何もしないで座るだけの瞑想。退屈じゃないの?
マインドフルネス瞑想には
色々な種類がありますが
その中の一つに
静坐瞑想
というのがあります。
下の写真みたいなポーズで
瞑想します。
マインドフルネス・ストレス低減法の
クラスでは、
この状態で30-45分ほど
瞑想のお稽古をします。
30-45分、
ただ目を閉じて、
身体を動かすこともなく、
じっと座っているって
ものすごく退屈なことだと
思いますか?
私たち現代人は
常に何を考え、行動していることが
生きがいだとか
生きている証とか
幸せの形だと
勘違いしているところがあります。
だから、
何もしないで座っていることを
非生産的だとか
退屈だとか
無意味だ
と思う方がいても
仕方がないかなと思います。
でもね、
目を閉じたり
半眼(仏像みたいに薄く目を開けた状態)で
座りながら行う
静坐瞑想は
退屈な、暇つぶしでは
ないのです!
そもそもの話、
マインドフルネスの瞑想は
リラックスするために
行うものではありません。
ここが結構、誤解されてるところ。
リラックス目的の瞑想もありますが
それはマインドフルネス瞑想では
ありません。
今の自分の心や身体の状態を
好奇心と慈愛の気持ちを持って
観察していく練習です。
目を閉じて座り、
何もしていないように見えても
瞑想者は
自分の心の中でうごめく感情や
楽しい・悲しい思い出や
将来への不安や希望が
次から次へと
現れては消えていくのを
見ています。
/
まさに退屈の逆、
見ること、感じることが
てんこ盛りなんです!
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何もしてないないように
見えるけれど、
心は目覚めています。
こうして
自分の中で起きていることを
静かに眺める時間を過ごすことで
自分の心の癖がわかり
その心の癖を受け入れ
感情は波のようなもので
いずれは消えていくことが
腑に落ち
だんだんと
感情に振り回されない自分に
なっていくのです。
外からは見えないけれど
じつは
とてもダイナミックなことが
内面で起こっているのですよ~
私、瞑想タイムに入るときは
いつもワクワク感でいっぱいです
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