淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -27ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

いつもの大晦日なら・・・

毎年恒例で神田に年越しそばを食べに行くのですが・・・

 

今年はコロナの影響で自粛することになりました。

20余年続けた恒例行事をしないのは寂しいものであります。

けれどもけれども、のんびりとコタツに入ってお笑いなどを観ているような時間がないのでございます。

やらないとね、やっぱり。

午後2時過ぎから時間が出来たので、ミニキャブのエンジン載せ換えのための作業を開始しました。

 

まずは、汚いラジエターの洗浄から始めました。

ワコーズのラジエターフラッシュというものです。

それなりに定評があるようなので、使ってみることにしました。

 

 

ラジエターに投入して、エンジンをかけてアイドリングで30分くらい回しておくとのことで、その後、排出して終了というものです。

 

アイドリングは順調に回っています。

その間、先日入手した或るものを試してみることにしました。

 

COの測定器と、イソブタンの測定器です。

イソブタンとは、炭化水素(HC)の一種でガソリンに含まれているものです。

 

 

もちろん新品などではございません。ジャンク品を食事代のような価格で購入したものです。

最初エラーが出ていたのですが、電池ボックスの液漏れ汚れを「サビトリキング」で掃除したところとても綺麗になり、エラーも出なくなり正常稼動を始めました。もちろん校正されているかどうかなどわからないので、反応があればいいんじゃないくらいな気持ちです。

 

電源を入れて測定モードに入ると、検知しない状態ではもちろん数値は「0」です。ガスを検知すると数値は上がっていきましたので、稼動はしているようです。

そこで早速、排気管に突っ込んでみると、みるみるメーターが上がり警報がなり、表示も「OL」つまりオーバーレベルというありさまでした。

すぐさま取りやめです。ガソリン臭がするような状態ですから当然ですよね~。

次は、載せ換えた後の測定でどのようになるかが見ものです。

 

 

それでは、アイドリングしながら少しずつ部品をはずしていくことにします。

まずは、シートから。

 

 

取り外しました。

フロントミッドシップエンジンです。

 

 

エンジン止めて、冷却水とエンジンオイルの排出をして、ラジエターホースやトランスミッションのリンク類、ワイヤー関係など次々とはずしていきました。

 

すべてをはずすことなく、黄昏時となり、暗くなってきましたので本日の作業は終了です。

あとは、来年続きを行います。

 

それでは皆様、良いお年を迎えてくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにがですって!?

 

そうですよ、ミニキャブですよ。

エンジン載せ換えないといけないじゃないですか!

だって車検が取れないんだもん!

 

そこで、エンジン乗せ換えのための台車を作ったり

 

淑女さんが馬に乗っていた作業スペースも、敷石を増やして延長。

台車もジャッキも楽々です。

 

 

ドンペリ入りました~!

じゃなくて~

ミニキャブ入りました~!

 

作業準備OK?

 

 

あれ?淑女さんはどこに?

 

久しぶりに地上の天使となりました。

 

 

等々やっているうちに日が暮れていく日曜日ナノデシタ。

 

 

正月は作業しないとナリマセヌ。

 

これもいわゆる「ステイホーム」なのかしらん。

挑戦者が敗退したので、

10年位前に作った「クローム仮面」に再び白羽の矢が刺さりました。

 

ふたつ並んで仲良しそうですが、実はライバル同士なのでした。

左は長らく王座を守り続けていたもの。

右は王座から引き摺り下ろすべくスッ現れた帰国子女の挑戦者。

 

 

ところが、挑戦者は最後まで頑張り、今、正に目の前の王座に取らんとしたが、君臨することなく敗退を余儀なくされたのでした。

そしてまた、奪われんとした王座についたのは張りぼてのポンコツ野郎なのでした。

 

その正体は・・・

 

 

綺麗な再生めっきをしたツマミは最高の出来ですが、躯体はホボ全面アバタ祭りそしてクロームではなくユニクロメッキを身に纏っています。その醜さを隠すべくクロームの仮面をかぶっているのです。ひと呼んでクローム仮面!

