今日9月11日は昼前から雨に傘
 
…昨日(11日)更新の予定でしたが1日遅れの記事になっております(^◇^;)
 
早いもので、9月も半分が過ぎ去ろうとしておりますが
 今日はすっかり涼しくなりました
 
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる
 
古今和歌集 藤原敏行
 
猛暑日が連続の暑かった夏、
史上最大と予測された台風10号の通過やそれに伴うゲリラ豪雨
 
夏もそろそろ終わりかなと思う頃、急に訪れる肌寒い朝
 
まさに今朝、思わず自然に
 
秋来ぬと?と口ずさんでしまいました(笑)
 
 
でも、
 
この歌の様に「目にはさやかに見えねども」とはいかず
 空の雲も、太陽の出る位置も夏とはすっかり様変わりしてますが
 
暑さだけはしつこく続く温暖化の地球
 まだまだ暑い日中が続きそう
 
もっとも、この歌が詠まれたのは8月の最初の頃らしく
 暦の上でこそ立秋ですが、まだ真夏で
 
「目にはさやかに見えねども」というのもなるほどって感じ
 
この歌、百人一首には入って無かったんですね~
 
 
さすがに秋が近づくと
 
ブログの冒頭のくだりもいつもより
 ちょっぴり情緒的なんでないかいゲラゲラ
 
9月8日早朝の燧灘
 
9月6日から7日にかけて四国地方に最接近した
 ハイシェンこと台風10号台風
 
奄美航路や太平洋航路の客船までも瀬戸内海へ避難し
 7日の夜まで燧(ひうち)灘もそれらの船舶でひしめき合ってました
 
 
一夜明けて9月8日の早朝には、ほとんどの船舶の姿はありませんでした
 
台風のずっと前から見かける風変わりな船は今日も同じ場所に居る
 海底の探査でもしているのでしょうか?
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九州や山口県ほどではありませんが、風はそこそこ吹き
 雨も時折激しく降りました
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翌朝、9月8日には
 いつもの瀬戸内海に戻ってました
 
幸いにも大きな台風被害の無かった四国中央市
 今年最後の台風であって欲しいと願うばかり
 
また
 
市内を海岸線沿いに走る予讃線新幹線後ろ新幹線前
 朝早くから深夜まで列車が通過していきますが、乗客はとても少なく厳しい状況が続いてますもやもや
 
JR四国は収入の回復が見込めないため、
 早ければ今月からの減便の再開と来年4月からは運賃の値上げをする方針みたい
 
鉄道離れが増々加速しない様にと祈るばかり
 
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さて、8月2日のウォーキング
 
前回の「糸山公園展望台駐車場から来島海峡大橋へ」から続きます

 

 
来島海峡第二大橋と第三大橋の共用橋台7A上に設けられた馬島インターチェンジまでやって来ました
 といっても三連橋の来島海峡大橋の一つである来島海峡第三大橋(全長1,570m)を渡っただけなので
 
ここまで歩いた距離はまだ2kmくらいかな
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11:05 ⑮
7A橋台を過ぎると
 今度は来島海峡第二大橋(全長1,515m)で中水道を跨ぎます
 
11:16 ⑯
亀老山展望公園を目指し
 来島海峡第二大橋を走る人
 
11:16 ⑯
渦を巻く潮の流れは今日も無く
 西向船が中水道を通っている
 
という事は・・・
 そうです(≧∇≦)/
 
順中逆西で、現在の潮は北流で引き潮のようです
 
潮の干満によって1日4回流れの向きが逆転するそうな
 
来島海峡は、昔より
「一に来島、二に鳴門、三とさがって馬関瀬戸(関門)」と謳われた我国最大の海の難所で
 鳴門海峡・関門海峡と並ぶ日本三大急潮流の一つですが
 
7月12日と同じく、本日も潮は小さい模様
 
また、
 1978年から4年の月日と60億円を費やして西水道北口の鴻ノ瀬岩礁を撤去した事で
 
潮流の速さは変わらないものの渦潮は減ったという話も聞いたことがあります
 
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11:15 ⑯
前方に小武志島が見えて来た
 
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来島海峡大橋の架かる本四連絡橋尾道・今治ルートは
 最初に完成した大三島橋(1979(昭和54)年5月共用開始)から全通までに20年の歳月がかかりました
 
この来島大橋(三連)の着工の1988(昭和63)年5月の時点で多田羅大橋が未着工でした
 
これには沿岸各県の激しい架橋争奪戦とその裏で繰り広げられた政治の駆け引きや世界情勢の変化が絡み合った歴史があります
 
その辺の経緯は前にもブログに書きました
(*´∀`*)↓
 
11:18 ⑰
来島海峡第二大橋の主塔5P
 
来島海峡大橋は、大島と今治の間約4kmの来島海峡に架かる総延長4.1kmの3つの吊橋の総称
 
この海峡は鳴門海峡、関門海峡と並んで海の難所で
 狭い海域に複雑な地形が作る潮の流れは速く複雑に変化し、最大潮流は時速10ノットにも達します
 
この難しい海峡は瀬戸内海の中央海域へ行き来する船舶には、ここは避けられない航路であり、海上交通安全法に指定された航路です
 
11:18 ⑰
小武志島の向こうに海上アンカレイジ4Aが見えてます
 4Aは来島海峡第一大橋と第二大橋の共有アンカレイジ(橋台)
 
