新しい車はまだ来てませんが、来週にようやく納車されそうです。で、今度の新しい車ではCDが聴けません。今や新車のカーステにCDプレイヤーは標準装備でないみたいなのです(車によってオプションで付けられることもあるとか)。

こういう事態に出くわしてしまうと、CDって、ホンットに売れてないのだな、って実感させられてしまいますね。自動車メーカーが《もうCDなんて誰も聴かない》って判断して切り捨ててしまったワケだから、切り捨てられたCDユーザー(僕)としては結構ガックリきました。

僕にとって車は一人ゆっくり音楽を聴く貴重な空間で、まーさか車でCDを聴けない日が来るとは思わなんだ。でも順応せねばならないので、USBに好きな音楽を取り込んで新しい環境への準備を始めてます。そう、これからはUSBでカーステを楽しまにゃならんのです。

アルバム一枚パソコンに取り込むのに5分足らず、昔カセットにCDをダビングしてた頃に比べると、ずいぶん作業は楽です。さあ何を車に持ち込むか?

まずは、今すごく聴きたいって音楽からとりあえず取り込み、次は、これが聴けないのは耐えられんって定番アルバムを。なーんてやってると、これがマァきりがない。やってるうちに頭がフワーッとしてきちゃって、あれもこれも入れたいモードになって、何を入れても足りない気がしてくる。

USBってよくわかんないのですけど、32ギガ?でMP3データで6千曲くらい余裕に入っちゃうらしい。アルバム1枚を20曲と多めに見積もっても、300枚くらいは楽にいける計算?。手持ちのCDアルバム全部は入れられないけど、片っぱしから入れてみる。で、頭フワーッってなって毎日取り込んでたら、あっという間にUSBの容量の半分を超えてしまった。おいおいぜんぜん足りないんですけど。

RCサクセションやらユーミンやらボブ・ディランやプリンスやスティーリー・ダンなどなど、思いつくままゴソっと入れたけど、まだ佐野元春もサザンもビートルズもストーンズも手持ちのやつ根こそぎ入れたいのに、もう入れすぎ?。

そんなに入れてもどうせ聴けやしないって、わかってんですけど、でもダメですね。頭フワーッな状態ですから。おっとこれも急に聴きたくなるかも知れないぜ、って手に取っちゃう。THE 貧乏性モードです。

USBに詰め込みすぎはカーステで動作バグが出る怖れもあるそうなので、ここらで一旦やめておく。うーん、二つ目のUSBが必要かしら。

いっぱい取り込んだけど、USB内でジャンル分けフォルダを作って、聴きたいアルバムをちゃんと探しやすくしましたよ。果たして、実際に車でUSBを差してどうなるか?楽しみです。上手くいくといいな。


ちなみん、最近の僕的に旬な聴きたいアルバム、となると、チープトリックです。昨年出た新譜を買ったら、とっても気に入ったのです。
今年チープ・トリックが日本公演をやるとニュースで知って、買ってみたのです。チープトリックのアルバムは相変わらずチープで楽しくて何が悪いんだ翳りも深みも二の次だぜ、って勢いが清々しく気持ちいいですね。コレ、輸入盤しかないのはちと淋しい。日本のレコード会社がチープトリックの応援しなくてどーする。

来日公演、気になってます。うぉーチープトリックだ何がなんでも絶対!というほどでもないですけど、おうチープ・トリックか、ちょっと観たいな、というくらいの気持ち。チープトリックまだ生で観たことないですので。

ベテランバンドの元気な姿、演奏を観れるまたとないチャンスですし、チープ・トリックなら絶対に楽しいに決まってる。コンサート観覧に対してのコロナ偏見も落ち着きかけた今なら、とも思います。

実のところ、公演チケットが東京しかソールドアウトしてないらしい。これがなんとなく、今チープトリック観とけー、って天に言われてる気がします。どうしようか。ギリギリまで考えて、チケットがあるようならフラッと名古屋行こうかしら。

最近聴き返していたUNISON SQUARE GARDENのアルバムも、USBに入れ切れなかった。次回は是非。
これだけ準備したのに入れてないUNISON SQUARE GARDEN。

来月11月19日のフリーダムフォーク集会に、またまた初めましての演者さんが一組、エントリーいただきました。お店の方へエントリー希望をいただいて、今日連絡させてもらいました。スゲー楽しみです。新しい風が入ってくれるのはありがたいことですね。どんどん新風が吹いて風通し良くなるといいと思う。

11月フリーダム、マシスも出ちゃおうかしら。


マシス 

  

 






来週の10月22日(土)、ラフレシアが久しぶりにステージに立ちますよ。
ラフレシアが人前で歌うのは、おそらく2020年の浜松POPSCLUB以来、約二年半ぶりだと思います。コロナ以降の世界にゆっくりボチボチと再始動です。

出演者が素敵な面子なので、僕もスゲー観たいけど、連れ合いが外出してる際は僕はお家でお留守番。行ける方はどうか応援してあげてくださいね。


実は、本当だったら、9月のフリーダムフォーク集会にラフレシアも出てもらうはずでした。でも、都合で開催日が一週ズレたため、二人の予定が合わず断念。ラフレシアの再始動一発目はマムゼルでなく星座館に持ち越されたのでした。

ラフレシアは、Heart Warm Companyの夢華さん(Vo)とMJの佳美さん(p)からなる二人組ユニットです。二人はマシスが作った歌をいっぱい歌ってくれるのでありがたいです。

今年の夏頃より、ラフレシア星座館にお呼ばれしたよー、との話を聴いて、久しぶりに活動するなら新しい歌とかあるといいな、と思い立ち、ラフレシアにあげる曲をここ数ヶ月、ずっと考えていました。
↑2020年に作ったこのCDには、これまでのレパートリーが入っています。

収録曲中、「ナチュラル」「長距離走者」「紅茶とブックカバー」は、もともとお披露目のあてもなく作ってあった未発表曲を《二人が歌うと良いんじゃない?》と提供したもの。僕が純粋にラフレシアのためだけに書き下ろした歌って、実は「心ひそかに」「マイ・イデア」の二曲だけだったりします。

↑この動画のライブでは「マイ・イデア」以外の四曲を歌ってくれてます。


で、今回の件。イチから新しい歌を書き下ろせるかは怪しかったので(試みつつも)、また未発表の歌の中からいくつか候補曲を選んでたりしてたのです。

が、そんなことをしてるうちに、ポッとメロディが浮かんで、オーこれに歌詞をつけて二人に聴いてもらおう、と取り組むことに。僕は歌詞を書くのがとにかく遅いのでいっぱいいっぱいでしたが、「鏡(仮)」という歌が書けました。

やあ書き下ろしが一つ出来た、と悦に入り、早速デモ音源を録って二人に送りたかったのですが、DTMの操作がまだ未習得でして。新しくて慣れないパソコンアプリの操作がもどかしく作業が進まない。ああ、思いついたものをサッと録れるほどDTMに精通出来たら!

