先日の愛媛新聞の記事では
このコロナ禍の中で、近場を旅行するマイクロツーリズムの機運が高まっているそうな
2020年10月5日 愛媛新聞
そう云えば、松山市では修学旅行生がかつてないほど押し寄せているらしい
歴史資源を生かした地域活性化というのはとても良い取り組みだと思います
記事にもある様に
河野氏は中世の伊予国の守護大名で、源平合戦で功績を挙げるなど瀬戸内海で活躍しました
7月12日に来島を訪れた際に島の入口にあった八千矛神社
この神社の由緒は文治2(1186)年8月に河野出雲守通助が箱潟の島に城を築き、八千矛神社を奉祀したと書かれていました
村上水軍の始祖といわれる村上定国が伊予大島に定着するようになったのは、
祖父仲宗と河野親経が協力関係にあった事によるそうな
そういった経緯からその嫡子讃岐守清長が河野通清の家来となり
清長は来島海峡を望む亀老山の山頂に隅ヶ嶽城を築き、水軍としての地盤を構築したらしい
村上水軍の初代は誰か?というと
諸説粉々みたい
マイクロツーリズムと云えばもうひとつ![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
10月11日の新聞のチラシに
JR四国のGo To Travelキャンペーンでおトクに列車旅 愛媛版が入ってました
四国内から列車を利用して、最寄駅から集合・解散場所までの行程を含めたプランになっているようです
あっ!![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
せとうち島あるき
~来島海峡大橋と芸予要塞「小島」探訪~
WEBで確認すると・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201012/15/mikanya000/96/b3/j/o0880055014833733207.jpg?caw=800)
四国各駅---JR特急列車(自由席)---今治駅---JR普通列車---波止浜駅(9:45集合)・・・【波止浜塩田跡・龍神社・古い町並み散策】・・・波止浜港~~~定期船~~~馬島・・・【来島海峡大橋を歩いて渡る】・・・【道の駅よしうみいきいき館】(昼食・お買物)・・・下田水港~~~【来島海峡急流観潮船】~~~【芸予要塞「小島」散策】~~~定期船~~~波止浜港===タクシー===波止浜駅(16:50頃解散)---JR普通列車---今治駅---JR特急列車(自由席)---四国各駅
※総歩行距離:約10キロ(アップダウンのある箇所もあります)
四国各駅から列車で波止浜駅へ集合、散策しながら波止浜港へ
定期船で馬島へ
馬島より来島海峡第二・第一大橋を渡り、道の駅よしうみいきいき館へ(昼食)
下田水港より来島海峡急流観潮船で小島へ
芸予要塞散策後、定期船で波止浜港へ
帰りは波止浜駅までタクシーで運んでくれる様です
波止浜駅から波止浜港、馬島港から道の駅よしうみいきいき館、小島島内散策で
総歩行距離は約10キロのプラン
ツアー代金は四国島内なら何処からでもこの価格かと思ったけど、
発着駅によって実額は違うようですね
(チラシに表示されている価格は松山駅発着の場合)
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さてさて
馬島上陸後、エレベーターで再び自転車歩行者道に復帰しました
来島海峡大橋3連橋の最後の来島海峡第三大橋を渡れば長かった一日もようやくゴールです
ご訪問頂きましてありがとうございます
前回の「復路はエレベーターで馬島上陸」からの続きになります
馬島上陸後、事故慰霊碑をお詣りして折返し、再び7Aアンカレイジ上の自転車歩行者道に戻りました
7Aアンカレッジ上から眺める西水道と小島の夕暮れ
まもなく日の入り間近のマジックアワーの時間
亀老山の展望台は賑わっている頃でしょうかね
最後の1,570mの来島海峡第三大橋を渡ります
今治まで8km、尾道まで68kmと表示されてます
17:40
今日は一日中穏やかな来島海峡
定期船くるしま丸第9便(最終便)
17:41
海上交通センターはMARINE TRAFFIC INFORMATION SERVICE の頭文字をとってMARTIS(マーチス)と呼ばれます
