元パン職人の講師が教える
【パン屋さんレベルのパンが、おうちで焼けるようになるパンレッスン】
「クロワッサン折込でしくじる!」
「層が低くてぺったんこになる!」
「層が出ない!」
…とお悩みのあなたに
クロワッサン作りの失敗しがちなポイントと
上手くいく作り方をご説明します。
クロワッサンは、折り込み・成形がうまくいかない・・・
…というお悩みが多いですね。
失敗しがちなポイントと改善点を、
やりがちな4つの要因
の観点から見ていきます。
失敗ポイントで一番多いのは、やはり
【層が出ない】
下の写真のような状態です。
▼ ▼ ▼
※商用OKの無料画像より
全然層が出てませんね。
普通のパンみたい…
層が出ない原因はいろいろありますが、特に多い要因としては・・・
①折り込みバターが均等に折り込まれていない
②折り込みバターが溶けた(生地になじんだ)
③折り込みバターが散った
④最終伸ばしが薄過ぎる
これら4つの要因について、4日間に渡って1つずつ詳しく紹介しています。
今日は三つめのこちら。
③折り込みバターが散った
例として、上の画像のような状態です。
(こちらも無料素材より)
きれいな層になっておらずまばら、ボリュームもないぺったんこの状態ですね。
これは、
折り込みバターが生地の中で割れて散ってしまったことがひとつの原因です。
折り込みバターが割れて散ってしまう要因は、
バターが固過ぎること。
つまり、冷え過ぎていること。
特に2回目や3回目の折り込みをする時は、バターの層はかなり薄くなっていますよね。
薄く凍って固まったバターをいきなり伸ばしたらどうなるでしょうか?
割れますよね~。
割れてバターが散ってしまい、きれいな層にならなくなります。
生地を冷やすのに冷凍庫を使ってもOKですが、
バターが固まるほど冷やし過ぎないように注意です。
ちなみに私がクロワッサンなどを作る時によくやる対策は…
2回目や3回目の折り込みをするときや、最終伸ばしをする際、
バターが固過ぎるかなーと思ったら。
少~し手のひらでササッと生地を触ってバターをちょっと緩めます。
そうすることで、固まった薄いバターが割れて散るのを防ぐことができます^^
(冷え過ぎかなと思わないときはそのまま伸ばしてます)
こんな風に、
バターの性質を考えて丁寧に折り込み・成形すると、
きれいな層のクロワッサンが出来ますよ!
バターは冷え過ぎると固まるし、
ちょっとした熱(体温など)で溶け出してしまいます。
バターを粉の50%量も折り込んだクロワッサン生地は、
扱いに気をつけないときれいにうまくできません。
クロワッサンレッスン・もしくは通信動画講座をリリースする時は…
こんな知識も交えながら、かなり細かいポイント・コツまでお伝えしたいと思っています^^
来冬(予定)までお待ちくださいね^^
※ ①についてはこちら
※ ②についてはこちら
※ ④についてはこちら (3/24公開)
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