淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -35ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

購入時の写真が見つかりました!

 

93年の再生時の記録の中に床の記録も残っていました。

この時は、もちろんフィルム撮影でしたので、デジカメのようにやたらとはシャッターを押せなかったので記録写真も少ないのです。

 

さてさて、どんな状況かなのですが、複数のオーナーを経て数々の補修と全塗装を重ねられていたボディで、内側も既に黒く塗られていました。

写真からわかったことは、やはり純正の防音制振材が貼られていたことが確認できました。

既に、剥がされて?剥がれてしまっていたところもあるようですが、形跡から見て、今回の再生で貼った部分よりも広範囲に貼ってあったことが確認できます。(運転席側シート下には既に失われていますが、助手席側には断片的に残っています。)

 

先に写真で確認できていれば、同様に全面貼りしていたことでしょうが後の祭りです。

細かいことは気にせずいきましょう。

 

ちなみに前回は防錆処理後にこんな感じにプライマーを入れました。

光明丹入りで錆を防止するというものでした。

 

この時は、またこうして再生作業をするとは思っても見なかったですね~

夢中になって深夜まで作業していました。

知人の工場の片隅を占拠してずうずうしくも良くやったものです。

若いっていいものですね~

 

 

 

漸く最後の皇帝です。・・・否、工程です。

 

自動車に、こんな塗料を使うのは邪道だと罵倒されかねませんが、

 

ペンキには変わりねーじゃないか!

 

と、一蹴したところで、作業に入ります。

(しかも、刷毛塗り! だけど、最近の塗料は質が良くて刷毛目もほとんどなくなり具合がよいのです。)

 

もちろん、ボディ上塗り用としては塩梅悪いのですが、その他色々と以前より使っていて、アンダーボディで使った部分も10年位経っていますが問題も見えないので、適材適所、手抜き、お手軽、といったところで今回も使うことにします。

 

まずは、筋になっている塗料に入りにくい部分を先に塗っておきました。

 

一回目の塗りこみです。

結構透けている部分が見受けられます。

 

二回目の本塗りです。

概ね良好。いい感じです。

 

パーシャルトレイ部分も、いい感じです。

 

オトナシート効果は、純正風に仕上がった点と、アバタが目立たなくなったので、ちゃんとレストアをしている気分になったという事でしょうかね!

 

内装も同色近似色で仕上がったことで、心残りなくやってよかったなと思いました。

 

本来は、幌仕様なのですが、取り外してあります。復活時には取り付けます。

ハードトップ再生はまだまだ先の話で、とりあえずその辺には置いておけないので、乗っけているだけです。

 

とりあえず、床の修理は一段落できました。

鉄板のままだとドラミング音が凄いのです。

 

なので、防音制振材を貼り付けます。

以前は、鉛シートを全面に張っていましたが、今回は「オトナシート」という製品を使用することとしました。

旧来より自動車の制振材として使用されているものの製品版といったところでしょうか。

競技車両を作るときに剥がすのに苦労する「アレ」です。

 

両面テープ仕様で扱いやすくなっています。

必要なサイズに、はさみやカッターで切って使用できます。

 

凸凹した形状には、ヒートガンやドライヤーを併用すると形状に合わせての貼り付けがやりやすくなります。

 

形状に合わせて、適度に丸みを帯びたもので紙の上などからしごくように形状を整えながら貼っていきます。

もちろん、温めた方がなじみやすいです。

シートの材質はわかりませんが、アスファルトのようなイメージです。

 

このように、次々と貼っていきました。

 

リアのパーセルシェルフトレイ部分には本来は付きませんが、鉄板の制振目的で貼り付けました。

 

全体に貼り付けが終わりました。

なんとなく、純正っぽくなりました。

93年に床の防錆を行ったときには、たぶん純正のそれが貼ってあったような気がするのですが、記録もなく記憶も曖昧で自信が持てません。ただ、今回の作業で、剥がした跡と見られる部分が散見されましたので、多分貼ってあったんでしょう。

まあ、そういうことにしておきましょうか。

気分は純正仕様に戻ったということにして。

後は、塗装をするだけです。

薄い鉄板にそのまま取り付けるから、ベコベコなのです。

 

一般的に、シートレールを取り付ける部分にはしっかりとした台座がありますが、淑女にはそれがないのです。

1mmに満たない鉄板の床に、直に取り付けられています。

したがって、シートレールを留めるナットは、床下から留めなくてはなりません。

それは良いとしても、薄い鉄板に直に付いていたことで、取り付け穴周辺はベコベコに歪んでしまっています。

強度的には問題ありだと思います。怖いですね~。

 

そこで、多少の改善を見込んで、建築用のワッシャーを利用して「台座」を設定することとしました。

 

シートレールはこのように床に開いた穴に直接差し込むだけの簡単な構造です。

 