それは、銅版にPカッターで筋彫りしたものにクロムメッキを施したイミテーションなのです。

 

挑戦者である本物は戦いに敗れてしまったので、時を10年ばかり戻して、クローム仮面がまたいつか現れるかもしれない挑戦者を待つことに・・・

 

ならないかもしれない。

 

とりあえず、組立までは箱にしまっておきます。

 

 

 

 

 

根気の要る職人的作業でした。

 

今回見事に残念な結果に終わった再メッキでしたが、備忘録的にしたことを書いておこうと思います。

 

一番大事なことは、依頼するメッキ工場が「修正修理された素材に対してどれだけ見識をもっているのか」ということに尽きるかと思いました。それはどのような世界や職業でもいえることなのだと思います。よく「プロなんだから」という言葉を耳にしますが、その「プロ」というものの中にはスキルなど伴っていないただ「職業」として金銭を受取っているというだけの方々も多々見られます。

今回の工場はそういうわけではありませんが、長けていることとそうでないことがあるのは仕方のないことです。

 

さて、それでは「メッキ依頼前にどのような下地作りをしていたか」ということを、書いてみます。

 

まず、ニッケルクロームを剥がして素地にしなくはいけませんが、自分ではすることが出来ません。つまり、サンポールでは剥がせません。したがって、メッキ工場に依頼するのですが、通常は剥がしのみはあまりしてくれないのかもしれません。

先日クロメートを頼んだ工場にクロメート加工するもの共々見積もりで送ってあったので剥がしてもらいました。

金額は・・・背に腹は代えられなかったので・・・・高額でした。

そして送り返してもらいましたが、特に防錆もされていないので数日で錆びだしました。

 

 

酸洗い(サンポール)してさっぱりとします。

 

 

すぐさま水で洗ってからセスキソーダを溶かしたアルカリ溶液に入れて中和し、錆びにくい状態にしておきます。

その後、半田作業まで時間があるので、再度錆を出さないようにするため、シリコンスプレーを吹いておきました。

 

 

アバタ埋めには、ヤニなし半田をフラックスを使いバーナーで付けていきました。

フラックスの威力でパアッと広がり気持ちよく半田を盛れます。ただし当て過ぎ注意です。

ワット数の大きな半田ゴテでも良いですが、重くて取り回しもしづらく効率的ではありませんでしたので、バーナーでの作業としました。

細かい作業は断然こちらがよいですね!

 

写真のバーナーは、この一回で壊れましたので、元々持っていた国産品を修理して行いました。

安物中華製はやはりだめですね。

 

 

ペーパーなどで面出ししてからブラストをかけます。小梅ちゃんの登場です。

 

 

ブラストが上がりました。

このまま完成でもいい感じですが、クロームメッキを綺麗につければ完成します。

 

 

そして、灰皿のふたは、無数の腐食で酷い状態です。

それでも、小生の元に来たものの中では一番綺麗なものです。

なので、今回再生しようと試みました。

 

写真は半田作業途中でです。

 

 

腐食部分はフラックスつけても半田が付きにくいので、あらかじめリューターで切削しておきます。

 

 

微細なアバタだらけですので、半田をやすりで擦り下ろして粉状にしたものを使いました。

これを、あらかじめアバタ部分に据えてからフラックスを用いて、30Wの半田ごてをさいばし代わりにし、バーナーであぶっりながらの作業をしました。

 

 

概ね、半田作業が終わりました。

 

 

面出しでは、回転モノは使わず、鉄鋼やすりやダイヤモンドやすりの平らな面を使い状態を整えてから、ペーパーを#240、#320、#400、#600、#800、#1000、#1200、#1500、#2000と掛けて表面の仕上げを終えました。

 

