2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。
(後にグレード3→グレード4の膠芽腫へ転化)
余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の、奇跡の記録です。2023年他界。
◇経緯に関する主な記事へのリンク◇
2012年4月中旬
定期的に血液検査をしながら、
慎重に抗がん剤を服用していました。
ある日、私が面会に行った時、
ちょうど主治医N先生が回診に
来られました。
その時に言われたのは、
血小板とリンパ球が、
だいぶ減ってきている
という内容でした。
血小板は10万を切ると、
減薬か休薬になるそうで。
母は、11万/㎜³前後を、
行ったり来たりでした。
毎回綱渡り状態でした
また、微熱にも悩まされた時も
ありました。その時は、
一時的に白血球を上げる注射を
打った覚えがあります。
主治医の先生は、
頻繁に病室に来られ、
慎重に診て下さりました。
こうして、何とか42日間が過ぎ、
無事に退院する事が出来ました。
ここから休薬期間になり、
4週間後に受診し、
問題無ければ維持療法になる、
との事でした。
テモダールの副作用が抜けると、
母は驚くほど元気になりました
言葉がはっきりしてきて、
脈絡の無い話をする事も無くなり、
これはきっと、
腫瘍が大人しくなっているはず!
と、母自身も私も、
効果を感じていました