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海上アンカレイジ4A上の休憩所からの眺め↑ ⑱
 
4A上には休憩所が設けられています
 
来島海峡大橋上には第三大橋の8Pとこの共用橋台4Aの2か所に休憩所があり、
 ベンチが設けられていますが、残念ながら木陰はありません
 
灼熱の太陽と紫外線が降り注ぐために説明板も紫外線でボロボロになってた

 
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来島海峡大橋の橋梁計画にあたっては、中渡島をはじめとする島々の自然環境の保全、船舶航行の安全性、車両の走行性を考慮して
 
 共有アンカレイジを2基設けて3つの吊橋を直線的につなぐ世界初の三連吊橋が採用されたそうな
 
この計画によって海中に多くの基礎を設けることになりましたが、瀬戸大橋での施工実績による建設技術の進歩が計画に反映されました
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1988(昭和63)年4月10日の瀬戸大橋開業から1ヶ月半
 5月15日に来島大橋の起工式が行われました
 
起工式前日の毎日新聞によると
 本四公団は4月18日に火内鼻から武志島、馬島を経て今治市の糸山を直線で結ぶ全長4.13キロの来島大橋のルート変更を発表
 
1973(昭和48)年に決定した当初の計画では
 大島の地蔵鼻から中渡島、馬島を経て今治市の糸山へと全長3.9キロの曲線だったという
 
瀬戸大橋建設を通じて急な潮流や深い海での橋脚建設技術が向上した為、走行性に優れた直線コースに変更されたようです
 
また、四国側でも今治市の近見山を迂回する予定でしたが、トンネル(長さ1.1キロ)を建設して路線距離が580メートル短縮される事になりました
 
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1973年に決定した当初の計画は地蔵鼻から中渡島を経由した曲線で馬島へ至るルートでした
 
 
11:25 ⑱
4Aから来島海峡第一大橋(全長960m)へ
 
11:28 ⑲
来島海峡第一大橋の4A側の主塔3P
 
11:32 ⑳
東水道を跨いで大島上空へ
 
11:38 a
今更ですが
 
この自転車歩行者専用道は何処を歩くべきか迷いました
 最初はやっぱり右端かなぁって思いましたが、分離帯こそないものの
 
このペイントの様に上り下りで分離されていると考えると違和感があり
 歩行者だけど左端かな?と思って左端を歩いてきましたが
 
帰ってからネットでも調べましたが判らず、正解は判明していません
 左端を歩いた場合、専用道の幅が狭いので、後方からスピードを出して音もなく追い越していく自転車は結構怖いです注意
 
マナーの良い方は、通りますと声をかけて追い越して行かれますがほんの僅かです
 
皆さんかなりスピードを出されているのでちょくちょく振り返りながら自転車が迫ってきてないか確認
 
主塔部分は膨らんで見通しが悪いですが他は全て一直線
 
11:39  b
火内(ひない)鼻に自転車歩行者専用道のループが見えます
 反時計回りに1周下った辺りで原付道と合流するみたい
 
11:41  c
来島海峡第一大橋を渡り切り、本線と別れてループで降ります
 
本線は1車線になり、大島に上陸後吉海トンネルへ
 このトンネルを抜けると大島南ICがあります
 
11:41  c
ループから見た来島海峡大橋の三連橋
 
大島側から来島海峡大橋を見ると
 今治側の橋の真ん中に太陽が沈む日が年に2回だけあるそうな
 
11:41  d
ループを下ります
 
正面に潮流信号所のある津島
 
復路で気付いたのですが
 火内鼻には2連になったヒナイ鼻導灯があり(4Aからの写真に小さく写ってます)

 

この保守道と思われる後灯を通るショートカット道を発見しました

 

ヘビが居るかも知れませんが、歩きの方はショートカットして通り抜ける事が可能です

 
火内鼻に設置されているヒナイ鼻導灯(2連) 4Aから
 

11:43  e

ループから今治方面

 

東水道と三連橋

 

11:44  f

来島海峡第一大橋 主塔2P

 

11:45  g

原付道と合流しました

 

11:47  h
午前10時14分に糸山公園展望台駐車場を出発して1時間33分
 大島のサイクリングロード休憩場に到着です
 
ここまでの正確な距離は判りませんが約6km位でしょうか
 
それにしても、4,105mの来島海峡大橋は暑かったですアセアセ
 
でも、
 
7月の探訪の時と違って今日は青い空と青い海で最高!!
 

ここでは休まずに

 道の駅よしうみいきいき館へ

 

そこで休憩して亀老山展望公園を目指します

 

 

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ジオグラフィカによるGPSトラックログ

今回の移動区間 ⑭-h

 

今回もお立ち寄りいただきましてありがとうございました

 

では、またバイバイ

 

次回も見てね~(。^_・)ノ

 

 

 

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