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なつかしい30年前のモノ
断捨離していたら、
見つけてしまいました。
文化服装学院
並木賞 佳作作品
現物作品です。
手元に保管されていたこと
ずっと忘れていました 笑
洋服ですが着る洋服でない
ファッションアート作品です。
思い出されるのは
雰囲気を出す為に生地を染めて、
イメージに近い風合いを
だしたりしたりしました。
当時は 全く周りが目に入らず
夢中に作品を追求した日々で、
斬新なアイディアだったと、
言われたことを思い出しました。
記念にいつか展示会する為に
保管しておこうと決めてみました。
（↑本当にやるかどうかは
未定ですが 笑）
この作品は特に思い出が深いです。
今は亡き“松田光弘氏”が、
審査員だったのですが、
『君は世界に通じる感性の
一人だと僕は思うから
頑張ってください』
受賞後の打ち上げで、
と私に語りかけてくれたこと。
さらに、
『僕は 遠藤賞の『大賞作品』
よりも、こちらの作品が好きで、
特に肩のラインの雰囲気が好き』
（↑遠藤大賞も受賞しました）
細かく私の作品や感性を
評価してくれた人なのです。
だから、その後もずっと、
私のこころに存在し続けた
大切な恩師になりました。
生きているとたくさんの方に
出逢ったりすれ違ったりします。
すれ違う瞬間に出逢い、
一瞬で深いご縁に結びつく方がいます。
目には見えないけれど
魂にしっかり刻まれる人
そういう存在が私には数人います。
私にとっての松田さんは、
明らかにその中の一人です。
もちろんこの作品は、
担任の先生も私に色々
アドバイスをくださりました。
それを 取り入れていくことで
素敵に仕上がっていきました。
（↑ドリカム衣装でお馴染みのデザイナー
世界的に活躍している
KEITAMARUYAMASHI 氏は
は担任の先生の教え子になります）
友達や仲間も優しく
見守ってくれて 一心不乱に
楽しみながら追求した作品
でもありました。
普通2年で卒業する方が多い中、
私は3年目は親に頭を下げて
わがままを通して行きました。
両親は貴方がやりたいならと、
無理しつつ応援してくれました。
私は申し訳ない気持ちと、
ただただ感謝しかない気持ちで、
／
ひたすら自分の感性を
追求した年でもありましたし、
30年前に作品に込めた想いは
半端なかったのです
＼
審査員のコシノヒロコさんが、
『作品から伝わる
暖かいぬくもりが
感じられ人柄が分かる』
そう評価してくださり、
／
なんか…伝わったかなと、
もう言葉は要らないなと
安堵した瞬間でもありました
＼
そんな作品が30年ぶりに
家の中を断捨離中に、
見つかった瞬間は、
／
土の中に埋めたタイムカプセルを
時を超えて見つけた感動‼︎💓
＼
今、見つかった事に
必然的な意味を感じ、
やはり原点はこの雰囲気が
わたしなんだと思いました。
懐かしさとともに
前に一歩進んだような
気がしました。
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます。
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