これまで本当に数多くの結婚式で
数多くのスピーチを聴いてきた私。
だからこそ、話し手の想いがさらに伝わる
そんなスピーチを届けられる方が増えたら・・・
と密かな野望を胸に結婚式に特化した
スピーチレッスンまで始めちゃったほどです(笑)
そんな数多くのスピーチの中でも、
かなり印象に残っているスピーチについて
今日は綴りますね。
※ちなみにこの方のスピーチではありません。
だいぶ前のものですが、
『塩沼さんがいい表情で写っていたので・・・』
というコメントと共に新郎新婦さんから
送られてきた写真です（笑)
新婦さんの勤務する会社の役員の方が、
主賓としてスピーチをされました。
※誰もが知るかなり有名な会社です。
新婦さんとは同じプロジェクトに関わって
仕事をされているということで、
快くスピーチを引き受けてくださったそうです。
披露宴が始まる前、司会者の私は
スピーチをしていただく方の元へ行き、
肩書や名前を必ず確認します。
50代の方ですが、
オシャレなタキシードに身を包み、
こちらの言葉にもしっかりと耳を傾けてくださり、
穏やかな雰囲気に包まれていて、
とにかくにこやか。
立ち居振る舞いからも、
”一流のビジネスマンの風格”
が伝わってきました。
その方のスピーチ冒頭、
「新婦〇〇さんとは良き仲間として、
共に仕事をさせてもらっています」
とおっしゃられたんです。
だいぶ偉い役職の方なのに、
「仲間」という表現で、新婦さんとの
仕事上での関係性を表された事に、
私はやたら感動してしまいました。
スピーチは・・・
新婦さんの職場での様子や、
夫婦円満の秘訣などなど・・・。
ボディランゲージを織り交ぜ、
聞き易いスピードで話されるので、
思わず聴き入ってしまうスピーチ。
そしてスピーチの結びには、
結婚後も仕事と家庭の両立のために
新郎さんにもさり気なく協力をお願いされて、
スピーチを締めくくられていました。
話された時間は約3分。
端的にまとまっていながらも、
心から新婦さんへのお祝いの
気持ちのこもったスピーチ。
何なら、「もっともっと話を聴いていたい！！！」
と思ってしまうような、聴き手を自然に引き付ける
そんなスピーチだったんです。
この方のスピーチを聴いていると、
こういう上司の元で仕事をしている
新婦さんがとても羨ましくなりました。
まさに！
一流の振る舞いと・言霊を垣間見ましたよ～。
他にも時間がどんなに経っても、
ずっと印象に残るスピーチが私には
すっごくたくさんあるんですが、
【スピーチがくれた言霊】と題して、
ご紹介しています。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
