雲梯(うんてい)という遊具に思うこと
公園や校庭にある、雲梯(うんてい)という遊具、
ご存知ですか?
小学校時代、私が大好きだった遊具です。
雲梯をするとき、
遊んだことある人はわかると思うけれど、
前に進むには
片手を手放して
その手を思い切り前に伸ばす、
その間は片手で身体を支え続ける
という、ちょっと不安定な形になりますよね。
何か新しいことに
チャレンジする時の姿勢と同じです。
新しいことをつかむには
古いものをつかんでいる手を離さねばならない。
伸ばした手が、先にあるバーを
つかめないかも知れないし、
支えている方の手が
重さに耐えられなくて、
身体ごと地面に落ちてしまうかも知れない。
勇気が必要ですよね。
しばらく前になりますが、
現状に不満だらけで、
やりたいことができないと言うお友達と
こんな会話をしました。
…◎…◎…◎…◎…
友達、
私
やりたいことがあるんだけど、
やりたいことでは食べていけない。
別に退職して起業しなくても、
週末を利用して、とにかく、
やりたいこと、やってみたら?
週末は疲れていて休みたい
だったら時短になって、
仕事であまり疲れないようにしてみたら?
そうしたら給料が減る。お金は欲しい。
だったら時短でも半日とかじゃなくて、
今の勤務時間の1-2割減のプチ時短とか、
妥協できる勤務時間を見つけてみたら?
今の業務量だと時短にはなれないよ。
そのことについて上司と話してみたら?
でも何度言っても動いてくれない人だから…
…。(土下座するくらいの勢いで話せば、
大抵の人は動かせると思うけど…)
…◎…◎…◎…◎…
結局は、
新しいことを始めるリスク・不安と
今をを比較した時、
今のままの方がいいって
自分で決めてるんだろうな、
って思いました。
もちろん人それぞれ、
その人なりの人生を
生きていけばいいので、
どんな選択をしてもOK!
でも、
本気で新しいステージに進みたいなら、
今しっかりとバーを握りしめている
右手を離して、不安定にならないと、
次のバーはつかめない。
届くかどうかわからないけど、
自分を支えている左手を信頼して、
身体全体を使って、
思い切り右腕を前に伸ばして、
前進するしかない。
怖い、できない、無理、そう思って
両手で現状にしがみついている限り、
いつまでたっても今のまま。
次につかむバーがハッキリと見えなくても、
つかめる確証がなくても、腕を伸ばす。
落ちたっていい。
膝についた泥を払って、また梯子を上って、
スタート位置から始めればいい。
子供のころはそうしていたはずです。
手を離す勇気。
もし落ちたら、泥を払ってまた立ち上がる勇気。
持っていたいですよね。
私は、「失敗はチャレンジの証」と捉える
アドラー心理学が大好きです。
掴みたいことがあるなら、
ちょっと怖くても手を伸ばしてみよう。
失敗したら、それはチャレンジした
自分への勲章です。
胸を張っていきましょう!
SNSやっています。フォロー大歓迎!