Tee監督の『Don't Be Too Emotional』を観ました。
2026年9月現在、楽天TVにて購入できます。そちらのタイトルは『ジェーン・パトリックの功罪』です。
しかし私はIQIYIのVIPに入って観ました。
私、この作品は2026年度タイドラマの中で暫定ベスト5位圏内かも!
とにかくいろんな人にお勧めしたい!
楽天TV購入がハードル高いなって方は、VPNなしで観られるIQIYI JAPANで観るのがおすすめです。日本語字幕付きです。但しVIPでないと観られませんがそれほど高くはないと思います。
この作品をネタバレなしで紹介したいと思います。
『Don't Be Too Emotional』
2026年6月~9月配信 全12話
●監督
Tee Bundit Sintanaparadee
●メインキャスト
ジェーン・パトリック:Tee Boonyakiat Wongsajaem
ジェーンアーリー:Heng Thatpong Rojsangruang
●サブキャスト
ダン先輩: Donut Phattharapon Dejpongwaranon
プット: Korn Pala Chayutnitiroj
あらすじ
サッカーとイラストを描くことが大好きな大学2年生のジェーンアーリー。彼は、高級車に乗り、先輩たちが存在を異様に恐れている大学4年生ジェーン・パトリックを知ることになる。またたく間にジェーン・パトリックに惹かれていくが、友人プットらから「彼は非常に危険な男らしい。絶対に近づくな」と言われる。様々な人が彼と契約を結び、結んだ人々はその後に大きな代償を払わねばならないと噂される、謎に満ちた男、ジェーン・パトリック。ジェーンアーリーはその悪魔と契約を交わすのか・・・?
OST 「Color blind」
ドラマのOP、他、挿入歌としても使われるのが、PERSESのJungとGeniepakが歌う「Color Blind」
君は危険だとわかっているけれどもあらゆる境界を越えてしまいそうになる、という内容を煽情的に歌っています。
この曲がこのドラマの全体像をよく表していると思います。
キャストについて
サブキャストのプットは、『Playboyy』の主演の一人です。私は、多分未完となりそうな問題作『Playboyy』のキャストはもれなく推したい気持ちなので、Kornくんの出演がとても嬉しかったです。Donutさんはオープニング映像では一瞬、GMMのNanonと見まごうような笑顔の持ち主。Donut・Kornの主演で新作に出演するそうです。
さてメインキャストで、悪魔的な魅力と謎を持つジェーン・パトリックを演じたTee。
彼はなんと現在32歳の現役のサッカー選手だそうです! そんなことありえるの?Tee監督の事務所、Dee Hup Houseで長くワークショップにつき、今回の出演となったそうです。キャリアを積んだ堂々たる俳優にしか見えないんですけど?!
そしてそのジェーン・パトリックに翻弄されるジェーンアーリーを演じたHeng。彼は現在24歳で主演はこれで3本目。若手俳優ですが、この作品を観ているうちに彼の演技力に驚かされます。
ちなみにIQIYIで視聴するとBTSやリアクション動画も観られるのがとてもいいですね。
作中、特に前半では大学生になったばかりのジェーンアーリーを演じるとてもかわいいHengですが、リアクション動画では24歳の割には落ち着いて堂々とした男性。
そして、何を考えているのかわからないような不気味さをたたえたジェーン・パトリック役Teeさん32歳のほうが、リアクション動画では表情がかわいくてキャッキャした印象です。こういうのが観られるのもリアクション動画の面白さですね。
Tee監督について
次々とヒット作を生み出しているTee監督。代表作と言えば『愛の香り』や『Jack&Joker』などもありますが、この作品を観るにあたって思い出してほしいのは『TharnType』と『LovelyWriter』です。
MewGulf,そしてKaoUpという大人気CPを生み出した作品ですが、この2作品に共通するのは、いきすぎた愛情が暴力に変わるさまです。
『TharnType』では、Tharnのことを長くひそかに思い続けていた同じバンドメンバーのLhongが、ずっとTharnの友達として傍にいながら、Tharnと付き合う少年たちをことごとく罠にはめていきました。Tarに対しては数人の男にレイプさせるという卑劣な手段を使ったうえ、更にはTypeと付き合うTharnにあえてTarと会わせるという、タイBL史上、屈指のヒールです。
そのLhongは最後に「僕はずっと君のことが好きだったのに、どうして僕を見てくれないんだ」と言って泣くのです。
『LovelyWriter』では、Geneに横恋慕していた俳優のAoeyの策略に満ちた行き過ぎた愛情、そしてBL作品を取り巻く私たちファンによる愛情がGeneとNubsibのCPを追い詰めていくところまで描いていました。
BL作品の多くは、愛のキラキラしている部分、切ない部分、そして愛情によって誰かが救われるところなどを描いていますが、Tee監督作品では、愛情におけるブラックな部分に対してしっかりとフォーカスを置いているのが私が好きなところです。
「ジェーン・パトリックの功罪」は非常に秀逸な邦題
私はこの作品を見進めていくうちに何度も頭の中で「ああ、まさにジェーン・パトリックの功罪だ」と思いました。
功罪。「良い点と悪い点」という意味です。
この作品の中で、彼は自分にとって良いと思って選択した様々なことがあります。しかしそれがひとつひとつ、彼には大きなデメリットとなって返ってきます。最初はそれは大したことではないと思えるようなことでした。しかし・・・。終盤につれ、彼がジェーンアーリーのためだと思ってしたことが、どのような形になって彼の前に突き付けられたか、という部分に息をのむような思いで観ていました。
原作は韓国の小説らしいです。まさにそんな感じですね!
現時点ではとりあえず、楽天TVで無料第1話を見てみてみてー--!
俳優・監督・演出共に全部おすすめです!


















