになってしまった箇所もありました。

 

 

それでも、ダメ元で焼付けブースにセットして

 

焼付けしました。 温度を見ながら適宜調整して今回は20分程度行いました。

 

恐る恐る開けてみると、やや厚ぼったさも感じましたが、意外と綺麗にちりめん塗装が仕上がっていて安心しました。

 

本来は、表面の塗装も行うのですが、例によって付き板を張ることにしていますので、裏面だけで完了です。

 

両面の場合は、置かずに吊るすようにして塗装も焼付けも行う必要がありますね。

 

次は、大物の登場です。

おっかなびっくり まずはテストしてみようか

 

実は、最初の再生のときにちりめん塗装をしようと試みたものの、全く知識が無くて、ちりめん塗料のスプレー缶を吹いたものの、加熱することを知らず天日干しにして乾かし、薄汚い仕上がりになってしまったという過去を白状いたします。

 

なので、多少は知恵がついたものの疑心暗鬼であることに違いは無く、まずはテストピースで行ってみることとしました。

 

テストピースにしたのは、あら!見覚えのあるアレじゃないですか!

そうです。床の修理で作成した余り物です。

使う見込みもありませんし、例の押し型も保管しているので、こちらを使ってしまうことにしました。

 

まずは、スコッチブライトで磨いて傷をつけて足付けします。

 

 

続いて、よく振って攪拌させたちりめん塗料のスプレー缶を塗っていきます。

厚塗りといいますが、パラ吹き+3回塗りとしました。

 

塗り上がりはテラテラなのですが、これを焼付けする為に段ボール箱に穴を開けてホットガンを差し込んで焼付けブースとして使い、焼付けました。温度計も差し込んでいます。(200℃計)

 

温度に注意しながら、ホットガンをオンオフして適宜調整しながら様子を見ます。

説明書きには、60℃~120℃で20分~40分と記載されていました。

写真では110℃付近を指していますが、このあたりを目標にオンオフしました。

130℃になってしまっても、オフするとみるみる温度が下がりますので、一定温度に保つことはこの装置では不可能ですから様子を見ながら行います。冬ですから尚更ですね。

 

そして、わずか10分で、ちりめん塗装が完成してしまいました。

 

充分冷ましたら、本当に完了です。

中々ステキな出来上がりに満足です。

 

それでは、次回は本番に入ります。

見れば見るほど積年の疲れがワンサカです。

 

何かを落としたんでしょうか?

この歪みは。見事にひしゃげています!

 

とりあえず、歪んでいるのは気持ちのよいことではありませんので、サッサと修整していきましょう。

まずは、荒出しです。100均一で入手したミニバールに先端保護でマスキングテープを巻いたものを使ってウニウニと。

支点にしたにはカッター刃を敷いて保護しながら行います。

 

スクレーパー使って、広い面を波うちしないようにベベべベンと持ち上げて。

 

マイナスドライバーで、ウンショウンショと細かく微調整。

 

ミニバールの逆側でも、エイエイエイ!

 

概ね完了!

 

バッチリいきました!

 

本日活躍のオールスターメンバーです。

剥がしてみないとわからないものですなぁ

 

淑女のダッシュボードの基本材料は「鉄板」です。

古い塗装もさることながら、歪みや錆びも見受けられますので、ここでサッパリとサンドブラストをかけてしまいましょう。

 

もちろんここで活躍するのは、自作サンドブラスターの「小梅ちゃん」です。

 

今回のブラストボックスは、大物のために以前作成したボックスは使えないので、大型のベランダボックスの周りにベニヤ板等々で囲って適当に飛び散りを最小限になるようにしたやっつけものです。足元にはブルーシートを敷いて事後回収できるようにしております。

 

グローブボックスの蓋を半分ブラストしたところです。 

 

 

裏側の複雑な面もシッカリとブラストしました。

 

とりあえず、サンドブラスト工程は完了です。

 

