もうちょっと頑張って欲しい人への言葉は…
アドラー心理学では
結果ではなく、過程に注目して
自他を勇気づけて、
困難や課題を乗り越えていきます。
そうは言っても、
仕事の場合は
結果が全くでない状態は
やっぱり困るんですね。
長い目で観るにも限界がある。
何とか頑張って欲しい。
結果を出してほしい。
そんな時は、
結果を出してほしい人への声がけは
これからもっと良くなるためには
どうしたらいいかな?
です。
アドラー心理学のスキルが
練りこまれた(?)声がけです。
「これからもっと良くなるためには」
という言葉には、
今まで充分頑張って来たよね
それなりの結果を出してきたよね
と、相手を労い、今までの努力の過程を
しっかりと認める気持ちを込めます。
それと同時にはっきりと
今よりさらに良くしていく必要がある
とも伝えています。
こんな状態からは抜け出さないとダメだ
これ以上悪くならないように
早急に何か手を打たないといけない
という言い方もできるけど、
比べてみれば
どちらが聞き手を勇気づけるかは
一目瞭然ですね。
「どうしたらいいかな?」
という言葉には、
あなたには自分で解決策を
見つける力があるよ
あなたの考え方を尊重するよ
という信頼の気持ちを込めます。
このままじゃダメだから、
とにかく私の言う通りにやって!
と言われちゃったら、
相手は自分で考えることを
やめてしまいますよね。
最後にもう一つ、大切なエッセンスは
周りは味方である、と伝えること。
困った時は、私も、
チームのみんなも、あなたを助けるから、
遠慮せずにいつでも相談してね
というような声がけです。
伸びて欲しい人には
過程に注目して今までの努力を認める
改良・改善の必要があることを伝える
自分で考え、解決できると信頼する
周りは仲間であることを伝える
ことでアプローチ。
様子を見ながら、必要があれば
軌道修正、すり合わせをしていきます。
アドラー心理学、
子育てだけに使うのはもったいない
仕事場でも勇気づけ。
私がこれから
注力していきたい分野でもあります。
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