みんくるカフェのブログ -7ページ目
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第1回「みんくるカフェ」開催されました!

さる8月19日(木)に都内某所にて「みんくるカフェ」コーヒーが開催されました。

参加者は10人で、医師、薬剤師、保健師、作業療法士、管理栄養士、社会福祉士、ビジネスマンの方などなどでした!!
わーい、ぱちぱちパチパチ

1最初のお題は、不肖・私から。
家庭医として働いているが、さらに「ヘルスプロモーションをやりたい!」と。
もっと市民に身近な医療を提供するにはどうしたらいいか?まだ市民と医療の間に壁があるのではないか?という問題提起でした。
議論の方向性は「ITの利用」が有効だろうと。しかし一番ニーズが高い高齢者はITが使えないのでは?という意見が。しかし高齢者でもITを使える人はいる、という意見も。
四国の「葉っぱビジネス」の町の高齢者はパソコンをどんどん使っている、とのこと。
昔の自治会長みたいに、町のITリーダーを作ってみては?という面白い意見が出ました。

22つ目のお題は地域で働いている薬剤師さんから「在宅医療で薬剤師が果たす役割は?」。
外国で行われているスキルミックス(多職種協働、役割分担と権限委譲)の話。
絶対的医行為と相対的医行為の違いについて。
薬剤師は、基本的には「患者に触れてはいけない」と教育される、という驚くような話。
しかし現実には在宅などで、薬剤師もできる仕事があり今後ニーズが高まるだろうと。
オーバーラップしながらも薬剤師が果たす役割は拡大していっていいのでは?という話で、たいへん盛り上がりました!

3最後は作業療法士さんから「当事者(患者)と医療従事者の協働」とは?というお題。
患者の声の3つの相:「従う声」「求める声」「向き合う声」がある(患者-医療者関係)。
「患者の声」に耳を傾けることに関心をもっており、地域の患者会(当事者グループ)に関わっているとのこと。
「患者の声を医療に生かす」という本に、大きく影響されたと。
当事者の声をどうやって生かすか?立場の違いや「専門性」という壁を越えるためには?
別の保健士さんも患者会に参加した経験あり、患者会によって依存度が違う、という意見。

いろいろと話はつきず、またこのような形での、医療多職種での集まり、トークカフェはたいへん新鮮で、またそこに市民側としての医療者以外の方も加わってくれていたため、とても実りの大きい議論になったと思います。

こうして、実際にいろんな立場からの話を聞くこと、そして「顔の見える連携・ネットワーク」を構築していくのもこの会の目的です。
予想以上に、楽しくて、意外性が生まれた素晴らしい会になったと我ながら喜んでいます。

みなさまのまたのおこしをお待ちしています!!パー

みんくるカフェは毎月第3木曜日

みなさん、こんにちは☆

「みんくるカフェ」です。

みんくるカフェは、毎月第3木曜日の19時より都内にて開催しております。

医療・介護・福祉と社会のより良いパートナーシップについて考えていく集まりです。

どのような会になり、今後どのような歩みをたどるのかは、参加されるみなさん次第。みなさんで作り上げていきましょう。

とりあえず、僕が考えるアイデアは例えば以下のようなものです。

◯医療にたずさわる多職種の対話の場
◯社会や市民の側から見た「よい医療」とは?を考える
◯地域での魅力的でユニークなヘルスプロモーション活動を考える
などなど

この集まりを利用してそれぞれの方にとって有意義な<学びの場・しゃべり場・活動の場>となれば良いなと考えています。

自分とは違う分野で同じような志を持っている方に出会えるかもしれません。
<出会いの場>としても活用してください☆




みんくるカフェ@東京

みなさんこんにちは。「みんくるカフェ@東京」です。

「医療福祉と社会のより良いパートナーシップ」をめざし、ひとびとににもっと身近で、もっとやさしい医療や福祉の形を届けたいという思いからはじまりました。

医師と看護師、薬剤師がコアメンバーですが、保健師、社会福祉士、教育関係者などひとびとの健康にたずさわるすべての方、その他興味のある方はどなたでも参加いただけます。

毎月、東京のどこかに集い、カフェでお茶を飲みながら、楽しく話をしたり学んだりする<しゃべり場・学び場>です。

今後、参加者の方々の思いや希望をききながら、社会活動にもつなげていければと考えています。

御興味のある方は、ぜひぜひご参加くださいませ!

Twitterでもつぶやいています。

「@minclecafe」でフォローしてみてください。
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