英語表記は Traffic Adviosry Service Center
気象現況図
単径間2ヒンジ補剛箱桁吊橋
塔の高さは184m、桁下高は65m
南北備讃瀬戸大橋と比べると
最後の主塔9Pを潜ります(正確には外側を廻り込みます)
糸山の山頂のコンクリート構造物は糸山公園展望台
来島海峡第三大橋の主塔9Pを潜ると西瀬戸自動車道は片側一車線になり左へ大きくカーブしていき、
ケーブルは真っ直ぐにトンネルアンカレイジの10Aによって張力に耐えてます
全長1,570m、中央支間1,030mの第三大橋の張力は8万トンを超えると思われます
亀老山がはるか遠くになりました
来島海峡を通過した船舶は大きく向きを変えて比岐島の手前を北東へ向かって進んでいます
自転車歩行者道は西瀬戸自動車道本線から離れて時計回りにループしながら下降していきます
ループ上から来島海峡大橋方面
まもなく反対車線の原付道と入口手前で合流します
しまなみ海道サイクリングロードにおける今治市側の拠点です
西水道と馬島
その向こうに大島の館山、亀老山
原付道と合流して入口を出て県道161号へ
復路では糸山トンネルを潜らずに旧道を歩いてみます
車は通行禁止になってるけど散策道としては現役のようです
下水管も道路下を通っている様なので廃道になる事は無いと思われます
旧道にあったマンホールの水軍の家紋は
村上水軍では無く、河野水軍みたい
塔高184m(8P,9P)、桁下高65m、橋長1,570mの来島海峡第三大橋
塔高、桁下高とも第二大橋と同じで、橋長のみ第三大橋が55m長い
往路でも触れましたが、全長39.1mの日本初の3胴型フェリーです
関前航路と安芸灘とびしま海道を経由すれば今治港から呉市へ上陸することが出来ます
散策道は来島海峡展望館へ突き当たるようです
来島海峡展望館
来島海峡展望館より馬島方面を望む
西水道を西向船が航行しているので
現在の潮は南流のようです
昭和47年に海上交通安全法が制定され
来島中・西水道が来島海峡航路として設定され
長さ20m以上の船舶は順中逆西という海峡内の通航方法が規定されました
船が潮流に乗って航行する(順潮)の場合は、短く屈曲の少ない中水道
潮流に逆らって航行する場合は、西水道を進むというもので
南流時には左側通行になり、世界で唯一の特殊航法だそうです
展望館を後に
パジェロデポ地点の糸山公園展望台駐車場へ向かいます
デポ地点の駐車場に無事到着しました
スタートしてここまで27.03km
所要時間8時間5分30秒でした
天気も良いので糸山公園展望台へ登ってみます
![走る人](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/044.gif)
来島海峡を望む四国(今治)側の展望台です
展望台から近見山方面
馬島方面
来島海峡大橋は大島と今治の間約4kmの来島海峡に架かる総延長4.1kmの3つの吊り橋の総称
2基の共有アンカレイジ4Aと7Aを設けて、3つの吊り橋を直線的に結ぶ世界初の三連吊橋が採用されました
このため海中に多くの基礎を設ける事になりましたが、瀬戸大橋での施工実績などによる建設技術の進歩が計画に反映されました
特に、補剛桁の架設工事には、潮流下においても定点保持性能に優れた自航台船を開発し、狭い海峡部に僅かな占有域を使うだけで短時間に作業を終える直下吊り工法を開発しました
ジオグラフィカによるGPSトラックログ
今回の移動区間 O-⑩
糸山公園展望台駐車場より亀老山展望公園折返しウォーキング 3D動画
18:24
ジオグラフィカによるGPSトラックログ
ガーミンコネクトによるGPSトラックログ 空中写真
19:00
今治港 みなと交流センターはーばりー
長くなりましたが2020年8月2日に訪れた今治市の来島海峡
糸山公園展望台駐車場から大島の亀老山展望公園までのウォーキングの記事は以上です
最後までご覧いただきましてありがとうございました
次回は瀬戸大橋に舞台を移して
2020年9月27日の路線バスによる与島、岩黒島、櫃石島の再訪を紹介できたらと思います
では、また
![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)