松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -92ページ目

0031 カレー

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台湾の話・パート5

正味2日半の滞在となると、食事の回数もごくごく限られてくる。やはりここはいかにもこれ台湾だなあ、という感じのものを食べておきたい。食事についてはガイドブックの一切を無視して、地元の人が日常的に利用してそうな感じのお店にだけ入ることにした。美味しかろうがまずかろうが、台湾の人と同じようにして同じものを食べてみたい。といってもマクドナルドとか吉野家とかケンタッキーだとかモーパラとかロイヤルホストとかドトールだとか、予想以上に凄まじかったチェーン店舗はもちろん除外である。


で言葉を勉強してなかった私が悪かったのだが、勘で注文してみると意外な食べ物が出てくることが多かった。それはそれで面白かったけど、結論から言えば台湾の料理は私の口には合わないみたいだ。



特に牛肉麺に入っている、あの独特な香辛料がダメっぽい。あの香辛料はあらゆる台湾料理に入っていたような印象があるのだが気のせいだろうか。点心とかは美味しいのだけど、醤油の味が独特で苦手だった。清蒸魚にかかっている甘いスープとかもダメだった。魚介類は素材自体はおいしいのだけど、味付けにちょっとした癖みたいなのがあって、それがどうしても気になってしまう。いすれも完食はしたものの、なんだか惜しいなと思うことが多かった。あ、でも臭豆腐、あれは食べていない。あれについてはお店の前を通るたびに息を止めていたくらいだった。


そんな食生活最後の日に、軽食喫茶みたいなお店に入った。メニューを見てもやはりなんだかわからないのだが、ひとつだけわかるのがあった。「口加 口厘」、カレーだ。早速頼んでみたところ、こういうのがでてきた。

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いくら台湾でもカレーくらいは普通のカレーだろうと思っていたので、ちょっとびっくりしてしまった。いや確かにカレーなのだけど、片栗粉が多いのか透明感があって、妙にとろとろしている。食べてみるとまあ確かにカレーなのだけど、例のあの香辛料が(たぶん)入っていて、甘辛い癖のあるカレーだった。でもよく考えてみたら、こういうカレーは東京にあるような台湾料理の店でもまずお目にかかることはないだろうと思う(たぶん)。このカレーが最も台湾らしい料理だったと今では思う。

0030 「かわいい」という才能

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台湾の話・パート4

Sweetyという女の子デュオがテレビで歌っているのを見た。うわ、すげーかわいいと思った。この曲だったんですけど (←YouTube)。


なんだか二人とも頭良さそうで、一見天然なんだけど、何気に育ちとかも良さそうで、歌が上手いというよりも声の感じが良くて、要するにクオリティの高いアイドルだなあと思った。戦略みたいなのがあったとして、素の個性が軽くそれを飛び越えていて、どこかゆるくて、お洒落なのだけど、堂々とウブな感じが眩しい。18歳なのだそうですが、なるほど。


で、3年前のデビュー当時のこのPV (←これもYouTube)。これは今のよりももっと完成度が高いような気がする。アレンジはさすがに古~、というところもあるけれど、曲調はソウル風味で、これ要するにネオアコだマジで。で、サビのまとめ方が素晴らしくてたまらない。完成度高い高い。やられた。どうかこのままでいてください。と私は願いたい。マジでマジで。

0029 8月17日

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今日は何の日かというと、私の誕生日である。誕生日というのは、自分を祝ってもらう日なのではなく、自分を生んでくれた親や、自分を支えてくれた人々や物事に対して自ら感謝をしなくてはならない日である。なので、誰も何もくれなかったとか、誰からも祝ってくれなかったとか言ってやさぐれたりするのは非常に愚かなことなのだ。と私は思うことにしている。


ああ、でも親孝行はしてないなあ。ましてやお盆だというのに、家に帰るどころか一人で台湾なんか行っちゃって、オレはまったくなんて放蕩息子なのだと思ってしまう。やっぱりたまには親孝行とかしなくちゃだめですよ。この秋の流行要素はズバリ「親孝行」が来ると思うな、マジで。