しかし、結構浸水していたんだな~と端々にその痕跡を確認することになりました。

 

 

アバタだらけだなぁ 淑女さんは(笑)

 

 

1台のカーステレオで、5つの楽しみ

 

前回までに、パック、パックとそんな話をして工作してきましたが、その元となる「パックシリーズ」の紹介をいたしましょう。

 

パックシリーズとは、ナショナルカーステレオの初期の8トラックデッキの単機能から、5つの機能を取り込むことが出来るようにしたシステムです。

ミュージックテープの代わりに差し込んで使用します。

 

当時のカタログの一部を転載します。

このように、FMラジオパックAMラジオパックは文字通りの機能を楽しみ、マリンパックは、海上情報受信機として。これはクルーザーなどで利用されたのではないでしょうか。また、マイクパックでは車外スピーカーの取り付けで、街宣車としての利用等々。カセットパックではコンパクトカセットテープの再生を楽しむことが出来るようになっていました。

 

因みに小生は、FMラジオパックとカセットパックを持っていますが後者はゴムローラーが加水分解してしまっているので現状では使用不能です。そのうち再生するつもりです。他のものはコレクションしたい気持ちもありますが、なかなか入手困難ですね。

 

このように、パックシリーズはカーステレオの使用方法のありかたを提案をしたパイオニアだったのかもしれませんね。

 

製造は、松下通信工業。現在の名称は、パナソニック モバイルコミュニケーションズとなっていますが、2003年に自動車機器事業などは松下電器産業へ移管されています。

横浜市の綱島の事業所跡地にはAppleの研究所が建ったらしいです。

もちろん、前回のiPhoneを接続して使えるようにしたこととは一切関係ございません! あったりまえ~デスネ(笑)

 

さて、またなにかひらめいたら新しいパックを作ってみようかな~

見た目はレトロ、機能は最新!?・・・

   羊の皮をかぶった狼?は云い過ぎかなぁ

 

前回は、AUXパックを作成して、デジタル音源を聴くことを可能にしましたが、ミニプラグ配線の露出も見た目はイマイチですし、

今後、iPhoneなどもミニプラグが廃止される方向にありますので、更に時代に合わせて進化させました。

 

現時点では、Bluetoothが主流なのでこちらが使えるものを作りました。

名付けて「Bluetooth パック」です。

 

 

用意した材料はこちらになります。

  ・Bluetooth 受信機(レシーバー) USB式

  ・USB電源アダプター(シガーライターソケット差込み式)

  ・スイッチング イヤフォンジャック(ジャンクのCDラジカセより取り外したもの)

 

早速バラしてしまい、基盤を取り出します。

 

収納する箱はもちろんカセットケースです。

カラオケ用のを中身を抜いて利用します。

 

ラベルはコーティングされてましたので、ビニールを剥いた後に、”塗料用シンナー”というタイプの溶剤を小筆などで塗って染み込ませ、一呼吸おいて剥がします。(模型用シンナーやラッカーシンナーは厳禁です。プラスチックケースが犯されます。)

80年代のカラオケテープのラベルはこの方法で綺麗にはがれることがほとんどですが、

70年代以前のミュージックテープは接着剤が違うようで厳しいです。これについては研究中です。

 

穴を開けたり削ったりの小加工をして基盤を配置していきます。

AUXジャックの取り付けです。 インジケータランプの穴は未だ未加工です。

 

パック接続端子(M2ビス)を設置しています。

 

M2ビスは、近くで入手しづらかったので、ぶらりと寄った銀座天賞堂で鉄道模型用を入手しました。

黒染めですが導通するので問題ありません。

 

配線作業を進めます。

基盤の固定は、ホットメルトです。

 

インジケーターランプの為の光路を、アクリル棒から作成し、光漏れ防止の為に圧縮チューブを通して設置しました。

 

蓋をして完成しましたので、テストをしたところ問題なく作動しました。

赤のインジケーターは、”電源”ONで点灯、青は”Bluetooth”接続で点灯します。

AUX接続も出来るようにしましたので、ジャックを差し込むことで切り替わる仕様になっています。

 

Bluetooth接続は無線ですから、余計な配線が露出しないのでスマートにレトロ感覚で音楽を楽しむことが出来ます。

 

音源のデジタルプレーヤーはどこにある?

