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Bグルときどき腕まくり

主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
http://sun.ap.teacup.com/daddy-k/

皆さんの所でこれを何と呼んでいますか?小麦粉を水で溶いてフワッとし

た皮で小豆等の餡を挟んだ和スィーツ、一般的には「今川焼」でしょうか?

 

 

北海道ではこれを「おやき」と呼びます。店によっては「びっくら饅頭」とか

「回転饅頭」と名付けていた所もあったようですが、ほぼ北海道全域でこ

れは「おやき」で通り、郷土史館でも家庭用の物が展示されていました。

 

 

ネットでおやきと検索すると ”小麦粉などを薄く延ばし野菜や山菜を包み

焼いた長野県の郷土料理” と出てきますし、サラリーマンだった頃、長野

に仕事で行く用があり、野菜のおやきを食べた事がありました。

 

知識としては知っていたし、素朴で美味しかったのですが、どうも名前と

食べている物の食感とが違うと、いささか混乱して…逆に長野の方が北海

道のこれを食べると、ええっ甘いの?となるのでしょうが。

 

秋晴れのある日、大通公園を歩いていて、ふと食べたくなってデパ地下

「御座候」でこれを一個求めました。「おひとつからどうぞ」に甘えて。

 

税込一個95円でしかもレジ袋も無料で付いて来て、申し訳ない。

 

 

甘さ控えめで、好みの味のあんこがたっぷり入っています。

青空の下でいただく和スイーツ、美味しかった!ごちそうさまでした。

 

御座候 丸井今井店 南1条西2丁目 丸井今井B2F

白石方面では仕事をしたことが無くて、店も知らないのですが、「まるとも」

というお店が、ワンコインながら美味しかった事を思い出し、情報を再確認

と検索すると、なんとお店は無くなっていました。

 

が、代わりに「嗚呼!ラーメン 豚の花道」というお店が、同じ場所で営業し

ていて、かつ、ワンコインと言う事でこれは行ってみなくては。

 

白みそ、赤みそ、しょうゆ…基本ワンコインで、たいがいトップに持ってくる

のがお店の自信作だろうと思い、白みそを頼みました。

 

チャーシューは小振りですが、ワンコインだし、なにより一度炙るひと手間

かけているようなので、まったく不満はありません。

まずはおろし生姜を溶かさず、スープを飲んでみましたが好みの味です。

スレていない素直な味…と言う感じがして好きですね。

 

麺はは西山?森住?…会社はわかりませんが、オーソドックスな中太麺で

やや固めのツル・シコ麺は、正統派のサッポロみそラーメン!ですね。

具材はネギ、モヤシ、メンマに大好きなキクラゲが入っているのも嬉しい。

 

丼は切立型というか、八角丼と呼ぶのかな?底が深くてスープの温度が

下がりにくいのと、木おたまがしっかり底に届き、安定するメリットも。

 

これワンコインで出すのは大変だろうけども、頑張って下さいね。

店主さんに感謝しながら、ご馳走様でした。★☆

 

白石区本通4南2-14丁目ビル

丼ごはん大好きです。熱々の飯に具材が載って汁が染みて…ジュルっ!

 

豊平の36号線沿いに本日オープンしたこちらのお店、帯広風の豚丼の店

で、”元祖”豚丼屋だそうで、帯広で豚丼の発祥の店と言えば、誰もが知る

「ぱんちょう」でしょう??などと思わなくは無いですが…

 

頼んだのは豚ロース丼で、通常は肉が6枚のり税別780円が、オープン

記念で今月いっぱい税込500円。豚バラ丼も同じく500円が目玉。

特別価格では無いものの肉8枚入の大盛り、10枚入の特盛もあります。

 

オープン初日とは言え、スタッフさんは手慣れた様子でテキパキやってい

るのは、どこか別店舗で実践やってきているか、応援が入っているからな

のでしょう。このあたりはチェーン展開店のメリットですよね。

 

など思いつつ、待つことしばし。頼んだ丼が到着。

 

おお、結構大きな肉が6枚載っています。ふだん丼を食べる時は無意識

に具とご飯の量を勘案し食べ始めるのですが、ごはんが見えない!