最後に、ライン部分は半田でつぶれた箇所が多々ありますので、プラスチックカッター(通称Pカッター)で、筋彫りして原型ラインを再現して下地作業は完了です。

 

 

後はメッキをかけてもらうだけです。

すごく楽しみでした。

 

でも、前回のブログでご承知のように残念なものになってしまいました。

 

また、同じようなことをする場合には、装飾品としてだけではなく、「芸術作品と捕らえてくれるような感性を持っているメッキ屋さん」に依頼しないといけませんね。

安くはやってくれないかもしれませんね。

 

安い!うまい!早い!の吉野家のようなメッキ屋さん探しています。(笑)

 

以下余談です。

 

実は、今回の第2弾のメッキを宅配で受取った当日の日中に、不動産屋さんから拙宅の水道工事をしなければならないとのことで「職人」が入って工事をしていました。内容は、50年以上前の古い家ですので、「漏水する前に壁の中の給水管を廃止して、新たに外付けの配管をするというものでした。もちろん「プロの職人」なので、そのまま任せていましたが、出来上がったものを見ると目が点になるようなひどい配管で、風呂場など牢屋の中で風呂に入る気分になるほどの”美しさなど何も考えず”にセンスもなにもなく配管されておりました。もし自分が費用を出して依頼するのなら"絶対こんな配管は許しません”。小生なら、「赤または黄色の点線の配管をするでしょう。」見た目にもシンプルで、配管も短くできるというものです。

見た目にも最低限の露出でスマートだと思います。上から降りてくるのは一箇所だけなら目立ちませんからね。

「プロ」ならそのくらいはしてもらいたいものです。「素人」の意見で恐縮です!

 

 

とうわけで、「プロ」、「職人」という言葉に惑わされることなく、本当にその仕事を出来るスキルのある方と繋がるのが大事なことなんだと思います。ただ、金銭については懐と相談ということになってしまいますよね。

 

この19日という日は、このダブルパンチで激しく落ち込まされた一日でした。

不安が的中してしまいました。

使う気になれないほどの”モノ”が送られてきました。

 

先日の第1弾のときにメッキが綺麗に付いていない部分もあり、既に送ってあった第2弾について下地はこちらで仕上げてあるのでそのままメッキをつけてもらえればよかったのですが、磨くと半田修正が剥がれますなどと言っていたので、”しないで”メッキしてくださいといったのに磨いてしまったようです。見事に半田はえぐられてボコボコ仕上で帰ってきました。磨かないでというのにはもうひとつ理由があり、細かなラインが彫刻されているので、磨いてしまうとシャープなエッジが丸くなってしまいボケたラインになってしまうからです。その為に一週間もかけて小さく無数にあるアバタを半田で埋める作業を淡々と行い、#2000のペーパーで仕上げていたのです。

もちろん、ラインもボケてます。

 

コンソールボックスの灰皿のふたです。

 

実は、発送前に電話確認で工場長と話をして「半田修正」したものでもメッキしますと回答を得ていたので”大丈夫”と判断して送ったのです。他の工場では「半田ではなく、銀ロウの修正のもの」ならやりますということと、見積もりも高額だったため今回の工場へ依頼することにしたのです。

結果からいうと、この工場は、「半田修正」を理解しておらず、「通常工程」で、他のものと大差ないベルトコンベア的な作業を実施しているということを感じました。つまり、一点一点を気遣っているとは思いますが、そのスキルが伴っていないということなのでしょう。

なので、次回があるとしても、修正が必要な傷や腐食のあるものを、ここには出すことはないでしょう。メッキがくすんだからというレベルのものの再メッキなら”多分”大丈夫?かな~。31ワゴンさんは概ね満足のいく仕上げで全て納品されていたので”多分”です。

 

というのも、今回のもので「メッキ抜け」で納品されたものが数点あります。

一部は素材の特性上やむを得ないと納得しているものもありますが、これで平気で納品してしまうの?と疑問に思わざるを得ないものがありました。

 

