淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -36ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

パッシング機能の追加をしてみるのです。

 

淑女にはヘッドライトのパッシング機能が装備されていません。

対向車に対してパッシングで合図をしようとしても、ハイビーム切り替え機能で行うほか無く、やりそこなうとハイビームを浴びせてしまう結果となり塩梅よくありません。

そこで、簡単に見栄えよくハイビームを使えるようにと改造をしました。

といっても20年も前に行ったのですが、他の作業が進まないので紹介します。

 

ドナーとして用意したのは、サニートラックの廃車から頂戴したターンシグナルユニットです。(右側)

左側は淑女のターンシグナルユニットです。パッと見全く構造が違いますからそのまま利用することはありません。

必要なのは、パッシングスイッチだけです。

 

 

淑女側のレバーも切断し、サニトラ用レバーを接続できるようにベースを作り、配線が通るようにドリルで穴もあけました。

 

 

古い作業で写真を撮っていないので説明だけですが、接続には半田付けにて行い、その後、ニッケルクロームメッキを施しました。

右側が接続部分です。左側は淑女の未加工のレバー付け根です。

 

 

各備品の再メッキや、ボディの再塗装を施して完成させました。

 

 

これで、手元で簡単にパッシングできるようになりました。

 

あたかも純正であったかのように出来たので満足しています。

 

欲を言えば、レバー接続部の段差が無い方がきれいなのですが、20年前の工作なので・・・

 

 

組立構造の未成熟?

 

といっては設計者に失礼な話でありますが、実際にフロントウインドウ周りの接合部に隙間が多く、1962年のSP310から1967年のSR311までの生産途中に、その対策はされていないといえます。その後の対米対策のハイウインドウ車においては、ウインドウ枠はボディと一体になっているのでこれらの隙間はありません。もっとも、現代車と比べてしまうのも酷ですが、ウェザストリップの製造技術やゴム質、構造、組み付け方法等々が確立されていない時代なので、またこのくらいのことは許容される時代でもあったということでしょうね。今じゃこんなに雨漏りしたんじゃ欠陥騒ぎは免れないでしょうね~(笑)

 

それでは、本題に戻って、更に構造をと観察してみると、

前回の考察では示してませんでしたが、ドアのウェザストリップの取り付け部分の接合部も見事に隙間がありますね。

ここからも漏水は免れないことでしょう。

 

ドアのウェザストリップがついている状態です。

ウィンドウ枠のウェザストリップはめくっていますが、それが被っていても見逃せない隙間です。

 

 

今日はウインドウシールドを外さなかったので写真で示せませんが、ウインドウ枠組の構造上からの水の流れも追ってみました。

 

そこで、漏水対策として考えられたのは、下の写真に示した青丸で囲った部分の対策を重点的に施すことが改善に繋がると考えられました。

 

 

①赤の部分: 枠の組立時にここの後部の一箇所だけでもシール剤を入れておくことで、室内方向の漏水は防げそうです。

         

②黄色の部分: 構造上およびウェザストリップ不備による隙間があるので、ボディとウィンドウ枠とを接続するようなウェザストリップを設定して、赤い部分共々室内への漏水は防げるものと考えられるのでその処置を行います。

 

以上の方針で、進めていきます。

 

ハードトップを下ろさないと作業が出来ないので、誰かに下ろすのを手伝ってもらわないと進められないのが難点です。

状況にもよりますが、内装も並行して進めていくようにします。

ガレージがあればと・・・・・

 

 

 

雨漏りは極力抑えたいのです。

 

SP310,SP311,SR311のローウィンドウ車は特に組み付け式のウインドウシールドの為、隙間が多くあり雨漏りは当たり前かのようにあります。

とはいえ芳しいものではありませんから、少しでも改善すべくその対策を施すために考察します。

 

スクリーン下側のウェザーストリップには両端に留具が付いています。

   (66年式までは写真のサイズで、67年式は少し幅が太くなります。)

 

この留具を外すと、車による固有差もあると思いますが、気になる隙間があります。

 

 

