飛行機が好きな美濃焼エバンジェリストのBlog -5ページ目

■知らない人に説明するというスキル

多分、「スキル」という表現になると思うのですが、最近経験したことを書いてみたいと思います。

空港のデッキで撮影をしていると、(←おい!また飛行機ネタか!とか思わないでくださいね(笑))
誰かが誰かに話しかけている内容が聞こえてしまうことがあります。

ある日、ある女性の方が、あるマニア風な(笑)男性に飛行機について色々と質問していました。

その女性の方は、明らかに飛行機については知らないことが多いというレベルの方で、
でも飛行機に純粋に興味がある方のようでした。

色々と質問をされていたのですが、特に印象に残ったシーンがあります。

それは、

その女性の方が、

「なんで、飛行機ってエンジンが2つのものと4つのものがあるんですか?」

と男性の方に質問しました。

さて、あなたならどのように答えるでしょうか?

「いやー、友人の見送りに来ただけなので、詳しくなくて・・・」
と逃げるのも一つの方法ですね。
(↑なんか違う気もします(笑))



ではその男性の方がなんと言ったかと言うと、

「それはですね。。。推進力というものが関係していてですね・・・」

という感じで、唐突に説明を始めました。
第一声が「推進力」という言葉です。。。。


質問した女性の方は全く理解できないという表情をしながらも、
一生懸命説明してくださる男性に申し訳ないという思いもあったのか、
一応回答を聞いているという感じでした。

その一連の流れを見ていて、「知らない人に対して、とっさに何かを説明する事ができる」というのは、
立派なスキルの一つなんだなと感じました。

この男性の場合、自分の知っている最大限の言葉で一生懸命説明をしていたのだと思います。

決して「俺、いろんなこと知ってるんだぜ!」的な言い方ではなかったので、きっと知識は持っているけど、
それを誰かに対して、説明した経験があまりない方なんだろうと思います。
または、言葉が通じる者同士での話しかしたことがないのかもしれません。

なので、相手にとっては「答えになっていない」事をずーーっと話し続けてしまうことになり、なんとなく雰囲気も悪くなり、益々説明ができなくなり、という悪循環に陥ってしまったという、とても残念な結果に終わっていました。

この場合、まず大事な事は

・自分の知っている言葉を発するのではなく、相手がわかる言葉に置き換える必要がある。
・質問に答えるために前提となる知識が必要な場合は、それを簡潔にまずは説明しておく必要がある。
・相手にわかるような比喩表現が必要。

ということだと感じました。

今回の例で言えば、飛行機の原理とか、用語を知らない(と思われる)人に対して、
突然、「推進力」という言葉を使って説明しても、そりゃあ通じないですよね。。。

その前に、そもそも飛行機はどのような原理で飛ぶのか?なぜ飛ぶためにエンジンが必要なのか?という知識がなければ、エンジンが2つあるのと4つあるのの本質的な違いはわかりません。
だって、エンジン2つの飛行機でもエンジン4つの飛行機と同じぐらいの性能を持っているものもありますからね。

ということで、

冷静になってみればわかることですが、いざ、「とっさに」聞かれた時に、的確に答えられるか答えられないかは、
その事に対して本当に本質的なことを理解しているかどうかに尽きるのではないかと、
あらためて考えさせられたシーンでした。

営業スキルの一つとして、よくエレベータートークを訓練しておくと良いと言われますが、
まさにこのことなんだなと実感しました。

僕も比較的声をかけられやすい人なので(笑)
もう少し本質的な部分で色々なことを勉強しておこうと感じた経験でもあったし、
「○○については理解した」と言えるのは、知らない人に対して、その○○をわかりやすく説明ができる事と同じ意味なのかなと思います。

■ありがとうございました!

昨日は誕生日でした。
でも、特に大きな予定もなく、誕生日とは全然関係ない目的で、友人と打ち合わせ&飲みでした。

1件目のお店で、たらふく「さつまいもカラ」ってやつを食べて、その後友人のお薦めのお店に。

最近できたBarというかイタリアンというか、そんな感じのお店でした。

ロジウラ

雰囲気もよく、とてもアットホームなお店で、食事もワインもみんな美味しくて、常連さんたちもいい人ばかりで、お店の方もフランクでとっても良い人達ばかり。
気に入りました!!