蓋つき丼で出してくれたら、肉の一部を蓋に避難させておきたいくらい。

 

肉はサクッとして美味しいし、脂身の部分も甘くてわりと良い肉みたいで

次はバラ丼食べてみようと言う気になります。

余るかな?と思いつつ完食。この味でこの価格は満足。美味しかった。

 

後で調べると関西を中心に揚げ物、博多屋台ラーメンなどをFC展開する

会社がやっているそうで、ま、”元祖”と言うのは、キャッチコピーとして

良くある話なのでしょう。

 

【8/29追記】

今回は「豚バラ丼」を食べてみました。ロース丼の時は、ぱんちょう同様の

グリーンピースが載っていましたが、バラになるとネギに代わるのですね。

 

これは山椒が合います。私は鰻には不要だけど、どぜうと豚バラには必須。

そしてタレも追加でかけ廻し…と、今日もごちそうさまでした。

札幌市制100周年に合わせた企画がいくつかあり、その中で札幌生れの

イラストレーター、おおば比呂司さんの生誕100年祭も催されています。

優しくほんわりしたイラスト良いですね。(パンプレットよりお借りしました)

ここには載って無いですが、私は蛯天本店にあった看板も思い出します。

 

ススキノにあったこちら本店は、確か4年ほど前に無くなりましたが、経営

が別の蝦店分店は変らず営業しているので、この展示会をみたら昼食は

ここにしようと決めていました。

 

若い頃、狸小路に仕事場があってたまにお昼を食べに来たりしていたの

で、そんな懐かしさもありますし。

 

お店で「おおば比呂司さんを見に行って、ここを思い出して」と、言うと

女将さんが喜んでくれ、店内の撮影も快く了承してくれました。

 

 

頼んだのは普通の天丼(いつもそれだった)。

少し黒糖が入っているかな?けどベトベトしない適度な甘さの丼つゆ

こうして適度なしっとり感を持った丼、良いですねえ。

 

以前も一度紹介したのですが、変らぬ味で美味しかった。

ご馳走様でした。

 

南2条西4丁目 中通り北向き

沖縄チャンポンいただいて泊港まで行くと、なんとフェリーが欠航になって…

などのハプニングもありながら、無事島で600本記念ダイブとなりました。

ショップの方以外は初めてお会いする方々ですが、こうして一緒に祝ってい

ただけるのはダイバー同士の絆でしょうか、皆さんありがとうございました。

 

 

さて、本島の泊港に戻ったのが11時少し回った所、飛行機までは充分時間

があるので、県庁前駅までゆっくりと徒歩で。

お目当てのステーキハウスは休業中だったので、仕方なしに歩いていると

「やっぱりステーキ久茂地店」を発見。沖縄発祥のステーキ店ですね。

 

1000円のステーキだけで5種類あって迷う所ですが、ここは看板メニュー

のミスジを使った「やっぱりステーキ」を食べる事に。

(現在は名称そのものがミスジステーキと変更になっているようです)

 

肉はミディアムレアで頼みましたが、熱々の溶岩プレートに載って来るので

脂ハネ防止のペーパー。

熱いプレートで焼きが進むので、この爪楊枝の感覚で焼き加減を確認して

下さいとのこと。

いいですね、好みの焼き加減のうちにいただきました。

 

頼んだのは標準の150gですが、追加料金で肉増量もあり、ご飯も白米も

あり黒米を混ぜた雑穀米も選べ、スープもサラダも付いて、これらがすべて

お代わり自由は太っ腹ですねぇ。

ドレッシング類も種類多いし、これで税込1000円はもう充分に満足です。

 

札幌もあったら良いのに!と、沖縄県民が羨ましく、これまた沖縄に行った

ら、是非寄って来たい店です。

 

那覇市久米 2-5-10

 

【8/18追記】

ズンバ・インストラクターでブロガーのMackeyさんより「桑園のイオンの

モールにありますよ」との情報をいただきました。ありがとうございます。

札幌にも出来ていたのですね!早速行ってみたいと思います。

大好きな沖縄、悲しいかな、ここしばらく行けていません。

 

コロナがひどい状況なのに出かけるのはどうかと、旅行全般を自粛し始めて

これでもう何年になるかな?ま、懐具合もあるのだけど。

 

一番最近行ったのは、移動制限が一時的に緩和され、GoToトラベルの支援

があった2年前で、ちょうどダイビングの600本という節目でもあったし。

那覇空港に到着したのが2時近くなので、早速空港食堂へと。

 