これまで使ってたアナログ機材で録れば、確かにすぐ出来るんですけど、それやったらいつまでも新しい機材を覚えないよ、と連れ合いに諭されて、ごもっとも!と思い、意地でも新しいのでやることにした。やりますよ。せっかくパソコン買ったんだもの。

二人が我が家で練習してる時に、新曲作ったよーと報告したところ、二年もブランクがあってとても新曲やる余裕ない、慣れた曲で徐々にステージ慣れしていきたい、と言うので、ならデモ音源は急がなくていいな、と、途端に怠けモードになった。

その数日後、もう一曲「リスタート」という歌が出来ました(仮タイトル「クレッシェンド」)。これは何年も漠然と頭にあったメロディに、試しに作詞を挑んでみたら、苦しみつつもなんとか形になったのです。前の一曲を書いて、歌詞を書くスイッチが入りやすくなってたのでしょう。ニ曲も書き下ろしてしまった。出来る時はそういうものか。

歌詞スイッチが入ったおかげで、その後にマシスの新曲「じだらく」まで書けた。ラフレシアきっかけで、マシスも新曲の恩恵を受けました(書いたのは自分ですけどね)。ありがたいことです。


そして今週のこと、ラフレシアのためにもう一曲、書けました。ホントに先日のこと、ふと思いついたメロディにすぐ作詞を試みて、「春の電車(仮)」完成。これで三曲です。三曲書き下ろせた。寡作の僕にしてはかなり頑張ったと、自分で自分を褒めたい気分。とりあえず連れ合いと娘に《三曲も書いたにー》と自慢しました。採用されるといいな。


そして、11月のフリーダムフォーク集会に、ラフレシアがエントリーしてくれてます。他のミュージシャンは決まり次第お知らせします。新曲も早いとこ、二人の演奏で聴いてみたいし、お客さんにも聴いてもらいたい。まず、二人に聴かせねば。パソコン触らにゃ。


歌を作るって作業は、自分にとって格別に楽しい娯楽なのだと、今回改めて思いました。メロディや歌詞を考えながら、ここどうしよう、とか、もっと長くしようか、ってアレコレ悩んでいる時間は心から楽しい。色んなことがままならなくても、歌を作れてるうちは自分は大丈夫、って何となく思えてくるのです。


散歩していると、ご近所のいたるところで金木犀が香ってきます。なかなか良いものです。




マシス

今日から地元の祭典です。久しぶりに山車と一緒に一日歩いてきました。

山車の引き回しはコロナ以来、三年ぶり。お酒も食べ物もなしで、安全対策に気を配る祭り青年団、皆の苦労は見るからに大変です。心よりご苦労さまと言いたい。

おかげで、というか引回しのスケジュールがユルくて、山車に付いても身体が楽チン。アルコールを入れずに済むのも身体が楽チン。明日も一日頑張ります。


で、昨夜、2022年10月7日、浜松のエスケリータ68にて友部正人さんのライブを観て来ました。プロのコンサート観戦をするのもコロナ以来で、実に2019年以来。口火を友部さんから切れるってのがいい。よくぞ歌い続けてくださった。再会をそれはそれは楽しみにして来ました。
ユミさん(奥さま)はこのフライヤーのように黒の御召し物が多いですが、昨夜のユミさんはとても可愛い服でしたよ。


【2022年10月7日 友部正人at エスケリータ68】

[一部]

01 船長坂

02 ただそれだけのこと

03 一月一日午後一時(高橋さん)

04 明日になれば(新曲)

05 小林ケンタロウの家中華(新曲)

06 6月の雨の夜チルチルミチルは

07 夢のカリフォルニア

08 地獄のレストラン

09 こわれてしまった一日


[二部]

10 風がこんなにも(新曲)

11 陸前高田のアヴェ・マリア(新曲)

12 銀座線を探して(新曲)

13 弟の墓

14 ブルース

15 乾杯


[encore]

16 ぼくは君を探しに来たんだ



この新曲の多さ!三年ぶりだから余計に驚かされました。前半が9曲、後半6曲にアンコールを加えて、計16曲。足りない。もっともっと聴きたいって思う。弾き語りのライブでこれほど求心力があるって、とんでもないことです。


友部さんの弾くギターのストロークが、やたら気持ちいい。僕なんかが弾くのとはぜんぜん違う。何が違うのかわかんないけど、ギブソンの低音の弦がお腹にズンズン来て、ただシンプルに刻むエイトビートがとにかくご機嫌。この日は声もよく出ていて力強かったです。


二部の冒頭で歌った新曲「風がこんなにも」を聴きながら、もし吉田拓郎がこれを聴いたら《友部がこんな歌を作ってるのに、引退している場合じゃないだろう》って思うんじゃないか、って考えてました。《君のマスクを外したい》ってフレーズ、これは拓郎が思いついても良さそうなフレーズだと思ったのです。


「小林ケンタロウの家中華」はいいですね。聴いていて楽しかった。「ニレはELM」では風邪に効くモノを歌詞に連ねてたけど、この歌は料理本に出てくる食材が次から次へと押し寄せて来た。こんな歌を聴いたら誰だって小林ケンタロウのことが気になってしまいます。


「銀座線を探して」は出色の出来!。歌詞も曲も、過去の友部クラシックと比べてもぜんぜん遜色ない、まさに友部正人ここにあり、って一曲。感動しました。


余談ですが、終演後に友部さんとちょこっとお話した時に、僕が《今日は新曲がいっぱい聴けて楽しかった》とライブの感想を言ったら、横からユミさんが《(新曲)つまんない曲も多いよー》と仰って、その場にいた全員が固まった(!)。でもすぐ《でも「銀座線〜」は良いよ》と仰ってました。これが名プロデューサー&敏腕マネージャーの卓見か。


懐かしい歌では「夢のカリフォルニア」良かった!。ジャック・エリオットの話も相まって良かった。ランブリング・ジャックの愛称の由来が、ジャックがステージでのお喋りがあまりにも長いからってエピソード、可笑しかったな。


この日の「弟の墓」の演奏は格別。胸にズンと来ました。どうしてこの日歌ったのかしら。ひょっとして弟さんの命日が近かったとか?それはわからないですけど、そう感じるほどに良かった。CDで聴く何倍もグッと来る演奏でした。


で、この日のハイライトと言うなら、やはり本編最後に歌った「乾杯」でしょう。先だっての安○元首相の国葬の日に《歌詞の内容がピッタリだから》とリクエストをもらってこの歌を歌った、と言うMCから「乾杯」のタイトルを告げられた時は、思わずマスクの下で《オオオッ!》と声が漏れてしまいましたね。


名曲「乾杯」を、エスケリータの至近距離で聴けた至福。これまでずっと抜かれずにいた名刀がついに抜かれた!って印象です。その切れ味の凄さは客席にいた全員が感じたに違いないです。丁寧に丁寧に歌ってくださってるのが伝わってきて、目頭が熱くなりました。


