いつの間にか秋の彼岸入り
稲穂も黄金色になり、稲刈りも始まってる
次第に右へと移り、現在は境目峠辺りで
冬至の頃には法皇山脈から昇ります
朝の短くなった時間を有効に使う為、暗いうちから畑へ出かける準備をしていると
まだ夜が明けて無いのに近所の放し飼いの鶏が鳴いてる
どうしたのかな?正しくは夜明けとともに鳴きますよね~
明るくなると目が覚め、覚醒と同時に鳴くようにプログラムされているのでしょうか?
でも、誰かが鳴き始めると暗くても一緒に鳴くから
やはり起きると同時に鳴くという事かな?
クックドゥドゥドゥ!
味の素じゃないよ〜(笑)
夜をこめて 鳥の空音は はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ
百人一首の清少納言のこの歌は
中国の史記に載ってる紀元前300年頃の孟嘗君の故事を踏まえたもの
食客を3千人もかかえてたという孟嘗君の鶏鳴狗盗のエピソードは有名ですね
それにしても
清少納言は今から1,000年も前のひと
その清少納言の時代から遡ること更に1,300年
しかも、海で隔てられた中国の故事を当時の人々が当たり前に読んでおり
機知を交えた歌で詠み返すって
今更ながら当時の文化の高さにびっくり
同じ様に松尾芭蕉は3百年程前に亡くなられた江戸時代に生きた方ですが
尊敬する西行法師の後を辿って奥の細道を書かれたって昔習ったように思います
西行法師は平安末期から鎌倉にかけての人なので、芭蕉より5百年も前の人でした
まぁ、今に伝わっているという事は、
それぞれの時代を経て伝わってるのだから
時代が近い分だけ現代よりも詳しかったに違いありません
たとえ科学的な技術がいくら進歩しても
新たな発見なんてものは、失われていったものの中のほんの一握りに過ぎない
などと思ふ今日この頃
いつの間にか、もうすっかり秋です
彼岸花探したけど見つけられなかった
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さてさて
もうこのシリーズも4回目になりますが、ようやく来島海峡を渡り終え
標高307mの亀老山を目指します
前回の「来島海峡 3つの水道を跨ぎ大島へ」から続きます
午前11時47分、サイクリングロード休憩場を過ぎ、
原付道と合流した自転車歩行者道を進みます
谷を跨ぎ、等高線に沿ってゆっくり折り返す思ってたよりも長いアクセス道
谷を跨ぐ橋の上からフェリー乗り場が見える
「ようこそ大島へ」の看板があるので下田水(しただみ)港のようですが・・・
フェリー、旅客船ともに無期限休航か廃止になったはずだけど車が数台とまってる
12:01 l正午ちょっと過ぎに一般道へ
道の駅から亀老山までタクシーで往復3,500円だって
道の駅 よしうみいきいき館へ寄って
亀老山へのルートを確認したいと思います
下田水港の隣の岸壁が道の駅になっています
現在地は道の駅 よしうみいきいき館
ここから亀老山迄どれ位かかるのだろう
グーグルマップで調べると5.2kmで1時間17分
12:17
国道317号を進み、しまなみ海道と吉海トンネル出口辺りでクロス
大島南ICを過ぎて右へ折れて頂上を目指すみたい
全て車道を歩くので、自動車用に標識も完備されてるはずで、迷ったりする心配は無いようです
画像は亀老山展望公園のwebサイトより
つばめさん
巣立ちの日は近い
道の駅で10分程休憩して出発です
この先の三叉路を左へ
三叉路からは国道317号になります
しまなみ海道をクロスして潜ると大島南インターがあります
大島南ICは今治方面への流出入しか出来ません
大島道路(全長約6km)は無料区間になりますが、
大島北ICは尾道方面への流出入のみなので無料区間のみの通行は出来ないもよう
緩い坂を下っていくと亀老山展望公園の案内板がありました
矢印は右を指していますが、あのガードレールの道かなぁ~?
少し道が細い様な気がするのと入口にも案内板があっても良さそうなものだけど・・・
二人乗りのアメリカンなバイクがここに進入していったので
やっぱり此処だとついてってしまったおバカな私
国道から目的地まで曲がる箇所はたったの2か所のみなので
ここだけでもチェックしておけば良かったです
ちょっと違う方角へ曲って行くみたい
おかしいと思ってグーグルナビの設定をするけど、既に間違った方向に向かっているので右だ左だとパニックってる
困った時のジオグラフィカ
自分が今いる場所が判るのでこれに勝るものは無い
これで確認すると大島南ICの側道に向かってました
次の信号で曲るべき所をはやまったようです
大島道路の側道を通って目的地方面に抜けられるかと思ったけど
道が繋がって居らず、かなり大回り(2.5倍)をしてしまいました
やっと正規のルートに復帰です
「きろうさん」って読むのか~
ここではじめて読み方を知りました(笑)
50m先の三叉路を右へ
南北朝時代に活躍した能島村上氏の祖とも云われる伝説の武将村上義弘公
菩提寺は麓にある高龍寺ですが
村上義弘公の墓と伝えられる宝篋印塔は、亀老山の中腹にあるそうな
なんでこんな山中の見晴らしも良くない場所にあるんでしょうかね
ここには帰りに寄ってみることにします
やっと展望が開けたよぉ~
ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
燧灘の航路を行き交う大型船を見る事が出来ます
ともに大小2つの島がセットになっている?
比岐島(有人島)と平市島(無人島)
比岐島は来島、小島、馬島とともに来島群島になりますが
唯一航路の無い島です
ここから見ると並んでいるように見えるけど平市島の方がずっと遠く
唐子浜よりも南で湯の浦の沖合になります
大きなカーブを曲がると山の西側になり来島海峡の展望が開けます
道の崖側に展望テラスが数ヶ所設けられています
この展望テラスは誰も居ないのでゆっくりと景色を眺められます
写真家の故安藤喜多夫氏の提案で設けられた来島海峡大橋一番の撮影ポイントなそうな
此処に立ち寄るなら手前のカーブの辺りに広場があるので、
車で来られた方は広場に駐車しましょう
車道は狭く、見通しも悪いので路上に止めると危険です
標高230.7mの館山と来島海峡
右の売店の方へ上がります
亀老山パノラマパーク到着です
名前の通り360度の展望が待っているはずです
13:56
糸山公園からここまで13.37km
所要時間3時間45分(休憩時間含む)
長袖来て来ればよかった
紫外線でお肌がボロボロ、真っ黒になってしまいました
まずは、ジェラートアイスで休憩です
税込400円也
かつて瀬戸内海には至る所に塩田がありました
今回のスタート地点のすぐ近くの波止浜湾も干満の差が大きく、入浜式の塩田が広がっており、
この塩田経営による富裕層が多く住むという事で
予讃本線延伸時に今治から大きく迂回したルートをとって波止浜駅が作られたそうです
波止浜駅は愛媛県最北端の駅になります
現在の四国の玄関のJR宇多津駅
この辺り一帯も流下式塩田が広がっていました
1972(昭和47)年以降、日本の製塩法はイオン交換膜と電力を利用して鹹水を作り、真空式蒸発缶で煮詰める方式が公式に採用され、国内の塩田は全廃されました
1997(平成9)年に塩の専売が廃止されると
美味しい塩をもとめて全国各地に塩産地が蘇えって来てるそうな
まぼろしチャンネル
14:02 ②ようこそ亀老山へ
大きな亀がお迎えして呉れました
今回もお立寄り頂きましてありがとうございました
次回は展望公園からの眺めを紹介したいと思います
では、また
次回も見てね