2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。
(グレード3から、グレード4の膠芽腫へ転化）
余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の、奇跡の記録です。2023年他界。
◇経緯に関する記事のリンク◇
前回の記事の続きです。
母の前で「病理の結果」
というワードを出されず、
「手続き」というていで
呼び出されたので、
私としても心の準備も無く
嫌な予感に支配されたまま、
勧められた椅子に座りました。
N先生：
「先日の手術で取った組織の、
病理検査結果が届きました。
グレード3のグリオーマ、
という事で病名が確定しました。
しかし、グレード3とは言っても、
グレード4に近い3です。」
先生は、説明を続けます。
「また、グレード3から4に
転化（腫瘍の性質・悪性度が変わる）
する可能性も高いです。
定期的に画像で判断していきます。」
「治療法はあるのでしょうか？」
と質問すると、先生は、
「残念ながら、脳腫瘍に使える
お薬は非常に少ないので、
手術と放射線治療の組み合わせが、
今の標準的な治療になります。
浸潤するように広がる腫瘍
である事と、QOLの観点から、
これ以上の切除は不可能だと
考えますので、放射線治療が
第一の選択肢となります。」
私：
「治療が上手くいき、
治る可能性はありますか？」
先生：
「大変申し上げにくいのですが、
再発する可能性が非常に高いです。
放射線治療後に経過観察をし、
再発の兆候があれば、
そこで抗がん剤の使用を
検討する予定でいます。
もし、増殖速度が早い
グレード4になれば、
急激に病状が進みます。」
ショックで、涙も出ませんでした。
見える物や風景から、
急激に色が消えたような気がしました。
どこかで、「良性でした」
と言われたらいいな、
と期待していたんだと思います。
やっぱり悪性脳腫瘍だったんだ
一度自然に小さくなったし、
今、こんなに元気なのに。
先生は、
「ご本人に、どう伝えたらよいか、
娘さんと打ち合わせしたくて、
このような形でお呼びしました。
突然で申し訳ないです。」
と、仰いました。
私は、
「母は、思いの強い人です。
本人は治ると思っています。
今は気持ちを切り替えて、
たくさん運動して頑張っていますが、
悪性だと知れば、
立ち直れない可能性があるので、
しばらく伏せて頂きたいです。」
と答えました。
N先生は、理解を示して下さりました。
放射線治療は、
良性腫瘍であっても、
状態によっては
行われる治療だそうなので、
明日の回診の時に、
悪性か良性か触れずに、
放射線治療の話をしましょう、
という事になりました。
◇母と私が愛用した物いろいろ◇
免疫乳酸菌EF2001株、ベルムア♪
乳酸菌といっても多岐に渡りますが、
最も免疫活性機能が高い乳酸菌です。
白血球の栄養源であるBRMも豊富に
含まれています。
体内の活性酸素対策に使っている、
水素スティックです↓
5G機器対応の電磁波ブロッカーです。
電磁波については賛否両論ありますが、
欧米諸国の動きを見ると、
やはり気になります。