ちなみに私と同じく今日が誕生日という皆さんを適当に抜粋


・六代目笑福亭松鶴さん(落語家)
・ロバート・デ・ニーロさん(俳優)
・ネルソン・ピケさん(F1ドライバー)
・赤井英和さん(元プロボクサー・俳優)
・ショーン・ペンさん(俳優・映画監督)
・華原朋美さん(歌手)
・ティエリ・アンリさん(サッカー選手)
・戸田恵梨香さん(女優・アイドル )


などなど、なんだか妙に気が強そうなメンツが揃いました。みんなおめでとな。

0028 Not Vespa

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台湾の話・パート3

台北はスクーター天国である、という話は知っていた。それにしても、こんなだとは思わなかった。

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歩道が許す限り、スクーター祭りである。これ、少なくともスペースがあるだけ路駐スクーターが尽きることなく連なっている。もしかしてこれでもまだ停められなくて困っているスクーターがあるんじゃないかなと察する。そういう場合はどこに停めるのだろう。どうでもいいけ疑問だ。


で車道とか、信号待ちになるとこんな感じになる。

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こういう光景に普通に何度も出くわすわけですけど、これはちょっとビビるですよ。この信号が青になったらこの軍団が一斉にブオ~って走り出すですよ。こういうの、どこかで見たことあるなあと思った。「さらば青春の光」だ。でもこの人たちはもちろん好き好んで群れているわけではなくて、そもそも一人一人が個人なのだ。


そういえば不思議なのだが自転車を見なかった。もうほんとに全然見なかった。なんでだろう?

0027 雪警楽團「大開眼界」

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台湾の話・パート2

台北の音楽市場ってよくわからないのだけど、乗ったタクシーのラジオからスノウ・パトロールの"Chaising Cars"(「追遂」っていったかな?)がかかってて、びっくりした。ホテルのテレビでたまたま見たMTVでもそのビデオクリップがオンエアされていた。このアルバムのTVCMも何度か見た。もしかして日本なんかよりも全然、積極的にプロモーションしているのではないだろうか。このアルバムは大好きなのだけど、果たしてこれ台湾で売れるのか?なんて思ったわけです。っていうかこれ、既に売れてるってことなのか?だとしたらすげえな台湾。と思う。もしかして台湾のマーケットというのは、なかなか洗練されていると言えるかもしれない。


台北の若者が集まるようなレコード屋に行くと、大きく分けて「中国、台湾」「日本、韓国」「西洋」「古典」コーナーに分かれているのだけど「西洋」つまり洋楽ものは、コーナー自体も大きなものではないし、当然、何だって取り揃えてあるわけではない。どこか適度に絞り込まれてしまったようなセレクトになるのはいたしかたないところである。でも時々、え?マジで?と思うようなのが普通に混ざっているのだ。こんな感じで。

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ちょっとわかりにくいかもしれないですが、上から2段目、Enyaの隣にいるのはフレーミング・リップス、烈火紅唇合唱團だ。こういうの聴いてる台湾の人って多くないにせよ確実にいるということですね。ちょっと想像しにくいけど、そういう人とちょっと友達になってみたいものだ。



どうでも良い事なのだけどスノウ・パトロールは「楽團」なのに、なぜかフレーミング・リップスの場合は「合唱團」だ。台湾の人って、実はものすごくよくわかってるんじゃないの、なんて私はすっかり思い込んでいる。

0026 温泉焼け

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3泊4日で台湾に行ってきた。


アジアを旅行するのは今回が初めて。どうして台湾?といわれれば、なんとなくいい国に違いないと以前から漠然と思っていたからであって、それ以上の理由は特になかったのだ。何しに行くわけでもなく、美味しいものでもたくさん食べながら、のんびりとしたバカンスを過ごしてみたかった。


