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Bグルときどき腕まくり

主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
http://sun.ap.teacup.com/daddy-k/

先日3年ぶりのさっぽろ雪まつり開催と言う事で、開催日の前日に駅前通り周辺

だけサラッと見て来ました。下火になったとは言え、やはり人の多い所はまだ嫌

ですし、私と考えの違うノーマスクの人を、わざわざ遠回りして避けて歩くのも

イヤですし。

 

雪像は出来てますがまだ覆いが。そしてTVクルーの皆さん、リハお疲れ様です。

 

大通3丁目は今年は市民雪像の会場になった様で、これが雪まつりの原点ですね。

 

僅かの時間でしたが、少し早めのランチにはちょうどいい時間となり、電車通りに

出て、以前見かけた中華工房天紅へ。

店の前に置かれたA看板の焼きそばが気になっていたので。

 

私が仕事で外回りしていた時は見かけなかった…地味なファサードだから気が付か

なかっただけ?と思ったら豊平区から移転して来たようです。そこで焼きそば到着。

 

美味しそう!と麺を持ち上げてみると、適度なパリパリ感と、札幌の中華麺独特の

モッチリ感とが合って、美味しいです。

 

餡のとろみも良いな、モッタリせずサラサラせず、私はこれ位のバランスが好きです。

具はご覧の通りですが、イカの歯応えが良いし、豚バラも脂のところがちょうど良く

全体のバランスがとれ、多くの人に好かれる味になっていると思うのですが。

 

もう一つ加えると、デフォルトで辛子が出て来るのも良いですね、私は途中の味変

に辛子や酢がほしいので。

お願いしないと出て来ない店も多いので、これも嬉しい。 ご馳走様でした。

 

南1西8 電車通り北向き

沖縄行きたいけどまだダイビングには早いし、ホエール・ウォッチングもねぇ…

などと悶々としていたら、スーパーのチラシで沖縄フェアの文字が。

 

おお!ラフテー丼(沖縄の豚角煮)があるじゃないと、初日の昼頃に行ってみると

既に売切れでは無いですか。

普段なら、ま、仕方ないねで終わるのですが、最近沖縄欠乏症の私としては他の

物はわしたショップにあるから良いとして、このお弁当はどうしても外せない…と

言う事で、本日は10時前に到着。

 

無事お弁当を手に入れ、島ラッキョウとミミガーとジーマミー豆腐も、酒のアテに

買い込んで来ました。

 

ラフテーが6枚載っていて、玉子焼きと紅生姜が付いてきます。

ラフテーの味付け好みに合います。美味しいです。

二日がかりで手に入れた?と思えば味も格別でした。ご馳走様でした。

30日までやっているとの事で、たぶん最終日も買いに行くでしょうね。

 

ここ数日は寒いです。一昨日なんか札幌も、最高気温でもマイナス9.2度でした。

空が晴れ上がっていると寒いんですよね、でもその分稜線が綺麗に見えるから

まあいいか、それにあと2~3週間の辛抱ですしね。(スーパー駐車場にて)

12月もどん詰まりに来て、今年もそろそろ終ろうとしています。

あ~また一つ無駄に歳をとったな~とは、自業自得ですけどね。

 

まだホワイトイルミネーションをやっていた頃だから、クリスマス前の事ですが

4時半過ぎた所だけどもう暗いし、一杯だけ引っかけて行こうかと焼き鳥屋へ。

 

スタッフさんがさっと出してくれたのが晩酌セットのメニュー。お誂え向きなので

ビールを2杯と枝豆、鶏モツ串と鶏の精肉とで1200円でした。ご馳走様。

 

メインからは少し外れた場所ですが、大通のイルミネーションが輝いていました。

 

 

さて本日は年越しラーメンを食べようと、用事のついでに新琴似まで遠征。

初めて入りましたが「斗香庵」というお店で、東区と2店舗あり、その昔2条市場

の近くで営業をスタートさせたお店と縁があると聞きましたが。

 

メニューには丼物もあり、カツカレー丼や、味噌カツ丼に天丼など10種類もあり

ご飯160gですからハーフ丼でしょうが、全て390円と頑張っています。

ただこれはあくまでも中華そばのサイドメニューなので、単品での注文は不可と

書いてありましたが、次はお腹を空かせておいて、丼も食べてみたいものです。

 