服のポケットの中でもグローブボックスの中でもどこでもかまいませんね。

 

 

 

 

iPod 等々デジタル音源を聴ければ広がる音楽の世界!

 

というわけで、8トラックカーステレオでデジタル音源を聴くにはどうしたらよいのだろうか?

 

ズバリ、外部入力端子を増設すれば、問題なく聴くことが可能になるわけです。

 

そこで、外部入力端子(AUX)の配線を、ヴォリュウム配線に割り込ませて増設するの一般的なのですが、

今回はそのような作業はいたしません。

 

さてどうするか?

実は、ナショナル製の8トラックカーステレオには、「パック」という仕組みが備え付けられているのです。(一部装備無しもあります。)

 

例えばこれです。

FMパックというものです。

これを、テープカセットの代わりに差し込むと、FMラジオを聴くことができるようになるもので、「パックシリーズ」というオプションのひとつです。

(パックについてはそのうち記事にしようと思っています。)

 

パックには、5つの端子がついています。

5つの端子の役割は、左右のチャンネルと、電源、アース、アンテナです。

本体内部に装備されている端子に接続されると、その役割を伝達するというものです。

これによって、この「FMパック」ならFMラジオを聴けるわけなのです。

 

それでは、今回は外部入力端子(AUX)、つまり「AUXパック」を作成していきます。

 

まず、上で説明した端子の作成から始めます。

こんな風に適当に、FMパックから端子位置を写し取って、

 

空のカセットケースに転写して穴を開けます。 今回は電源とアンテナは不要なので、アースとR,Lの3箇所開けます。

(写真は全部開けてしまってますが・・・)

 

端子代用のM2のビスを通しておきます。

 

AUX端子には、ステレオミニプラグのメス端子を配線します。

今回は、延長用コードを切断して利用しています。

 

ビスの端子に取り付けるために、軽くあぶって銅線をむき出して配線します。

ホットメルトで固定して配線は完了です。

ゴムローラもホットメルトで固定しています。これは、キャプスタンローラーの空転予防の為です。

 

 

パック検知スイッチの検出用の出っ張りをヘキサボルトで代用しています。

 

iPhoneを接続してテスト。 結果は上々です。

 

せっかくですから、パッケージも作成してみました。

視聴用カセットのこのようなデザインのものがあるようですので、何とか再現しパソコンで作成しました。

正面の内容はわからなかったのですが、それらしくデザインしました。

 

貼り付けて、なんかもっともらしい雰囲気に出来上がりました。

 

ナカナカ良いでしょう! 自己満足!

次回は、もっとグレードアップしたものを公開します。

やっぱり やり直さないとね~

 

淑女が来た時、ダッシュボードはボロボロで、パッド上面は大きくひび割れており、インパネ自慢の縮緬塗装はどこへやら、茶色く錆びた状態でした。

そこで当初は、木目のカッティングシートを貼って見栄えを良くしておりました。

その後、今から十余年前に、何の予備知識も無いままに、やっぱり本物のウッドパネルにしたいな~と思って、ウォルナットの突き板を入手し思いのままに施工してみました。

 

完成当初はとても綺麗にうまく出来たと思ってましたが、経年劣化が激しく、亀裂が入り、めくれ上がりと残念な状態になってしまいました。

 

そこで今回の再生では、その反省を活かし完璧に(多分)やり直し施工をしようと思っております。

 

同時進行中の雨漏り対策を実施するにも、先にダッシュボードを再生してからでないと進めないのでこちらが優先になります。

 