まず、ウインドウシールドとダッシュボードを取り外しました。

 

ダッシュボードのついた状態で、雨漏り経路の検証をしてみると、矢印のように、直接流れ込んだり、ウインドウシールドの留ボルト用の長穴の隙間からの漏水も疑われます。

 

 

スクリーンのシール部分や、縮んだウィンドストリップの隙間からも漏水は疑われます。

 

 

これらを改善するだけでも、漏水はかなり予防できると考えられますので、次回は、この考察を基に対策をしていくことにします。

なんだかおかしいドアの閉まり具合。

 

動作がカッチリとせず、ガタガタしているので、ドアロック部品を取りはずして確認したところ、渦巻きバネの末端部分が折れてなくなってしまいバネの役割をしていませんでした。

 

 

正常な状態は、矢印のようにバネの末端部分が本体に引っ掛けてありテンションがかかるようになっています。

 

 

取り外したついでに、ロック部品をストライカーに嵌めてみて動作の検証も行ってみました。

 

 

折れたバネを修理しなければなりませんが、部品取りもないので、ジャンクのバネ鋼(タイロッドブーツの留具)を切断利用することにしました。

接続には、ワイヤーロープの接続用のアルミ製オーバルスリーブを用意しました。

 

 

オーバルスリーブにバネと留具を通して、バイスプライヤーでカシメて、所定の位置に引っ掛ければ終了です。

 

 

あとは、ドアに元通り組み込んで正常作動を確認して修理完了です。

 

同時代の日産の車種は概ね同じ構造なので参考になるかと思います。

310,410ブルーバード、CSP311シルビア、520ダットサントラック 等々

 

 

 

日々の努力の蓄積?いやはや消耗か!?

 

仕事に通勤にと履いていると靴底は減ってしまいます。当たり前ですね~

靴の減り方は歩き癖が現れ、やがて助長され酷く片減りになってしまいます。

減り過ぎた靴で歩き続けると骨格の歪みを引き起こし姿勢が悪くなったり腰痛などの問題を引き起こしてしまいます。

今回の靴もそんな原因となったので、ちょっとお休みしてもらっていました。

 

昨今の100均ではそんなメンテナンスパーツ等も充実しており、品質はともかくとして利用してみる価値は大きいものです。

そろそろこの靴にも復活してもらわないと他の靴の消耗も進んできましたので修理をすることにいたしました。

 

さて、片減りの酷い状態です。靴底交換だけでは済まないレベルに達しています。

 

 

まずは思い切って靴底を剥がしていきます。

これがなんとも結構な力仕事でした。

まずは、角の部分から引き剥がし始めます。(簡単に見えますがそうではありません)

 

 

段々と大きく剥がしていきます。かなり疲れる仕事です。

 

 

漸く剥がす事が出来ました。

 

 

ヒールの減り過ぎた部分の修復には、シューズドクターを使いました。

 

 

PP板(クリアファイルの廃品から切り出したもの)で囲い、マスキングテープで留めます。

写真は無いですが、つま先部分の消耗部分も同様に充填し、乾燥後やすりで整形します。

 

 

用意したのはダイソーで購入した靴底です。

 

 

シューズドクターのハミだしなどを整形して、ヒールの土台が出来たら、ゴム糊で新しい靴底を貼り付けます。

今回使った接着剤は、普段気に入って使っているのですが、靴底の張替えには不向きだったかもしれません。

履いてみて様子を見てみます。剥がれるような事はないとは思いますが(笑)

フロント部分にも、お手軽な靴底を貼り付けました。

 

 

はみ出した不要な部分をカッターで削り取りましたが、これが中々カットしやすいゴムの材質でした!

そして、ヒールとシューズドクター、靴底を面一になるようにやすりで整形した後、着色します。

写真はカット直後です。

 

 

修理完了です!

またがんばっていただきます!