久しぶりの友部正人ライブ、もっともっと聴きたいと思ったけど、「乾杯」を生で聴けたと思えばそれだけでお釣りがくるってものです。ああ来れて良かった。



ライブ終演後、物販を買うファンにサインをする友部さんを横目に、だあこえさん、ポテティ中村さん、フルーキーさんと雑談お喋り。そして客が掃けた後は、なんと僕らの隣のテーブルにユミさん友部さんがいらして(!)、お食事されてる御二人とお話することが出来ました。フルーキーさんはユミさんに《フラワーカンパニーズの圭介くんに話し声がそっくり!》と言われてた。なんか羨ましいぞ。


《マシス、久しぶりなんだから(友部さんと)話しをしなよ》と中村さんが促してくれたけど、そんなん言われてもしどろもどろ。三年ぶりに聴けて嬉しかった、と告げたら、このコ見覚えある、とユミさんよりお言葉を賜ってしまった。なんてこったありがたや。


あとは本当に、色々な雑談を横で聞いて、たまに合いの手を入れて、ファンとしてはとても貴重な時間を過ごさせてもらいました。ユミさんと友部さんが《すごく面白い》と話題にした本「戦争は女の顔をしていない」は、タイトルと内容に聞き覚えあるなーと思ったら、連れ合いが所有してて我が家に有りました。これは読むしかないな。


そうそう、新曲が聴けて嬉しかった、って僕のライブ感想のあとにユミさんが、先だって友部さんが初めて入院された時の話をされて、ユミさん曰く、《友くんにもし後遺症が残って歌えなくなったら、今ある新曲たちはこの世から消えてしまう》と、気が気じゃなかったそうです。


《だって、私はこれらの新曲をもう聴いていて、その存在を知っているのに、とも君がもし歌えなくなったら、全部消えちゃうんだよ?!。とも君が入院したっていうのに、真っ先にそんなこと考えてた》んですって。これは夫婦というよりもう、アーティストの才能を文化遺産のように守ろうとするプロデューサー&マネージャーの目線です。


で、退院してすぐレコーディングの手配をして、新曲の5曲を急いで録音したという。ため息しか出ないお話。これも愛の形。


この夜は23時をまわったところで、エスケリータを後にする友部さんたちをお見送りして、僕も帰路につきました。友部さんお疲れ様でした。来年は三回来てくれたら本当に嬉しいですよ。


帰る前に、10月29日のThe Endのエスケリータ公演の予約をしてきました。The Endをついにエスケリータで聴ける!中西こでんさんも出演されるのは嬉しい。ということで、10月はもう一回エスケリータに来れます。楽しみすぎる。



マシス


 

 


 


 


 

先週の台風で冠水に水没した我が愛車は全損。そしていまだに代車は来ません。足がない状況でもう一週間。ないものはないので仕方ないですが、とても不便です。一刻も早く保険会社さん代車プリーズ。
(追記 : 明日の月曜に来ると連絡来た!)

車の中って発声練習の場でもあるので、この一週間はそれどころじゃなかったけど、早く車でガンガン音楽をかけて大声で歌ってみたい。車で好きな音楽を聴けないのはストレスです。

そんな、車と共に泥水に浸かったCDたちを、昨日は水道で洗ってみました。
水でザブザブと泥を落として、盤はメガネ吹きで吹いてキレイにしました。至るところ泥でヌルヌルして手強かった。

濡れたケースと歌詞カードは一日陰干しをしたのです。紙ジャケットとか歌詞カードは、残念だけど絶望的な状態。泥が接着剤となって、カピカピにくっついてしまってる。CDを取り出そうと口を拡げただけでベリベリと破けてしまって。これはモウどうしようもない。盤(音データ)が無事ならOKと思うしかないですね。

泥水はクセモノです。車から救った残留品は軒並み、泥のすえた臭いが付いてしまって、消臭剤をシュッシュしたけど、こりゃ捨てちゃって買い直したほうがいい、って品も多い。諦めも肝心です。

とりあえずは、CDが乾いたらパソコンにデータを入れます。聴きたい大事な音楽はデータ化して準備しとかなきゃなりません。懇意にしてるセールスのお兄さんに聞いたところ、恐ろしいことに、いま新車を買うとなるとカーステってもう純正装備じゃないらしく、CDが車内でかけられないらしい(!)。マジなのか。これから新しい車が来たとして、僕の趣味の中古CD買いに行っても、戦利品を帰り道で聴けないってことです。

家に帰ってUSBにダビングしてからしか聴けないなんて、なーんかカセット時代に逆行してる気すらするけど、CDにまだしがみついてる僕が少数派なのでしょう。少数派は淘汰されるのが常。悲しい。

週明けには持って行かれるというので、連れ合いと娘を連れて、最後の車の中の後片付け、持って帰りたい物を回収しに行ってきました。が、あえて持ち帰る物も特になく、お別れだけして帰ってきた。家族との思い出に17年付き合ってくれた車なので、メリー号との別れのように名残を惜しみました。
事故現場の写真で見ると、後輪が温室のコンクリに引っかかったおかげで、大きな距離を流されずに済んだのがわかる。よく見ると僕の車の向こうに続けて流された車が見えます。


と、ここまで書いたところで保険会社さんから電話が来た。ようやく明日に代車レンタカーが来るそうな。ヤッター。たいへんお待たせしてしまって、と電話口で担当者さんが恐縮されてたけど、今回の被害の大きさでは致し方なしです。落語の「淀五郎」ように、ウ~ン待ちかねたァって言ってやれば良かった。

これで夜勤へは家族を起こすことなく、心置きなく行ける。金曜日にエスケリータ68へ友部正人さんを誰の力も借りず観に行ける。ホッとしました。


落語、といえば、6代目三遊亭円楽さんがお亡くなりになりましたね。僕はいまだ楽太郎のお名前の方が馴染みが深いですけど、とても残念です。師匠の落語は、、僕は正直なところそれほどお上手と思えなかったけど(スミマセン)、テレビで観るそのタレント性は好感だった。落語家に珍しい端正なお顔立ちで、あれだけフラ(その人から滲み出る愛嬌、可笑しみ)を持ってらしたタレント性、笑点での桂歌丸師匠との悪口の応酬で培われたものと思います。近年ではプレバトでの志らく師匠への憎まれ口が楽しかった。楽さんの御冥福をお祈りします。

そして、アントニオ猪木です。僕はプロレスは詳しくないけど、そんな僕ですらコブラツイストのかけ方は知ってます(卍固めは無理)。野球に興味の薄い僕でも王貞治選手には憧れたように、佐山聡のタイガーマスクとアントニオ猪木は僕の子供の頃からのプロレスヒーローです。高校生の時はブラスバンドのお手伝い(ラッパの人手不足)で野球部の応援をして、何回「イノキ・ボンバイエ」をトロンボーンで吹かされたことか。燃える闘魂の御冥福をお祈りします。