まず、ダッシュボード上の「方向指示ランプの枠」です。

内面のメッキが入ってほしい部分のメッキが余り届いていないのです。

 

こちらは、コンソールボックスの枠です。

淵は鏡面、内面はブラストを使って梨地仕上げです。(ブラストは小生が行っています。)

元の腐食もありますので、その点は仕方ないのですが、メッキが十分に入っていません。

銅メッキがむき出しのままというのも如何なものでしょう。

こんなに表面に目立つのにそのまま納品できるという品質管理は如何なものかと思ってしまいます。

 

 

新品でない再メッキだから、このようなトラブルもあるのだとは思いますが、チェックして良くなければやり直してから納品して欲しいものです。メンドクサイ客のだからめんどくさいな~と思われながら作業していたのでしょうか?まさかですがね。

 

これはクレームとしてやり直してもらわないといけませんよね?

どう思われます?皆様。

 

なんか最近良くないことばかりで気が滅入りウツな気分で悲しくてやり切れません。

 

次回は、今回の下地作りの工程を一応紹介したいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオ! これは淑女用だったんだ!

 

先日、紹介したレジスターですが、よくよく部品番号を見てみると、なんということでしょう、

正に”淑女用”の部品ではありませんか!

ウッカリと見過ごしていました!

 

22460-14615 とあります。

 

 

この番号のどこで”淑女用”ってわかるのですか?

そう思われるのは当然です。

 

今の日産の部品番号の構成もさほど変わっていないと思うのですが、この5桁-5桁の構成は更に細分されていて、2桁+3桁-3桁+2桁となります。細かい話はまた今度するとしまして、注目の部分は、後ろ5桁の最初の3桁なのです。「146」が確認できます。この番号は「部品形式」を示していて、146=SP311となります。因みにSR311は「255」になります。つまり、車種ごとに固有番号が振られているのです。

なので、これは正当な後継部品であることが確認されました。

 

最後の2桁は、当初のパーツカタログでは「00」でした。この部分は、差異番号といいます。変更などがあった場合に変わっていきます。

ですから、ここが「01」や「02」というのはしばしば見かけるのですが、「15」ということなので、15回も改変があったということなのでしょう。15回も変更があるようには思えないような部品ですが、些細な変更も含まれているのでしょうか。ナゾです。

 

ナゾについては、のちのブログで解決しています。

 

部品番号については、かなり奥深いので時を改めてお話してみたいと思っています。

いつになるのか? 

そのうちです(笑)

 

 

古いものを再生するよりもいいんでないかい?

 

たまたま見つけました。

今すぐ買える日産純正部品です。正式な後継品かどうかは定かでありませんが機能は同じです。

やや仕様が違いますが、元々が汎用部品ですから50年後の今も新品で入手できることが凄いようにも思います。

 

ホーンリレーとレジスターです。

 

ホーンリレーの新旧比較です。

旧製品の方が板金の造形が浮き文字もあり下部の淵周りのふくらみもステキです。

対して新製品は、絞りだけのいたってシンプルな板金内容です。

 

 

旧製品の方が大きい分存在感があります。

 

 

裏側ですが、旧製品は端子もしっかりしていてどっしとした感じです。取り付け穴は3つ。

新製品の方は、スッキリとした造りで、低コストなのは明白です。取る付け穴は2つ。ピッチが違うので長穴加工が必要ですね。

 

 

中も気になって、開けてみました。

基本構造は同じですが、バネが新製品は板バネを採用しています。

旧製品は、銅リベット留めなので、バラすして鉄板部品は再メッキに出すことは可能です。

 

 

旧製品が壊れていたら、カバーだけ再メッキして、新製品に上手くかぶせて雰囲気を作ってもよいでしょうし、一回り小さいので、中に組み込んでしまって旧製品の形状のまま機能回復もできることでしょう。

