2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。
余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の奇跡の記録です。2023年他界。
◇経緯に関する記事のリンク◇
その日はたまたま、
出張帰りの旦那が家にいました。
そして、
不意に鳴った一本の電話・・・
救世主Aさんからでした。
「あれから何もない?」
と、Aさん。
「怒鳴り込まれるとかは無いのですが、
この前、娘さんから、
うちに石を蹴り入れられたんです。」
と話すと、
「やっぱり、用心した方が良いわ!
実はね、あのお婆さんが、
さっき陽子さんのお宅に、
石を蹴り入れているのを、
私、見てしまったのよ。
それにね、Bさん(トラブル一家のお隣)
もね、あの孫娘さんが同じ事を
していたのを見たって。
何回か、やられているかも!
本当に、気を付けてね。
何かあったらすぐ行くからね。」
と教えて下さりました。
そして午後。
玄関のチャイムが鳴りました。
すると、例の一家4人がまた勢揃い!
幸いだったのが、
夫が在宅だった事でした。
経緯を聞き腹を立てていた夫は、
ボイスレコーダーを持ち、
玄関に行きました。
モニターで見ていると、
玄関に立つ夫を見て、
「あら~、旦那様、いらしたの?」
と奥さん。
その後ろから、
「恨みを晴らしに来た!」
と老婆が玄関に入ってきました。
同時にモニター画面から
トラブル一家の姿が消えました。
前回と同じく玄関に入って来たのです。
私は、母を声が聞こえない部屋に
避難するよう促しました。
同時にAさん宅に電話をしました。
小声で、
「今、一家4人がまた来ています、
主人がいるので迷いましたが、
お言葉に甘えて電話してしまいました。」
と言うと、
「これから行くわ!
うちの人(元警察官)も一緒にね!」
と仰りました。
待機している間、玄関からは、
老婆のヒステリックな声が
響いてきていました。
「お前の嫁(私の事)が、
私のかわいい孫に、
石を蹴ってきたんだよ!」
え~~~ッ!?
それ、逆、逆~~!
蹴ってきたのは、
あなたの孫娘なんですけど。
(心の声)
主人が言いました。
「やられたのはこちらなんですが。
お宅の孫娘さんとやらが、
敷地内に石を蹴り入れたのを、
妻が見ています。
また、以前にも、
私の不在時にこのように来られ、
暴言を吐かれ、
妻はショックを受けています。
妻は今、大事な時期です。」
すると、老婆は再び、
主人のいる前で
私を卑下するセリフを吐きました。
※過去のお話で、
現在は解決しています。