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第12回みんくるカフェ「被災地支援スペシャル」第2弾!!

9月14日に根津スタジオで、第12回みんくるカフェを開催しましたクローバー

前回の盛り上がりを受けて、今回のテーマは「被災地支援スペシャル」の第2弾!!

今回は初参加4名を含む11名で行ないました。参加者は医師、看護師、管理栄養士、作業療法士、大学院生、医大助手、医療接遇講師、司法書士アシスタント、会社CEO、の方々などでしたキラキラ

Twitter中継のまとめはこちら> http://togetter.com/li/188365


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本日のみんくるスイーツは焼き立てフィナンシェとクッキー☆
(じゅりさん撮影カメラ



1前回同様の形式で、前半は被災地支援に行った3名から報告プレゼンが行われました。

宝石赤まずは家庭医のそんそんから「仮設住宅での"お茶っこ健康相談"」についてですお茶
これは、PCAT(日本プライマリ・ケア連合学会)の活動がきっかけとなり、開催した健康カフェ。
“おちゃっこ“とは「お茶を飲みながらお話をする」という東北の文化だとか。
ハーブティー、日本茶を提供してくれるカフェの方と連携した企画。いろんな人を巻き込んでいくあたりが、さすが越境隊の隊長です!
今後は被災者の支援が仮設住宅での生活支援や不安のケアになると。
現在は高齢層ばかりでなく幅広い年齢層が集まれるような子供向けの企画も検討中らしいです。乞うご期待!!

"お茶っこ健康相談"は日経メディカルブログにも掲載されています> http://t.co/QLglpsh


宝石赤続いては作業療法士のじもくんから「Face-to-faceリハネットワークを通しての石巻市での活動」星
FTF(face-to-fece )は東日本大震災における被災地域を主にリハビリテーション分野で支援する団体です。
FTFについて詳しくはこちら> http://ftfreha.net/

急性期的なことは落ち着いてきた時期で、分断されたコミュニティ・無為に過ごす日常といった問題点にアプローチ。作業療法士による手芸教室という企画で指編みやミサンガ作り!!楽しそ~音譜
その場限りに終わらない、次につなげることを意識した場づくり。手芸を教え合う参加者同士のつながりができたという報告が印象的でした。


宝石赤プレゼンのトリは看護師・保健師のちょっぷさんから「被災地での慢性疾患患者の支援」!
保健師としての被災地支援で1軒1軒お家を回り、服薬状況など健康面でのフォローや、地域の最新の医療情報を伝達するなど奔走されたとのことです。なんとパワフルな…アップ
医療・保健のプロフェッショナルとしての分析も交えた説明がありました。
被災地のニーズや時期などから、今後のアプローチの指針を明確に示してくれるプレゼンでしたひらめき電球


2後半は、ワールドカフェ形式!

前半のプレゼンを踏まえて、参加者から新たに出て来た3つの疑問をテーマにしました。
「専門職と非専門職が協力するためには?」
「仮設住宅のコミュニティ形成・再生をどうするか?」
「地域経済の活性化をどうするか?」

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わくわくするテーマにトークは白熱!!
「祭りはコミュニティを作るいい機会」
「コミュニティ同士をつないでいく」
「楽しさ、エンターテイメントを軸につないでいく」
「地域の人が集まるためのきっかけ作りを外部から働きかける」
「コーディネーターの必要性」
「情報を発信していくこと」
など良い意見がたくさん出て、終了となりましたベル

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楽しい時間はあっという間…(笑)
根津スタジオもしくはTwitterで参加してくれた皆様、ありがとうございました

第11回みんくるカフェ「被災地支援スペシャル」

虹 8月18日に根津スタジオにて、第11回みんくるカフェを開催しました!

星 今回のテーマは「被災地支援スペシャル」でした!

今回はなんと16名もの参加!!医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、大学院生、医大助手、介護団体代表、医療接遇講師、司法書士アシスタント、会社CEO、会社員の方々などでした。

Twitter中継のまとめはこちら:http://togetter.com/li/176248

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1 前半は、被災地支援に行った5名から報告プレゼンが行われました。

クローバー 家庭医のそんそんから「石巻での医療支援と仮設住宅での健康カフェプロジェクト」
クローバー 心療内科医じゅんこさんから「相馬市・南相馬市での医療支援」
→「ちょっとここで一休みの会」という健康相談の取組みが印象的でした。
クローバー 看護師あさみちゃんから「福島原発退避地区から避難している知的障害者施設での活動報告」
クローバー 医大助手のぱぱいやさんから「そうだ、気仙沼へ行こう~有志の集まりができること~」
→瓦礫撤去や生活用品の運搬など、個人有志でツアーを組んで行ったと。
クローバー 薬剤師わかちゃんから「石巻での薬剤師としての支援活動」

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2 後半は「今わたしたちにできる被災地支援」というテーマで、ワールドカフェを行いました!
継続的で無理なく取り組める支援、という視点で話し合ってもらいました。

「直接行けない人でもできる後方支援が大事」
「細く長く続けられる支援の形を」
「日常生活とボランティアのバランスをとるのが大事」
「関心を持ち続けること」
「行った人はその体験を語るのが大事、でも行ってない人は負い目を感じる必要はない」
「無償提供から現地の自立を促すような仕組みづくりへ」
などなどの意見が出ました!!