ここは1階にあるのですが、正面玄関から離れているため、旅行者の皆さん

にはあまり知られていない穴場で、私も以前、RACの慶良間空港への便が

あった頃、搭乗口がこちら側にあり、その時初めて知ったのですが。

 

食券を買い、まずはオリオン・ビールを頼みグビッ!私に出来る飲む再建

支援ですね…、一緒に頼んだのは「ちゃんぽん」

 

本州でチャンポンというと、長崎のチャンポン麺か、アルコール類を適当

にミックスして痛飲した状態を指します…?が、沖縄のちゃんぽんはご飯

物なのです。

 

たっぷりの野菜とポーク・ランチョン・ミートを炒めて、卵でとじたものが

皿に乗って出てきて、皿なのでスプーンが添えられてきます。

 

今はいくらになっているかわかりませんが、700円で味噌汁がついていて

美味しくいただきました。

ああ~また食べたい!いつ行けることになるやら…

 

【関連した私の別ブログ】 昆布ロードから沖縄を想う

漫画ゴールデンカムイがついに完結しました。

北海道人で、この本のファンも多かった事と思います。

 

と言うことで、北海道限定ビール「サッポロクラッシック」にもこのラベルが。

 

以前聞いたボヤキ川柳で、「本当の ビールたまには 飲みたいな」と。

激しく共感を覚えました。

 

第3のピールも今やかなりレベル高いし、ホワイトベルぐとか大好きだけど

ああ、久しぶりに呑む「本物のビール」は旨んまぃなぁ~

 

昼下がりのビールは特に。

 

アテは昨日さっと茹で、出汁醤油に漬け1日冷蔵庫で寝かせたササゲ。

シャキッとした食感で、旨いのです。

 

道民には常識の「ササゲ」ですが、北海道のササゲは鞘ごと食べる「菜豆」

なのに、本州でササゲと言うと乾燥させて豆だけも食べるため「豆」の分類

になるそう。そして本州のササゲとは北海道のササゲは何と別物だそうで。

 

北海道のササゲの正式名称は「平さやインゲン」と言い、実はインゲン豆

の仲間になり、本州ではほとんど作られていないそうです。

豆の世界にも「ブラキストン・ライン」があったのですね~(笑)

 

まあ温暖化のせいか?北海道でもイモ焼酎用の黄金千貫が栽培出来る

ようになったり、落花生が栽培され始めたりしていますが、うれしいような

困ったような…といったところでしょうか?

 

こちらは関連のブログです ⇒ 祝 ゴールデンカムイ完結

 

この日は、酒の自主規制の除外日だから(呑むのは週2日と自主規制中)

ビールに向いた気温になって来た事だし、適度なウォーキングと組合せて

昼呑みしようと言う良からぬ企みを。

 

目的地は厚別区の新札幌で、地図にスケールを当ててみると10㎞くらい

はありそう。公共機関を使うとすれば市電で10駅、地下鉄で10駅なの

で、帰り道は公共機関を使うとちょうど良いし。

 

と言う訳でテクテク歩き万歩計で16000歩弱、距離換算にして11㎞程を

歩いて目的地に到着。

ほど良い喉の渇きを覚える距離で、これはビールが美味しくいただけそう。

 

「とんかつ玉藤」と言うのは札幌の老舗トンカツ店で、今年で創業70年に

なるそうで、市内に何店舗かあるチェーン店ですから、大枠は一緒ですが

ちょっとしたメニューは店ごとにOKのようで、例えば麻生の店は他で出さ

ないカツ丼があったりします。

 

サンピアザ店は、このモールでやっている「ほろ酔いちょい呑みセット」と

いう企画に合わせ、ドリンク2杯とつまみとのセットがあるので、私はその

中のBセットを注文。

 

ビールは北海道民ご愛飲のサッポロ・クラッシッに、まずは枝豆で。

次いでカキフライが来たところで、2杯目のビールを注文。

カキフライはサクッと揚がっていて、ビールに最高に合います。

 

甘口と辛口の2種類のソースを用意、ドレッシングも2種類出て生パン粉

も店内で用意するあたり、飲食店チェーン傘下のスケールメリットが生き

ています。いい意味で。

良い(酔い?)昼呑みになりました。ご馳走様でした。

 

厚別区中央2条5丁目 サンピアザB2F

 

 

実はこの日、ここで下ごしらえをし、JR高架下の店で角打ちと繋げる…

という予定だったのですが、残念ながらそのお店、この日は休業???

