「できない!」と投げ出す前にできること
習い事でも
スポーツでも
仕事でも
語学学習でも、
壁にぶつかって
/
こんなことできないよ~!
\
ってなることありますよね!
私が40の手習いで始めた
バイオリンですが
左手と右手がやってることが
全然違うし
姿勢にも気をつけないといけないし
弓のひき方、当て方で
音は変わるし
/
こんなに複雑なこと、
一気にできるわけないじゃんっ!
\
となることが多いです
「できない!」と
投げ出したくなる、そんな時は、
やるべきことの全体は見ず、
ひとつだけでもいい、
どんな些細なことでもいい、
できているところに
目を向けて、
できていることを
素直に喜びましょう!
素直に喜ぶ、
喜びを味わうのがポイント!
いいところに
目を向けていても、
この
「素直に喜ぶ」
「喜びを味わう」
ということが出来ていないと
結局最後には
出来ていないところに目が行って
落ちこんだり
努力するのが苦しくなります。
素直に喜んで
その喜びにしっかり浸ると
小さなことだけど進歩してるんだ
この積み重ねで
いつか全部ができるようになるかも
という希望が湧いてきて、
もうちょっと頑張ろう
という気持ちになります。
喜びという体験が
自分を勇気づけるのですね。
今日、娘ちゃんと
書初めをやったんですが、
ドイツで育っている娘ちゃんが
筆を最後にとったのは
もう4年以上前。
「努力」という字を選んで
一生懸命書いていた彼女は
だんだんとイライラしてきて
もうできない
書けない
とつぶやき始めました。
私は昔、ちょっとだけ
書道をやっていたことがあったので
彼女の後ろに回って
彼女の手を取って
「横棒の入りだけ、こうしてみて」
といって、
実際に筆を動かしながら
横棒を引く時の
筆のいれ方を教えました。
他はどうでもいいから、
横棒の入りだけ気をつけてみてね
とアドバイスして、
しばらく見守っていたら
だんだんと
コツがわかってきた様子。
何枚も何枚も書いて、
最後は
そこそこの仕上がりに
なりました
横棒の入りに
気を付けているのがわかりますね。
書き終えた娘ちゃんと
横棒の入りがうまくいくだけで
すごくかっこよくなったね!
一枚目と全然違うよね!
と二人で盛り上がった後、
娘ちゃんは
今度は「右カックン」が
できるようになったら
「右カックン」とは文字の右角のこと
もっと上手くなるね
と言ってました。
書き始めの
もうできない
書けない
は、どこかへ消えておりました
どんなに小さなことでも、
誰かにとっては
当たり前なことでも、
できたことを喜ぶ。
できた喜びを味わう。
できないこと乗り越え、
一歩先に進むための
大切な心構えですね。
因みに私は
マインドフルな状態であることを
意味する「正念」という言葉を
書きました。
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