




【ラフレシア】
00:40 紅茶とブックカバー
05:25 心ひそかに
10:15 長距離走者
16:30 ナチュラル
【マシス】
00:16 優しい歌が多すぎる
05:20 星の番人
12:00 砂糖菓子
17:35 遠い列車
26:10 音楽家の居る庭
32:50 赤と茶の混沌
37:05 マイクとアンプ
長い動画で恐縮ですが、余暇によろしければご覧くださいませ。
僕の連休は、拍子抜けするほどに例年通りで、テレビをつけなければ世間の自粛ムードもどこの話って気がしてます。家でゴロゴロしてることこそ至福のナマケモノ一家なもので、所用はチマチマあれど、やることはやって、グータラしてます。
歌う予定が一つもないってのが唯一、例年と違うか。あと、家族を連れてどこか行くようなイベントを考えずに済んでいること。
おかげでグータラを強要されてるようなところもあるのですが、たかが一週間の休みです。世間で聞く、一ヶ月以上も自粛を要請されてるような厳しい立場ではありません。休みが終わればありがたいことに仕事が待ってます。例年通りの日常は僕にはあるのです。ならば、いつもの生活を変えてやるものかって思うのです。
動画配信?そんなのやったことないもの。レコーディングでも進める方がずっといいや。僕は余計なことをせず、いつも通りでいますよ。
マシス



テレビのCMソングをふと耳にして、かっこいいな、誰のなんて曲だろう?と思うことはよくあることと思います。そんなCMソングの中でも、僕が昔からずーっと気になっていて忘れられなかった一曲がありました。いくら探そうとしても、タイトルも歌手も不明だった一曲。それが、つい先ほど分かったのです。すごく嬉しい。
高校生の頃にテレビで耳にして、これは誰の歌だろう?と思って、そのうちヒットチャートに上がってくるかしら、と期待してたけど、結局分からず終い。《結局あれは誰のなんだったのだろう?》と、逆に気になってしまって、30数年も頭から離れず、忘れられない一曲となってしまったのですね。
記憶の情報としては、車の走ってる映像。確か車のCMだったということ。僕は車は興味が薄かったので、車種は覚えてなかった。そして、聞き覚えた歌詞のワンフレーズ。でも、誰に歌って聴かせても、そんな歌は知らない、と言われるばかりでした(コードはEm→Am→D→B7)。
それが、先程、夜勤の出勤前に、YouTubeで何気なく、昔の車のCMばかり集めた映像を観ていたのです。ひょっとして《あの歌》に出会えないか、と思って(30年来の執念、習慣?)。もちろんそれほど期待するわけでもなく、そしたら、出てきた!
日産ラングレー!画面の片隅に出た《唄・佐伯博志》を頭に刻みなおして、再検索しました。そして、YouTubeでサビのフレーズを聴いて、ああ、これだ、とようやく、ようやく、見つけました。
僕が30数年探していた一曲です。「愛を染めて、リサ」 / 佐伯博志
作詞:大津あきら、作曲:鈴木キサブロー、歌っている佐伯博志さんは「愛と風のように」のバズのメンバー小出博志さんだそうです。
この歌のサビのフレーズを覚えてらっしゃる方、いるでしょうか?CMで使われたフレーズは最後のサビの部分、《踊りながら/好きと一言/愛を染めて/いま》。僕はずっと《愛を染めて》を《愛を込めて》と覚えていたので、いくら検索しても引っかからなかったわけです。
初めてフルコーラスを聴いて、なかなか良い歌、良い歌唱だと思いました。思い入れのバイアスがガッツリかかってるわりに、実際聴いた印象は思い出のそれに遜色なく良かった。30数年探した甲斐あったというものです。
マシス