 

簡単なようでいて、精密さが求められる・・・

 

そんなバルブシートカッターですが、普通持ってる人はおりません。

あっても、最近の小径バルブ&細いステム径に対応したもので、淑女のような旧いエンジンには使えません。

そこで、一応使うかどうかは別にして考察がてらそれらしきものを作ってみました。

 

まずベースに使ったのは、「サークルカッター」です。

鉄やアルミや木材に円形の穴を開けるための道具です。

これに改良を加えて「バルブシートカッター」に仕立ててしまおうという寸法です。

 

 

廃棄するバルブです。

これをサークルカッターに取り付けられるように加工します。

 

R型エンジンのステム径は8.5mmととても太いのです。

 

傘の部分は不要なのでカットし、サークルカッターへの差込み部分を5mmに段つきに加工します。

 

 

ドリル刃を抜いて取り替えます。

 

バルブガイドに差し込んでこんな感じで使えるかな?

 

 

スリーアングルのそれぞれの角度のバイトで加工が出来そうですが、実際に使うとなると躊躇してしまいますね。

一本刃の為、実際の力の掛け具合や均一に加工できる精度をどうやって出すのかが課題です。

もう少し勉強します。

台風19号は猛威を振るう

とニュースでは云っている。

 

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

悠長にこんなブログなんて書いている場合ではないのかも知れませんね。

 

少々雨漏りの気配があったので、

嵐のさなか気になって屋根裏に行ってみました。

先日修理した部分からの雨漏りはどうやら大丈夫みたいなのですが、予備軍みたいな、否、実際に漏っているところがありましたので、器の置き土産をして応急対処して退去。

また仕事が増えてしまったようです。

 

購入時の写真が見つかりました!

 

93年の再生時の記録の中に床の記録も残っていました。

この時は、もちろんフィルム撮影でしたので、デジカメのようにやたらとはシャッターを押せなかったので記録写真も少ないのです。

 

さてさて、どんな状況かなのですが、複数のオーナーを経て数々の補修と全塗装を重ねられていたボディで、内側も既に黒く塗られていました。

写真からわかったことは、やはり純正の防音制振材が貼られていたことが確認できました。

既に、剥がされて?剥がれてしまっていたところもあるようですが、形跡から見て、今回の再生で貼った部分よりも広範囲に貼ってあったことが確認できます。(運転席側シート下には既に失われていますが、助手席側には断片的に残っています。)

 

先に写真で確認できていれば、同様に全面貼りしていたことでしょうが後の祭りです。

細かいことは気にせずいきましょう。

 

ちなみに前回は防錆処理後にこんな感じにプライマーを入れました。

光明丹入りで錆を防止するというものでした。

 

この時は、またこうして再生作業をするとは思っても見なかったですね~

夢中になって深夜まで作業していました。

知人の工場の片隅を占拠してずうずうしくも良くやったものです。

若いっていいものですね~

 

 

 

漸く最後の皇帝です。・・・否、工程です。

 

自動車に、こんな塗料を使うのは邪道だと罵倒されかねませんが、

 

ペンキには変わりねーじゃないか!

 

と、一蹴したところで、作業に入ります。

(しかも、刷毛塗り! だけど、最近の塗料は質が良くて刷毛目もほとんどなくなり具合がよいのです。)

 

もちろん、ボディ上塗り用としては塩梅悪いのですが、その他色々と以前より使っていて、アンダーボディで使った部分も10年位経っていますが問題も見えないので、適材適所、手抜き、お手軽、といったところで今回も使うことにします。

 

まずは、筋になっている塗料に入りにくい部分を先に塗っておきました。

 

一回目の塗りこみです。

結構透けている部分が見受けられます。

 

二回目の本塗りです。

概ね良好。いい感じです。

 

パーシャルトレイ部分も、いい感じです。

 

オトナシート効果は、純正風に仕上がった点と、アバタが目立たなくなったので、ちゃんとレストアをしている気分になったという事でしょうかね!

 

内装も同色近似色で仕上がったことで、心残りなくやってよかったなと思いました。

 

本来は、幌仕様なのですが、取り外してあります。復活時には取り付けます。

ハードトップ再生はまだまだ先の話で、とりあえずその辺には置いておけないので、乗っけているだけです。

 

とりあえず、床の修理は一段落できました。