時々、しかもかなり忘れた頃にご紹介している
本日のテーマ【おススメの本】。
またもやかなり久々となりましたが、今日は、
【一道を極めた人たちの言葉が
集約されたおススメの一冊】
と題して、最近私が夢中になって
読んでいる一冊をシェアしますね。
それがこちら↓
この本には、定期購読の月刊誌『致知』の
インタビューや致知出版社の書籍の中から、
人間力や仕事力が身につくような記事を
365篇に選び抜かれて1冊にまとめられています。
本屋さんで見かけた時、あまりの分厚さに
『重っっ・・・』と声が出ちゃうくらいの重厚感。
それもそのはず全部で424ページあります!
すっかり自宅で過ごす時間が多い今日この頃。
私は自宅でじっくり読みふけってます。
あらゆるジャンルで一道を極めた人たちの
言葉の数々。
お一人お一人の言葉が、
半ページにおさめられているので、
どんどん読み進めることができちゃいます。
印象的な話が本当にたっっくさんあるんですが、
野球好きの私が一番心が熱くなったのが、
甲子園出場常連校でも知られる、
福島県の聖光学園学院高校の斎藤監督の話。
毎年夏の大会前に、
部員を率いて夜中に地元の山を登り、
暗闇の中を5時間かけて一人ずつ下山させるそう。
暗い山道に恐怖を感じながらも、
徐々に日が差して明るくなってくる。
自然が雑念を忘れさせてくれるという経験を、
自身の体感を通して感じること。
そこから「ただ一瞬一瞬をやり切るだけ」
という境地を味わってほしくて、
こういう経験をさせているそうなんです。
それまで積み重ねてきた練習の成果を
すべて出し切るという、
とんでもなくプレッシャーのかかる場面。
潔く、試合展開にも一切こだわらず、
一喜一憂せず、まさに前後際断、
過去も未来もすべて消す。まさにいまだけ。
これって、野球に限らずどんなことにも
きっときっと通ずる気がするんですよね~。
高校野球の名門と言われる学校で、
長年指導をしている方ならではの
経験から紡ぎだされる言葉に
心が熱くなっちゃいました。
なにせ365人の方の話が掲載されているので、
きっとその時の自分に刺さる言葉が
必ずあるとってもおススメの一冊ですよ~。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。