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長くなってしまい申し訳ありません。

 

ネガティブな話が苦手な方は、

遠慮なくスルーして下さいお願い

 

 

 

続きです。

 

 

すると老婆は、

 

 

「フン!何が妊婦だ!?

次々と子ども産みやがって!

腹の子がどうなろうが、

私らは知った事じゃない!」

 

 

(改めて文字にすると、

凄い事言われたもんだチーン)

 

 

 

その直後、

Aさんご夫婦が来て下さりました。

 

 

賑やかだわねぇ。

何やら物騒な言葉が聞こえましたが。

 

とAさん。

 

 

 

老婆:

 

「あら?どちら様?」

 

 

Aさん:

「そこの家のAです。

随分と大きな声がしたのでね。

心配で見に来たんです。」

 

 

老婆:

 

「ねぇ、あなたも思うでしょ。

この前産んだばかりなのに、

また腹を大きくしてねぇ。

みっともないわよね。」

 

 

 

Aさん:

 

「あらま!すごい事仰るのねぇ。

この少子化の時代に、

おめでたい事じゃない。

あ、ちなみにね、私の娘も、

2歳差で子供産んでますわよウインク

 

 

しばし無言になった老婆は、

急に話をすり替えました。

 

 

「それよりも、ちょっとあなた!

聞いてくれます?

ここの嫁が、うちの孫娘に、

石を蹴ってきたんです!」

 

 

Aさん:

 

「あら~?それは違いますよね。

それ、お宅のお孫さんの方ですよ。」

 

 

 

老婆:

 

「あなた、何を言うの?」

 

 

Aさん:

 

「あなたの孫娘さんが、

陽子さん宅に石を蹴り入れたのを、

ご近所さんが

目撃しているんですよ。」

 

 

老婆:

 

「何!?孫が嘘でもついていると?」

 

 

 

Aさん:

 

「それにね、あなたもさっき、

石を蹴り入れたでしょう?」

 

 

老婆:

 

「それは・・・滝汗

孫娘の恨みを晴らすためだ!」

 

 

 

そして老婆は突然、夫に向かって、

 

 

「お前の嫁、この前謝罪したんだぞ!

ババアの代わりにな!

うちへの嫌がらせ、

私への暴行、認めたんだ!」

 

 

え~~ッ?なんでそうなるの?

認めてもいないし謝罪もしてないけど。

そもそも、母も私も、

暴行どころか、何もしていません。

 

 

 

Aさん:

「鋏で脅されたと仰ってるとか、

お話は聞いていますよ。

でもね、陽子さんはね、

そんな事をする人じゃありませんよ。」

 

 

しばらく黙ってやり取りを

聞いていらっしゃった

Aさんのご主人が、トラブル一家の

娘婿に向かって、口を開きました。

 

 

「○○君。警察官として、

それでいいと思っているのか?」

 

 

「あなた、誰ですか?」

 

 

「○○警察署の○○本部○○(役職)

だったAですよ。

もう定年退職していますがね。」

 

 

娘婿:

無言・・・

 

 

Aさんのご主人:

 

「と、いうことで。

ここで話してもしょうがないので、

間に専門家を挟んだ方が良いですね。」

 

 

すると、

トラブル一家は急に大人しくなり、

無言でぞろぞろと帰っていきました。

 

 

Aさんご夫婦には、

感謝してもしきれません。

 

 

「本当にありがとうございます。」

 

そうお礼を言うと同時に、

安堵の涙が溢れてきました。

 

 

Aさんは、

 

話には聞いていたけれど、

大変な一家ね。

私、びっくりしちゃったわ。

 

 

母も玄関に来ました。

 

 

Aさんは、母を見るとすぐに、

 

「陽子さん!無理しないで。

休んでて良いのよ。」

 

 

母が、

 

「嫌な思いさせちゃいましたよね。

本当にごめんなさい。

ありがとうございました。」

 

とお礼を言うと、

 

 

「何を言ってるの。

気を使わないでね。

長いお付き合いじゃないの。

もう、しばらく来ないと思うけど、

何かあったらいつでも頼ってね!

それよりも陽子さん!

顔色悪いわよ。大丈夫?」

 

とAさん。

 

 

母は、大丈夫です、

と答えてはいましたが、

顔面蒼白になっていました。

 

 

Aさん:

 

「陽子さん、まずはゆっくり休んで!

またお顔見に来るわね。」

 

 

私たちは深々とお辞儀をし、

Aさんご夫妻を見送りました。

 

 

この後母は、

吐くほどの頭痛が続き、

数日寝込む事になってしまいましたショボーン

 

 

 

※過去の出来事で、

現在は解決しています。