こんにちは!
このブログにお立ち寄り頂き、有難うございます。
育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心に
暖かい風を送る、
アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、
ジュバ智子です。
デジタルデトックス中に
ゆっくりと一冊の本を読みました。
この本の中に、
「自分という家」
ということが
書かれています。
マインドフルネスを実践して、
私もその意味が分かり、
「自分の心が家になる」と
自分の心が憩いの場所、
自分の拠りどころになること、
また、
心が荒れ模様になっても
舵をとれるようになることを
実際に体験しています。
私がブログやお話会で伝えようとしているのは
結局その部分です。
感情は怖くないということ。
正しく向き合えば、感情のすべてが
自分を知り、自分を自由にしてくれる
材料であること。
感情が怖くなくなると、
自然に心は憩いの場所になります。
でも私たち人間は、
感情に向き合いたくないから
そんな感情を起こした人を攻撃し、
愚痴を言い、気晴らしをし、
目を外にそらしてしまうのです。
この本から一部引用しますが、
その前に著者について少し。
著者のティク・ナット・ハンは
1926年にベトナムで生まれた禅僧です。
1960年代からアメリカ・ヨーロッパを歴訪し
仏教の非暴力・慈愛を伝え、
世界各国でリトリートや瞑想会を
指導してきた方です。
マインドフルネスがアメリカを中心に
花を咲かせたのも
彼がその種を蒔いたから。
「マインドフルネスの父」的な存在の方です。
(以下引用)
あなたの内なる本来の家に帰り、
自分を大切に扱いましょう。
まず身体、そして感覚、さらに思いという
心の形成に対して。・・・
それにしがみついたり、
しまっておいたり、執着することなく、
かといって忘れることもせずに。
これが、思いをありのままに
認識することです。
その存在に気づいたらなら、
本来の名前で呼び、
「ここにいて大切にするよ。
君は私自身なのだから」と
話しかけましょう。
我が家ー
自分自身に帰るなんて気持ちになれない、
そういう人がたくさんいます。
そうするのが怖いからです。
私たちは、触れたくない心の苦しみや
葛藤がたくさんあります。
人生には時間が足りないと
不平を言いながら、
自分に立ち返ることなく、
暇つぶしに精を出す・・・
そうして逃避しているのが
私たちなのです。
私たちは自分自身から逃げ、
身体や心の働きに
向き合うことを避けています。
自分という家に帰りましょう。
親や友人、仕事場や社会と
もめ事が起きるのは、
あなたの心の中で
争いがおこっているからです。
(引用終わり)
この本自体は必ずしも
マインドフルネスの初心者向けでは
ないのですが、
マインドフルネスのバックボーンである
仏教の瞑想、特に呼吸瞑想について、
またそのやり方について、
わかりやすく、かつ美しい文章で
綴っています。(本当に訳が秀逸です)
ティク・ナット・ハン師は
とても沢山の本を書いていますので、
これからもブログで紹介していきたいと
思っています。
心と向き合い、
心を愛おしく思えるようになり、
自分の心を一番の友達する
マインドフルネス。
少しでも多くの方に
その面白さ、素晴らしさを伝えたいと
思います。
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