店ご自慢の中華そばですが、麺は西山ですが、道産小麦100%の専用麺を頼ん

でいて、スープは無化調の純和出汁とのこと。これで590円は頑張ってますね。

 

チャーシューはやや小振りですが2枚乗っていて、暑さは割とあるのですが柔ら

かくて美味しいし、メンマも塩出しがきちっとなされ、シャキッとして美味しい。

柔らかく仕上げたメンマも良いですが、お口直しだから私はこのくらいの硬さが

好きですね。

 

スープもスッキリして美味しい。すこし塩角があるかな?とも感じますが、それは

私の日頃の減塩生活の成果で?、一般的に好まれそうな味でした。

 

私の住んでいる場所からは遠いけど、またきてみましょう。ご馳走様でした

 

新琴似8条14丁目3-1

札幌市内のスーパーで全国駅弁まつり/この日限りとあったので、たまには変わった

昼飯を、とチラシを見ると、種類は8種類しか無くうち半分は道内のものでしたが、

デパートのうまいもの市ではないから、そこはまあいいでしょう…と、目についた

のが、山陽本線西明石駅のこちらのお弁当。

 

平成10年4月の、明石海峡大橋開通を記念して作られたものだそうです。

 

 

カバーのイラストから勝手に小振りのイイダコが丸ごと…なんて思っていたら普通の

タコでした。ですが、冬場積丹の海で出会うミズダコから見たら、可愛いサイズとも

言えるのですが。

 

具はこの明石のマダコにタケノコ、菜の花、ニンジン、椎茸などで、タコはさすがに

柔らかくて美味しいし、ご飯の味付けは皆に好まれそうな味で美味しい、でも具材が

サラッと乗っかって、すぐにご飯は少し寂しいな、そう思っていたら中から明石焼き

が一個ゴロッと出て来たので納得。税込で1200円でした。

 

最後の残った食べられない部分がこの壷…って、あたりまえですが。

 

タコつぼを模したであろうこの形は可愛いのだけど、何に使うかなぁ?釜めしのカマ

なんかもそうで、何かに使えそうと思って取っておいても、結局は捨ててしまうんで

すよねぇ…。

 

昔話だと、和尚さんが小僧に内緒で舐める水あめを隠したり、落語だと畳の下に隠し

た壷に二分金を隠し、貯めたりしたりするのだけれど、それには小さすぎ?と言う訳

で、ただいま用途思案中。

 

でもこれからの時期、名古屋の土手焼きのソースをこの壷で調合して…なんて言うの

が、いいかもしれませんね。チャレンジしてみよっと。

落葉の季節、雪が積もる前にと道路はお片付けですが、公園の中はフワフワ

その中島公園で、キッチンカーが集まる「くつろぎVillage in Sapporo」と言う

イベントが今年初めて開催されているので、散歩を兼ね行ってみました。

 

会場の自由広場には、普通の透明テントとドームのテントとが並び、特に左の

ドームの中はとっても良い感じ。

 

中のお二人がまた良い感じ出してくれています。楽しんでいって下さいね。

 

キッチンカーは和から洋まで様々ですが、私は厚岸の焼きガキとか焼き鳥に

つい目が行ってしまいます。

 

飲み物は熱燗は無くて、ホットワイン…とも思ったのですが、結局冷や酒で。

 

ドームは予約制だし一人では恥ずかしく、テントで独り呑みもちと侘しいし…

 

アウトドア用チェアの貸し出しがあり、公園の中ならどこにセットしても良い

ですとの事で、幸い風も無いし、空を仰いで深呼吸しながら…とする事にし、

さっそくテント群の外、オンコの木と落葉に囲まれた場所に陣取ります。

 

焼き鳥柔らかく美味しい。昼間っから空を見上げ串をグッと引いて、冷や酒を

グビリとはたまらないですね、リタイアして時間持ちにはなった幸せ?満喫。

ちなみに右の甘酒は冷や酒を買ったお店で、サービスに付いてきた物です。

 

ご馳走様でした…と、帰りの足どりも軽くなった…のは、気のせいですかね。

味噌ラーメンの元祖は大宮さんの「三平」ですが、昭和の時代は他にも村中の

母さんの「純連(スミレと読んだ)」や、菅原さんの「富公」とかも好きでした。

 