 

ま、良いです。またウォーキングに来る口実が出来た事ですし、ねぇ。

食べ物のブログは随分久し振りになりましたが、外回りの仕事を止めてから

外食の機会が極端に減り、休みの日のラーメンも医者からなるべくは…など

と言われ、月に一度行くかどうかになって、そうなると新店開拓の冒険も出

来ないし、つい馴染みの店へ…って、どうでも良い話で。

 

この日は店名に惹かれ、初めてのお店に行ってみました。

 

 

もう2年位沖縄に行っていないので、「がじゅまる」が気になっていたのと

あと”二代目女〇〇”という言い方が、寄席芸の「女道楽」みたいでこちらも

気になっていました。何か伝統の復活みたいで。

 

女道楽と言うのは、金持ち親父のそれではなく、内海英華などが復活させた

三味線を持った芸能の事なのですが…

 

それはさておき、この日は一番人気だと言う味噌ラーメンを頼みました。

 

 

ごくオーソドックスな味噌ラーメンですが、摺り胡麻とキクラゲが載っている

あたりに、ちょっと個性が出ています。

 

スープを啜ってみると、脂の濃さ、ニンニクや生姜などの薬味のバランスが

ど真ん中の札幌味噌と言う感じで、特別なヒキは無いけれど飽きずに完食でき

るタイプのラーメンでした。

 

チャーシューは薄くて小振りですが、ラーメンとのバランスとしてはとても

良いんじゃないかな?

いつも思う事ですが、味噌ラーメンには大きなチャーシューだと、獣臭さが

どうしても付いて来るし。

 

ちなみに「がじゅまる」は、なにか沖縄に関連して付けたのですか?と聞いた

所、「先のオーナーが大地にしっかり根を張るようにと付けたと聞いています。

私も先代も道産子で沖縄に知り合いいないし(笑)」との事でした。

 

久しぶりのラーメン美味しかった。ご馳走様でした。

 

南区澄川6条4丁目3-37

 

 

一つご案内ですが、私が北海道のダイビングや山歩きの事、ポップスの

事などを書いているブロブですが、運営会社のサポート終了に伴い引っ

越しをしましたので、興味ある方は下記アドレスへお越しくださいませ。

 

daddy-kのいきあたりばったりⅡ

 

なおご覧の食べ物のブログは変更ありませんので、念のため記しておきます。

 

 

サッポロビールの紅葉を見に行った帰りの続きですが、小飼商店での

立飲みは「箱館物語」の、小さなグラス一つで納まる訳もなく2杯目を。

 

普段好きな酒をいくつか挙げて、店主のおススメを伺った所、では…

と勧められたのが、久留米にある杜の蔵の独楽蔵と言うお酒。

久留米ラーメンは大好きですが(大砲しか知らないけど)、日本酒も?

 

温かい地域の酒はあまりピンとこないけど、店主の勧めなら。

 

勧められたのは「悠五年」で、五年以上常温熟成させた純米古酒

だそうで、こちらはやや大きい猪口で400円。

 

色はまるで紹興酒ですね。

 

そのままで一口飲んでみると、紹興酒からモチ米の甘さをひかえた…

みたいな感じで、そのどっしりした感じはが風格が漂いますね。

 

紹興酒は行程が日本酒と似ていて、それを三年以上寝かせたものを

言うのだそうですから、似てくるのもわかるような気がします。

 

さて、こちらもさっそく燗をして見ましょう。

 

燗の道具はポットのお湯、それに温度計。

なるほど、これは手軽に食卓でも燗が出来ます。

 

今までは徳利の首を触って確認していたけれど、温度計探そう。

それ位の小遣いはあるし…酒代に消えてばっかりで無くて??

 

いや~下戸の建てた蔵は無い…何て呑み助は口惜しまぎれに

言いますが、酒飲みの建てた蔵はもっと無いのだろうな~

 

でも良いやね、酒は人生を彩ってくれるのだから。

などと言っているうちに、顔が「紅葉」する前に切り上げなくては。

 

そんな事でこの日は小飼商店で、酒の効用とツタの紅葉について

考察したのですが、オチは出てきませんでした。

 

サッポロビールでのツタの紅葉の方は、別なブログで見て下さい。

⇒ ツタがレンガに映えて秋深く