ただ、そんなに手間をかけないでも、この新製品はクロメートめっきで雰囲気そっくりですから取り替えてもなんら違和感を感じることなく機能を果たしてくれると思います。

もちろん旧製品の方が相応しいとは思っています。

どっちを使うかまだ決めてませんがね。

 

それともうひとつ、点火コイル用のレジスターもありました。

こちらも基本は変わりません。

 

 

裏返してみると、コストカットがわかります。

抵抗コイルのカバー碍子が新製品には付いていません。

 

 

けれどもこちらは、素直に新しいものを使うのがよいかと思っています。

ねじ類はいくらでも取替え可能ですし、碍子もメッキもきれいですから。

抵抗値についても、恐らく各種そろっているのではないかと・・・(調べればですが)

最悪は抵抗コイルを取り替えてしまうことでも対処できますね。

新規にコイルを巻いてもよいですし(笑)

 

上記の2点共に700円前後で購入しました。

 

本来の純正部品は安いので、よく調べれば「宝物」は発見できますね。

 

追記します。

よく調べなおしたところ、レジスターは製造メーカーの違いが判明しまし、コストカットということではありませんでした。

古い方が日立製、新しい方が阪神製でした。

その話はこちらの記事です。

 

 

 

 

 

 

自分で発注しておいて、怪しいも何もあったもんじゃ在りませんが(笑)

 

で、これなのです。

 

時節柄、クリスマスケーキの箱を開けるように、リボン(ここでは紐)を解き、箱を持ち上げるとそこには薄いベールに包まれたケーキ(ここではエンジン)が光を放ち鎮座しているのでした。

 

 

さらに、そのベールをめくると神々しいお姿が・・・・

エンジン様です!

そうです。遠路はるばる2万キロを走破した後、ここにたどり着いたのであります。

中々美しいフェースではありませんか!

ファンなんか新品のように輝いています。

もちろん、よく見るとアバタも多数見受けられますが、22年を経てこの美しさはめったに見れるものではありません。

 

 

振り返ってみても ”バックシャン”かもしれません。

 

肝心の中身はどうでしょう。

タペットカヴァを外して中を拝見。

 

 

オイル焼けも殆どなく、スラッジ痕も見当たらず、「2万キロ」は実走行で間違いなさそうです。

カヴァを留めるボルトに外した形跡は見つけられませんでしたし。

 

これなら、下手な手出しをせずにそのまま載せ換えても大丈夫そうですね。

 

といっても、ボディがモデルチェンジ後(U41T)に搭載されたエンジンですので、我がミニキャブ(U18V)には、当該車両の部品を移植しないと載せる事ができません。

具体的には

・エンジンマウントブラケット

・インテークマニホールド

・オイルフェルターブラケット

・オイルパン

・バックプレート

等々・・・

 

これらは事前にモデルチェンジによるエンジンブロックやヘッドに変更がないことを調べた上で「大丈夫」と判断し、あえてモデルチェンジ後の走行距離の少ないエンジンを見つけて発注しました。(ただし、モデルチェンジ直後の1991年のU41新車解説書を参照なので、1998年式エンジンではどうかなぁ?)

つまり、今回やってきたエンジンは、1998年製で6ヴァルブタイプの最終年式です。

最初期型から最終型への載せ換えといいうことになります。

 

本来のボディ形式(U18,U19)のエンジンなら、上記部品の移植は必要ありませんが、まず、タマ数が少なく希で、年式が古い分走行距離も出ていて本当に怪しいエンジンを選択するほかなさそうですが、幸いにもこの「三菱3G83型エンジン」は三菱軽自動車の基本形式エンジンで、長期間製造(1990-2013)されていましたので、バリエーションもタマ数も多く存在し、組み合わせによっては面白いチューンナップも出来そうなエンジンです。DOHCヘッドや、ターボ、前形式の3G81(550cc)にはスーパーチャージャー付きも存在します。

形態は最終的には、12ヴァルブインジェクション点火に落ち着きます。

詳しくは、WIKIをご参照ください。

 

とはいえ、エンジンを車体の下から下ろさなくてはならないので、方法を思案中です。概ね考えは纏まっています。

正月休みは返上かな~

 

そして、部品が付かないなどのゲリライベントが開催されてしまわないように祈るばかりです。

とりあえず、必要なガスケットなどの発注をしま~すっと!