昨夜は栗ご飯。
栗は毎年この時期、ご近所からいっぱいもらうので、あの手この手で食べてます。僕は蒸して潰して丸めて作る栗茶巾が好物です。

とんだこともあったけど、日常が少しずつ戻ってきて、僕も家族も元気にしてます。なので今回の台風ネタを日記に書くのはこれでお終い。たくさんのご心配のお言葉ありがとうございました。


マシス
静岡で被害が甚大な今回の台風、僕もとんでもない目に合いました。不幸自慢はお目障りかと存じますが、稀な経験なので備忘録として残しておきたいと思い、公の場を失礼します。

ざっくり言えば、台風の日の深夜、準夜勤の帰り道に運転してた僕の車は、冠水に突っ込んで、そのまま車ごと水に流されました。あっ、と思った時には前輪が浮いてしまって、為す術もありませんでした。


いくら9月だからって、オフコースの「I Love You」がこのタイミングで流れたらギャグです(とても笑えない)。

流されてー流されてー、幸いにも数メートル先(後で温室の敷地と知りました)に乗り上げ、流されるのは停まりました。でも、ドアの外は見渡す一面、泥水の沼。遠くに街灯は見えども、周囲のどこに何があるか水で視界がきかない。

深夜一時、携帯は持っていたけど、助けを呼ぶのは無理。こんな危ないところへ家族も誰も呼べないし当てにならない。自力でどうにかするしかない。車を捨てて脱出を試みます。

エンジンを切る前に運転席の窓を開け、ドアが水圧で開かない時のための脱出口を確保。とりあえずの貴重品だけ肩バッグに詰め込んで、いざドアを押してみたら、やはり動かない。もう一度、力いっぱい押すと、ゆっくりと開いた、と同時にドアの隙間から水がドッと流れ込んできた。ドアの隙間に身体を押し込んで、なんとか車外へ脱出。水の深さは腰くらい。

車を放置するのに、このまんま乗り捨てていいのか、まだやっておくことはないか、と一瞬だけ考えたけど、一刻も早く安全なところへと、車を背に、元の道路を目指して泥水を踏み出しました。

数歩進んで、いきなり胸までズボッと水の深さが来た。両手の荷物は濡らすまいとバンザイ状態。前に行くのは危ないと後ずさり、一歩ずつ深さを足で確かめながら浅い方へ浅い方へと移動。そのうちにふいに高い場所に出て、ここだとばかり道路へ向かうと、それが農業側道で正解。いつもの通勤路のアスファルトを踏みしめました。

アスファルト路ですら、膝まで水がきていて、濡れたジーンズでそこを進むのは難儀でした。そんなこんなで冠水地帯を抜け、県道まで出てひと息。家まで残り1キロの道は特に何もなく帰り着きました。

家に着いて濡れた服を脱ぎ、目を覚ました連れ合いに事情を説明。風呂に入って110番をかけ、警察に自分にいま起こったことを説明しました。僕は110番って初めてだけど《事件ですか?事故ですか?》って聞いてくれるのですね。自力で脱出して車に取り残されてはいない、と告げるとオペレーターも《それは何よりでした》と言ってくれて、レッカー車の手配を僕に指示しました。

で、そのままJAFへ電話。事情を説明したところ、レッカー車はどんなに早くても昼以降だと仰る。何卒よろしくと電話を切り、この夜は3時半に就寝。


数時間後、土曜日の朝です。現場に行くと、昨夜の水は引いていて、自分の車発見。それと、僕の後に流されたであろう車があと二台、計三台が痛々しく停まってました。てっきり水田の真ん中に刺さってるかと思った僕の車は、ビニールハウスの前にキチンとバックで停車したかのようにそこに在りました。エンジンは残念ながらかからない。

ビニール袋にドロだらけになったCDを集め、その他の車中の備品も運べるだけ回収。朝10時にお世話になってる車屋の営業マンに電話。事情を言って保険会社の手配を頼みました。

はたして、昼を過ぎてもJAFから連絡が来ない。電話をしても全然つながらない。あとで聞けば、被害が多すぎて、静岡県内のレッカー車とレンタカーは軒並み出払ってしまって、手配の目処が全くつかない状態だったらしいです。

待ってても今日はレッカー車は来ないだろうと、気持ちを切り替え、家の車を借りて、マムゼルのフリーダムフォーク集会へ向かいました。

こんな時に音楽なんて、と思うよりも、もう、とにかく気分を変えてほしかった。自分が主催じゃなかったらさすがに欠席しただろうけど、結果として行って良かったです。《イヤーひどい目にあったよー》と人に話せたことで、ちょっと楽になった。なによりも、皆さんの歌を聴いてる間は車のことは忘れてました。

翌日の日曜日。車が停まってしまった敷地の持ち主のお宅にご挨拶。レッカー車が来なくていつまでも放置してることを菓子折り携えて謝罪。この日、ようやく保険会社と連絡が取れ、電話で話せました。レンタカーの手配は目処がつかず、県外の業者に手配しているとのこと。お金の説明をいろいろ聞きつつ、お昼前より、娘の部活のコンクールを観に行く。忙しくしてると怖い体験も忘れます。


月曜日、僕は職場まで家族に送ってもらって出勤。そしてようやく今日、レッカー移動されたそうです。僕の愛車はディーラーさんのところに運ばれました。ホッとしました。


今回泥に水没した僕のCDたち

今何処/佐野元春コヨーテバンド

Softly/山下達郎

Inherit The Life/角松敏生

ドリヴン/ギルバート・オサリバン

ランゲージ・オブ・ライフ/エブリシング・バット・ザ・ガール
ジーザス・オブ・クール/ニック・ロウ
ガラスの動物園/甲斐バンド


時間が経つほどに怖くなってきます。運が良かった。怪我もなく無事帰れて、良かった。


マシス

週末になるとやたら雨が降る、という僕の歌。

先週の土曜日も台風だったので、《フリーダムの日がズレて良かった》とか思ってたのに、今週の方がヒドかった。24日金曜日の台風で、静岡の結構な被害のニュースが入ってきてます。実は僕も被害直撃でしたが、身体は怪我もなくなんとか無事です(被害に遭われた皆様の無事を心より願います)。

個人的にはバタバタしながらも、25日土曜日の夜は楽しいフリーダムフォーク集会が開催されました。

厳正なジャンケンの結果、この夜の演奏順番が決定。

一番手は【COCORON】のお二人です。
森のブリコさん、ゆうこりんの二人組。僕と同じ町に住むブリコさんは、それこそ森ほたるの歌イベントよりお世話になってきた方です。まずはピアノ&ボーカルゆうこりんさんの弾き語りから始まり、二曲目からはブリコさんがメインボーカル。素敵なピアノ演奏とツインボーカルの素晴らしいハーモニーを聴かせてくれました。洋楽ポップス以外のブリコさんは新鮮な印象でしたね。