しかし3泊4日とはいえ、発着時間を考えれば滞在時間は正味2日半くらいなので、ほんの短い間である。もっと長い期間であれば高雄とかも行ってみたかったのだけど、せわしないスケジュールでへとへとになるのは避けたかったので、今回は台北だけで過ごすことにした。これはこれで思い切ったプランであったと思っている。そんなわけで、ほとんど思いつき&予備知識なし状態だったので、この「地球の歩き方」がけっこう役に立った。


中でも淡水は行ってみて良ったなあと思ったうちのひとつだった。台北車站からMRT(地下鉄)で約40分位、片道50元(約200円)で着いてしまうようなところなのだけど、ホームを降りるといきなりこんな感じなのだ。

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ここはいわゆる港町で水辺が美しく、デート向きのロケーションなのだそう。お土産屋の商店街みたいなのがあって、どちらかというと台湾の人向けっぽい軽めの(えびせんとか)土産が多い。その商店街にある「啓文堂印刷」というお店で黄楊木の印鑑を彫ってもらった。「松田」と四角で囲んで書いた紙を職人さんに渡して、1時間後に取りに来るとこんなのが出来上がっていた。

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今までちゃんとした印鑑を作ってもらったことがなかったので、すごい嬉しい。これはわりと大きめなやつなので、400元(約1600円)。もっと高そうな素材のもあったのだが、それは800元だったのでこっちにした。でもこんなんできるなら、あっちのにしても良かったなあ。ちなみにお店の兄ちゃんは言葉も少なく、「有頂天ホテル」に出てくるオダギリジョーをもっとナチュラルにしたようなキャラの職人さんで、非常に好感を持ちました。たったの1時間でこんなの作ってくれるんだよなあと思った。


そこから新北投に寄り道して、温泉に行ったのも楽しい思い出だ。真昼間、炎天下の露天風呂に人なんているのかと思ったが、結構いた。ちなみに台湾の温泉は水着着用で混浴なのですが、ここは年配な方々メインで、それとわかる観光客が少し混ざっている感じでした。わりと野放しな環境なのだけど、更衣室とかシャワーとか必要最低限の設備はちゃんとあるので、特に不自由はない。もっぱら私は冷たい水の温泉に入っていたのだけど、少し日焼けてしまった。温泉焼けである。台北に行く機会があって、ゆるい時間を過ごしたい人はぜひおすすめしたい。40元。水着と帽子を持っていくのを忘れないように。



このご時世、インターネットでかなり充実した情報を得ることができるとは思う。しかし現地まで行って、今日はどこに行こうかな、なんつってぼんやりと「地球の歩き方」を見ながら、気分気ままに過ごす台湾はなかなかオツなものでした。

0025 日本 vs イエメン

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アジアカップ予選、日本対イエメン。オシム・ジャパン初の公式戦である。それなりに注目する私である。


イエメンはFIFAランク125位とあって、あまり言いたくはないのだが格下。勝って当然の試合である。予想とおり、イエメンは引きに徹する戦法で粘る。圧倒的に日本が攻める場面が続くのだが、キーパーのナイスセーブというよりは、明らかに日本勢の連携がちぐはぐだ。この前のトリダード・トバゴ戦のような早いパスワークの場面が見られない。なんていうか「考えるサッカー」を意識し過ぎな印象だ。考え過ぎは良くない。結局、何点入ってもおかしくないような攻めっぷりではあったのだが、前半を0-0で折り返す。オシムがマジでこわい顔になっている。


後半に入れた2点はいずれもコーナーキックからで、阿部の1点目はなかなかナイスだったと思う。オシムもバンザイしてたし、やっぱりあれはうれしかったんだろうな。あと後半から入った羽生も非常によい動きをしていたと思う。そういえば巻もだけど、みんなジェフの選手だ。もしかして日本代表はもうそのまんまジェフユナイテッドでいいんじゃないのか。マジで。