そんな感じで食事を楽しんでいると、
突然お店の電気が消えて、HappyBirthdayを歌い始めたではありませんか!

何事かと思ってお店を見渡していると

「あ、もしかして僕のこと??」

とやっと気づき、なんだか照れましたが、とっても嬉しかったです。

サプライズを仕掛ける側には何度かなりましたが、いざ自分がサプライズされる側になると、恥ずかしいですね。
でも嬉しかったです!!

ケーキ

こんなにすごいケーキまで用意していただいて、感謝感謝です。

気づけば時間は3時ぐらいになっており、久々にこんな時間まで飲んでしまいました。


本日お祝いしてくだったみなさん、ありがとうございました!

そして、メールやメッセージをいただいた皆さん、本当にありがとうございます。

今年も1年、良い年にしたいと思います。

■飛んでくれなかったけど勉強になりました

これが上がるよ!との誘惑をいただき、まっすぐ羽田に直行(笑)



でも、STDになっても、待てど暮らせど上がる気配なし。
P3で待機されていたFさんからのメールでは、まだ関連車両は1台も機体の周りにいないとのこと。

こりゃダメだと思いながらも、限界まで諦めず、19:30まで待機していましたが、やっぱりダメでした。

でも、こういうのも含めて、撮影しに行くというのは楽しいものです。

今日は、せっかく時間がある&逆光&天気が良いという状況だったので、カメラの設定をいろいろいじくって、自分なりにカメラの理解を深める時間にしました。



とかいいつつ、実はまだ撮影できていなかった「青ハート」ゲット!

そうこうしているうちに、滑走路手前のA10付近に剥離があるとのことで使用禁止が宣言され、
Full length departureとなり、いつもよりかなり手前で機首上げされている状態でした。

それにしても、滑走路をメンテナンスする皆さんの緊張感や時間への執着心というのはすごいですね。
10分は与えられないけど、5分ならOKという管制からの指示を受けたりして、離陸する飛行機の合間を縫って、5分単位で作業を進めていました。

こういう方々のご苦労があって、飛行機は飛べるんですよね。

ということで、カメラについても、飛行機についてもまだまだわからないことだらけですが、いい勉強の時間になって良かったです。

ということで、普段とは違う写真が撮れたので、アップしてみます。








カメラって奥が深い!

■ベイパー特集

なんの特集だ?と思われたのかもしれませんが、ベイパーとは、英語で書くとvaporで、単語をそのまま訳すと「蒸気」となります。

航空用語として使う時は、

「航空機においては、特に翼から発生する水蒸気を言う。
航空機の翼の上面や翼端を通過する空気は瞬間的に膨張させられて気圧が低下する。
その際に断熱膨張によって空気の温度が低下し、空気中の水蒸気が飽和。水滴となり白く見える。
湿度が高いときや、航空機が高迎角をとった時に発生しやすい」

出展:http://www.weblio.jp/content/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC

ということです。

ということで、ベイパー特集行ってみます!

梅雨のシーズンは、雨が降ることも多いですし、湿度も高いのでこういう写真を撮るチャンスがたくさんありますね。











■臆病なチャレンジャー

いくら飛行機が好きと書いてあるとはいえ、飛行機がメインではないので(笑)ちゃんとした記事も書こうと思います。

さて、タイトルにある件ですが、

ユニチャーム会長の高原慶一朗さんがこんな事をおっしゃっているようです。


「臆病の積み重なりこそが大胆なんです。
大きな勝負のできる人は大胆ではなく、むしろ慎重居士であることが多い。
大事をなすのは実は臆病な人です。
勇気と臆病は対立する概念だと考えられているが、そんな単純なものではない。」