グラミー賞の騒ぎで珍しく気になって買ったビリー・アイリッシュですが、個人的にこれは久しぶりの大当たり。良いです。捨て曲が一切ない。聴いて聴いて聴いて、いまだに聴き飽きません。
『灯ともし頃』を密室感というなら、ビリー・アイリッシュの密室感は浅川マキのそれに全く負けてない。こちらは自宅、全てベッドルーム・レコーディングで録ったという楽曲は、どれもシンプルで無機質な音が冷たくシリアスに響き、ビリーが目の前で囁きかけてくるような感覚に包まれます。
気だるいボーカルも魅力的で、決して朗々と歌いあげて上手さを主張したりしないけど、歌、とても上手いです。
一般に「バッド・ガイ」のような不思議な曲がウケたのかと思いきや、アルバムをじっくり聴くと楽曲のメロディの美しさに驚かされます。この子は大したメロディメイカーですよ。そして、どの曲も3分程度で、有りがちにダラダラ長くないのが好みです。
僕はとにかくビリー・アイリッシュは《良い歌を作る》という一点で気に入りました。まだ19歳でしたっけ。すげー才能です。さすが最年少グラミー。
(訂正:18歳でした。てことはこのアルバムは17歳で発表したのか。マジか)
いまのお気に入りは 「Ilomilo」良い曲だなー。
ビリー・アイリッシュは実のお兄ちゃんのフィネアス・オコネルが作曲から録音のパートナーで。となると《ビリー・アイリッシュ》って個人名であれど、チームプロジェクトといった形に近いのかしら、と想像します。それでも二人組のユニットとして活動しなかったのは、純粋に妹の才能のサポートに徹するためか、ビリー単体で推した方が世にウケるだろうという冷静なプロデュース判断か、その両方か。
お兄ちゃんもハンサムな顔立ちだから、バックにいてもさぞモテてるだろうな。
(調べたら、お兄ちゃんフィネアス・オコネルもシンガーソングライターとしてソロ活動してるようです。)
マシス

ヤマタツ、といえば山下達郎、ですが、達郎ほどでないにせよ、僕は山本達彦も好きでよく聴いていました。
(マンガ界のヤマタツ、山上たつひこのがきデカも好きでした)
実は最近の自粛騒ぎで、避けるべきと挙げられた《3密》の語呂を見たとき、
そう言えば山本達彦のシングルで《密》が被ったことあったなぁ
、と、唐突に思い出したのです。
CMソングとしてスマッシュヒットした「夏の愛人」の次のシングルだったかと記憶してます。タイトルは「密室のTANGO」。同じくCMシングでした。
↓
作詞は「夏の愛人」と同じく売野雅男。メロディに対しての独特の言葉の当て方が、売野だなーっって思う。《みっ、いしつだねー》ってサビのまぁ歌いにくいこと。平場の感性じゃ使えないですよ。内容からして《密室》も《タンゴ》もこじつけ臭い。それ使いたかっただけじゃん?ってセンス。こんなん書いてるとクサしてるようですが、僕は「密室のTANGO」は大変気に入ってました。
そして、「密室のTANGO」の次のシングルが「密会のHIGH NOON」。《密》シリーズです(この二つしかないけど)。こちらもCMソングに起用されたので、サビのキャッチーなフレーズを覚えておられる人もいるのでは。
売野雅男のクセの強い文体で書かれた《伊達男》の歌詞のイメージが、山本達彦ととても相性が良かった。男女のモヤモヤした関係を書かせたら売野雅男の右に出るものはないですね(個人の好みはあるでしょうけど)。
売野&山本達彦コンビの出色の傑作といえば、やはり「夏の愛人」。そして「STARDUST MARMAID」も挙げたい。
伊達男はやたら避暑地に行って酒を飲む。そして例外なく思わせ振りな女性に振り回される。
えげつなくもキャッチーな売野節ここにあり、です。
知らない人に教えたくなる、初期の名曲といえば、誰もが大好き「l LOVE YOU SO」
WOWOWで放送されたライブのアンコールでしたね。歌いだしたとたんファンの歓声がすごい。
僕が個人的に愛してやまない初期の傑作バラード「突風」。
《人はみな愛にさまよい歩く風なのでしょうか》
山本達彦&来生えつ子コンビの名曲「ロンリー・ジャーニー」
山本達彦、今でも元気に活動しているらしく、66歳なのが信じられないほどに、いまだにカッコイイ。
元気なうちに生のステージをぜひ観てみたいです。