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その日はたまたま、

出張帰りの旦那が家にいました。

 

 

そして、

不意に鳴った一本の電話・・・

 

救世主Aさんからでした。

 

 

「あれから何もない?」

と、Aさん。

 

「怒鳴り込まれるとかは無いのですが、

この前、娘さんから、

うちに石を蹴り入れられたんです。」

 

と話すと、

 

 

 

「やっぱり、用心した方が良いわ!

実はね、あのお婆さんが、

さっき陽子さんのお宅に、

石を蹴り入れているのを、

私、見てしまったのよ。

それにね、Bさん(トラブル一家のお隣)

もね、あの孫娘さんが同じ事を

していたのを見たって。

何回か、やられているかも!

本当に、気を付けてね。

何かあったらすぐ行くからね。」

 

と教えて下さりました。

 

 

そして午後。

 

 

 

玄関のチャイムが鳴りました。

 

すると、例の一家4人がまた勢揃い!

 

 

 

幸いだったのが、

夫が在宅だった事でした。

 

 

経緯を聞き腹を立てていた夫は、

ボイスレコーダーを持ち、

玄関に行きました。

 

 

モニターで見ていると、

玄関に立つ夫を見て、

 

「あら~、旦那様、いらしたの?」

 

と奥さん。

 

その後ろから、

 

「恨みを晴らしに来た!」

と老婆が玄関に入ってきました。

 

同時にモニター画面から

トラブル一家の姿が消えました。

 

 

前回と同じく玄関に入って来たのです。

 

私は、母を声が聞こえない部屋に

避難するよう促しました。

 

 

同時にAさん宅に電話をしました。

 

小声で、

 

「今、一家4人がまた来ています、

主人がいるので迷いましたが、

お言葉に甘えて電話してしまいました。」

 

と言うと、

 

 

「これから行くわ!

うちの人(元警察官)も一緒にね!」

 

と仰りました。

 

 

待機している間、玄関からは、

老婆のヒステリックな声が

響いてきていました。

 

 

 

「お前の嫁(私の事)が、

私のかわいい孫に、

石を蹴ってきたんだよ!」

 

 

 

え~~~ッ!?

それ、逆、逆~~!

蹴ってきたのは、

あなたの孫娘なんですけど。

(心の声)

 

 

主人が言いました。

 

 

「やられたのはこちらなんですが。

お宅の孫娘さんとやらが、

敷地内に石を蹴り入れたのを、

妻が見ています。

また、以前にも、

私の不在時にこのように来られ、

暴言を吐かれ、

妻はショックを受けています。

妻は今、大事な時期です。」

 

すると、老婆は再び、

主人のいる前で

私を卑下するセリフを吐きました。

 

 

 

※過去のお話で、

現在は解決しています。