私のホロスコープには複合アスペクトが多めです。
ホロスコープを学び始めて、そのような複合アスペクトばかりに目が行っていましたが、アスペクト以外の見方でチャートの濃淡を浮かび上がらせて、強調されている天体にフォーカスしていくことの大切さを感じたので、自分なりの解釈を書いていこうと思います!
結論を先に言うと、私のチャートで強調されているのは金星です。
私の金星はカイトの一部です。(グランドトラインの一部でオポジションはなし。)オーブも5度ちょっと~月が絡むのは7度弱くらいまで広げてできるので、タイトなものではありません。
他にも金星が絡まない天体でよりタイトにハードアスペクトなどもあるので、これだけでは金星が「強調されている天体」とは言えないと思いますし、何となく良い状態にある星?くらいに長らく思ってきました。
ですが、マイナーアスペクトまで見るとオーブ1度で火星と海王星それぞれからセスキコードレートがあり金星が頂点のトールハンマーという複合アスペクトもあります。
セスキコードレートとは135度(90度+45度)でハードアスペクトに属し、衝突や葛藤といった派手さはないようですが、「禁止」「抑圧」というキーワードで語られることが多いようです。
そのセスキコードレート2つとスクエアでできるトールハンマーの頂点でもあり、一番軽い天体の金星は、自由度の低い状態にあると言えます。
鑑定時にマイナーアスペクトまで見てもらえるかどうかは鑑定士さん次第で、私は数回受けた鑑定の中でそこを指摘していただいたことは1回だけでした。私の場合、他にもアスペクトが多いので触れてもらいにくかったという事もあると思います。
マイナーアスペクトまで見なければ、金星の状態は良いので、やはり鑑定結果もしっくりこないこともありましたが
アスペクトというくくりで見ると、メジャーアスペクト>>マイナーアスペクトと目立ち方は差があると思いますが、マイナーアスペクトだとしてもそれが複数ある天体や、重い天体から角度を取られている天体は、チャート全体で見ると「強調されている」という見方につながると思います。
また、チャートを細かく見ていくと私の金星は
・カルミネート天体
・アセンダントルーラー
・太陽のファイナルディスポタジー
といった要素を持っています
さらに10ハウス=アンギュラーハウスにあるため、その点だけをみても影響力の強い天体とみなすこともできます。
アンギュラーハウスにたくさん天体が入っている場合はまたニュアンスが変わると思いますが、私の場合はアンギュラーに3天体・サクシーデントに1天体・カデントに6天体でというバランスなので、その3天体は目立ちやすいと言えると思います。
このハウスの分類についてはまた記事に出来れば!
【追記→こちらの記事で解説しています】
どうしてもメジャーアスペクトに引っ張られがちになりますが、そこ以外の要素まで拾い上げられると、私のチャートにおける金星は「強調されている天体」と表現できると思います。
自分では金星は何となく大事なポイントかな~くらいには思っていましたが、最近占星術師の先生から「これだけ金星が強調されていたら…」と解説いただいたので、やはりプロの方から見ても「強調」と表現されるレベルなのだなと。
ホロスコープの見どころは果てしなくて、勉強するのがめんどくさくなって飽きてしまうんですがw、周期的に興味をもつんですよね。
そして知れば知るほど「すごい!」「なるほど!」となる。時々「全然当たってないやん」と思うこともあるのが正直なところですがwwwそれは読み手の裁量によるんでしょうね。
専門性の高い繊細な分野程、素人や初学者の目には腹落ちしない理論に見えたりする節もありますしね…みなさんもそうですよね?(by9ハウスキロンの女)