村中さんは人気の「彩未」や「八乃木」の源流となる村中系の元祖で、息子さんに

純連を譲った後も、新琴似で「駅」で変らぬ美味しいラーメンを食べさせてくれ

ましたが、体調が思わしく無かったようで閉店。

 

ラーメンの情熱が熱い村中の母さんが、三度目に立ち上げたのが「おにやんま」

こちらはその内に行ってみようと思っていたらこちらも閉店…と、残念に思っ

ていたのですが、最近そのブランドが復活しているのを知り、夏場は休業して

いたのですが、11月より再開と言う事で、早速行って来ました。

 

作っているのは息子さんで「すみれ」の店主、村中信宣さん。ラーメンは味噌・

塩・醤油ともに税込1000円。

 

村中の母さんのラーメンの特徴だった、角切りにしたゴロゴロチャーシューでは

なく、一枚物のチャーシューと炒めたミンチが入っていました。

 

味噌ラーメンとチャーシューの相性は微妙な所で、醤油の時は気にならないのが

味噌に入れると獣臭さが立ってしまいます、なので三平では挽肉にして、村中の

母さんは細かくして接触面を増やし気にならないようにしていたのですが、さすが

そのあたりの工夫は怠りなく、気になる部分は無く美味しくいただけました。

 

その分、味はかなり濃厚で塩分・脂分に注意するように言われているジジィの私

は、さすがにスープは飲み干せなくて、スープを飲んだ後に出て来る丼の店名は

少し丼を傾けると言うズルをしてしまいましたが。

 

スタッフさんに伺うと村中の母さんはお元気らしいです。うれしいことです。★

 

豊平区中の島二条六丁目1-5 土・日・祭日の昼のみ営業

お天気が良かったので、円山に登ってその足で動物園にも行って来ました。

 

 

昨年アムール虎のアイが死に、さびしい思いをしていましたが、今回トート君

という若くて元気な虎が来てくれてので、それを見にですが。

さすがに元気が良いですね、ヤンチャ盛り?温暖な浜松から寒冷な札幌に

来たわけですが、気候的には合っているし、これからの降雪期にますます

札幌に馴染んで元気に動き回って欲しいですね。

 

 

さて、動物園を後にして昼食は珍しく蕎麦を。

 

こちら喜香庵ではざるとは言わずせいろと言ってます。普通にざるで出てきま

すが…温かい方はかけではなく釜揚げだそうで。店主の拘りなのでしょう。

そばは並粉だと両方とも850円、田舎にすると40円増なので田舎を注文。

 

歯に返る弾力は田舎蕎麦ならではで、水気も私好みに切れています。

で、付いてきたのは一味?と思ったら山椒でした。

 

私は疝気の虫は飼って無いので(落語です)、一味は普段かけないのですが

山椒ならとかけてみると、爽やかな辛味が良くて、蕎麦湯にも合って美味

しく、色々と拘りがありそうなお店で楽しかった、ご馳走様でした。

 

 

円山と円山動物園の様子は別ブログに書きましたので、興味ある方はこちら

からご覧になって下さい。 ⇒ 熟した森の香り 晩秋の円山

藻岩山のロープウェイ駅近くにある沖縄料理のお店で、出来てからもう

結構経つのですが、入って見るのは初めて。

 

昼間の食堂のつもりで入ったら、スタッフさんが高いテンションでお出迎え。

一杯入らないと人見知りな(?)私は、いささか気後れしてしまうのですが。

 

ランチメニューは税込990円のセットメニューが中心のようですが、単品

もOKとの事で、単品で「ソーキそば」(税込800円)を注文。

 

おお、良い感じ。麺は本島南部~中部で出会う緩やかなウェーブのもの

さすがに木灰入れて手打ちとはならないですが、久し振りで美味しい。

 

なによりスープですね、カツオに昆布に豚とオーソドックスな構成のよう

ですが、豚がしっかりと濃くて美味いのは、普段からラーメンに馴染んで

いる札幌っ子に合わせたチューニングなのかな?

