プログレス関連の記事が続いていますが、実際に私の今年2月中旬時点のチャートをだして見てみました。
オーブを1度以内に絞ると、ネイタルのようにたくさんアスペクトがでてこないので意外とシンプルに見れます。もちろん元々のネイタルの星配置や時期によって複雑になることもあるでしょうが、そのようにプログレスで見どころの多い時期というのはまさに人生のターニングポイント的なタイミングになるようですね！
私のチャートの場合オーブ1度でアスペクトのあるものは、以下の2点。
P水星×N.ASC コンジャンクション
もともとネイタルチャートでASC水星合ですが4度ほどオーブがあり、6月末のプログレスでは分単位でぴったり重なるので重要そうです。
解釈を鏡先生の占星術の教科書Ⅲからまとめると、知性の在り方・考え方と自分自身の関係性をもう一度見つめなおすとき。あるいは普段考えていることを外の世界に向かって表現すべき時のようです。借り物ではない、自分自身の声や言葉で、自分を打ち出す時であり、そのための学習やインプットの機会は積極的に作ると良さそうとのこと。
ホロスコープについて学んだりブログを書いたりしているので、プログレスを読む前からそれらしいことをやっていますねｗ
ハーモニクス×年齢でも学ぶことが大事な感じで出ていたし、太陽回帰図でも乙女座水星（ルーラーシップ）が木星天王星からトラインを受けていたので、とにかく大事なんでしょう
トランジットでは冥王星逆行でオーブ3度以内までの水星スクエアになりますが、おそらく？これが最後の接近だと思いますので、それさえも力に変えられるような意識で乗り切ります…！
P月×P太陽 スクエア
こちらは月が太陽の前か後かでも解釈が変わるようですが、私の場合は、月が太陽を追いかけている位置でのスクエアです。これまでのことを整理しながら意識のギアを入れ替える必要があるようです。手放すことや断念することも必要となり、それらの経験を超越していく力が試されそうです。
手放しや断念…思い当たるのは本業で実績をだすことですかねｗそれなりに頑張ってきたことにあまり結果が伴わない状況に直面していて落ち込む事も多く…ここぞとばかりにこれ以上努力してもどうにもならないところを目指していたと思わざるをえない出来事ばかり起こっています
かといって「ホロスコープ手放しの時期だから手放そう」ではなくて、あくまで「意識の変化」にフォーカスし、外的な出来事まで決めつけないようにしたいとは思っています！
4月に入ればオーブ1度から外れてくれるのですが、ルネーションサイクルでいうとあと1～2年は同じ雰囲気が続き、その後新月までの数年は新たなビジョンに向けての種まき期間的な感じのようですね。
トランジットをみると2～3年後にN太陽とT冥王星・天王星トラインになるので楽しみにしてるのですが（T海王星はオポジションだけどｗ）！！鏡先生の言葉を借りると、あくまでトランジットは人生の短針的な動きであり、「人生の長針」的な視点ではそれを通じて種をまくような時期と捉えられそうです。
2年後のプログレスではP太陽がPとNの冥王星とコンジャンクションもあるんですよね…種まき期間中に色々ありすぎてｗｗどんな種まくのやら
今年のプログレスチャートの他の見どころとしては、P火星が牡羊座0度で順行中で、遡ると今年の1月末に牡羊座にイングレスしたところでした。
火星の表す獲得欲求のようなものが魚座から牡羊座的世界観へ…確かに、献身的であったり他者依存的であった部分が、自分中心的な傾向には変わってきたかもしれません！
良くも悪くも、周りの人のことはもうどうでもいっかと諦めがついたんだなと思いつつも、一方で他人への思いやりが欠けてきた自分大丈夫か？と心配してたんですがｗすっきりしました
この変化はプログレスをしっかり見て、自分の変化を丁寧に内省しなければ気づかなかったことです。
魚座だろうと牡羊座だろうと6ハウスにあるのでいずれにせよ義務感の重圧からは解放されていないのですが、自分本位な火星の使い方を認め、他の天体の動きと組み合わせつつ、自分の目的を見失わず前進していきたいところです。
プログレス、想像以上に得られた気づきが多かったです！！！
以前の記事（ホロスコープを見て、才能をスムーズに育てる）で水星の使い方について書いたのですが。
1ハウス水星の私は、プログレスそのものを理論として学ぶとなんだかしんどくなりやすいんですがｗ、自分の経験と照らし合わせて自分のチャートをリーディングしていくと、水星がのびのびと働いてくれました
自分を通じて誰かの役に立ちたいと思った時も、同じように水星を使えるよう、コツをつかみたいところです！