二番手【ユンヤオ】。
三年ぶりにユンヤオ登場。前回出てくれた時より足機材が増えてスゴかった。チャップマンスティックという楽器の弾き語りはそれだけでも芸なのですが、彼はそこに自分のオリジナル作品を提出し、その硬質な声と観念的な詩で聴き手をさらに独自の場所へ連れて行きます。短い持ち時間の中でバッチリがんばってくれました。でもこれは片鱗。まだまだぜんぜん片鱗なのです。

三番手【みっこちゃん】。
アルパカセブンスの時から是非ともマムゼルで、と個人的に願ってました。みっこちゃんの演奏がマムゼルで聴けて、フリーダムフォーク集会の常連さん達に聴いてもらえて、とても嬉しいです。ピアノの音が響いた瞬間に、そして一言歌った瞬間、何だこの人?ときっと誰もが感じたことでしょう。ユンヤオと同様に面白音楽の求道者みっこちゃん。この夜のステージですらやはり片鱗なのですよ。

ここでいつも通り換気休憩を入れて。後半は四番手【きたよし】さんから
久しぶりにきたよしさんが来てくれました。この夜はなんとマッキーさん(by NEW MOON)との共演。今回聴かせてもらって、お二人の歌唱の相性がとても良いことに驚きました。自分たちの歌声の持ち味を活かした選曲もお見事で、どの歌もどの歌も心地良い演奏だった。「さよならはダンスの後に」が頭でぐるぐる回って離れない。なんて良い歌。

五番手【ぷらっとふぉーむ】
いつもテーマをしっかり決めて選曲をしてくるお二人。ステージを重ねるほどに演奏も歌も上手になって素晴らしい。数日前に放送された財津和夫(チューリップ)の特番を観て、と、チューリップのナンバーを披露(僕も観ておりました)。「青春の影」を歌う村上さんの声が財津和夫作品と合っていて良かった。紙風船の「冬が来る前に」も男女で歌うのにピッタリ。懐かしかった!

そして六番手、この夜のトリは【砂風金】。
GAROの曲、と言って歌う「ビートルズはもう聞かない」はなかなか他所じゃ聴けないナンバーでしょう。風の「海岸通」は直球ですが、間奏のギターフレーズまで再現してくれました。そして二曲歌ったところで、お嬢さん達にステージをバトンタッチ。
セサとシャナ登場。二人は出るたびに上手になりますね。英語の歌の迫力はもちろんのこと、姉妹のハーモニーの息の合い方は格別で、客席みんなが聴き惚れていました。

以上六組。いつもの顔ぶれに珍しい顔ぶれと、この日はホントにフリーダムな音楽が集まってくれて、それは刺激的な楽しい夜となりました。台風で落ちた気分が音楽でグッと持ち上がったのがわかった。もはや笑うしかない台風のグチも聞いてもらっちゃってスミマセン。皆さんお疲れ様でした!


次回のフリーダムフォーク集会は11月19日㈯です。現在すでに三組の出演希望を頂いております。奇数月第三土曜日にまたマムゼルでお会いできますように!

みっこちゃんのCDを買って聴きました。アルパカのCDも含めて、今作が僕は一番好きかも。いや、アルパカの傑作『かいじう』と双璧か。皆さんみっこちゃんに会ったら買うと良いです。


マシス
先週のことです。浜松へ行った帰り道、車の運転中に歌が出来ました。

「花の写真を見せないで」に続く、今年2曲目の新曲!家に着くまでにメロディと歌詞はほぼ出来たので、帰ってから細部を詰めました。

ギター持って歌ってみて、歌いにくいところとか、気になった箇所にちょこちょこ手を入れて、通して歌えるまでに一週間かかった(修整をかける前の歌詞が頭に残っていてゴッチャになる)。コード進行は普通だけど、ヘンテコな面白い曲になったと思います。

最初に浮かんだ仮のタイトルが「じだらく」で、詰めていくうちに「リタイア」とか「これから」などがタイトル候補に浮かびましたが、インパクトとしたらやはり自堕落か、と、「じだらく」に決定。鼻歌で作ったのでメロディ先行の歌詞は後付け。内容は僕の隠居願望ですね。

で、日記に歌詞を載せるにあたって、歌のイメージに合う画像がないかしらと検索してみましたが、いや、この歌詞には自分で描いてみよう、と、久しぶりにお絵描き実戦。5分で描いた。イーゼルの脚のイイカゲンなこと!
(本当は動画も載せたかったけど、まだまだ演奏が危なっかしくて断念)
「じだらく」

じだらくに 
じだらくに
好きなだけ 好き勝手に
朝寝して 二度寝して
通勤ラッシュは
もう乗らない

日がな一日
絵を描いて過ごす
一日
歌を作って過ごす

今までの ごほうびと
リタイヤを 楽しんで
これからは いくらでも
旅行にも 二人して

旅のつれづれに
観たい場所をまわる
その土地の
旨いものも食べる

帰ってきたらまた
ダラダラと
着のみ着のまま
ゆるゆると
じだらくに
じだらくに

たまに散歩して
買い物して
映画を観て
お茶を飲んで
うちに帰る

そしてまた
絵を描いて過ごす
好きなだけ
絵を描いて過ごす

そのうちに
バイトも探す


2022/09/11/18:30
~2022/09/14/15:27
~2022/09/15/18:38

マシス


お知らせです。今度の土曜日はマムゼルでみっこちゃんとユンヤオが観れる!楽しみです!もちろん他の出演者も楽しみです!
第180回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年9月24日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・COCORON(ピアノ&ボーカルの二人組)
・みっこちゃん
・ユンヤオ
・砂風金(ギター弾き語り)
・ぷらっとふぉーむ(男女ボーカル、ギター弾き語り)
・きたよし(ギター弾き語り、プラス女性ゲストボーカルにマッキーさん)

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩をはさみます。


台風の足が遅くて、まだまだ雨が続きそうですね。どうか大きな被害がありませぬよう。
今年2022年にラストアルバムを発表したのは拓郎だけじゃなかった。先月発売の角松敏生の新譜『Inherit The Life』も、角松いわく、これが最後のスタジオ録音のオリジナルアルバムになるそうで。
角松の新譜をちゃんと買うのは、実に『Summer 4 Rhythm』以来です。ずいぶんご無沙汰してましたが、今回は最後ということなので、これは聴いておかねば、と購入しました。

角松敏生の最近のコメントから察すると、年齢的にも自分のキャリアはカウントダウンが始まってる。残り時間にやれることは限られてるのだから、もうオレのやりたいよう好きにやらせてくれ、って感じでしょうか。

だからといって、最後のアルバムなんて、わざわざ宣言する必要あったのかしら、と思ったりもしますけど、そこは角松が言うことですから仕方ない。大人になっても大人気ないのが角松敏生。

チェックしてないので詳しくは知らないのですが、近年の角松は『東京少年少女』のように、演劇と音楽を使った舞台表現に興味が向かっているみたいですね。自分がいま最も楽しいと思う表現にこれから心血を注いでいくのでしょう。
で、せっかくの角松新譜はドライブでがっつり聴こう、と、日曜日に一人で浜松まで車で走って、カーステでガンガン聴いてきました。

