ホロスコープリーディングにおいて、10天体がどんな状態にあるのか、どんな影響を受けるのかはハウスやアスペクトで見ていくことが基本になると思います。
この基本的な解釈がなかなか難しく、私は何度もホロスコープに飽きて放り出してきました…
自分の気になるところから調べて学んでを繰り返すと気づきや学びがあって楽しいんですが、気が付くとどうしても「基本をしっかりおさえねば」という思考に飲まれて勝手にプレッシャーを感じてしまうんですよね。
これは私のチャートに土エレメントが欠落しているからこそ囚われがちなパターンであり、かつ9ハウスキロンで専門性の高い高等な学びについていけないコンプレックスが発動しているからかもしれません。
理由を引っ張り出そうと思えば色々あるとは思いますが、またホロスコープに飽きそうな波を感じましてw
正確に言うと「飽きる」というより「逃げる」なのかもしれません。ホロスコープのことを知ってまだ3~4年程ではあるのですが、数か月飽きたとしても気が付けば星のことに思いを巡らせていて、ネットで情報を得たりブログを読み漁ったりしています。
ホロスコープに興味があっても分からない自分、基礎から学べない自分がでてくると逃げたくなるんでしょうねw
でも改めて、自分の資質を上辺の言葉に当てはめると見失う【不動宮過小の私がブログを続けられる理由】という記事にまとめたのですが、自分の資質、自分らしさ、自分の楽しさのようなものを尊重することで、結果として自分が欲しかったものに近づけるということを学びまして!
あまり基本的ではないところですが天体の品位、ディグニティについて調べたことを記事にしたいと思います!!
ディグニティについては何となく耳にしたある程度、最近見返していた雑誌にほんのちょろっと載っていて、初学者向けの本ではあまり目にしていない(目に留まっていないだけかもw)ので、The Horoscopeさんのページを参考にしました。
品位(ディグニティ)とは簡単にいうと天体とサインの相性のようなもののようです。
天体が良いアスペクトを持っていたとしても、品位が良くないことで力を発揮しにくいこともあるそうで。
現在よく使われているのは大きく4種類
・ルーラーシップ(支配)
天体の特性を最も強く発揮できる
・エグザルテーション(高揚)
天体にとって居心地が良く、影響力が高められる
・フォール(転落)
天体にとって居心地が悪く、影響力が弱められる
(エグザルテーションの対に位置する星座)
・デトリメント(損傷)
天体が傷つけられ困難を抱える
(ルーラーシップの対に位置する星座)
各天体とサインの対応表はThe Horoscopeさんのページをご覧いただけますと!
意外なのはルーラーシップとエグザルテーションのサインはスクエアやクインカンクスの関係にあるものも少なくないという事。フォールとデトリメントはその対のサインであるというのは考えやすいですね!
そして影響力とその吉凶はルーラーシップ >エグザルテーション>フォール>デトリメントとなるようです。
私のチャートで当てはまる部分を見ると、以下の3点ありました。
火星牡羊座がルーラー、太陽天秤座がフォール、木星双子座がデトリメント。
この3天体、メディエーションのアスペクトを取っています(太陽火星オポジションに木星が調停)
でも木星の恩恵についてあまり自覚ができなかったので少しすっきりしましたw
私はASCも水星も天秤座なので、天秤座としての価値観を持っている自覚はあり、かつそれを尊重するということが「自分らしさを大切にする」ということ矛盾してしまうのでなんだかなあとまだまだ消化不良で…太陽の居心地の悪さはよくわかりますw
火星牡羊はもういい加減にしてくれと思うくらい過剰に出ることがあって、自分の中で使いこなせない要素です…火星がそもそも凶星とされていたようですし仕方ないのかもしれませんが
その太陽と火星を調停してくれている木星も力が存分には発揮しにくいサインにあるという事で、私のチャートにおいて、火星も結構目立つポイントなんだと新たな発見です!
その火星は6ハウス=サクシーデントなのであまり周りから見て目立った出方はしないのですが、なんせ健康上よろしくない出方をしがちで
ディグニティは天体×サインで見ていますが、天体×ハウスで相性の良し悪しを見る手法もあるんでしょうかね?
6ハウス火星というと、哀れみの目で見られた経験がありますw
ホロスコープを知っているからこそできる対策がまた一つ増えそうです