牡羊座と天秤座のオポジション | ホロスコープ勉強部屋 ~見えるものにも見えないものにも偏らない均衡を目指して

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教科書通りのリーディングにしっくりこないことには、大きな意味があるはずです。納得できるまで遊び心を持って考察していきます!

私のネイタルには、牡羊座と天秤座にそれぞれ2天体、アスペクトを形成する度数にあります。

牡羊座火星と天秤座太陽はオーブ1度でオポジション

牡羊座月と天秤座水星はオーブ5度でオポジション

そしてASCが天秤座なのでDSCは牡羊座。

 

ついでに蟹座キロンが太陽と火星にスクエア。

もういっちょついでに蟹座のMCが水星と月にスクエア。

 

この二つのサインの対立感は常に感じています泣き笑い

最近、自分軸についてやキロンの表すコンプレックスについての記事を書いていて、改めて牡羊座と天秤座のオポジションの関係を見つめなおす必要があると思いました。

 

手元にある、まついなつき先生のご著書「改訂版 しあわせ占星術」を引用すると、以下のようにありました。

おひつじにある天体は思いつきをそのまま実行したいと思っていても、てんびんにある天体は「それは人に聞いてから行動した方がいい」とおひつじに意見します。また逆に人に振り回される天秤に、おひつじは自力でやるよう促します。

 

自分と他者、どちらを重視するかという視点ですね。

 

サイン同士で見るとそのような表現になると思いますが、ここに天体を絡めると、どちらのサインが主導権をもつと良いのかが見えてくると思います。

私の場合、主導権を持つべきは天秤座の太陽と水星のはずです。

 

・天秤座太陽と牡羊座火星

他者との交流からバランスをとる意識を主軸にして、それを対外的に押し出すときにはぶれずに真っ直ぐに。

押し出したあとの他者の反応から得られるものは、天秤座太陽に還元してさらにバランスをとる感覚を鍛錬していく。

天秤座の意識や目的が盤石でなければ、牡羊座火星の衝動性に振り回されて、自分と他者との間で苦しくなるだけの、生産性のないエネルギーの使い方となってしまいます。

 

・天秤座水星と牡羊座月

内心は勝ち気で情熱的、すぐにでも行動を起こしたい衝動にあふれていますが、天秤座水星が少し立ち止まって頭を働かせ、TPOに見合った表現やコミュニケーションに落とし込みます。天秤座水星が洗練されていくと、牡羊座月を抑圧せずとも、そつのないまとめかたができると思います。がっと牡羊座感がでてしまったあと、「今のは少し極端ですけどね~、一例としては~、つい熱くなっちゃいましたがそれだけ重要な場合もあると思うんですよね~」といった感じでなじませるイメージですねw

私自身がよくやっているのですが、言い訳がましくなったりしてまだまだなと思っています泣き笑い

また、最近ブログを書くようになって、すぐに相手の反応が返ってこない「文章」という形でこのオポジションの力を磨くのは、力まず取り組めるので負担が少なくてやりやすいなと思っています。

 

私の場合は比較的わかりやすい天体の組み合わせでしたが、トランスサタニアンとが絡んでくると自分の意識だけではコントロールが難しい次元になってしまうことも多くなるでしょうか。

ただし、ホロスコープから自分の傾向を知っておけるだけでも、楽になれる部分は大きいと思います。

私自身、ホロスコープの概念を知ることで自分の内にある欲求や特性を理解するのに大いに役立ち、自分を認め受け入れることにつながっていますニコニコ