アルバムの率直な感想を言えば、悪くない、です。陽光眩しいドライブに気持よく映える格好良い音楽で、ご機嫌な気持ちになれました。

でも、内容としたら、最後のアルバムっていうので期待が大き過ぎたところもあってか、個人的にはやや肩透かし気味でもありました。何も手抜きはないけど、キャリアの中で突出した作品とも思えない、ってくらいの印象。

これって、角松が演出、脚本、音楽監督をやっている『THE DANCE OF LIFE』という舞台のサウンドトラック・アルバムと思って聴けば、なるほど、と思える。インスト曲やインタリュードが曲間にいくつも挟み込まれてたり、途中に角松以外の女性や男性ヴォーカルがガンガン歌ってるのも、サントラだもんね、歌ってるの出演者かな、で納得できます。角松は今これがやりたいのだな、って想いは伝わってきます。

でもやはり、言いたいですね。これ、インストもインタリュードもない方が僕は好き。たとえばインスト云々をdisc2にまとめて、歌ものだけでdisc1としてアルバムを作ってたら印象違ったと思うな。

どのインスト曲もしっかりと格好良い出来だから、あれもこれもと収録して聴かせたいって気持ちは解る。けど、歌を待ってる耳にズッシリこれでもかというインストナンバーは、聴く集中力を挫きます。歌ものは続けて畳み掛けてくれた方が聞き手としたら嬉しい。角松敏生のヴォーカルのファンだからこそ余計にそう思ってしまいます。


僕は正直、『GOLD DIGGER』『Touch And Go』『Before The Daylight』の三枚、プラス『T’s BALLAD』の計四枚あれば 角松敏生は満足、っていう保守ファンです。解凍後をプラスするなら『存在の証明』と『Inkanatio』があればいい。でも角松敏生に、こっちのフィールドの活動の貴方が好きだからそれをやれ、戻ってこい、とは言えないです。過去の再生産をする行動を決して否定はしませんが、表現者がその時に一番興味のある新しいことに夢中になるのはまったく正しく健全だからです。

新しいことに取り組む姿勢を貫いて、それが例えウケがイマイチだとしても、前のめりに倒れるのなら素晴らしいと思う(もちろん角松に倒れて欲しいわけじゃなく、成功して浮上して欲しいですけどね)。

ひょっとしたら角松、今から誰もやらない凄いことをやって、角松敏生が時代の天下を取っちゃうかも知れない。できるのかな。期待はしますけど、角松やってくれるのかしら。ムラッ気多いからな。大人なのに大人気ないのが角松敏生だから。


収録曲について。「It isn't you」の歌詞の女の子、なかなか凄いことを言ってますね。斉藤由貴の「AXIAかなしいことり」の歌詞に負けないくらい、男を愕然とさせる台詞です。こんなこと付き合っている彼女に言われたら、男、立ち直れないですよ。

 

 とりあえず、ひさびさ角松敏生漬け。ラストアルバムはしっかり聴き倒します。

(追記。繰り返し聴くほどに好きになってきました。気分によって1曲目、3曲目のインストは飛ばすことがありますが、総じて歌ものはみんな良いです)



で、角松敏生を大音量で鳴らしながら向かったのは、浜松の老舗中古レコード屋【Sky Children】さんです。残念なことに近日閉店されるそうで、その前に行っておきたかったのです。


店内は常連さんと思しきお客様が先に三人。店長さんと談笑されてました。横で僕はCD棚を物色。どれも安い。

六枚買って計3600円。良い買い物できました。

ハンク・ウィリアムズを初めて買ってみたのは、エルヴィス・コステロが自伝の中であまりにも熱い文章でハンク・ウィリアムズの凄さを語っていたのを読みまして(美しい内容でした)興味を持ったからです。ハンク・ウィリアムズなんて昔の古い音楽ってイメージでしたが、作った名曲の膨大な数からして、只者じゃない凄い人だったのだなと思いました。

そしてなんといっても、ニッティ・グリッティ・ダートバンド。これ、震えるほど格好良かった。僕はカントリーって苦手だったのですが、こーれは凄い。たまらない音ですね。

マルコス・ヴァーリのライブアルバムも素敵でした。トッド・ラングレンのレアアルバムもご機嫌です。夜勤の初日、出金時間まで戦利品を聴き倒してました。耳福です。

浜松へのドライブの帰り道、頭の中で歌が浮かびました。言葉が一言浮かんだきっかけから、ツルツルと最後まで一曲でてきた。もう少し細部は詰めますが、外に出ると良いことがあるものです。



第180回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年9月24日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・COCORON
・みっこちゃん(初)
・ユンヤオ
・砂風金
・ぷらっとふぉーむ
・きたよし

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。よろしくおねがいします。



マシス

連れ合いとのウォーキングは続いております。毎日じゃないですが、適当にサボりつつも まる3年、せっせと40分歩くのが習慣になった。これは実に良いことだと二人で話しながら歩いてます。

ウォーキング、というと格好良さ気ですが、ただ夫婦で散歩してるだけです。もし運動目的でシャカリキにやってたら3年も続かなかったでしょう。これくらいチンタラ歩くのがうちらに合ってたと思う。頑張らない程度に頑張ってきました。

こんな散歩でも、きっと、何もやってないより幾分かは健康のためになってるはず。そう信じます。

散歩しながら、中秋の名月を連れ合いが撮影しました。
気持ち良く空が晴れてくれて、良いお月さんでした。家の前までは娘も出てきて、せっせと親子でお月さんをスマホで撮影してました(娘も散歩に誘ったけど来なかった)。

今年はお団子も買ってくれてあったので、すごくお月見っぽい。
夕食の後に家族で頂きました。みたらし団子、ひさびさ食べたけど美味しかった。

散歩が習慣になったのは、二人で歩いたから、ってのが理由として大きいと思う。歩いてる時間がお互いの近況報告の場になって、結構この40分が貴重な時間だったりする。家でずっと一緒にいるのに、歩いてる時のほうがなんかやたら喋る。不思議なものです。

《散歩行くけどどうする?(一緒に来る?)》と誘われたら、本当に休みたい時は我慢せずサボりますが、なんだかんだダベリながら歩くのが嫌いじゃないので、腰が上がるのです。

散歩の時間って、釣り人が釣糸を垂らしてボーッとしてる時間に似てる、とちょっと思ったりします。他のことを考えつつも散歩はサクサク歩いてるし、釣り人はボーッとしつつも魚をちゃんと狙ってる。散歩するようになってそんなことを考えるようになりました。


さて、秋といえば、今年もそろそろエヴリシング・バット・ザ・ガールの『ランゲージ・オブ・ライフ』の出番です。
秋に限らず、いつ聴いても好きなアルバムに変わりはないですけど、『ランゲージ・オブ・オブ』は秋のドライブにやたらハマるんです。一聴して地味で気怠いソフトな歌世界ですが、聴き馴染むとこれがエモい。ヘタなロックバンドよりも絶対にエモい(と僕は思う)。トレイシー・スーンもベン・ワットも全く力まない歌唱なのに、業を感じてしまう。