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虹 やっぱり多人数の参加者の場合、ワールドカフェ形式がひじょ~に盛り上がります!
参加してくれた皆様、ありがとうございました。


虹今回の参加者からの感想を一部、御紹介いたします。

クローバー「いま私にできること」、一人で考えるよりもそのアイディアの裾野が広がりささやかな行動のひとつひとつが価値を持つことに気が付きました。

クローバー参加された皆さんおひとりおひとりが、被災地支援について真剣に考えていることがよくわかりました。 被災地にいけないということを負い目に感じている・・・、という感覚を私自身実は多少なりとも抱いていました。 でも、できることをという思いに切り替えてからは楽になりました。

クローバーあの場にいる方が、特段導入などほとんどないのに、他の方の意見を否定的な態度をとらずにむしろ肯定的に聞く姿勢が取れるというのが奇跡的な気もしましたが、あのような場に参加しようという意識の方は、皆さんそういう姿勢になるのでしょうか? むしろとても不思議でした。暑かったのに居心地がよい場…という感じがしたので、本当に不思議な感覚です。

クローバー私自身感じていたものの自覚がなかったこと。現地に赴いた方の"優越"とまだ現地を訪れていない方の"負い目"。 大きな地震と津波に見舞われた"被災地""被災者"以外にも、"被災"といえる影響を受けている方々がいらっしゃること。 自身の金銭と労働力を提供する以外の関わり方があること。アイディアを出すという関わり方。アイディアの実現のため、資金や労働力や技術をもつ人たちをつなげるという関わり方。

クローバーできることを続ける、それがいいんだと自信を持てました。被災者や被災地に対して持つイメージが一様ではなくなり、多様な広がりを持つものに変わりました。

クローバーたくさんの、こんなことでもなければ出会えないような方と話ができてうれしかったです。被災地については、自分の手の届く範囲でと、現地には行っていませんでしたが、行った人の話を聞くとソワソワしてしまっていました。行っていないことを負い目に感じるところがありました。でも、今回参加して、行った人、行っていない人という分け方ではないな、と思い直しました。行った人は行っていない人に現地の様子を話し、行っていない人はそれを聞いて、自分にできることを模索する、それでいいのだなと。そんな風に、限られた価値観の中でどんどん小さくなっていく視点が広がるというのはワールドカフェの魅力だと思います。

第10回みんくるカフェ

虹さる7月16日に第10回みんくるカフェを開催しました!
テーマは「家庭医療と作業療法のクロストーク」でした。

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今回の参加者は10名で、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、大学院生、医学生、養護教諭、クリニック事務長、会社員などの方々でした!

Twitter中継のまとめはこちら:http://togetter.com/li/162159

1前半は、まず私から「家庭医療と患者中心の医療について」分かりやすく説明。やっぱり現代の「南方仁」みたいな?(笑)

クローバー患者中心の医療の技法というフレームワークを用いて、家庭医は患者を全人的にみていること、その中でillness narrative(病いの語り)や、患者のcontextを重視していることなどを説明しました。

2次に、次に作業療法士の方から「作業療法について」写真を多用しての分かりやすい説明がありました!

クローバー作業療法は「その人の本来の人間環境を回復させるケア」という言葉が印象に残りました。

3後半の1時間はミニワールドカフェを行いました!
晴れテーマは「医療と社会のより良い関係を作るためには?」

「病院/クリニックに用事のない人でも立ち寄れるシカケ」
「部外者にもオープンなレストラン/カフェ」
「医療図書館」
「まちづくりと一緒に医療を考える」
などのキーワードが出ました。

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4最後は「まいあいであ」シートで全員が感想を発表。
「ざっくばらんな姿勢」
「ひらかれたいりょう(あえて平仮名)」
「人類皆兄弟」
「プラス1品」
「絆の再構築」
「病院・クリニックを訪れてみる」
「発信すること」
「一市民になる」
などなどでした!

初めての試み、ミニワールドカフェを取り入れたスタイルが大変盛り上がって良かったです☆

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