で、今日の松木はキレがイマイチだったような気がする。個人的なMVPは、たぶんボールを5回くらいしか触っていない川口に。


0024 2006年の夏休み

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例えば、ハイ・ラマズの「ハワイ」とか、エドウィン・コリンズの「ホープ&ディスペア」とか、ヨ・ラ・テンゴの「サマーサン」なんかを聴くと「あー、夏。」と私は思う。それらのアルバムが出たのが、ちょうど夏かそのちょっと前くらいだったから、それらをがんがん聴いていた時(夏)の空気が音楽に染み込んでいるわけです。なので「ハワイ」を聴けば96年の、「ホープ&ディスペア」を聴けば89年の、「サマーサン」を聴けば03年の、あの夏の感覚がよみがえってくる。

ああそういえばあの時よくラジオでこれかかってたなあ懐かしいなあ、ということはよくあることだけれど、そういう音楽を自ら選んで、時代とともに共有するというのは素敵なことだと思う。要するにCDはできる限りリアルタイムで聴け、ということである。


なので、この夏のおすすめCDということで言えば、とりあえずレコ屋に行って最近出たCDの中から何でもいいから良さげなやつ掴んで来い、という感じである。まあ通販でもいいけど。そいでそれをかけまくってこの夏を過ごしてみれ、といいたい。それがこの夏のあなたのサウンドトラックになるはずである。それがいつまでたっても良いと思えるCDだったら、素敵ね。



ええと、すでにご存知とは思いますがこのCD、今日発売なんですってよ。こういうの聴いて過ごす2006年の夏ってのも、悪くないんじゃないの。なんつって。


さて、世の中はお盆休みに突入ですが、私もお盆は休みます。このコーナーもお盆はちょっとだけお休みだ。皆さん素敵な夏をお過ごしください。

0023 Tシャツ業界も注目(ウソ)

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広島カープのブラウン監督が審判のジャッジに対し、ベースを投げて猛抗議したあげく、退場させられたのは5月だったか。この監督、大リーグ時代もしょっちゅう退場させられてたらしい。それを受けてこんなTシャツを作ったというニュース にはワロタ。「危ない!うちの監督はベース投げるゾ!」と書いてあるこのTシャツ、マニアにはお宝グッズなんじゃないかな。私は特にカープのファンではないのだけど、なかなかクールなアイデアだと思った。


そして最近、またブラウン監督が審判に抗議して退場になったらしく(笑)、前回より倍額の罰金を課せられたらしい。で今日はこのTシャツ 。こういうファニーなセンスは嫌いじゃない。今日はこれで一応は勝ったみたいだし、良かったよね。

0022 フレミング・リップスがやってくる

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フレミング・リップスが来るというので、わりと行く気になっていた今年のサマーソニックですが、うっかりすでにチケットは完売している様子。すんなり諦めることにする。しかしあれだ、サマソニが売切れちゃいかんよ。来年はオレ的なツボをしっかり抑えつつ、ヘッドライナーはもっとショボいメンツでヨロシクだ。なんつって、わがままなお願いをしたい。

前にフレミング・リップスが来た時(02年)やその前の年のマーキュリー・レヴの時(01年)のサマーソニックは、当日券でその日の気分でぶらりと見に行ったものである。そしてスタジアムには一切行かず、涼しい屋内でのんびり過ごしつつ、目当てのバンドをマーク完全にしつつ、その前後のバンドも適当に見る。で、帰り道に海浜幕張駅近くの居酒屋で軽く1杯飲んで家に帰る、みたいな感じ。サマーソニックはそういうフェスであって欲しい思う。フジロックとはまさに対極。でもサマーソニックは
不思議と雨が降っていた記憶が無いのな。なかなか皮肉な話であると思う。


さてこのアルバムは、ここ数作の中でも特に◎を差し上げたい傑作と思います。ああ、やはりこれ聴いてるとライブ観たくなってくるなあ。さぞかしあのでかい風船の中で包まったウェインが客席を転げまわる絵柄は、最強にバカな光景でありましょう。