「letting love go」は大好きで、いつかカバーしてみたい。この気怠い感じが難しい。


アルバム全曲の動画を貼りたいくらい、好きな曲ばかり。EBTGの中で一番聴いているアルバムです。

男女二人組のユニットって、アマチュアミュージシャンでもたくさんいます。イベントをやると共演は男女二人組ばっかり、という時もあった。女性ボーカルってのは文字通り華があって、ソロで活動している男はとなりに華が欲しいと願うものなのでしょう。

EBTGはトレイシー・スーンもベン・ワットもそれぞれソロで素敵なアルバムを出してる実力者ですが、二人で組んだことでブレイクした。チャゲアスでもYOASOBIでも何でも、一人もいいけど二人のところが観たいと思わせるところ、二人組ってのはやはり魔法があるのです。

さて今月、9月のフリーダムフォーク集会は第四週の土曜日、9月24日開催です。瓦版のアンケートを募集させてください。
今回のお題目は【秋にピッタリのBGM】です。この季節につい聴きたくなる音楽、貴方のオススメを是非教えてくださいませ。コメント欄かメッセージで気軽にドシドシ書いてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします🙇


第180回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年9月24日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・COCORON
・みっこちゃん(初)
・ユンヤオ
・砂風金
・ぷらっとふぉーむ
・きたよし

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。よろしくおねがいします。




マシス
9月になりました。今月のフリーダムフォーク集会は第四土曜日の24日に開催します。いつもの第三土曜日とお間違えなきよう、ご注意くださいませ。
第180回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年9月24日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・COCORON
・みっこちゃん(初)
・ユンヤオ
・砂風金
・ぷらっとふぉーむ
・きたよし

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中で換気休憩を入れます。皆さんよろしくおねがいします。


今回、お久しぶりとはじめましての演者さんがいっぱいエントリーしてくださって、とてもとても楽しみです。あの!元アルパカセブンスのみっこちゃんがマムゼルに来てくれます。ユンヤオ、ぶりこら、きたよしさんも、とてもお久しぶりです。皆さんどうぞ体調に気をつけて、9月24日にマムゼルで元気にお会いできますように。


先日、マムゼルのマスターにオススメされていた、ダイアナ・クラールのアルバムを買いました。
『ウォールフラワー』(2015)はジャズシンガー&ピアニストのダイアナ・クラールがポップスの有名曲を集めて唄ったアルバムで、選曲がとってもゴージャスで美味しい。

以前に日記で僕がギルバート・オサリバンのことを書いたら、マムゼルのマスターがダイアナVersionをおすすめしてくれまして、オオ格好良い、と他の曲も聴きたくなり、ネットの中古CDショップを検索してみたのでした。

BOOKOFFのネット在庫を見たら、通常盤とコンプリートセッションズとあって、コンプリートセッションズの方は、通常盤に追加してニール・ヤングの「ハート・オブ・ゴールド」、ジョニ・ミッチェルの「ケイクス・オブ・ユー」他が収録されてる。そりゃコンプリートセッションズ一択でしょう、とポチった(通常盤よりなぜか安かった)。

ダイアナさんは女性にしてはキーが低く、男性のキーの楽曲もほとんどオリジナルのキーで歌ってます。シンプルなアレンジでダイアナさんが淡々と歌うと、よく知ってる曲でも楽曲の良さがくっきりと際立つようで、決して派手ではないけれど、しみじみと良いのです。イーグルスの「言い出せなくて」とかたまらんです。
ダイアナさんはエルヴィス・コステロの奥さまですが、今ちょうどコステロの自伝を読んでいるところで、コステロのアルバムをガーっと聴き返していました。ひとりコステロ祭りです。
自伝はようやく半分まで読めた。あまりにも内容が濃くて面白すぎるこの本、分厚くて先がまだ長いけど、読了したらこれもちゃんと感想を書きたいです。

エルヴィス・コステロの曲はもともと大好きでしたが、実のところここ数年、苦手意識がもたげて聴けなくなってました。コステロの作る決め決めなポップスとあの声に少し食傷してしまってたのですが、コステロひさびさに聴いたら、やはりスゲー良かった。

僕が最初に買ったコステロのアルバムは『スパイク』(1989)でした。社会人になって間もない頃、袋井駅前のCD屋さんでジャケ買いしましたっけ。
このジャケットですよ。この頃はコステロのことなんて何も知らず、当時の新譜コーナーで並んでたこのジャケットで、これってなんか良さそうだ、と冒険してみたら、ドンピシャでした。ジャケットを見て想像した歌声と、実際に聴いた歌声が全くイメージ通りそのまんまだった。

「ゴッズ・コミック」「ミス・マクベス」のように重たい曲も多いアルバムだけど、ポール・マッカートニーとの共作「ヴェロニカ」なんてまさにどストライクで、ジャケ買い大当りでした。

「ヴェロニカ」何回聴いてもご機嫌なナンバーです。

コステロはやはり歌声の魅力がバツグンですね。こんなにポップスと相性の良い声ってなかなかないと思う。あの声で歌えばどんな曲も極上のポップスになりそう。コーラスをしても他の声に埋もれず、突出して前に出て主張してくる、抜けの良さが尋常じゃないヴォーカルです。

すでに世間では《コステロっぽい歌い方》ってものが認知されてる感すらある。ジョー・ジャクソンとかダン・バーンは似てるって絶対言われたでしょうし、映画『すべてをあなたに』の主題歌もモロにコステロっぽかったものね。

この『スパイク』で味を占めて、もっとコステロの他のアルバムを聴きたい!と思って、いざ探すとなったら、これがぜんぜん(当時は)店頭に見つからなかった。で、いくつか地元のお店を回ったら、すみや磐田店で輸入盤の2ndアルバム『ディス・イヤーズ・ガール』(1978)と9th『グッバイ・クルーエルワールド』(1984)を発見。

ちょっと迷って、まずは『ディス・イヤーズ・ガール』の方を購入。
これが大当たり!一曲目の「ノー・アクション」からぶっ飛ばされた。コステロ最高じゃんと思いました。大音量で是非とも聴きたいオープニング!

I don't wanna kiss you ! I don't wanna touch ! !