差し込むとこんな感じです。

このような構造ですので、シートの挙動などの影響でしょうか、取り付け座面がベコベコに歪んでいました。

程々に修整はしましたが取りきれず、画像でも確認できると思います。

 

そこで、改善を見込んで、建築用金具用のワッシャーを利用して台座としました。

また、今回使わない無用な穴もボンデ板で塞ぎました。

 

共に取り付けにあたっては、建築用の変成シリコンシーリング剤を使用しました。

接着が出来、塗装も問題ありません。万が一取り外しが必要になっても容易に剥がすことが可能です。

 

 

台座の取り付けと、無用穴を塞ぎました。

 

全体の鉄板の継ぎ目に、シーリングを施して、今回の工程は完了です。

 

 

 

淑女の作業をしたいけれど・・・

 

陽気のせいにするわけでもないですが、天候が悪くては外での作業が出来ません。

三連休に予定していた作業も、半分も出来なかったかもしれませんが、ボチボチと進んではおります。

次の段階が進んだところで、床の修理のレポートを書くこととしています。

 

外での作業が出来ない分、室内でできることといえば、まずこのブログのリンクの整理見直しです。

その時間が与えられたと思って作業しましたので、それはそれでよかったのです。直ぐに後回しにしてしまいますから・・・笑

 

というわけで、ヤフーへ飛んでしまうリンクはなくなりました。

これからが、正常運用って言うんでしょうかね。

今後ともお付き合いくださいませ。

 

 

 

ヤフーブログから引っ越したものの・・・

 

雨風呂では、否、アメブロでは自分で一つひとつ修整していかないといけないものがありました。

それは、リンク先。

 

特に、小生のブログ内で、「前回の作業」とか、「次回」などとつながりのある記事に飛ばすときのリンク先が「ヤフーブログのアドレス」のまま引き継がれているので、ポッと行ってしまうとヤフーブログに飛んでしまうのです。

一応12月までは残存するようではありますが、塩梅よくありません。

 

なので、ぼちぼちと修整をしていかないといけませんね。

 

内容の見直しや、タイトルの整理も同時にしようかななぞと考えております。

といっても、小説ではないリアルな話である・・・

 

関東を襲った先日の集中豪雨のとき、

拙宅の天井からポタリポタリと落ち始めた雫。

メトロノームが早まるように加速して、やがてスローになり止った。

それは、雨が通り過ぎたからに他ならないのである。

 

とりあえず、バケツをどかすことは出来たけれどもそのままでは芳しくないのである。

 

拙宅は築52年の駐留米軍向け住宅の残党です。

地域には結構あったけれど、そのほとんどが取り壊されて現存しません。

つまり、絶滅危惧種のような家なのです。

 

今回は早急に対処しなくてはならなくなった雨漏りの処置の話です。

明日明後日には台風15号が直撃するという予報もあるので、淑女と戯れている場合ではなくなりました。

 

まず、屋根に上り現場検証。

4枚の瓦にひびが入っているのを発見!

ひびというよりも割れてしまったいるのですが、そのうちの一枚が今回のきっかけになったもの。

割れているだけではなくズレているのです!

コリャダメだ!

 

さて早速、以前にもお世話になった瓦屋さんに直行!

しかし!かかし!

既に欠品していて在庫終了。お店でも解体住宅から分けてもらうような状況だそうで、断念。即刻退去。

さてどうする?

因みに、プリンス車の世界では有名なお方のお店です。

 

ならば、修復するほかありません。ホームセンターへと駆け込み、コーキング剤を購入し帰宅しました。

雲行きも怪しく黒っぽいものも見えてきたので、すぐさま屋根に上ってコーキングを施し、とりあえずはOK!

ということにしました。

そのうち、解体家屋から譲り受けておかないといけませんね。

もちろん、新品の方がいいけれども、無いものねだりかも知れませんね。

 

一応、画像で説明します。

これが、割れた瓦だ!!!

 

割れた片側を抜いてみると、雨水の流れた後が確認できます。(写真じゃわかりづらいですね)

 

割れた瓦の断面にコーキングをぬりぬりします。

 

嵌め込んで接合します。

 

念の為、接合面上にもコーキングを施しダメ押し! これで一応完了です。

 

かつて交換した瓦によって、パッチワークの丘になってます。

わが家では、富良野に行かずともパッチワークの丘が頭上にあるのです。

チャンチャン!

 

台風なんか怖くない!

 

曲げ成型加工はプレスが早い?