これをtwitterのツイートで読んだのですが、その時、ちょっと前にヒストリーチャンネルで観た、航空自衛隊のテストパイロットの話を思い出しました。

テストパイロットの方は、こんな趣旨のことをおっしゃっています。

「テストパイロットは未知への挑戦や検証が求められます。
だからといって、なんでもいいからやってみればいいという考えを持っていてはいけない。
大胆であることと無謀なことは違う。
テストパイロットは臆病なチャレンジャーなのです。
臆病であり続けながらチャレンジする事が必要なのです」


これを聞いた時、「そっかー」と思いました。




「なんでもいいからとにかくやってみる」という事が必要なシーンも多々あるかもしれませんが、要は日頃いかに準備を積み重ねているかということだと思います。
準備できているからこそ「よし、やってみよう」という気持ちになるのかなと思います。

特に航空自衛隊のテストパイロットは、一つ間違えば命を落とす危険な職業です。
機体の限界に挑戦したり、新しいパーツを搭載しての初飛行を行ったりと、いくらシミュレーションやマニュアルがあったとしても、いわゆる「実験台」なのですから・・・。

一方で、戦闘機パイロットというと「血気盛んなファイター」というイメージもありますが、実はみんな臆病なんですね。

臆病とチャレンジ。

相反する言葉なのかもしれませんが、「臆病なチャレンジャー」という形で繋げてみると、意外に納得できる言葉だと思います。

チャンスを手に入れる事ができる人は、そのチャンスを手に入れるため、日々準備をしている人だけといわれます。
そういう意味でも臆病であるということは、日々入念な準備と努力をしているということになのかなと思いました。

■撮れた!エジプト新塗装&すごいやつ

なんだかブログを更新している余裕すらない毎日ですが、楽しいです。
っていうか、また飛行機ネタかと思っている、そこの人!

タイトルに書いてあるじゃないですか。「飛行機が好きな」って(笑)


さて、撮影仲間さんのブログではとっくに紹介されていますが、やっと撮れた飛行機を2機。

まずはエジプト航空新塗装。


エジプト航空 B777-36N(ER)/SU-DGL

これ、なんか魅力的ですね~。どうしても撮りたかったので、青空の下で撮影できて最高です。

エジプト航空


ってういか、ちょっと不気味?

エジプト航空


そして続いては大物です!
って、機体は小さいんですけどね。


コンチネンタル航空 スターアライアンス塗装機(B737-700/N13720)

コンチネンタル航空スカアラ塗装


上がりはどこで狙うか迷いましたが、フランクフルト仲間のMさんと二人で賭けにでて、見事成功!
やった!!!!!


コンチネンタル航空スカアラ塗装



あー、成田行きたい!(笑)

■映画「RAILWAYS」を観て

映画「RAYLWAY」(http://www.railways-movie.jp/)を観てきました。

この映画を知ったのは、いつも読んでいるメルマガで紹介されていたから。
多分、そのメルマガで紹介されていなければ、見つけることも、存在を知る事もなかった映画だったかもしれません。

RAILWAYは、49歳で電車の運転士になった男(主演:中井貴一)の物語です。

ちょっとネタバレしてしまいますが、中井貴一演じる筒井肇は、エリートサラリーマン。
仕事のためなら家庭を犠牲にするのは当たり前。
仕事第一優先の男でした。

それが、いろいろな事をきっかけに、自分の夢をあらためて思い出し、そして仕事とは何か、家族とは何かという問題に真正面から立ち向かっていきます。

自分らしさとは何か、何のために働くのか、そんな問いかけ満載の映画です。

僕は、残念ながらエリートサラリーマンではありませんが(笑)過去の自分を振り返ってみると、「会社」とか「仕事」を何よりも第一優先して、自分の人生ではなく、他人の人生を生きてきたような気がします。

まさに今、人生の転機だと思っています。

今までと同じように、誰かに相談して、アドバイスを受けたらその通りに決めていくのではなく、人からのアドバイスはアドバイス。

自分がこうしたいと思う本心でいろいろな事を決めていきたいと思います。

そのためには、犠牲になるもの、協力をお願いしないといけない人など、いろいろとありますが、ありがたいことに、自分の周りには相談にのってくださるたくさんの友人・知人がいます。