それに負けないようカツオの香りもしっかり立って、これ気に入りました。

 

そしてソーキですが、17時間炊き込んでいるという事で、もうトロトロの

ウマウマです。これは自宅では出来ない味ですね。

 

と言う事で、ジジィには御法度のスープまで飲み干してしまいました。

手前に写っているのは、ついて来る「さんぴん茶」と自家製「ちんすこう」

 

棚を見上げると「泡波」の一升瓶もあり、昼間っから一杯モードに火が。

こちらでは普通の泡盛が一杯450円で、古酒が780円だったかな?

「泡波」はさすがに450円ではないので、この日は白百合をロックで。

 

これで合計1250円也はうれしいですねぇ、これは是非また来ないと。

 

中央区伏見5丁目1-1 ★★

札幌はもう晩秋、雪虫は飛ぶし手稲山は初冠雪…と、気持ちが重たい季節に

なるのですが、実りの秋、豊穣の秋とポジティブに行きましょう!

と言う訳で、今年も北海道限定ビール「富良野VINTAGE」限定発売の

時期がやってきました。

 

こちらは摘み立ての生ホップ、それも富良野の契約農家の物だけを使ってい

ると言う事で季節限定、しかもサッポロ・クラッシックはそもそも地域限定

で、「今だけ」って台詞の弱いんです。

 

普段は第三のビールを飲んでいる私ですが、年に一度の贅沢だし?と言う事

で、今年もまんまとメーカー戦略に載せられました。むろん旨いからですが。

 

 

この日は一日晴れの予報、こんな時は青空の下で昼呑みしたいな…そうだ山

の上で飲む事にしよう!と、ビールと保冷剤を携え藻岩山に。

 

市民スキー場入口から登ってゆくと、南側斜面はすっかり晩秋の景色。

スキーシーズンもそう遠くないですからね。

 

一時間少々で頂上到着。こちら南側からは空沼岳や札幌岳が見え、それを

眺めながらグビットやる旨さ。自宅からは交通機関使わず徒歩オンリーで

ここまで2時間半ほどだったので、ビールの旨さ+動いた後の水分補給?

は、もうたまらないですね。

 

こちらは頂上から東側を見たところで、着いたあたりから少しずつ雲が広がり

出しましたが、これくらい見えれば満足。適度な運動で満足の一日、帰宅して

風呂浴びて2杯目のビールとなったのは、言うまでもないのですが。

続けて和スィーツの話になりますが、札幌には「月寒あんぱん」という

食べ物があります。

 

 

昔から私たちは、和洋折衷を抵抗なく受け入れてきましたが、木村屋の

あんパンが洋に近い食べ物とすると、こちらは和に近いと言えるかな?

水分が少なく、しっとりしているけどフワフワではなく、保存もききます。

 

これは、陸軍の旧第二十五連隊内で菓子を販売していた大沼仁三郎が

明治七年(1874年)に考案したと言われ、木村屋のあんパンも創業者

親子が明治7年に考案したと言われますので、同時期に東京と月寒で

「あんぱん」が生まれていたのですね。

 

 

一時はこのアンパンを作る業者が、10軒近くあったそうですが、戦争に

より廃業を余儀なくされ、戦後は ㈱ほんま のみが製造を再開し、現在は

黒糖餡とか抹茶餡などバリエーションも増え、人気となっています。

 

明治期に北海道で活躍した杉本佐一とアシリパに因み(?)月寒あんぱん

6種セットゴールデンカムイVerなども人気だそうで何よりですが。

 

 

ところで豊平区には、平岸から月寒にかけ「アンパン道路」と呼ばれて

いる通りがあります。

 

明治44年(1911年)に、当時「豊平町」だった町役場が、豊平から月寒

に移転し、平岸住民の不自由解消のため第二十五連隊が道造りに着手し

4ヶ月で完成させたそうですが、その労に報いるべく、地域の人が毎日

5つのパンを差し入れた事から、この道をそう呼ぶようになったそうです。

 

私も散歩を兼ね、平岸の郷土資料館や月寒の資料館を徒歩で行って

みましたが、結構起伏もあり、さぞ大変だったと思います。先人に感謝。

 

ところで、そのつきさっぷ資料館で「アスパラガス ウィスキー」なる幻の

ウィスキーの事を知ったのですが、興味ある方は私の別ブログを見て

いただければと思います。

 

木のプロペラ、石の七輪、アスパラガスウィスキー