デビューアルバムが傑作で、続く2ndアルバムがさらに傑作だった、というケースは、ザ・バンドやドアーズと同様に、コステロにも当てはまります。この『ディス・イヤーズ・ガール』こそ僕がコステロの最も聴いたアルバムで、改めていま聴き返してもホントに痛快爽快。人気曲「パンプ・イット・アップ」『チェルシー』収録。

早く次のコステロを!、と後日『グッバイ・クルーエルワールド』も買いました。が、こちらは僕的にはハズレ。「ザ・コメディアンズ」のようなとびきり美しい曲もあったけど(ロイ・オービソンの名唱でも有名)、前の二枚と比べたら通して聴くのがタルくて、今は売っちゃって手元にないです。でも、いま改めて聴いたら印象が違ったかも知れないですね。

次に聴いたのは『マイティ・ライク・ア・ローズ』(1991)。『スパイク』の二年後に出た作品で、これはすぐ飛びついて買いました。
前作『スパイク』と同様に、こちらもかなり聴き込みました。「ジ・アザーサイド・オブ・サマー」大好き。ポールとの共作「ソー・ライク・キャンディ」も入ってます。

余談ですが、ポール・マッカートニーのアルバム『フラワー・イン・ザ・ダート』(1989)と『スパイク』、そしてポールの『オフ・ザ・グラウンド』(1993)と『マイティ・ライク・ア・ローズ』が僕の中でセットで記憶されてます(二人の共作が収録されてるから)。ポールとコステロの相性って良かったんだなってことが伺えて、両方聴くとワクワクしたものでした。

で、少しずつですけど、コステロの過去アルバムがCD屋さんの棚に並ぶようになってきて、次に発見したのは確か『パンチ・ザ・クロック』(1983)と『キング・オブ・アメリカ』(1986)だったと思う。
これを買った当時の感想は《聴きやすっ》でした。今で云うシティポップ的な、やたら良い感じで軽いアルバム、と感じたのですが、いま聴くと当たり前に格好良い。『パンチ・ザ・クロック』は紛れもなく傑作。名曲揃いで捨て曲なし、初めての人に聴かせるコステロ入門編にピッタリの超ご機嫌な一枚です。

ちなみに、布袋寅泰はコステロからの影響をよく公言してましたが、BOØWYの超人気曲のイントロに「レット・ゼム・オール・トーク」からの影響を感じ取れます。


『キング・オブ・アメリカ』は、ザ・コステロ・ショウという変名で出したアコースティックな作品。コステロ迷走期?
コステロのキャリアではあまり目立たない作品?ですが、僕は結構これが好きで、ウォークマンでずっとエンドレスで聴いた思い出がある。アニマルズの「悲しき願い」はオリジナルより先にこのアルバムで知ったっけ。

そして、あまりにも有名なジャケットのデビュー作を、遅まきながらようやくゲット。
コステロといえば多くの人はこの1st『マイ・エイム・イズ・トゥルー』(1977)を挙げるでしょう。僕は後追いで聴いたせいもあってか、他の作品に比べて荒削りな録音だなぁ、と最初は評価がヤヤ低かった。が、これまた今聴き返してみると、すっごく良い(こればっかり)。いまさらですけど1st大好きです。久しぶりに聴いた名曲「アリスン」の歌詞を今でも覚えてて、音に合わせてそらで歌えたのがちょっと嬉しかった。

これ、二枚持ってる理由は、片方はボーナストラックでヒットシングル「ウォッチング・ザ・ディテクティヴス」が入ってるため買い直したのです。


象ジャケットの3rd『アームド・フォーセズ』と、ダメージジャケットの4th『ゲット・ハッピー!!』もマストです。この頃、コステロについて書かれた解説本(タイトル忘れた)を買いまして、その本の著者は、コステロの最高傑作アルバムは『ゲット・ハッピー!!』だと書いてました。そして『アームド・フォーセズ』こそ最もポップなアルバムだとも。

まぁ、最高傑作は人それぞれ意見があるでしょうけど、この二枚の楽しさは今週聴き返して再認識しました。この頃のコステロは正に才気煥発で、マシーンの如く名曲を量産出来たのでしょうね。
『ブルータル・ユース』(1994)は来日ツアーに行ったので、特別思い入れあります(思い入れ抜きでも凄く良いアルバムです)。そう、当時イベントでよくご一緒してたカトウさん、ハヤブサさんと一緒に観たのでした。

ある日、カトウさんが僕に会うなりいきなり

《エルヴィスといえば?!》

と強い口調で聞いてきて、僕は

《コステロ!》

と即答して、《おお合格!》となったのでした。それまで大半の人は《プレスリー!》と答えたそうです。そりゃあ無理もないです。

この話はオチがあって、《そんなキミにコステロの名古屋公演のチケットあるけど、一緒にどう?》とカトウさんに誘われたのですが、僕は

《申し訳無い、実は僕、もうチケット持ってる!》

と、ドヤ顔したという。そう、僕はひとりで行く気満々でチケット取ってたのでした。確かカトウさん達のチケットが14列目で、僕は13列目だった。当日は二人の前の列で、アホなほどノリまくる僕がいましたとさ。

(カトウさんは僕がこれまで出会った中でも最高の歌を作るSSWの一人で、カトウさんとハヤブサさんのコンビの演奏は最高にイカしてました。ずいぶん会ってないけど、お二人ともお元気かしら)

こんな感じで、『スパイク』以降、コステロの新作は出たら必ず買うようにしてましたが、『ザ・デリバリーマン』(2004)あたりでちょっと、コステロって耳が疲れるモウお腹いっぱい、って気分になってしまって、好きなアルバムをいくつか残して、あとはゴッソリ売ってしまったのです(ちょっと後悔してます)。

大好きなテレビシリーズ『スペクタクル』も観返してました。コステロの自伝と同様、コステロの音楽の博識ぶりと豪華ゲストの貴重なコメントがヨダレものにオモチロイ。このファーストシーズンはエルトン・ジョン、ルー・リード、スモーキー・ロビンソンの回がお気に入り。トニー・ベネットや奥様のダイアナの回もよく観ます。

セカンドシーズンでは、ブルース・スプリングスティーンやU2のボノも出たらしいんで、切に国内盤を販売して欲しいですね。


エルヴィス・コステロの曲って、J-POPの作り手に多大な影響を与えてると思います。コステロとJ-POPって絶対に相性良いでしょう。メロディやビートや歌いまわしに、もらいたくなるエッセンスがいっぱいある。僭越ながら僕も、二十代の頃に拙曲「開脚前進」で自分なりの「ヴェロニカ」を作ろうと挑んだことを告白します。その時に学んだのは、コードやメロディやビートといった表層部分、外皮だけ真似ようとしても、作りたいものにならないってことです。

耳から聴いた音楽のエッセンスをしっかり咀嚼して、お腹に一度落として、ある日、内から自然と湧いて出てくるものこそ、それが例え何に似ていても、自分のものって言えるような気がします。僕が鼻歌で歌を作るのを好むのはそこが大きいです。

僕がよく言う大好きな音楽三本柱《とびきり個性的な歌声》《美しくご機嫌なメロディ》《ひねりの効いた歌詞》とは、正にエルヴィス・コステロのことで、コステロを知ったことで生まれた価値観なのです。もちろんオサリバンも当てはまりす。

コステロの音楽はやはり楽しいですね。ひとりコステロ祭りのおかげで、コステロの新しいアルバム『ザ・ボーイ・ネームド・イフ』が今めちゃ気になってます。だって凄く評判いいんですよね。しばらく新譜は追ってなかったけど、ちょっと欲しくなってます。近日フラッと買っちゃいそう。


マシス