これが取り外したダッシュボードです。ひび割れが痛々しいです。

 

インパネ部分とパッド部分は、モールを介して取り付けられていますので、裏側からスピードナットを外して分離します。

 

分離できました。

 

今日のメイン作業 古いウォルナットの突き板をスクレーパーを用いて剥いで行きます。

 

グローブボックスの部分には、3つのパーツがついていますので、無くさないように取り外しておきます。

随分と痛んでいるのでこれも何とかしたいところです。

 

本当はもうひとつ部品があるのですが、当初より欠品しているので、恐らく作成にて対処することとなります。

また、グローブボックスも欠落しているので、順次作成していきます。

年式違いの部品だけど、いいよね!

 

我が冬場の相棒「アラジンブルーフレームヒーター」は、随分と前にジャンク品を再生し現役復帰させたモノです。

現在も販売されているアラジンですが、わが家のは1971年製の「25型」と呼ばれるたった一年のみのレアなモデルです。

製造は英国、輸入販売はメルセデス・ベンツで有名な「ヤナセ」でした。

アラジン初の耐震安全装置つきモデルです。

 

ただこのモデルは、地震大国日本からの要請で地震の少ない英国で企画設計したもので、十分な検証が出来ず、実際の地震ではストーブが転倒するほどの大地震で無い限りその機能は発揮できないような構造でした。その為、JIS改定によって一年きりのモデルとなったわけです。

 

さて今回の本題、燃料系の補修に入ります。

再生時には燃料計のガラスと表示パネル板が欠品していましたので、とりあえず厚手のビニールを挟み込んでガラス代用として使用し幾年も経過してしまいました。残量の確認はしづらかったのですが、ストーブとしての機能は健全でしたのでそのままとなっていました。

 

そこで最近、後継形式の「32型~38型」用という燃料計ユニットを入手しましたので、交換することにしました。

本来の「25型」用とは表示内容も異なり漢字表記でありますが、わかりやすいのでよいのです。

でも本心はオリジナルパーツでの補修がしたいのですが、稀少品ですから中々難しいところです。

 

こんな感じでいいかげんにビニールをかませてキャップを締めこんだだけでした。

 

今回入手した燃料計(下)と、取り外した燃料計(上)とを比べると、アームの長さが違いました。

フロートも25型用はコルクで風合いもよいものです。

25型用アームには「MADE IN ENGLAND」の文字がステキに刻印されていました。

こんなところに、あらためて舶来品なんだな~と感じます。

 

ともかく入手したものを組みつけてみました。

いい感じ!

と思っていたのですが、落とし穴がありました。

それは、タンク内の燃料が空になっても表示メモリが「0」にまで移動せず、あたかも燃料があるかのように止まってしまうことでした。

その原因は、アームの長さにありました。

当然長い方が深くまでフロートが落ちることによってメモリも下がるわけですから、25型では後継機よりもタンクが浅いということがわかりました。

これでは塩梅が悪く、使用中の燃料切れに気づかずにいつの間にか火が消えているという問題も発生してしまいます。

実際にそのようになったので気づいたのですけどね。(苦笑)

 

そういうわけで、入手した燃料計は使えないので、表示パネル部分のみ外して、元の25型用燃料計にセットして利用することに作戦変更です。

まずは、表示パネルを取り外しました。

写真では既に折り込んでしまいましたが、アルミ板の表示パネルには爪がついていて固定されていました。

 

取り付けに当たり、メモリに蛍光塗料で色指しを行いました。

 

組み付けて、完成です。

 

これでまだまだ活躍してくれます。

エアコンもありますが、ストーブの温かみの方が体感的のも断然心地よく手放せないですね。

 

もし災害になった時にも、石油ストーブは単機能で稼動して、暖を取ることができるのでそんなときにもあると良いのです。

 

そろそろ芯の交換もしなければならないみたいです。