看板に偽りありなんて言われないように

 

最近は「ミニキャブネタ」ばかりでしたので、ちょっとは「淑女ネタ」を書いてみます。

 

10月に依頼していたクロームの再メッキ品の第一弾が帰ってきました。

初めて依頼するメッキ業者さんで、クロームとニッケル専門でリーズナブルであるという工場です。

 

 

大物で依頼するものはないので、小物ばかりです。

以前依頼していた業者さんは自動車の装飾品のことを良く理解されているところでしたので、こだわりのオーダーにも対応いただけるところでした。仕上がりも満足のいくものでした。ただどうしてもリーズナブルとは言いがたい加工費用になってしまうのは否めませんでした。

 

今回は、一般的な工業製品としてのメッキ加工がメインの業者さんですので、小生のこだわりがどこまで通じて期待通りに作業していただけるのかというのが気になるところです。ただ、大変リーズナブルにメッキ加工していただけるのがありがたいところです。

 

この第一弾では、特に指示をせずにそのまま依頼しました。

したがって、どんな作業をいていただけているのかを見ることが出来ました。

ここでは、あまり細かい指摘は避けておきます。というのは、仕上がりにやや微妙に感じる部分もあるからです。

元々が状態の悪い傷物であったりもするので、仕方ないといえばそれまでなんですけどね。

なので、次回は、この仕上がりを踏まえて、どのような依頼の仕方すればよいかを考えるように致します。

もちろん、状態の良いものであれば仕上がりも全く問題ありませんしお勧めの業者さんです。

 

実は、第二弾は既に依頼しており、どうやら今週末くらいには出来上がると思われます。

こちらは・・・・昨日の電話のやり取りでやや不安をおぼえています・・・

もっと、細かく指示をしておけばよかったのかとちょっと後悔気味です。

到着してみてからのお楽しみです。

 

昔の自分だったら、メッキが上がったことに素直に喜んでいたものですが、目が肥えてくると・・・

メンドクサイ奴に大変貌を遂げているようです。

いやですね~

 

 

 

初めての不合格経験・・・ミニキャブでは・・・

 

排気ガスでの不合格経験は、遠い昔に淑女に乗って一年目の車検のときでした。(当時は一年毎に車検を受けなければなりませんでした)

その頃の話はまた後日お話したいと思います。

 

そうなんです!

ミニキャブの車検が通りませんでした。

今まで、一度もこの車では落としたことのなかった車検を通すことが出来なかったのです。

まだ、一週間の猶予期間はありますが、下記のトラブルシューティングの判断では修復できないと判断し、一旦車検切れになることを覚悟を決めました。

 

具体的な不合格の内容は、「HC」の基準値オーバーです。これは未燃焼ガスを検知しているということ。つまり燃え切れなかったガソリンの残留物があるわけです。基準は1200ppm以下です。

 

通常考えられるのは、ガスの空気との混合比が多すぎて燃え残る場合と、逆に薄すぎて点火しづらくなって燃えなかった。という2点が考えられます。その場合は、点火プラグの焼け具合を見ると概ね判断が出来ます。

 

ところが、焼け具合は良好で、白いくらいでした。

それは「CO」の値が全く問題ないということにも表れています。「CO」は不完全燃焼を起こしているときに発生するものです。いわゆる一酸化炭素です。基準は4.5%以下です。

 

 

となると、どうしたものでしょう。

念のため、プラグコード、スパークプラグも新品に入れ替え、キャブの調整、点火時期の調整等々通常考えられることはすべてしてみましたが「HC」の数値はやや下がったものの「基準値」である1200ppmを下回ることがなかったのです。