足元のプレス加工部分にも腐った部分がありましたが、形状が形状なので、適当なプレス型を作って作成してみました。

必要個数は2個、いつものように現物合わせで仕上げてしまうのでラフに寸法を取って切断した木片を組み合わせていきました。

 

まずは、その辺に落ちていた木片を適宜切り出します。


組み立てます。

 

ボンデ板を入れて。

 

プレスします。

 

こんなんできました~

 

それを、この穴の開いた場所に合わせて適宜修整します。

 

合わせはこんなもので行きましょうかね。

 

形状の修整等の合わせを終えたら、ボルトの穴を開けます。

 

エポキシ接着剤で貼り付け、錘ではなくそのままボルトを締めて固定します。

後は、次回の作業までそのままにしておきます。

次はいつできるかな~。

パッチワークといえば格好も良いけれど・・・・・単なる切り張り!

 

とりあえず防錆処理まで進みました。

次は、開いてしまった穴をふさがねばなりません。

本来は、切り継ぎ溶接処理にて修理の痕跡を残さずに修復をしたいところなのですが、

物理的にもスキル的にも現状では不可能ですので、

今回は最近の自動車板金にも利用されているというエポキシ接着剤を利用しての処理にすることにしました。

将来、本格レストアを施すことになった場合に、比較的容易に取り外して従来の板金処理を行うことも可能であるという観点からです。

因みに、物理的に処理が不可能というのは、旧来のハシゴ形フレームにボディを搭載しているという構造であり、丁度フレームとの間が狭小で、溶接処理はフレームにも影響を与えてしまいますし、裏からの防錆処理もしづらいので除外しました。ハンダ付け板金という方法もありますが、工数の関係で見送りました。

 

さて、作業にかかるに当たってボンデ板を用意しました。

これも廃品利用です。業務用コピー機の分解により排出されたもので、屋外に3年くらいほったらかしていましたが、錆の進行もなく性能も実証済みです。

 

ボディ側も、ある程度平坦になるように簡単に板金しておきます。

 

切り出したボンデ板に加工サイズにあわせて卦がいきます。

 

折り目をつけて

 

現物あわせで調整して、こんなもんかな?

エポキシ接着剤(クイックメンダー)で貼り付け。(接着面は足つけをします)

錘を乗せてしっかりと密着するようにして硬化を待ちます。

ラップを敷きましたが、錘がくっついたりしないようにとの配慮です。

まあこんな感じにパッチワークは完了です。

次は、足元部分のちょっと複雑な形状のパッチワークを行います。

 

 

アバタもえくぼといいますが、、、

そんなにかわいいもんじゃない!

 

前回からの続きです。

腐食した錆穴部分の用をなさないヘロヘロな部分は切り取ってしまいました。

 

今回使ったのは、「サビキラー」という錆転換剤入りの塗料です。

以前からある「サビチェンジャー」などの製品と同様に、赤錆を黒錆に転換させることによって更なる腐食を抑制しようというもので、こちらは下処理剤でありながら塗料でもあるのでシルバー塗装状態で仕上げとすることも考慮されています。

今回は下地処理塗装として用います。水性塗料なので扱いやすいです。

補強版があるために腐食が進んでしまいましたので、しっかりとその内側にも錆転換処理をしっかりと施さねばなりません。

そこで、ケーキ用のパレットナイフや、急須の口を磨くブラシなど100円ショップで入手して来ました。

補強板裏をしっかりと塗装をしたいので、サビキラーをたっぷりとつけて、前後隅々に行き届くように手前からも奥からも突っ込んで塗りこんでいきます。

塗装1回目は、サビキラーを2倍に希釈して、錆の深いところや鉄板の継ぎ目などのそのままでは浸透しにくいところをメインに塗装します。浸透することで転換効率が上がることを期待します。

2回目は、そのまま希釈せずに本塗りします。

夏であることは水性塗料にとって乾きが早いということで、安心して使うことが出来ますね。

その他も全体的に塗装しました。

下地つくりは大切なのですが、総剥離はしませんでした。錆で酷い部分はあるものの全体的には新車時のプライマーも生きており剥離は必須でないのと、作業時間の制約や完璧なレストアをすることが出来ないという由です。

したがって、CNSベベルでのケレンを錆び部分を重点的に全体へは軽く行いました。

また、カーペット、トリムの下になってしまうというのも程々の処理の由。

 

アバタもえくぼ・・・

 

以下、余談です。

小生がレストアという言葉を安易に使わないのは、このようなものを残して再生したものをレストアとは言いたくないのです。

それならば、パテ埋めしてフラットに面処理したら・・・それもちがう。

半田で仕上げるのなら、まあ良し。本来は鉄板から作り直す。切り継ぎでも溶接跡を残さない。ならし板金で行う。

限りなく新車に近い状態に仕上げたものをレストアと呼びたいのです。

これは、40年近く前に買って読んでいた「スクランブル・カーマガジン」のレストア記事で当時の職人さんたちの技を見ていて、これこそがレストアなんだな~と刷り込まれてしまっているからなのです。

これは、小生のこだわりであり戯言に過ぎないのかもしれません。

 

まだ穴が開いたままなので、次回に続きます。