「自分大好き♥」と言えない方へ
昨日の記事で
自他に優しくすることについて
書きました。
自分にも人にも
優しくすることは、
やっぱり、
幸せの原点だと思います。
優しさを表現してみると
人の幸せというのは
物質的なものではなく
心の在りようなのだと
つくづく感じます。
でも、そもそも、
自分に優しくできない
自分が好きじゃない
という方もいらっしゃるはずです。
私も過去、
自分が嫌いだったので
よくわかります。
何か失敗するたびに
自分が嫌になる
人と比べては
自分はダメだと思う
生きていれば
そういう気持ちになる時は
普通にあることですが、
私の場合は
そういう想いから
自分を守るために
とにかく失敗しないように
常に強烈な完璧主義を
発動させていて
自分にも他者にも
とても厳しくしていました。
だから、
自他に厳しくすることや
自他を精神的窮地に
追い込むことは得意でも
自分に優しくするとか
自分を好きになるということは
よくわからなかったです。
マインドフルネスの勉強では
自分への慈悲、
セルフ・コンパッションについても
学びます。
セルフ・コンパッションとは
自分を大切にし、
慈しむ気持ちで、
マインドフルネスの観点からも
心身の健康に大切なものです。
でも、私はなかなか
この慈悲の気持ちが
持てませんでした。
そもそも、どうしたら
そんな気持ちになれるのか
わからなかった。
そんな私を助けてくれたのが、
マインドフルネスの先生が
繰り返し言っていた、
自分を好奇心の目で見なさい
という言葉。
これで私は救われましたね…
無理に自分を
好きにならなくてもいい。
優しくしなくてもいい。
ただ、好奇心の目で
自分を見続けるだけでいい。
それだったらできる、
と思いました。
始めて目にする昆虫を見るように、
興味津々、
あ、怒りが出てきている
あ、悲しみがにじみ出てきた
あ、イライラ発生中
あ、相手を攻撃したくなってる
…と自分を徹底的に
フラットに観察し続けていたら
ある時、自分は、
自分を好きになってないけれど
少なくとも自分を
傷つけていない
ということに気づいたんです。
そして、
自分をジャッジしては
傷つけるような思考が減ってきたら
だんだんと
自分がとても面白い生き物だと
思えるようになりました。
お天気みたいに変わる気分や
自分の見方で世界がどう変わるか、
そんなことを観察するのが
楽しくなりました。
今でも私は、
自分Love
自分大~好き
という気持ちにはなっていません。
でも、
こんな自分って面白いな
自分は、自分の興味を惹きつける
未知の生命体だな
と思っています。
自分のことを
好きになれない方、
まずは
自分を好奇心の目で
見てみましょう。
好奇心の目で自分を見るだけで
自分責めは止まります。
「大好きな自分」への道は
そこから始まります。
1/2/3月の講座・全て満席です
SNSやっています。フォロー大歓迎!
ブログでは書かないドイツの日常生活、日々の気づきを書いています。Facebook
Twitter