今までと同じような意志決定のやり方をしていたら、同じ結果にしかならない。

だからこそ、今回は決めるプロセスを根本的に変えたり、考え方を見直したりしています。

貴重な時間をいただけていることに、とても感謝しています。

■更新しました(またしても飛行機ネタですが)

2件更新しました!また飛行機ネタですけど(笑)


■久々の成田。伝説は健在でした

http://bit.ly/bhwlRD

■セントレアで撮影できたシリーズ ~その4 ドリームリフター~

http://bit.ly/a4akiH

■1エリアだ!

その昔、アマチュア無線にはまっていたことがあります。
実家にはタワーが建っていて、アンテナもそれなりのものが上がっています。

実家の時は東海地方だったので、もちろんコールサインは2エリアでした。

で、久々にアマチュア無線の局免を申請してみました。
今回は1エリアです!
数年前の知識のままアップデートされていないので、てっきり最初は「7」から始まるコールサインが届くのかなぁと思っていたら、普通に1エリアのコールサインが届いて、ちょっと嬉しいです。

局免

アマチュア無線は携帯電話の普及で下火になりつつあり、しかも電波不足でアマチュア無線に割り当てられる周波数が減るかも?みたいな話がある中ではありますが(あれ?減ったのかな?)、いざという時のために電波を出せるというのは、意外と安心感があるものです。
(って、無線が好きだからそういう感覚を持つのだと思いますが)

あと、純粋に技術を知る・勉強するという意味でも、アマチュア無線は奥が深いなぁと思います。

いろいろ調べてみると、今はGPSを使った運用もされているみたいだし。

これを機に、アマチュア無線について、もう一度いろいろ調べてみようかなと思います。


■久々の成田。伝説は健在でした

6月4日。急遽成田に行くことになりました。

トランスエアロ狙いだったので、時間も遅めの出発。

急遽行くということで、移動は電車。撮影場所はデッキからだなぁと思いながらデッキに到着し、
「お~、UPSを青空の下で撮れた!」なんて喜んでいると背後から聞き慣れた声が。

なんと!撮影仲間のMさん登場。

「あれ?今日って平日ですよね?」「っていうか、なんで居るんですか?」なんて失礼な会話をしつつ、ある程度デッキで撮影した後に、本命であるトランスエアロを撮影しに外周へ。

でも、Mさんが成田にいらっしゃったということは、何かが起こります。
なんといっても伝説のMさんですからね~。

なんて、思っていたら本当に伝説的な機体が飛来するとの情報。
ワクワクしながら、まずはトランスエアロを狙います。

Transaero Airlines(B767-37EER)

トランスエアロ


で、いよいよ大本命。

Cathay Pacific Airways(A340-313X)

キャセイA340ワン

ひねくれているので、あえてバックショットで(笑)

うーん、素晴らしい!Mさんありがとう!!

とかなんとか言っていると、なかなか自分には縁のないスカイチーム塗装の機体が飛来。
着陸も狙ったのですが、いまいちだったので、転がりを。


中国南方航空(B777-21B/ER)

中国南方航空スカイチーム

スカイチーム塗装には本当に逃げられてばかりなので、テンション上がりました。
でも、このポイント、やっぱり脚立ないと苦しいですね(笑)

で、まだまだこれでは終わりません。
そろそろ帰ろうかなぁと思っていたところ、来ましたよ!ナイナーワンナイナー(笑)

Air China(A320-214) 

エアチャイナ

めちゃくちゃ修正していますが・・・。


ということで、帰宅だ!と思っていたら「ねぇ、明日もすごいのが来るらしいよ」とのお話。

聞いたからには行きたいのですが、家庭内クリアランスが(笑)
頑張ってプランを提出し、クリアランスをもらうべく、帰宅したのでした。


P.S.
最近、家庭内クリアランスをネタにすると、ちょっといや~な雰囲気になりますので、ネタにする時はほどほどにしておきます(笑)