ソレックスなどのキャブレターの場合は、気筒毎にジェット交換等でその塩梅を見つつ調整も可能ですが、単体である商用車のキャブではひとつですべての気筒をまかなっています。この車は3気筒ですが、すべての燃焼具合に差がないことを考えるとキャブレターにも問題は無いようであると判断しました。

 

そこで、考えられることはエンジン本体に問題があるということです。

 

確かに排気音に違和感を覚えていましたので、「何か」があるのでしょう。

マフラーも20万キロ一度も交換したことがないものを使っています。多少排気音が騒がしくなっているのも認めていることです。

その音の中に更なる違和感を覚える音が混じっています。

”一気筒なんかある”そういう音です。

さっそく、コンプレッションテスターを貸してもらいに行き測ってみました。

2番だけやや低いのです。

ここになんかありそうです。

 

1番3番はこんな数値。

 

2番は他より低い数値。

 

通常なら問題のない程度の差異かもしれませんが、「HC」異常という問題をはらんだ上ですから、ここを疑うほかないように思います。

この状況から考えると、バルブの密着不良ではないかというのが、最有力な判断になっています。

何度測定しても、2番だけ不安定な数値を示していました。

その為に”未燃焼ガスが漏れていたのではないか?”という推測です。

 

ままある、ヘッドガスケットの吹き抜けであれば、冷却水とオイルが混じったり、混じらずとも、冷却水の異常消耗があったりします。排気音からもわかります。出力低下も肌で感じます。

なのでやはり、「バルブの密着不良」が原因として一番考えられることと推測しています。

 

そうなると、作業は大変です。つまり、バルブ周りのオーバーホールが必須です。エンジンをバラさなければ出来ません。

さてどうしたものでしょう。

 

普通の人ならこんなポンコツは廃車することでしょう。

乗り換えるのが一般的な判断だと思います。

一般的には名車でもなんでもないし、ただの商用車。特別な評価も何もない車ですから。

あるとすれば、我が家に紆余曲折あった父の代から新車購入で30年、今に至っている唯一の存在である。(メモリアルカー)

そんなものだけです。

 

というわけで、来週は仕事を休めないので、そのまま車検が切れる状況になります。

自賠責と重量税は納入済み。

継続したい意思は小生にある。けれど、気力体力情熱がない(一番の問題!)

自動車がなければ生活ができないということではない。(現在仕事には使っていない。けれど買い物には不便)

以上から、少々時間をとって修復する方向で動きたいと考えています。

 

実は、15万キロのときにエンジンを開けています。

その時は、三菱のリコール隠し(と思ってる)によって、オイルシールが落下しオイル循環トラブルがあったためです。

このリコールは、同じ部品が使われているにもかかわらず、年式の古いこの車は「対象外」となっていたため、知ることが出来ずトラブルに至りました。三菱としては、できるだけ狭い範囲で対処してしまいたいという意思があったのでしょう。古い車は乗り換えてもらうことが前提なのでしょう。

そんなオイル循環トラブル状態でしたから、エンジン内部の状況はよくありません。メタルも要交換レベルでした。バルブも経年による劣化があり本来ならOHした方がよかったのですが、当時は仕事で使っていて直ぐに戻さないと支障をきたすような状況でしたので、軽いバルブ摺り合わせ程度でことを済ませました。

つまり、このエンジン自体はあまり状態の良いものではありません。OHに必要な部品を買い揃えたら、中古エンジンが2機くらいは買えそうです。そこまでして維持しなければならないのかも疑問は残りますが、方向としては中古エンジンをベースに考えようかと、そんなことを考えている日曜日の朝でした。

 

そういえば、12万キロくらいの頃の車検では、テスター屋さんで”この車インジェクションじゃないですよね?”なんていわれたこともあったなあ。本当に絶好調でした。

 

こんなことでは、淑女の復活なんてまだまだかかりそうですね・・・